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【ペテン師の】森崎in異世界2【猪狩り】
[51]キャプ森ロワ：2009/02/21(土) 00:12:35 ID:??? ジャンクマン「何を馬鹿な事をッ！！もう一度ジャンククラッシュの餌食にしてやるまでよ！！」 底知れぬＲＸの力に内心畏れを抱くものの、ジャンクマンもそこは流石に悪魔超人の中でも “騎士”の称号を頂く程の猛者である。畏れを無理やり飲み込み、ＲＸを再びジャンククラッシュで 捉えようとする。それに対しＲＸは何故か動こうとしない。 ジャンクマン「馬鹿め！！今度こそ死ね！！ジャンククラッシュ！！」 ナレーション「その時！不思議な事が起こった！」 ＲＸ「ぐあああぁぁぁぁぁぁぁ！！があああぁぁ！！」 そして当然のことながらＲＸはモロにジャンククラッシュを受け、再び二回、三回とプレスされていく。 そして再びＲＸが肉塊になったのを念入りに確かめて、肉塊を思いっきり投げ捨てる。 ジャンクマン「…フフ…ハハハ…まったく…手間掛けさせやがって……ん？な、何だ！？」 ジャンクマンの目の前に液体の様な物が漂う。それはやがて人型へと変化していき… 今度は青いボディに真っ赤な目をした異形のものが姿を現した。 ジャンクマン「ぐッ…今度は何だ？」 ？？？「俺は怒りの王子ッ！仮面ライダーウ゛ァッ！アッー！エ゛ッ！ヴァイオ！ルァイダー！！」 ジャンクマン「な、何が…」 バイオ「確かに俺の体をお前は貫いた！だが！！その瞬間、俺はバイオライダーとなって お前の攻撃を受け止め、無力化！そして元に戻って倒れてみせたんだ！」 そして再び液体のような物に変化すると、ジャンクマンの後ろへ回り込もうとする。
[52]キャプ森ロワ：2009/02/21(土) 00:12:50 ID:??? ジャンクマン「く、来るなぁ！！」 ジャンクマンは半狂乱気味に後ろに回りこんだ液体を正確に「ジャンククラッシュ」で挟み込む。 こんな真似が出来るのも彼の「魔技ダブルフェイス」によって後頭部にも顔を出せるお陰であったが… ナレーション「その時！不思議な事が起こった！」 ガキンと金属がぶつかる音がした後 ジャンクマン「ウギャア！！」 今度は逆にジャンクマンが悲痛な叫び声を上げる。そしてジャンククラッシュから現れたのは 漆黒のメタリックボディに真っ赤な目をしたロボットがそこにはいた。 ？？？「俺は悲しみの王子ッ！仮面ライダーウ゛ァッ！アッー！エ゛ッ！ロボルァイダー！！」 ジャンクマンはそこまで来てようやく気が付いた。自分が戦っている相手は悪魔そのものだと。 その存在からすれば自分の“悪魔騎士”という肩書きはなんと霞んで見える事か。 ジャンクマン（こ、こんなのに…か、勝てるわけがねぇ…） もはやジャンクマンの心は完全に折れていた。 ロボ「ボルテックシューターッ！！」 ロボライダーの目の前に銃が現れる。そしてそれをジャンクマンに構え、その銃を撃ってきたところで ジャンクマンの意識は薄れていった…
[53]キャプ森ロワ：2009/02/21(土) 00:13:04 ID:??? ジャンクマンが再び目を覚ますと、先程の異形の姿からから元に戻っていた青年が ジャンクマンを覗き込んでいる。 青年「大丈夫か？悪かったな…」 何と事もあろうか完全に被害者のはずの彼が謝罪してくる。 ジャンクマン「…何故殺さなかった…」 その青年の態度に面食らいつつジャンクマンは問いかける。 青年「ん？誰だってこんなところにいきなり飛ばされれば気が立っていても当然だろ？ まぁあれ位の事はしょうがないさ」 と笑い飛ばす。 ジャンクマン（あれ位の…事…？） 先程の事を思い出しつつジャンクマンが驚きを見せている間に青年はさらに語る。 青年「それにせっかくこんなところで会ったんだ…何かの縁だと思ってな…でも悪かったな お前の気持ちも考えもしないでこっちの意見ばっかりぶつけちまった…俺の悪い癖だ」 そう言うとはにかんだ笑顔を見せた。 ジャンクマン（…大きいな…） 自分を殺そうとした相手をこんなに笑って許せる物だろうか。ジャンクマンはその青年の器に 自らの心が震えるのを確かに感じていた。そして悪魔にとっては強さこそ絶対である。 ジャンクマンはある決意を固めようとしていた。
[54]キャプ森ロワ：2009/02/21(土) 00:13:18 ID:??? 青年「もう大丈夫そうだし…じゃあ俺は行くぜ！また縁があったら会おう！」 と青年はその場から立ち去ろうとする。 ジャンクマン「ま、待ってくれ！！あんた…いや…アニキ！！」 ジャンクマンは慌てて青年を呼び止め正面に回りこむといきなり土下座を始め、 ジャンクマン「俺はあんたを兄貴分と決めた！これからはどこにでもついていく！ お願いだ！一緒に連れて行ってくれ！！」 と必死に懇願する。そしてジャンクマンの肩に青年の右手が置かれ、 青年「それじゃこれからは…おまえは俺の同志！！俺の友達だ…よろしくな」 と笑顔で言う。 ジャンクマン（…同志…友達…普段なら言われても腹が立つだけだが…今は何故だか心地いいぜ…） しかし30分後…ジャンクマンの決意は早くも崩れ去ろうとしていた。 青年「しんじる〜奴がジャスティスッ！！しん〜じつのお〜おおじゃ」 ジャンクマン（ギャアアアア！！な、なんだこれは…これならステカセキングの デッドシンフォニーの方が…グアアアア） そしてその歌声に引かれたのかは分からないが彼ら二人はこの後、蟹座を冠する黄金の鎧を纏った 青年と邂逅を果たす事になるがそれはまた別の話である。
[55]キャプ森ロワ：2009/02/21(土) 00:15:33 ID:??? ふぅ…思ったより長文なってしまった… 今日はこれだけです。これで燃え尽きました… 明日からは本編に戻りたいと思います。 でも本編が書けるか不安ですww
[56]森崎名無しさん：2009/02/21(土) 00:22:53 ID:??? 地獄のシンフォニーですよ〜
[57]キャプ森ロワ：2009/02/21(土) 00:25:54 ID:??? >>56 おっと…失礼しました…最後の最後でやらかしてしまった… そこは脳内変換でお願いします。申し訳ない…
[58]森崎名無しさん：2009/02/21(土) 00:53:40 ID:??? ウィル鬼もジョーも涙目ｗｗｗ
[59]森崎名無しさん：2009/02/21(土) 01:11:54 ID:??? ジャンクマンがなんかかわえぇｗｗ
[60]TSUBASA DUNK：2009/02/21(土) 10:23:24 ID:??? 新スレ乙です！そしていきなりの主役交代……えっ、違うの？ てつをとジャンクマンだけでもこの騒ぎなのに、デスマスクが入ったらどうなってしまうんだ！
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0ch BBS 2007-01-24