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キャプテン森崎外伝スレ4
[365]森崎名無しさん:2009/04/12(日) 00:42:41 ID:Su1DtaR6 B
[366]タイトル未定:2009/04/12(日) 01:02:25 ID:??? >B.「どうして俺なんです?」 まだ納得は出来なかった。 サッカーが出来る人間など、世界を探せばどこにだっている。 だからこそ反町は解せない。 紫「そうねぇ……まず、あなたはそこそこサッカーはお強いんでしょう?」 反町「…………」 紫が"そこそこ"という部分を強調した為か、反町は憮然とした表情だ。 しかし、それには一向に構わず紫は続ける。 紫「確かにサッカーが強い人は世界各地を探してどこにでもいるわ。 でも、プロの選手を連れてきたらそのチームの迷惑になる。 プロでなくても、例えばあなたの居た部屋のお友達を連れてくれば、きっとそのチームの迷惑になるでしょう?」 反町「……つまり、紫さんはこう言いたいんですか? 強い選手はそのチームに迷惑がかかる。 弱い選手だと連れてきても意味が無い。 だから……」 紫「チームに影響の無い程度で、"そこそこ"の実力を持つ人に来て頂いた、という訳ですわ」 反町の言葉を引き継ぎ、紫は悪びれた様子も無く言う。 何がおかしいのか、口元を扇子で覆いながらにやついた目でこちらを見ていた。
[367]タイトル未定:2009/04/12(日) 01:02:58 ID:??? その視線を受けながら、反町は内心腹立たしく思いながらも……しかし、強く出る事は出来ないでいた。 紫の言う言葉は、否定しようの無い事実だからだ。 反町(確かに、早田のディフェンスも森崎のキーパーとしての腕前も全日本には必要なものだ。 だが……悔しいけど、俺は全日本に必要だと言わしめるだけの実力は持ってない。 大丸や小池に比べればまだ必要かもしれないけど……でも、絶対必要とは言えない) 心の奥底から溢れ出す自分に対する怒りに、歯を食いしばって耐える。 ここでどれだけ吠えたところで、負け犬の遠吠えにしかならない。 その様子を、やはり微笑を浮かべて見守っていた紫が再び口を開く。 紫「それで……やっていただけるかしら?」 反町「…………」 A.「……わかりました」 確かに今、元の世界に戻っても全日本に自分は必要無いだろう……ならばここで戦うのも一つの選択肢だ。 B.「全日本ジュニアユースの選抜発表が明日に迫ってるんだ、帰して下さい」 それでも帰りたかった。 C.「やれば、帰してくれるんですね?」 とにかく、約束だけでも取り付けておかないと。 D.「……徹底的にやってやりますよ」 紫の目を睨みつけながら言った。 先に2票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[368]森崎名無しさん:2009/04/12(日) 01:04:56 ID:6uROMk56 B
[369]森崎名無しさん:2009/04/12(日) 01:05:06 ID:7B5nbkdM B
[370]森崎名無しさん:2009/04/12(日) 01:33:15 ID:??? 自由選択はないのかな
[371]タイトル未定:2009/04/12(日) 01:49:49 ID:??? >>370 やはりあった方がいいでしょうか。 とりあえず、今後続けてみて入れれる余裕があれば入れさせて貰います。
[372]タイトル未定:2009/04/12(日) 01:50:10 ID:??? >B.「全日本ジュニアユースの選抜発表が明日に迫ってるんだ、帰して下さい」 それでも帰りたかった。 反町「そもそも……俺が紫さんの頼みを聞く理由も無いはずです。 それに、俺がいきなり消えたらそれだけで同じチームの皆に迷惑でしょうし、家族だって不安になります。 こんなの、誘拐と変わりないんですから」 紫「……御託を色々並べてらっしゃるけど、結局のところはその全日本の代表という地位に戻りたいだけでしょう?」 反町「っ!」 図星だ。 このまま行けば、反町は何の問題もなく代表として選ばれるだろう。 見上監督がシステムを3トップにしてくれれば、FWとしてスタメンになる事も出来る。 森崎や翼、忌々しいが日向もいれば世界一だって夢じゃない。 そうなった時……自分は、もしかしたらフィールドの上に立てているのかもしれないのだ。 例え活躍をしていなくても。 仮にスタメンに選ばれなくとも、ベンチでだって世界一を喜ぶ事は出来る。 仮初でもいい、栄光を手に入れたい……それは、余りにも浅ましく卑しい考えだった。
[373]タイトル未定:2009/04/12(日) 01:50:39 ID:??? 紫「突然の申し出は確かに反町君にも悪かったと思いますわ。 でも……今の私はあなたを帰すつもりはありません。 また新しいサッカー選手を連れてきて、一から説明するのも面倒ですから」 反町「…………」 紫「あなたが私の提示した条件をクリアした時、あなたの世界へと帰しましょう。 それで構わないわね?」 反町「…………」 項垂れていた反町は小さく頷く。 先ほどまでにこやかに話していた紫は、今では毅然とした態度で反町を睨みつけていた。 その体から発せられる気圧を感じ、更に反町は萎縮してしまう。 紫「……ともかく、差し当たってあなたには人里近くの一軒家に移住して貰います。 そこを拠点として、以後の活動を行って頂戴」 反町「…………」 紫「具体的にはチームメイトを集めたり、練習をしたり、大会に出る事を事務局に申請したり……。 やる事は沢山あるわね」 そこまで言い切って、紫は小さくため息を吐いた。
[374]タイトル未定:2009/04/12(日) 01:51:03 ID:??? 紫「……ともかく、頑張って頂戴。 あなたには"そこそこ"期待しているのだから、よろしく頼むわ」 反町「…………」 紫「それじゃあ……今からあなたを一軒家へとお送りします。 そちらの方に、私が予め用意していたあなたのチームメイトがいるから、その人と一緒になって活動をして頂戴。 あと、私に用がある時は適当に呼んで頂戴。 起きてたら出向いてあげるから」 紫の言葉に、やはり反町はこくりと小さく頷くだけだった。 その後、紫は手早く隙間を作り出して反町をその中に押し込む。 反町は文句も何も言わず、ただなすがままなされるがまま隙間の中に入り込んでいった。 反町を送り出した紫は、小さくため息を吐いて一人ごちる。 紫「冷静なのかと思いきや、ただ保守的なだけなのね……。 よくも悪くも、人間的だわ」 ※反町の発言に気を悪くし、紫の評価がDOWNしました。 ※紫の反町に対する印象が 紫→(つまらない奴)→反町 になりました ※反町が自己嫌悪モードになりました。以後、行動にペナルティがかかる時があります。
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0ch BBS 2007-01-24