※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
キャプテン森崎外伝スレ4
[517]森崎名無しさん:2009/04/23(木) 23:31:00 ID:??? 頑張ってください! 導入部楽しみです!
[518]森崎名無しさん:2009/04/25(土) 02:41:39 ID:??? 女の子主役か、また新しい切り口で楽しめそうだ 楽しみにしてるよ! しかし隙を見せたらオッパイ談義に発展しそうだ… 住人達の手綱はしっかり握ってくださいw
[519]正美・作成中:2009/04/26(日) 11:35:22 ID:??? >>517-518 ありがとうございます!本当に救われる思いです。 昨日開始したかったのですが、筆が動きませんでした。
[520]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/04/26(日) 11:48:56 ID:??? 支援で応援! ということは今日から始まるんでしょうか? チームメイトはオリキャラ予定ですか?それとも他から引っ張ってくるのか… 期待して待ってます!
[521]正美・作成中:2009/04/26(日) 12:00:21 ID:??? >>520 新参者には反応いただけることがホントありがたいです。 いや、新参者でなくてもみなさんそうでしょうけれど。 チームメイト・対戦相手とも、私の脳の容量の関係で、 「誰それの妹」が不自然な割合で登場します。または敵の○番。 また、「アイツが味方なら頼れるな」とか、「アイツが敵だったら燃えるかも」 といった、「最強タッグ」とか、「ドリームチーム」を妄想するのが好きなので 「誰それの妹」以外は他作品のキャラを登場させる予定です。 「あいつ出るんじゃね?」とかピンと来ても内緒にしておいてくださいね。 あ、オリキャラは募集しようかな。 それでは始めたいと思います。
[522]南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2009/04/26(日) 12:02:57 ID:??? 正座して待ってます。 あと、更新時はageると読者が見易いですよ。
[523]キャプテン正美:2009/04/26(日) 12:04:38 ID:OZzKd/zg <導入編> 片桐「ふう…四月になったとたん、急に暑くなったな」 すでに夕刻になっていたが、妙に暑い日だった。 片桐はこの日、南葛市内のサッカー関連施設へドサ回りをしていたのだが、 数ヶ月カレンダーをめくりすぎたかと思わせるほどの暑さに辟易し、 一服しようと、この公園のベンチに腰をおろしていた。 片桐「ふう」 煙草に火をつけ、紫煙をくゆらせる。 ときおり通りぬける風が心地良い。 しばし、空白の時が流れた。
[524]キャプテン正美:2009/04/26(日) 12:07:19 ID:OZzKd/zg ??「むーっ!あったまくるなあ!」 突然、静寂は破られた。 片桐(チッ、先客がいたとはな…しかも、どうやら機嫌斜めのようだ) 気がつかなかったが、誰かがブランコに腰掛けている。 こちらに背を向けているため、向こうも片桐には気がついていないようだ。 片桐(男…ではないな、髪の短い女の子か。南葛中の女子生徒かな) 片桐がぼんやり考えているうちに、少女は誰かが忘れていったゴムボールを見つけ、 気分転換のためか、リフティングを始めた。 片桐(ほう、なかなか上手いな……ん?あの繊細なボールタッチ、どこかで見たような…?) ふと、少女が片桐の方へ顔を向けた。 まだ幼さを残しているが、整った顔立ちをしている。 意思の強さを感じさせる大きな瞳、すらりとした身体つき、舞うように軽やかな身のこなし。 それらを見た時、片桐の頭の中で記憶の糸がつながった。 片桐(山森!…山森の妹か!)
[525]キャプテン正美:2009/04/26(日) 12:10:02 ID:OZzKd/zg この春、山森正美は南葛中に入学した。 兄である山森正吾の影響を受け、正美は小さいころからサッカーをプレイしていた。 その正吾がキャプテンを務めていた縁があることから、 南葛中でサッカー部に入部しようと、練習場に訪れたのだが… 三年生部員A「マネージャーは間に合っているよ」 正美「いえ、マネージャーじゃなくって、選手として入部したいんです!」 三年生部員B「おいおい、女が選手だって?聞いたことないぜ」 元SCメンバー「いや、こいつは小学生のころのチームメイトなんスけど、かなり上手かったんスよ。 話だけでも聞いてやって…」 三年生部員A「なにィ?お前ら女よりヘタだったのかよ?それにつけてもお前らなんだよ?」 元SCメンバー「俺らが下手なんじゃなく、こいつが上手いんですって…」 三年生部員B「だいたい上手かったっていっても、小学生の時の話だろ? 中学サッカーはレベルが違うっての」 三年生部員A「そうそう、ここは小学校じゃないんだ、おままごとは他でやりな。」 三年生部員B「サッカーは格闘技だからな、お嬢ちゃんにはムリってことさ。 さあお前らも練習はじめっぞ」 正美「むっ…(やな感じ…)」 南葛SC時代の元チームメイトが味方してくれたものの、 サッカー部顧問である古尾谷、現キャプテンである石井の両者が所用のため不在だったこともあり、 結局ほとんど話すらさせてもらえず追い返されてしまったのだった。
[526]キャプテン正美:2009/04/26(日) 12:13:11 ID:OZzKd/zg 正美「あっ、たま、くる、なあ」 そうこぼしながらも、器用にリフティングを続ける正美。 正美「よっ、ほっと」 そういえば誰かがいたような気もするが、 ひとたびボールに集中するとほかの事は気にならなくなる。 声を出したことと、体を動かしたことによって、モヤモヤした気分はかなり発散された。 正美「うーん、これからどうしたらいいんだろう?お兄ちゃんに相談してみようかな…」 夕食後、正吾の部屋を訪ねる。 正美「(どきどき)お兄ちゃん?」 コンコン… ためらいがちにドアをノックすると、のんびりした声が返ってきた。 正吾「ん?どうしたんだい?」
[527]キャプテン正美:2009/04/26(日) 12:16:20 ID:OZzKd/zg 正美「かくかくでね、しかじかっていうわけ、それでね…」 話しているうちにヒートアップしてきたのか、だんだん正美の身振り手振りが大きくなる。 正吾「ははは、なるほどね。だから機嫌が悪かったのか」 正美「笑いごとじゃないよう」 正吾「ごめんごめん。うーん、そうだなあ…」 少しの間考えると、正吾はゆっくりと話し始めた。 南葛中キャプテン時代、チーム消滅の危機にあったこと。 仲間の助けを受け、一からチームをたてなおし、なんとか危機を乗り越えたこと。 その時のことを詳しく聞いたのは、これが初めてのことだった。 正吾がケガをして、自身もチームも大変な時期があったことは正美も知っていたが、 普段おっとりしている正吾が、そこまでの苦労をしてきていたとは知らなかった。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24