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キャプテン森崎外伝スレ4
[525]キャプテン正美:2009/04/26(日) 12:10:02 ID:OZzKd/zg この春、山森正美は南葛中に入学した。 兄である山森正吾の影響を受け、正美は小さいころからサッカーをプレイしていた。 その正吾がキャプテンを務めていた縁があることから、 南葛中でサッカー部に入部しようと、練習場に訪れたのだが… 三年生部員A「マネージャーは間に合っているよ」 正美「いえ、マネージャーじゃなくって、選手として入部したいんです!」 三年生部員B「おいおい、女が選手だって?聞いたことないぜ」 元SCメンバー「いや、こいつは小学生のころのチームメイトなんスけど、かなり上手かったんスよ。 話だけでも聞いてやって…」 三年生部員A「なにィ?お前ら女よりヘタだったのかよ?それにつけてもお前らなんだよ?」 元SCメンバー「俺らが下手なんじゃなく、こいつが上手いんですって…」 三年生部員B「だいたい上手かったっていっても、小学生の時の話だろ? 中学サッカーはレベルが違うっての」 三年生部員A「そうそう、ここは小学校じゃないんだ、おままごとは他でやりな。」 三年生部員B「サッカーは格闘技だからな、お嬢ちゃんにはムリってことさ。 さあお前らも練習はじめっぞ」 正美「むっ…(やな感じ…)」 南葛SC時代の元チームメイトが味方してくれたものの、 サッカー部顧問である古尾谷、現キャプテンである石井の両者が所用のため不在だったこともあり、 結局ほとんど話すらさせてもらえず追い返されてしまったのだった。
[526]キャプテン正美:2009/04/26(日) 12:13:11 ID:OZzKd/zg 正美「あっ、たま、くる、なあ」 そうこぼしながらも、器用にリフティングを続ける正美。 正美「よっ、ほっと」 そういえば誰かがいたような気もするが、 ひとたびボールに集中するとほかの事は気にならなくなる。 声を出したことと、体を動かしたことによって、モヤモヤした気分はかなり発散された。 正美「うーん、これからどうしたらいいんだろう?お兄ちゃんに相談してみようかな…」 夕食後、正吾の部屋を訪ねる。 正美「(どきどき)お兄ちゃん?」 コンコン… ためらいがちにドアをノックすると、のんびりした声が返ってきた。 正吾「ん?どうしたんだい?」
[527]キャプテン正美:2009/04/26(日) 12:16:20 ID:OZzKd/zg 正美「かくかくでね、しかじかっていうわけ、それでね…」 話しているうちにヒートアップしてきたのか、だんだん正美の身振り手振りが大きくなる。 正吾「ははは、なるほどね。だから機嫌が悪かったのか」 正美「笑いごとじゃないよう」 正吾「ごめんごめん。うーん、そうだなあ…」 少しの間考えると、正吾はゆっくりと話し始めた。 南葛中キャプテン時代、チーム消滅の危機にあったこと。 仲間の助けを受け、一からチームをたてなおし、なんとか危機を乗り越えたこと。 その時のことを詳しく聞いたのは、これが初めてのことだった。 正吾がケガをして、自身もチームも大変な時期があったことは正美も知っていたが、 普段おっとりしている正吾が、そこまでの苦労をしてきていたとは知らなかった。
[528]2 ◆vD5srW.8hU :2009/04/26(日) 12:16:46 ID:??? おお、山森正美が主役! 彼女が中一と言う事は、森崎が高2か高3、山森がその一つ下の頃でしょうか? 女の子が主人公のシリーズは初めてなので期待大ですよ!
[529]キャプテン正美:2009/04/26(日) 12:20:50 ID:OZzKd/zg 正吾「正美のほかにもいるんじゃないかな。 サッカーは好きだけどプレイできる場所がないって困ってる女の子は」 正美「…ぐすっ」 正吾「それにさ、今、女子サッカーはどんどん人口が増えてるって聞くから、 来年、再来年にはもっとそんな子は増えると思うよ。 そのときのためにも、女子もサッカーができる場所を作っておいてあげたらどうだろう」 正美「ぐすん、わたしが…?できるかな」 正吾「正美が、じゃないさ」 正美「えっ」 正吾「正美たちが、だよ。ひとりですべてのことをやる必要はないさ。 サッカーはひとりでやるものじゃない。協力してくれる仲間が正美にもいるはずだろ?」 こくん。 正吾「正美のプレイを見て、サッカーしてみたいって思う女の子もきっと現れるよ。しっかりな」 そう言うと、正吾は正美の頭を手荒く撫で、髪の毛をくしゃくしゃにした。 正吾「ほら、もう泣きやんでさ。けっこう遅くなっちゃったな、歯みがきして寝るんだぞ」 正美「むーっ、また子供あつかいしてっ」 正吾「おやすみ」 正美「…おやすみなさい。ありがとう、お兄ちゃん」
[530]キャプテン正美:2009/04/26(日) 12:23:45 ID:OZzKd/zg そして、また朝が来た。 今朝の太陽は、昨日までと違って見えたような気がした。 山森正美の物語は、ここから始まる。 <導入編・おしまい> ※続いて、<創部編>に移行しますが、その前にシステムについて。
[531]キャプテン正美:2009/04/26(日) 12:26:22 ID:OZzKd/zg 本編とはいくつかゲームシステムの変更点があります。 【目的】 三年以内(中学在学中)にチームを全国優勝へ導くこと。 サッカー以外の要素はたぶんあまりありません。 【時代背景】 女子サッカー選手は増えてきているが、まだまだ多いとは言えない時代。 静岡県全体でも女子中学生が所属できるサッカーチームは物語開始時点で10チームに届きません。 大会で好成績をあげるなどして、「女子サッカーもすごいじゃん!」と思う人が増えれば、 チームも増えていくかも…? 森崎:修行編三年目四月時 中山さん他:南葛高校三年進級時 正吾・新田:南葛高校二年進級時 正美:南葛中学一年入学時 本編から約八ヶ月(九ヶ月?)前の、中学一年四月時からスタートします。 一週間に平日・休日の二回行動機会があります。状況によっては平日二回行動可能です。 全国大会が八月、十二月(予選がそれぞれ六月一週・十月一週)にあります。 ※<創部編>は、一週間に平日前半・平日後半・休日の三回行動機会があります。 もし平日にサッカーの練習をする場合は、平日前半・後半の2ターンを必要とします。 五月四週の休日終了(八週間/24ターン)までにメンバーがそろえば一年夏から大会に出場できます。
[532]キャプテン正美:2009/04/26(日) 12:29:41 ID:OZzKd/zg 【能力値について】 能力値の設定は、本編とは変更します。 0〜3:サッカー未経験 4〜7:下手 8〜11:苦手 12〜16:標準 17〜20:得意 21〜24:上手 25〜 :中学生レベルを超越している ※正美たちは黄金世代ではないことと、 森崎が中学一年時の、オフェンスに定評のある池上先輩のシュートが24だったことから設定しました。 だいたい年齢=能力の平均。中学生だと12〜15くらいが平均レベルです。
[533]キャプテン正美:2009/04/26(日) 12:33:48 ID:OZzKd/zg 【能力値について2】 山森正美 最大ガッツ:600 ドリブル:14/2 パス:17/3 シュート:12/2 タックル:15/2 カット:16/2 ブロック:11/2 せりあい:11/2 高/低:2/2 セーブ:9/1 中学一年生としてはかなり上手いが、中学三年生や上手な二年生を圧倒できるとまではいかないレベル。 知力:7 正吾評価:5 名声値:3 【所持技能】 【任意/特殊】スナイピングパス (消費ガッツ80):パスを受ける対象との連携を一段階引き上げる 【確率/強化】パス○ (1/4:+2):1/4でパス+2 【確率/強化】タックル○ (1/4:+2):1/4でタックル+2 【確率/強化】カット○ (1/4:+2):1/4でカット+2
[534]キャプテン正美:2009/04/26(日) 12:39:13 ID:OZzKd/zg 【能力値表示について】 能力値の○/○の左:実能力。数値判定に使用する実際の能力です。 能力値の○/○の右:基礎値。これが高いと、凡ミスをしづらくなり行動が高いレベルで安定します。 また練習効果が出やすくなります。いわゆる「基本が大事」というやつです。 正美だと、例えばドリブル:14/2で実能力が14、基礎値が2になります。 知力:戦術理解、作戦説明・指示、試験、説得、勧誘、調べ物、機械操作、料理、口喧嘩、 等を行うときの判定に使用します。 サッカーばかりで勉強をしないと下がります。 正吾評価:正吾の正美に対する評価です。 10を超えると正美のすべての数値判定にボーナス、0を下回るとペナルティ。 また、登場人物は全員正美に対しての感情値を持っています。本編と同様のものです。 名声値:正美の知名度です。(女子サッカーの隆盛状況とほぼ同意です) 10以上・学校の有名人、20以上・市の有名人、30以上・県の有名人、40以上・全国区の有名人 現在は学年で名前が知られている程度・知っている人は知っている、というレベルです。
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0ch BBS 2007-01-24