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【バーツの春と】ファイアーモリブレム8【下克上】
[541]モリブレム ◆lT1/XKcIlo ：2009/04/21(火) 21:56:55 ID:??? >>538 戦うだけが経験値を稼ぐ方法じゃないぜ！リフは回復の杖を振ることで経験値を稼ぐ… 回復の杖を振るためには傷ついた人がいなければならない…つまり！そう！そういうことです！ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ワーレンの酒場→ ダイヤK ＞ダイヤ→ワーレンに潜んでいた売春業者と戦うためである そう…二人が酒場にいた理由とは、優雅なワーレンの裏の顔の一つ。 まだ年端もいかない幼い少女などを買い取り、奴隷同然な待遇で働かせているという集団を駆逐するためである。 ワーレンに駐屯するうえで、マルスはワーレンの町長とこの町について色々話し込んでいた。 北方にある砦や城の存在。ドルーア軍が兵士を集めて襲撃を企んでいるなど、情報を集めていたのである。 その話の中でマルスが気になったのがワーレンの酒場のことである。 マルス「そんな…！そんなことが今まで行われていたのか…！」 シーダ「タリスの王女として恥ずかしいわ…自国の民がそんな扱いをされていたことに気づかないなんて！」 町長「はい…わしらもあの酒場の悪い噂を聞きつけ、何とかしたいところなのですが… あの酒場は強力な傭兵たちを雇って口を出させないようにしているのです」 マルス「この町の傭兵は皆町のために尽力しているようなことを聞いていたのに…」 町長「面目ない…クリーンな町づくりのためになんとか彼らを追い出したいのですが…」 マルス「兵を休ませて貰っている恩もあります。私たちに任せてください」 シーダ「タリスの王女として…いえ、一人の女性として、きっとぶっ潰してみせましょう！」 町長「は、はあ…どうかよろしくお願いいたします…」
[542]モリブレム ◆lT1/XKcIlo ：2009/04/21(火) 21:57:52 ID:??? マルス「…まぁそんなこんなで僕たち二人は酒場に『お客』として潜入しているというわけなんだが…」 シーダ「み、店の雰囲気に飲まれないでくださいよマルス様！」 マルス「分かっているよシーダ…でも、僕はどうもこのアルコールの匂いというのになれなくてね…うう…」 シーダ「（私もなんだか気分がおかしくなってきたわ…早く何とかしないと…）」 二人とも強烈なアルコールの匂いに参り始めたころ、店の奥から１人の女の子が現れた。 青い髪の純朴な少女で、まだ店に入って間もないのかおどおどしている。 少女「あ、あの…ご、ご注文はい、いかがいたしましょうか？」 少女は布をただ巻いたような格好をしていた。それが豊満な体の女性ならば非常に妖艶な格好に見えていたであろうが 今マルスとシーダの目の前で注文を取っている少女は細く震えており、とてもそのような気分にはならなかった。 シーダ「（ねぇお嬢ちゃん、私たちはお客じゃないわ。このお店を牛耳ってる悪い人をやっつけにきたのよ）」 優しく小さな声で語りかけるシーダ。少女は驚きの表情で固まっている。 マルス「（安心して。このお店のオーナーはどこにいるんだい？）」 少女はこくりと頷き、小さな指を右奥の扉に指した。マルスとシーダは顔を見合わせると席を立ち上がる。 マルス「よし、行こうシーダ。早く片をつけてしまおう」 シーダ「は、はい…」 少女「（あれ…？さっきの女の人って…）」
[543]モリブレム ◆lT1/XKcIlo ：2009/04/21(火) 21:58:26 ID:??? マルス「はぁっ！」 シーダ「てぇーい！！」 ガゴッ！ボガッ！ドシーン！ 立ちふさがる傭兵達を息のあった連携で次々と打ち倒して進んでいく二人。 ついに酒場の一番奥の部屋…店のオーナーがいる部屋の前に辿り着いたのだった。 マルス「…ふぅ。いよいよだね」 シーダ「でも、マルス様。どうしてカインやアベル、オグマたちに任せなかったんですか？」 マルス「一国の主が見聞のために町に下り、世の乱れを正すことは珍しいことじゃないよ」 シーダ「へ？そうなんですか？」 マルス「はは…おしゃべりはこれくらいにしてもう一暴れしようか、シーダ！」 シーダ「はい！お供いたします！」 二人は同時に扉を蹴破ると部屋になだれ込む。そこにはいかにも悪いことをしてますというような 太った男が驚きながらこちらを伺っていた。 男「な、ななな、なんだきさまらぁ！？」 マルス「ワーレンの町長に頼まれてね。この店の悪事を暴きにきたんだ！」 シーダ「女の子達を今すぐ解放しなさい！」 男「う、うぬぬぬ…ええい！皆の者出会えい！であえーい！曲者だぞぉー！」
[544]モリブレム ◆lT1/XKcIlo ：2009/04/21(火) 21:59:14 ID:??? 男の声を聴きつけた雇われ傭兵たちがマルスとシーダを一斉に取り囲む。 シーダ「マルス様…囲まれちゃいましたよ？」 マルス「大丈夫だよシーダ。僕たち二人なら負けることは無い！いくぞ！」 チャキィッ！カーーーーーーン！！！ 先着２名様でお願いします。 暴れん坊王子＆王女→ !card+（支援補正6）＝ ワーレンの傭兵達→ !card＝ ！とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します 暴れん坊-傭兵が… ２≧余裕で勝利を収めた！ １≧苦戦するが何とか勝利を収めた！ ０＝ボロボロになったが何とか勝利を収めた！ -１≦負けてしまった… ※暴れん坊がダイヤで『彗星』で自分のカードの数値を×5にします。 暴れん坊がハートで『貫通』で相手のカードを-2します。 暴れん坊がスペードで『連続』で自分のカードを+2します。
[545]森崎名無しさん：2009/04/21(火) 21:59:41 ID:??? 暴れん坊王子＆王女→ ハート9 +（支援補正6）＝
[546]キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s ：2009/04/21(火) 21:59:50 ID:??? 暴れん坊王子＆王女→ ダイヤA +（支援補正6）＝
[547]森崎名無しさん：2009/04/21(火) 22:00:04 ID:??? >>541 かいふくのつえを使ったマホイミ理論（ダイの大冒険）を駆使して敵を虐殺するんだと思ってたのに…
[548]森崎名無しさん：2009/04/21(火) 22:00:38 ID:??? ワーレンの傭兵達→ スペード9 ＝
[549]森崎名無しさん：2009/04/22(水) 12:13:30 ID:??? 闘技場で戦ってて、いきなり現われた見知らぬ枯れたジジイに無理やり回復されたら… 犯された気分になりそうだｗｗｗ
[550]モリブレム ◆lT1/XKcIlo ：2009/04/22(水) 19:49:56 ID:??? >>547 それも面白そうかも…ｗちなみに森崎の闘技場とは違い、判定は簡略化されています。 カードのマーク、数字によって勝利数や入手ＥＸＰが変わってきます。 >>549 これがレナさんだったら絶賛の嵐だったんでしょうねｗ カードの引きによってはリフが天使になりえるかもしれません！ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 暴れん坊王子＆王女→ ハート9 +（支援補正6）＝15 ワーレンの傭兵達→ スペード9 -2（貫通）＝7 ＞２≧余裕で勝利を収めた！ 店のオーナーに雇われた腕自慢の傭兵達。しかし、過酷な戦を切り抜けてきた マルス王子と戦うたびに覚醒を繰り返すシーダ王女の足元にも及ばなかった。 マルス「さぁ、観念するんだ。大人しく店を引き払うなら命までは奪いはしない」 男「く、くそう…お、俺の店がァ…」 シーダ「これで店の女の子達も安心ね。早く知らせに行きましょう！」 ワーレンの酒場を潰し、囚われていた女の子達を見事に救い出したマルスとシーダ。 マルスはできるだけの援助を施し、彼女達を故郷に無事に帰れるようにしてあげたのだった。 少女「あの…ありがとうございました。お金までこんなに頂いてしまって…」 マルス「気にすることは無いよ。この店が隠していたお金だからね」
[551]モリブレム ◆lT1/XKcIlo ：2009/04/22(水) 19:50:14 ID:??? シーダ「いくら家のためだとはいえ、自分の体を売るなんてことをしてはいけないわ。 家族のことを思えば…あなたの無事こそが一番の財産なのだから」 少女「はいっ…あの…この軍にタリス出身のカシムという弓兵はいませんでしたか？」 マルス「カシム？ああ、ハンターとして軍には欠かせない存在になっているよ。（弓兵は彼とゴードンしかいないし…）」 少女「（よかった…無事だったのね、兄さん…）」 シーダ「もしかしてあなた…タリスの…」 少女「あ、私もう行きますね！これ、まじないが施されているお守りです！良かったら受け取ってください！」 少女は二人にお守りを握り締めさせると、慌ててタリス行きの船のほうに走っていった。 シーダ「………タリスかァ。お父様やお母様はどうしているのかしら」 マルス「今度手紙でも出してみたらどうかな？シーダが無事という知らせだけでもきっと喜ぶと思うよ」 シーダ「はい！それじゃあ早速羊皮紙とインクを買ってこなくてはいけませんね！」 マルス「そうだね。まだ時間もあるし、ゆっくり買い物でもしていこうか！」 こうしてマルスとシーダはワーレンの一部の膿を抜くことに成功したのだった…
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0ch BBS 2007-01-24