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【紳士】森崎in異世界3【激闘録】
[902]森崎名無しさん:2009/05/11(月) 00:45:56 ID:??? 連れて来たのは?→ ハートQ
[903]森崎名無しさん:2009/05/11(月) 00:46:38 ID:??? デスマスク…!? 乙でした!
[904]森崎名無しさん:2009/05/11(月) 07:20:46 ID:??? 大魔王VSデスマスクさん・・・まさか魔王まで成長させる気か!?
[905]森崎名無しさん:2009/05/17(日) 18:27:58 ID:??? そろそろ禁断症状が
[906]キャプ森ロワ:2009/05/17(日) 23:34:57 ID:??? >>903 デスマスクさんはやはり存在感抜群ですねw >>904 いやいやw流石にそれは……有り得るから怖い… >>905 そう言って貰えると本当滅茶苦茶嬉しいです! 休み無しの残業続きですっかり弱っていた私もこのコメントで漲って来ました!! てなわけで随分間を空けて申し訳ありませんorz今日でとりあえず仕事はひと段落ついて残業タイムは 終了したので、明日からまた時間が取れそうなのでガシガシ(といっても元々そんなに速くないですが…) 更新していきたいと思います。といってもまた6月に入ったら怪しいですが… 本来選択肢分岐だけの更新ならちょこちょこ出来たんですが、次のシーンは殆ど説明なので選択で進むより 会話のテンポをとった方がいいだろうとかなりの長文になって、まだ途中です…なので下手をすると明日も 更新できないかもですが、最低でも2、3日中には更新したいと思います。それではまた〜
[907]森崎名無しさん:2009/05/18(月) 00:56:53 ID:??? おお、乙です! 全裸にソックスとネクタイの正装でお待ちしていますw
[908]キャプ森ロワ:2009/05/19(火) 00:09:31 ID:??? >>907 あざーっす!ただ全裸は…「シンゴー!シンゴー!」となった後、地デジカになる可能性があるので 十分気をつけられますよう…w 何とか今日中に書き上がりましたので更新します。 ただ物凄く説明文な上に長文も長文なので、読むのがきついと言う方は最後の方までスクロールさせれば 何時もの様に箇条書きに纏めてありますので、そちらをどうぞ。それを見れば多分大丈夫…なはず… 必死に何回も推敲して、ちゃんと纏めたつもりではありますが???と言う方は遠慮なくどうぞ。 私も判らなくなっている可能性もありますが…orz
[909]キャプ森ロワ:2009/05/19(火) 00:10:10 ID:??? 連れて来たのは?→ ハートQ 何とヤンだけでなく、どこからか嗅ぎ付けたデスマスクもちゃっかり便乗していた。 レナスと共に現れたのはヤンだけではなく、もう一人姿が見えた。レナスはその人物を見た瞬間、 思わず額を抑え、 レナス「…何故お前がここにいる…」 と疲れたように呟くと、 デスマスク「フ…知れた事…俺は戦乙女の聖闘士だぞ?お前がいるところならばいつ何時 どこへでも駆けつける!!」 デスマスクの方はそれこそが心底自分の使命だと言わんばかりに、誇らしげに宣言する。それを見た レナスは大きく深い溜息を憑き、 レナス「…すまないが…このバカも一緒でいいか?…とりあえずいたずらに他の者に内容を話すような 奴では無い…とは思う…」 と自信なさ下にアルスに問うが、アルスもデスマスクの心底嬉しそうな表情を見ると、流石に帰れとも 言い辛く、一応了解をする。ちなみにヤンは未だ夢の世界である。 アルスが申し訳なさそうにヤンに声を掛けると、とりあえず、ヤンも目を覚ますが、眠たそうに目を擦りながら、 ぼんやりとアルスの説明を聞く。そしてあくびを一つした後に、 ヤン「…状況は分かったが…出来れば朝にしてもらえると助かったんだが…」 とぼやきながら、頭を掻き、レナスに向き直る。依然として眠たそうにはしているが、少なくとも 頭の回転はすでに始まっているようだった。
[910]キャプ森ロワ:2009/05/19(火) 00:10:31 ID:??? ヤン(…成る程…な) 目の前のレナスを見てそんな事を思う。ヤンの持論として、「神なんてしろものを考え出した人間は, 歴史上最大のペテン師」というのがある。目の前の女性が別の世界では神と呼ばれる存在だと知って、 尚更この持論に確信を持った。確かにレナスの力は人間には決して持ち得ないものであり、その姿は 圧倒的な神々しさに満ち溢れているが、ヤンはあくまで彼女はそういう力と姿を持った“人種”だと捉えた。 確かに人間より遥かに優れた彼女を見れば、それを持たない人間は彼女を絶対者として認めるであろう。 だが、彼女達がその力を用いて結局は何をしているかと言うと、人と同じ戦争であり、レナスがデスマスクに 対して呆れたり、怒ったりしている姿は正に人間のソレであった。 ヤン(まぁ…そんな事は今はどうでもいい事か…) ヤンはその考えをとりあえず引っ込めると、レナスがこれから語り始める内容に集中し始める。 レナス「……歴史とは常に分岐する可能性を持っている…」 こうレナスが前置きを始めると、元々軍人ではなく、歴史家志望のヤンとしては、必要な事とは言え、 自分の眠りを妨げる事となり、不謹慎ながらも余り乗り気でなかったが、俄然興味を持ち始める。 ヤン自身不本意ながらも、己の世界で軍人として歴史の表舞台に立たざるを得なかった者としては、 常にその歴史の分岐の可能性というものを考えていたからである。 レナス「この世界はある世界の有り得たかも知れない可能性を持った分岐の一つだった世界だ… だが…歴史の本流はこの世界を選ぶ事は無く…そしてこの世界は永遠に時を刻む事が無くなった… 本来ならば時が止まった時点でそのまま消失するはずの世界だった……」 ヤン(成る程…この世界は言わば平行世界…パラレルワールドの一つだったと言う事か…だとすると…) レナス「しかし何の因果かこの世界は時を刻む事が無くなった後でも在り続けた…今この世界には 過去も未来も、そして現在すらも無い……」
[911]キャプ森ロワ:2009/05/19(火) 00:10:53 ID:??? アルス「ちょっと待ってくれ!時間が無いって言ってるけど…ちゃんとこの世界だって朝には日が昇り、 夜には日が沈む…ちゃんと時間と言う概念はあるんじゃ?」 レナスの説明に疑問を持ったアルスは話の途中だったが思わず声を上げる。レナスはこれに特に 気にする風でもなく、その問いに答える。 レナス「確かにそう言う意味では時間と言う概念はあると言えるだろう…だがお前達が感じている時間は あくまで作り出されたものだ…そしてそれこそがお前達の身に起きている原因とも言える」 そこまで言うと、レナスはヤンの方に視線を送り、 レナス「私には正直未知の代物だが…お前なら理解できるかな?言わばこの世界は電脳世界とも 言うべき世界だ…」 レナスの説明を受け、ヤンはゆっくりと頭を掻きながら情報を整理し、組み立て、ポツリと呟く ヤン「…成る程…この世界がもし電脳世界ならばジョアン氏が行った数々の事柄にも説明が付くな…」 デスマスク「…もったいぶらずにさっさと話せ!」 ヤンを急かすデスマスクにレナスがひと睨みすると、デスマスクは借りてきた猫のようにおとなしくなった。 ヤンはそれを横目で見て苦笑しながら、
[912]キャプ森ロワ:2009/05/19(火) 00:11:06 ID:??? ヤン「正直私もその分野に明るいわけではないから細かい説明は省くが、要はこの世界自体が コンピューターとも言える存在で、この世界では、例えば先程言った、朝には日が昇ると言う事を プログラムと言うもので、人の手で作り出していると言う事だ。プログラムは…そうだな…まぁアルスにも 分かりやすく言うなら、呪文の詠唱みたいなものだ。そしてこの場合アルスがコンピューターとなる。 詠唱を行うことによってアルスが呪文を発動させるとするなら。プログラムはコンピューターへ指示する事に よってそれが行われるということだ。だから実際にこの世界では時間という概念はすでに無いが、 昼夜を繰り返すというプログラムによって、擬似的に時間が経ったように見せている…それと 一緒の理屈で、グラウンドの結界にも同じ事が言えるだろう…あの結界もプログラムによって、 そういう風に作られていると言う事だ…」 ヤンの説明に理解は出来るが俄かには信じがたいとしてアルスは難しい表情を浮かべ、デスマスクは 今の情報を整理しようとしきりに両手で頭を抱えている。ヤンはその姿を脇目に見ながら、 ヤン「勿論それを行っているのはジョアン氏だろうが、まぁ何故ジョアン氏がそんな事が出来るように なったかはこの際置いておこう…結果として事は現在起きてしまっているからね…そこで質問なんだが、 この世界が電脳世界と言うならば、今の私達の存在というのはどういう扱いになるんだい?」 レナスに質問する。それを受けたレナスはヤンの指摘に半ば感心し、再びゆっくりと語り始める。 レナス「…今のお前達は肉体と魂を切り離され、魂のみこちらの世界へとよばれている状態だ。 肉体は未だにお前達の世界で存在し続けている。無論こちらの世界では時間と言う概念が無いから お前達の時間は元いた時間で止まったままとなっている」 ヤン「…成る程…もし仮に元の世界へ戻ってもこの世界の出来事は夢の様な物で、時間が まったく進行してない状態で復帰できると言うわけか…それは実に効率的でありがたいんだが… だがもしも…こちらの世界で魂が消滅するような憂き目に逢ったら元の世界の肉体というのは どうなるんだい?」 内容こそ真剣そのものだが、ヤンの口調はそれを全く感じさせず、まるで人に道を尋ねるかのように 穏やかにレナスに質問した。
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0ch BBS 2007-01-24