※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【毒の男と】幻想のポイズン【秋の神様】
[64]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/04/14(火) 21:35:39 ID:??? >>60 キャプテン松山さん、ありがとうございます。 反町の引きは……試合や練習パートになれば覚醒してくれる、と信じています >>61 キャプテン霧雨さん、ありがとうございます。 静葉さんは前半の勧誘パートでは今ひとつでしたが、後半に文字通り神がかりの引きを発揮してくれました。 次の時もこの調子だといいんですが……。 >>62 南葛vs幻想さん、ありがとうございます。 穣子から、微妙に芋の匂いと混じってヘタレの匂いを感じます。 反町と穣子はこの先生きのこる事が出来るのか……。 >>63 世界を駆けるさん、ありがとうございます。 反町がナンバーワンプレイヤーになるには、乗り越えなきゃいけない壁が多すぎますね。 いやはや……。
[65]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/04/14(火) 21:35:51 ID:??? >E.ポジションに関係なく、とにかく人を集める 反町「あの妖精たちはどのポジションでもこなせるんだろう? なら、どのポジションの奴が来ても問題は無い。 もう既にFWには俺、MFには静葉さんと橙、DFには穣子がいる。 各ポジションにタレントは揃ってるしな。 まずはとにかく人を集めないと」 静葉「そうね……じゃあ、明日も今日と同じように三人で加入してくれそうな人の所に行きましょう」 明日の行動方針が決まり、静葉は橙の部屋のメイキングに穣子は夕食を作りに台所に行ってしまう。 不意に一人になり、呆けていた反町だが……。 妖精1「遊びに来たわよー!」 妖精2「うわー、お家でっかーい!!」 妖精3「ひろいひろーい!」 三種類の黄色い声が響くと同時に、勧誘をした三匹の妖精が居間に飛び込んできた。 妖精2「あ、人間だー!」 妖精3「人間だ人間だー!」 反町「よ、よう」
[66]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/04/14(火) 21:36:05 ID:??? 反町に気づくと、妖精たちは反町の周囲をぐるぐる飛び回りながら話しかけてくる。 一方の反町といえば、幻想郷に来たのも二日目という事で多少は慣れはしたものの。 宙を自在に飛び回る妖精たちに内心警戒しつつ。 それでも、これからチームメイトになるのだからと出来る限りの笑顔を持って返事をする。 妖精1「ねぇ人間ー、あんたが練習を教えてくれるのよね?」 反町「ん……まぁ、そうだな。 ただ、いつも見れる訳じゃないと思う。 俺だって練習をしなきゃいけないし……。 あと、俺には反町って名前があるんだからちゃんと名前で……」 妖精2「ねぇねぇ、練習すれば絶対チルノに勝てる?」 反町「そのチルノって奴がどんな奴かわからないし、お前達の実力もわからないからなんとも……」 妖精3「おなかすいたー、おなかすいたー」 反町「……今、穣子が夕飯作ってるから待ってろよ」 前後左右から質問責めをされ、疲れ果てる反町。 妖精たちはしばらくすると反町に興味を無くしたのか、夕飯を作っているという穣子の元へと去っていった。 反町(うーん……どうにも静葉さんのように上手くいなす事が出来ないな。 子供は苦手じゃないつもりだったんだが……)
[67]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/04/14(火) 21:36:19 ID:??? 妖精達との付き合い方に頭を悩ませていると、玄関の方からコンコンと小さなノックが聞こえてきた。 反町は一旦考えを止め、返事を返しながら戸を引く。 するとそこには小さな風呂敷包みを片手に下げた橙が立っていた。 橙「こんばんわ、反町さん。 これからお世話になります!」 反町「ああ、こっちこそよろしく。 まあ、とりあえず上がれよ。 ……って、まるで自分の家みたいに言うけど、お前の家みたいなもんなんだよな……ここも。 紫さんが用意したもんだしさ」 橙「えへへ、お邪魔します……じゃなくて、それじゃあただいま!」 元気よく挨拶をしながら、橙は玄関の戸をくぐり家に上がる。 そのまま居間へ通してお互い席に着くと、橙は風呂敷包みを開けて中身を取り出し反町に差し出した。 橙「はい。 これ、藍様お手製の稲荷寿司です。 急に人数が増えて、お料理を作るのも大変だろうって持たせてくれました」 反町(狐だから稲荷寿司か……まんまだな)「へぇ、美味しそうじゃないか」 橙「えへへ、藍様のお料理は天下一品ですよ! あ、それとこれは藍さまから反町さんへのお手紙みたいです」 反町「手紙?」 一旦稲荷寿司をちゃぶ台の上に置き、藍からの手紙の封を切り読み始める反町。 そこにはこう書かれてあった。
[68]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/04/14(火) 21:36:28 ID:??? 『反町 一樹 殿 まずは主人である八雲 紫により、幻想郷に拉致されてしまった事について謝罪をさせてもらう。 本当にすまない。 ただ、紫様の話を聞く限りではお前が紫様の望む通りの結果をこの幻想郷で起こしたならば、 すぐさま元の世界に戻すつもりだという事なので安心して頂きたい。 私も、同じチームとしてお前を助ける事は出来ないがそれ以外の事で手伝える事があれば手伝わせて貰うつもりだ。 まずその手伝いの一つとして、私の式である橙をお前達のチームに加入させてもらう。 橙はまだ未熟ではあるが、それでもそこいらの木っ端妖怪や妖精に比べれば比較にならない力を持っている。 きっとお前達のチームにとって益のある存在となるはずだ。 ただ、先も書いた通りまだ未熟であるが為、私達のような所謂強豪の妖怪と戦うには力が不足している。 その点は、お前達が鍛えて橙を伸ばしてあげてくれ。 どんな辛い練習にも弱音を吐かずに立ち向かえ、と言っているので安心して扱いてやって欲しい。 いつか、お前や強くなった橙とサッカーで戦える日を心より楽しみにしている。 何かあれば、いつでも橙に言って頼ってきてくれ。 八雲 藍』 反町「…………」
[69]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/04/14(火) 21:36:47 ID:??? 反町はその手紙を読み終わると静かに封筒に戻し、懐にしまった。 橙「藍さま、何て書いてありました?」 反町「ああ。 いつか強くなった俺達と戦ってみたい……ってさ」 橙「俺達って、もしかして私もですか!?」 反町「当然だろ。 強くなった橙とも戦ってみたいって書いてあったよ」 橙「……頑張りましょうね、反町さん!」 反町「ああ、勿論だ」 幻想郷を混乱させれば元の世界に帰してくれると保障してくれた事。 更に、何かがあれば助けてくれると言ってくれた事に内心感謝をする反町。 反町(確か紫さんも何かがあれば呼べとか言ってたし……いざという時は頼れそうだ) ※橙を通して藍に連絡をする事で、藍に手助けを求める事が可能になりました。 ただし、必ず助けてくれる訳ではありませんし、あまりに求めすぎるとペナルティを受けます。
[70]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/04/14(火) 21:37:02 ID:??? その後、橙の部屋を用意していた静葉が居間にやってきて、続いて妖精三匹に囲まれた穣子もやってくる。 一応初対面となった橙と妖精達が軽く挨拶をし合っていたが、 元々人懐こい橙と誰にも物怖じしない妖精たちはすぐに仲良くなったようだった。 昨日まで使っていた小さなちゃぶ台では七人も座れなかった為、反町が隣の部屋にあった長机を持ってくる。 橙が持ってきた稲荷寿司に、穣子の作ったこふき芋と肉じゃがを食べ。 七人はそれぞれ親交を深め合った。 妖精1「おー、この肉じゃがおいしい!」 穣子「当然よ! 私を誰だと思ってるの? 豊穣の神、秋穣子様よ?」 妖精2「でも芋料理しか作れないんじゃないの?」 静葉「……というか、秋の味覚を使った料理しか作れないのよね。 穣子」 妖精3「このおいなりさんもおいしー」 橙「でしょでしょー? 藍さまのお料理は天下一品なんだから!」 反町(賑やかだなぁ……) 騒がしい夕食となったが、反町は別に嫌な気分にはならなかった。 それどころか、どこか不思議と心地いいような感情さえ抱いていたのだ。 反町(思えば、これだけ仲のいいチームっていうのも珍しいよな……。 東邦は日向の独裁政権で仲のいいチームっていう訳じゃなかったし。 南葛も……森崎と翼はあまり仲は良くなかったみたいだしな) 食事を終えた七人は、それぞれの部屋へと戻る。
[71]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/04/14(火) 21:37:24 ID:??? 自室に戻った反町は、布団の上に座り込んで考える。 反町(そういえば静葉さんと穣子は、今日の朝に朝練をしてたんだっけな。 んー、俺もすべきだろうか?) A.よし、一人で練習しよう B.よし、静葉さんと穣子を誘って練習しよう C.よし、橙を誘って練習しよう D.よし、妖精達を誘って練習しよう E.面倒だ。 朝練はやめておこう 先に2票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[72]森崎名無しさん:2009/04/14(火) 21:38:03 ID:IPwqwmqQ D
[73]森崎名無しさん:2009/04/14(火) 21:40:48 ID:ukI0lqi6 D
[74]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/04/14(火) 21:55:16 ID:??? >D.よし、妖精達を誘って練習しよう 反町(そういえば、あいつらチルノって子に勝ちたいから俺達のチームに入ったんだっけな。 その願いも叶えてやらなきゃ……) そう考えると、反町はすぐさま妖精達の部屋に行き、明日の朝練習をする事を伝える。 妖精たちは最初こそ渋っていたものの、チルノの名を出すとすぐに了承をしてくれた。 反町(なんとなく操縦の仕方がわかってきたような気がするな……。 って、なんか汚い考えだな……これ……) ※妖精たちのチルノに対する感情が発覚しました。 妖精1・2・3→(ライバル意識)→チルノ その後、自室に戻ると反町はすぐに布団に潜り込み夢の世界へと旅立っていった。 二日目終了
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24