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【大空翼VS】TSUBASA DUNK 10【桜木花道】
[249]TSUBASA DUNK:2009/05/31(日) 23:06:56 ID:c5wwY5Pk タイムアウトの時間が終わり、海南のベンチから翼の代わりに宮益がコートに入る。 観客「誰だ、あれ?」「小さくねえか?」「あれでも海南の選手なのか?」「弱そう」 観客が好き勝手に言う。だが、確かに宮益の見た目は少なくともよいバスケ選手には見えない。 宮益義範(みやますよしのり) 海南大附属高3年 160cm 42kg 試合経験ほとんどなし(予選トーナメント決勝で少しだけ) 見た目ひよわ 海南大付属高バスケ部の練習は質・量ともにケタ違いにキツいことで知られている。毎年春には 各中学のエース級としてならした連中がこの名門校に憧れて入ってくるが、半分は1週間で やめる。1か月でさらにその半分がやめ、1年が経つころ残っているのは2割に満たないと 言われている。 宮益は初心者だった。 しかし、彼は残った。そんな彼に部員たちの信望は厚かった。 馬場「気合入れていきましょう、宮さん!」 横島「ファイト!1発たのんますよ、宮さん!!」 ベンチから控え選手が宮益に声援を送る。 牧「宮、お前の3年間をぶつけてやれ!」 宮益(やるぞ、この僕にできる限りのことを)
[250]TSUBASA DUNK:2009/05/31(日) 23:07:49 ID:c5wwY5Pk 湘北ボールで試合が再開してすぐ、コート上に不思議な光景が広がる。 桜木「ぬ?」 宮益「10番オッケー!!」 観客席「なんだ!?」「あの身長差で抑える気か?」 湘北キャプテンの赤木がその意図に気付く。 赤木「!!(いい動きをしていた翼って奴を下げるのを不思議に思っていたが……高頭!!)」 流川「なるほど、うまい」 記者A「これは……ボックス&ワン?翼くんでいいじゃない。どうしてわざわざミスマッチに?」 ボックス&ワンとは相手のキープレーヤー1人にマークをつけ、残りの4人でゴールの近くで ゾーンを敷く守備体系である。 桜木「おのれ海南!この天才にザコを!!」 自分のマークが小さく、ひよわに見えることに不服と感じた桜木が大声で叫ぶ。 桜木「陵南のボス猿や仙道すら恐れる、このゴール下の覇者に!!」 宮益「う、うるさいな。いいから来い!」 舘嶋「いいッスよ、宮さん!もっと言ってやってくださいよ!!」 宮益「ぼっ……僕からゴールを奪えるもんなら奪ってみろ!」
[251]TSUBASA DUNK:2009/05/31(日) 23:10:13 ID:c5wwY5Pk その時、ゴール下の桜木にパスが通る。 桜木「言われんでも奪ってやるわ!くらえ!!」 桜木がゴール下のシュートの構えに入る。 宮益「……」 宮益は高頭監督に言われた作戦を思い出す。 宮益(監督は僕にこう言ったんだ。『できるだけ桜木を挑発するんだ。でもディフェンスはなにも しなくていい』) その言葉どおり、宮益は動かない。 桜木「な!?なぜ跳ばん!?」 ブロックにこない宮益を不審に思いながらもそのまま桜木はシュートを放つ。 先着1名で 桜木のゴール下は入るかな!?→ !card と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。 数値が ≧11 ゴール!得点に! ≦10 リングに弾かれ、リバウンド勝負に! 【補正・補足】 桜木のスキル「初心者」が発動しています。JOKERか、マークがダイヤでないと成功しません。
[252]森崎名無しさん:2009/05/31(日) 23:11:07 ID:??? 桜木のゴール下は入るかな!?→ スペードQ だが天才
[253]森崎名無しさん:2009/05/31(日) 23:14:56 ID:??? スキルなかったら入ってたww
[254]TSUBASA DUNK:2009/05/31(日) 23:42:32 ID:c5wwY5Pk >>253 ホント、危なかったです。展開に困るところだった。 *** バン! 桜木のシュートはリングに当たることすらなく、バックボードにぶつかって跳ね返る。 記者A「外した!?」 記者N「フリーだぞ!?」 安西「……」 高頭「ニヤリ」 跳ね返ったボールは運よく、打った桜木の元に返ってきた。再びシュートを打つが、またしても 外してしまう。 バゴッ 桜木「うっ!!」 観客「また外した!?」「あいつのゴール下はまるっきりの素人シュートじゃねーかっ!?」 客席もざわつきだす。シュートを外した桜木の、自分自身への怒りの矛先が宮益に向けられる。 桜木「くそ……てめーは張り合いがなさすぎるぞ!!やる気あんのか!?」 宮益「ある!」 しれっと宮益が返す。
[255]TSUBASA DUNK:2009/05/31(日) 23:44:52 ID:c5wwY5Pk 水戸「そーか」 湘北の応援席で桜木の友人、水戸が何かに気付く。 水戸「あいつは相手が強ければ強いほど……負けまいとして、その強さに夢中で対応してきた。 ボス猿(魚住)や仙道のような奴らに負けまいと張り合う中でドサクサにまぎれて活躍 してきた……」 晴子「はじめてお兄ちゃんと勝負したときもそうだったわ」 水戸「うん。相手が強くなきゃ、実力以上のもんは出ない」 赤木(たった15分で桜木のすべてを見抜いたか。恐るべし……知将・高頭!!) 桜木「くそっ」 悔しがる桜木をベンチから冷静な目で高頭が見つめる。その手には扇子が握られ、パタパタと 涼しげな音を立てていた。 高頭「さあ、メッキがはがれてきたぞ」 安西(さすが高頭くん。桜木くんを裸にした……) 高頭「すごいジャンプ力やリバウンドに惑わされちゃいかん。運動能力はあっても彼はあくまで 3か月。……素人だ」 その言葉は誰に向けられたものでもなかったが、ベンチのすぐ脇で座っていた翼の耳に残った。 翼(運動能力はあっても……素人、か。まるで俺のことじゃないか) なんとなく悔しくて、翼は膝の上に載せた両方の拳を強く握った。
[256]TSUBASA DUNK:2009/05/31(日) 23:46:05 ID:c5wwY5Pk コート上では桜木のミスシュートのボールに対し、リバウンド争いが繰り広げられていた。 赤木「負けん!」 田辺「こっちのセリフです!(赤木さん、魚住さん、花形さんと勝負できるのは今年しかない。 来年、自分こそが神奈川bPセンターだと胸を張って言えるよう、絶対に勝つ!)」 先着2名で (攻撃側) 赤木のリバウンド→ !card+(OF・リバウンド)54−(ポジショニング)0 (守備側) 田辺のリバウンド→ !card+(DF・リバウンド)54−(ポジショニング)2 と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。 (攻撃側の数値)−(守備側の数値)が ≧1→攻撃側がボールをキープ! ≦0→守備側がボールを奪う! 【補足・補正】 接触プレーで両方のマークがクラブで、2人の合計が奇数のとき守備側の反則になります。 偶数の時は攻撃側の反則になります。(複数いる時は先にカードを引いた者を優先) *** 今日はここまでです。おやすみなさい。
[257]森崎名無しさん:2009/05/31(日) 23:46:31 ID:??? 赤木のリバウンド→ ダイヤJ +(OF・リバウンド)54−(ポジショニング)0
[258]森崎名無しさん:2009/05/31(日) 23:46:53 ID:??? 田辺のリバウンド→ クラブ6 +(DF・リバウンド)54−(ポジショニング)2
[259]森崎名無しさん:2009/06/01(月) 00:44:39 ID:??? 乙でした!
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