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【大空翼VS】TSUBASA DUNK 10【桜木花道】
[25]TSUBASA DUNK:2009/04/27(月) 12:24:33 ID:VYXztmO+ 前スレより >流川のイメージトレーニング→ ダイヤK >ダイヤ・ハート・スペード→楽に翼を抜く、いいイメージを掴む。 流川(俺の予想だと、アイツのディフェンス技術はこれくらいだ) 自分の想像した翼に対し、いくつかのフェイントをかける。 流川(サッカーやっていたらしいし、フェイントへの対応は結構いいはず……でもよ!) フェイントを読まれていることは承知していたが、それでも流川は強引に抜きにいく。そして、 それは成功した。鋭い、もしくは複雑なフェイントに対応しようとした時に、手を出すのを 躊躇する癖が翼にはあった。バスケ経験の少ない翼は、ディフェンスの読みをサッカーの時の 経験で補完していた。相手を出し抜く方法には共通するものが少なからずあった。しかし、当然 ながらサッカーでは使えない。 流川(さっきの試合ではその動きだしの鋭さで相手を上手く騙していたけどよ、腕だけは動きが 遅れていたぜ。それはサッカーの癖だろ) 流川は九頭龍戦で見せた翼の動きからそれだけのことを読みとっていた。 流川(そして、ドリブル……あの変なフェイントには引っ掛からないようにしよう……) 流川は入念に翼対策を立てた。しかし、bPルーキーと目される彼が、なぜそこまで初心者の 翼にこだわるのだろうか……? *** 流川のドリブルに対翼補正(+2)が付きます。試合で止められるまで有効です。 流川が「強引なフェイント」に引っ掛からなくなりました。 (クライフターンは試合で見せていないので大丈夫です)
[26]TSUBASA DUNK:2009/04/27(月) 12:25:31 ID:VYXztmO+ >森崎に手紙を書く。 翼は、寮にある殺風景な自室で便箋に向き合っていた。その眉間にはこれでもかと皺が寄り、 文字を書くために握られたペンは指の間をくるくると回ってはいたものの、便箋の上を走る ことはなかった。 翼(なんで俺が森崎のためにこんなに悩まなくちゃいけないんだ?) なぜ、翼がこうして森崎に手紙を書いているのか?そもそもは決勝リーグを明日に控え、昂る 気持ちを落ちつけようと手紙を書くことにしたのだった。文章を書くことで精神を集中できると 何かで見たことがあったような気がした。そうして机の引き出しから便箋を引っ張りだした ものの、誰に宛てて書くかで非常に迷った。理由は単純で、「恥ずかしいから」だ。 翼(森崎なら海の向こうだし、顔をしばらく見ることもないだろうからって決めたんだっけ) もういいやと思いつくことを適当に書くことにした。その内容は…… A 翼自身のこと B 海南バスケ部のこと C 神奈川のバスケのこと D 森崎のことを尋ねる E パルメイラスのことを尋ねる F ブラジルサッカーのことを尋ねる G その他(ご自由にお書きください) 1人3つまで選択してください。先に2票集まった内容3つで手紙を書きます。投票はageで。 なお、同点の場合は該当レスの先に書かれていたアルファベットを優先しますので、できれば 希望する順番にご記入ください。もしかしたら森崎から返事があるかもしれません。
[27]森崎名無しさん:2009/04/27(月) 12:38:42 ID:WJBLStU2 A D G彼女できたか尋ねる
[28]森崎名無しさん:2009/04/27(月) 12:56:21 ID:/USH6tzQ A D F
[29]森崎名無しさん:2009/04/27(月) 13:07:08 ID:0rgAwXk+ AとDは決まったようなので G もう君は大人の階段を登ったかい?
[30]森崎名無しさん:2009/04/27(月) 13:18:58 ID:zuZ07pLc G 中山のことを書く
[31]森崎名無しさん:2009/04/27(月) 17:09:47 ID:/C8DcB1I G彼女できたか尋ねる
[32]TSUBASA DUNK:2009/04/27(月) 18:50:33 ID:VYXztmO+ >A 翼自身のこと >D 森崎のことを尋ねる >G 彼女できたか尋ねる 翼「書き出しは『森崎様』か?いや、手紙とはいえアイツに『様』を付けるのは腹立たしい。 アイツは『森崎くん』で十分。うわ、それでもさぶイボ出てきた」 書き書き…… 『森崎くん』 『キミがブラジルに渡って半年以上が経ったね。一時帰国した卒業式では、キミはキミの道で、 俺は俺の道でお互いに頑張ろうと約束をしたけど、どうしていますか?』 翼「これは気持ち悪いぞ。昂っていた気持ちもだいぶ萎えてきた」 書き書き…… 『俺は進学した海南大付属高校のバスケ部でレギュラーに選ばれたよ。明日から神奈川県大会の 決勝リーグが始まる。俺たちは王者として3チームを迎え撃つ。優勝して今年も俺たちがbPと 証明してみせるとチームメイトたちも意気込んでいるよ』 翼「近況報告ってのはこんな感じでいいのかな?分からん」 書き書き…… 『森崎はパルメイラスでどう過ごしているんだ?レギュラーは取れたのか?成長したか?』 翼「そして、最後に重要なことをひとつだけ尋ねなくては」 『森崎、彼女はできたか?』
[33]TSUBASA DUNK:2009/04/27(月) 18:52:25 ID:VYXztmO+ 翼「人生のどんなことであっても、アイツに先を越されることは許せないからな。しかし、南米の 女性は情熱的と聞く。東洋人の男はミステリアスに見えてモテるとも……それに、陽子さん。 彼女も南米にいる時は同じ世代の知り合いが森崎くらいしかいないからな。自然と仲良く……」 ボギッ!! 気が付くと、持っていたボールペンが手の中で真っ二つに折れていた。 翼「ふん、森崎の顔のどこがミステリアスだ!それに、陽子さんの目だって節穴ではあるまい。 焦ることはない。森崎に彼女ができるはずがない……はずがないんだ」 最後は祈りの言葉を囁くように、もしくは呪詛をつぶやくように小さな声で自らに言い聞かせた。 手紙を書き終えた翼は、中学時代の友人、学に電話をする。手短に用件を話す。 翼「森崎に手紙を書いた。今度、何か送る時に一緒に送ってくれ」 学は中学時代の仲間たちで森崎に日本の食品などを送ってやる時の取りまとめをしていた。両親が 送ってやることももちろんあったが、年頃の男である森崎にとって両親には頼みにくいものを 欲しい時もあるのだ。 学が快諾するのを聞くとすぐ電話を切り、学の家の住所を書いた封筒に森崎への手紙が入った 封筒を入れ、近所のポストに投函しに行く。そして、帰ってくると翼は布団に突っ伏した。 翼「なんだか、すごく疲れた」
[34]森崎名無しさん:2009/04/27(月) 19:22:07 ID:??? ジョカノできたぜって返事がくる
[35]TSUBASA DUNK:2009/04/27(月) 19:32:01 ID:VYXztmO+ そして決戦の朝がやってきた。 決勝リーグ第1戦、海南対湘北の試合が行われる体育館。試合開始が30分後に迫った湘北の 控え室ではウォーミングアップをとっくに済ませたキャプテンの赤木が、両腕を組んでイスに 腰掛けていた。その目は閉ざされ、精神を集中させようとしていることは誰の目にも明らか だった。いや、彼の感覚はすでに研ぎ澄まされ、いつもはうるさいチームメイトたちを黙らせる ほどの緊張感を生み出していた。 赤木(ついに……ついに、ここまで来た……。3年にして初めて……) ゆっくりと目を開く。この神奈川の頂上を睨むように見続けてきたその眼光は、いつも以上に ギラついていた。 赤木(海南大附属への挑戦権を手に入れたぞ!!) その体育館の記者席。他の記者に比べていささか賑やかな2人組が何やら騒いでいる。 記者A「へえ、まだ30分前だってのにすごい入りね!!」 記者の言うとおり、いつになく客席には人が溢れていた。 記者N「いくら決勝リーグとは高校生の試合でこれだけ埋まるのも珍しいですね」 記者A「それだけ両チームの注目度が高いってことよ。見なさい、あの横断幕を」 そう言って先輩記者が海南の応援席に設置された横断幕を指差す。そこにはこう書かれていた。 記者N「常勝……!!」
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0ch BBS 2007-01-24