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【大空翼VS】TSUBASA DUNK 10【桜木花道】
[558]TSUBASA DUNK:2009/06/22(月) 23:20:37 ID:IzEF6gno >>556 ラスボス化……ですかねえ。 >>557 それも考えたのですが、次の試合は土曜日(今日は日曜)なんですよね。 *** >館嶋のジャンプシュート→ ダイヤ2 +(シュート)48+(早撃ち)2=52 >流川のブロック→ スペードK +(ブロック)49=62 >(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≦−2→守備側がブロックに成功 牧のパスが最高のタイミングだったため、流川のマークがついてはいたが館嶋は落ち着いて シュートに入れた。 館嶋(いくら流川と言えど、この早撃ちを初見で防ぐことは不可能!) 普通のシュートよりもリリースポイントの早いジャンプシュート、それが館嶋の「早撃ち」である。 普通ならば絶対にブロックされないシュートである。しかし…… バチィン!! 流川の手が完璧にボールを捉える。 館嶋「な……!?」 流川(読んでいた訳じゃないが、体が自然に反応していた……) 流川の優れた身体能力とバスケセンス、そして湘北の作り上げた良い流れ、それらが上手く 作用したのだろう、文句なしのブロックであった。 こうして、またしても攻撃の芽を摘まれた海南は最後まで主導権を握ることなく試合終了の ブザーを聞くのだった。
[559]TSUBASA DUNK:2009/06/22(月) 23:31:05 ID:IzEF6gno 【県大会 決勝リーグ】 海南 対 湘北 出場メンバー (数字)はファールの数 海南 牧(2) 神(1) 館嶋(1) 武藤(2) 田辺(1) (チーム攻撃力 105) 湘北 宮城(2) 三井(1) 流川(3) 桜木 赤木(3) (チーム攻撃力 103) 時間 試合終了 流れ (海南)7 : 13(湘北) 得点 (海南)76 − 102(湘北) 海南側の得点者 武藤7 小菅6 田辺6 神16 翼6 牧20 舘嶋4 宮益3 高砂6 海南側のファール 小菅2 武藤2 横島1 神1 舘嶋1 牧2 翼3 田辺1 宮益2 海南チームのガッツ 翼 1/650 牧 130/950 神 210/800 舘嶋 170/600 田辺 240/750 武藤 500/900 小菅 640/880 馬場 610/610 ドルジ 630/700 高砂 440/930 宮益 350/700 横島 550/550 *** 今日はここまでです。明日は試合後のやりとりから始まります。 湘北戦は人物を描こうとするあまり、バスケの描写がいつも以上にショボくなりました。 反省。次の試合からはきちんとバスケらしい試合描写を心掛けたいです! その前にこの試合をちゃんと片付けないと。
[560]森崎名無しさん:2009/06/23(火) 00:04:48 ID:??? 26点差…惨敗もいいとこだな
[561]森崎名無しさん:2009/06/23(火) 00:47:34 ID:??? 乙…敗戦は苦しいな
[562]森崎名無しさん:2009/06/23(火) 01:03:37 ID:??? 向こうにはハルコさんとアヤコさんがいるもの
[563]森崎名無しさん:2009/06/23(火) 07:04:07 ID:??? 常勝の看板は下ろさなきゃダメですか?
[564]森崎名無しさん:2009/06/23(火) 08:23:34 ID:??? 残り2試合を圧勝して優勝できればなんとか。
[565]TSUBASA DUNK:2009/06/23(火) 11:27:26 ID:lCZqgQ1Q 普段と何も変わらない無機質な機械音がコートに鳴り響き、試合の終了を告げる。 ブーッ! この瞬間、神奈川県の高校バスケ界の歴史が変わった。10年以上、無敗を誇っていた海南を ほとんど無名だった湘北高校が破るという快挙を成し遂げたのだ。会場に訪れていた観客たちは 「歴史の証人になった」と興奮気味に語る。 それとは対照的にコート上は静まりかえっていた。湘北の選手たち、1年生2人は…… 流川「……」 いつもどおり無口な流川。強い相手と戦うことを楽しみにしていた彼にこの26点差の勝利という結果は どのような感情を与えたのだろうか? 桜木「……」 普段はうるさい桜木も、この時ばかりはコートを包む異常な雰囲気に呑まれていた。自分たちが 成し遂げた偉業を全く理解していない彼には仕方のないことだった。だが、彼のように海南の 名前に全く気後れしない選手がいたことが、もしかしたら湘北の最大の勝因なのかもしれない。 2年の宮城は勝利を噛み締めながらも心から喜ぶことが出来ないでいた。もちろん、チームの 勝利は嬉しい。だが、それ以上に牧に完敗した不甲斐ない自分を責める気持ちがあり、その反面、 海南のbQPGを完全に抑え込んだという自負も生まれつつあった。複雑な感情の波にどんな 表情を作ればいいのか分からないのだった。
[566]TSUBASA DUNK:2009/06/23(火) 11:28:29 ID:lCZqgQ1Q 3年の三井。彼もまた複雑な気持ちだった。湘北を全国制覇に導く、そう1年の頃に宣言した。 しかし、怪我と自身の心の弱さからバスケ部から離れ、あげくバスケ部をつぶそうとすらした。 結局、監督や部員達の計らいでこうして再び湘北のユニフォームを着ることができ、試合でも 十分な活躍を見せた。自分の働きに満足する一方で、もしも3年間ずっとバスケに打ち込んで いたら……という後悔の念も強くなっていた。 三井(牧にだって負けていなかった。俺は、きっともっとすごい選手になれていたんだ……) そして、キャプテンの赤木…… 赤木「……」 一筋の涙が彼の頬を伝う。 赤木(泣くな!まだ、俺は何も成し遂げていない。俺の目標はなんだ?……全国制覇だろう!) そのために自分は努力をしてきたんじゃないか!そう考えれば考えるほど今までの練習のこと、 負け続けた試合のこと、そして何度も繰り返してきた部員達との衝突のことを思い出し、逆に 涙が溢れる。 赤木「俺は、間違っていなかった。練習が厳しかったからこそ、この勝利がこんなにも嬉しい」 「そうだよな」と声をかけながら近づいてきた木暮と抱き合いながら喜びを確認する。赤木が 引っ張ってきた湘北だが、木暮が陰で支え続けなければきっとどこかでつぶれてしまっていた だろう。湘北の勝利の、そして、快進撃の陰の殊勲者は副キャプテンの木暮なのだ。
[567]TSUBASA DUNK:2009/06/23(火) 11:43:48 ID:lCZqgQ1Q 同じように押し黙る海南の選手たち。もちろん湘北とは違い、彼らの沈黙は喜びのためではない。 学年は違い、自責の念の大きさもそれぞれ違うだろうが、それでも彼らの視線の先にあるものは 同じだった。 『常勝』 海南の応援幕である。自分たちが物心付く前から続いていた海南の勝利。それを止めてしまった ことへの責任感からそうしているのではない。ただ、チームが、そして自分が負けたことへの 悔しさ、そして苦しさを誤魔化すため、より大きな敗北に目をやっているにすぎない。 彼らの本当の気持はただ「負けて悔しい。認めたくない」だけなのである。 牧「いいか、みんな聞け」 キャプテンの牧がチームメイトに語りかける。 牧「俺たちは自分が思っているほど強くない。いや、弱い。まずはそのことに目を向けよう」 ほとんどの部員がその言葉に涙を浮かべる。 牧「だが、決勝リーグはこれで終わりじゃない。ここから這い上がろう。そして、強くなろう」 牧は自分自身に言い聞かせるように、一語一句はっきりとつぶやく。 牧「俺たちの戦いはここからだ!」
[568]森崎名無しさん:2009/06/23(火) 12:06:24 ID:??? 「はいあがろう。『負けたことがある』というのがいつか大きな財産になる」(31巻) スラダンの中で一番好きな台詞です。 今の海南に送ります。
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0ch BBS 2007-01-24