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【ほんとうの】幻想のポイズン3【はじまり】
[836]森崎名無しさん:2009/05/23(土) 15:54:38 ID:GuiX5hjs C
[837]森崎名無しさん:2009/05/23(土) 16:02:04 ID:uYdN2XL2 I
[838]森崎名無しさん:2009/05/23(土) 16:20:31 ID:Kxdij65c I
[839]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/23(土) 21:35:24 ID:??? >I.妖精1 ======================================================================================== 誰と話そうかな、と反町が周囲に視線をくれると。 不意に、一人ぽつんとベンチに座りつまらなそうに下唇を突き出している妖精1の姿を捉えた。 反町は何となくそんな彼女が気になり、声をかける。 反町「……どうした。 ベンチ入りがそんなに嫌か?」 妖精1「あっ、人間……」 妖精1は反町の存在に気づくと、少し驚きの声を上げたが。 すぐに落ち着き、先ほどと同じ表情になる。 やはりスタメンに選ばれなかったのがショックだったのだろうか……と、思い。 反町はその旨を聞いてみると、妖精1はそれに対し苦笑いで否定した。 妖精1「……今のところ、私が今ひとつな実力だってのはわかってるし。 ベンチ入りの件だって、妥当なとこだと思ってるわよ」 他の妖精達に比べて、若干知的で大人な印象を受ける妖精1。 反町の起用法には、何ら文句などは無かった。 ただ頭ではわかっていても、完璧に納得をするという事は出来ない。 反町「……とにかく、腐らないでくれ。 この試合、お前も出番が回ってくる可能性があるしな」 妖精1「ん……。 まあ、準備はしておく。 頑張ってね」
[840]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/23(土) 21:35:40 ID:??? その後、妖精1との話し合いを終えた反町は不意に反対側のベンチへと視線を向けた。 するとそこには既に妬ましパルパルズと思われる一団が鎮座しており。 その中で、キャプテンマークをつけている一人の女性がこちらをじっと凝視していた。 遠目なのでよくわからないが、何か禍々しいオーラのようなものがその視線にはこもっているような気がする。 反町が一体何故? と思いつつ首を傾げると、横からやってきた静葉さんが例によって例の如く解説してくれた。 静葉「一樹君、あれが妬ましパルパルズのキャプテン、水橋パルスィよ」 反町「あ、やっぱりあれがキャプテンなんですね……。 でも、何なんですかあの視線……何か、こっちを睨んでますけど」 静葉「気にしないで……あの子は橋姫、という種族の妖怪でね。 嫉妬深く、楽しそうにしている人たちが嫌いなの」 反町「……はぁ」 そうは言われても、気にするなという方が無理である。 あれだけ強烈に睨み付けられれば、気にしない訳が無い。 静葉「そのお隣にいる、少しむっくりとしたスカートをはいた子が黒谷ヤマメちゃん。 土蜘蛛という名の妖怪で、逆にこちらは明るい性格の人気者。 GKとしての腕はかなりのもので……多分、弱小からダークホース級の中では中々の方だと思うわ」 反町「蜘蛛? それじゃあ……」 リグル「うん、私もヤマメの事は良く知ってるよ!」 反町「うわっ!」
[841]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/23(土) 21:35:54 ID:??? 反町と静葉の会話に割って入ってきたのは、蛍の妖怪リグル・ナイトバグ。 彼女の話によると、リグルとヤマメとはそれなりに親交があるらしい。 虫の妖怪同士、色々と通じ合えるものがあるのだろう。 リグル「といっても、あいつは基本的に地底に篭ってるから、あまり会わないんだけどね」 反町「地底……そうか、彼女達も地底に住んでる妖怪たちなのか」 いつの日か、幻想郷には地底に住んでいる者もいるという話を聞いた反町。 一体地の底にいるという妖怪はどんな姿をしているのだろうと、ある種恐々としていたのだが。 見てみれば、別段リグル達ともそう変わらない姿をしている。 反町(……しかし、なんだってこんなにも女性が多いんだろうな。 男の妖怪とか、いないんだろうか?) 新たな疑問を持つ反町を尻目に、静葉は更にヤマメの横にいた少女について解説を始める。 静葉「彼女はキスメ。 釣瓶落としの妖怪よ。 ああやって常に桶に入っていて、そこから出た姿を見た者は誰もいないと言われているわ」 反町「……あれで、サッカーが出来るんですか?」 静葉「ええ、ぴょんぴょん跳ねてね。 ただ、やっぱりドリブルやパスなんかは苦手みたい。 その変わり、桶の強度を生かしたブロックやパスカットが得意よ」 反町(桶の強度って反則じゃ……。 いや、今更だな……) 幻想郷のサッカーは反町達がいた世界のものとはまるで違うのだ。今更突っ込みは野暮というものだろう。 そう思いながら、反町はヤマメの横にいる桶に入った少女――キスメを見つめるのだった。
[842]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/23(土) 21:36:12 ID:??? 静葉「主な選手はそれくらいね。 とにかく、今日の対戦相手は初めての名有りキーパー。 ヤマメちゃんからゴールを奪うのは、一樹君でもそう簡単じゃないわよ」 反町「ええ、わかってます。 でも、俺は俺に出来る事をやるだけですから」 静葉の忠告を聞き、反町は力強くガッツポーズをしながら頷いた。 反町(……ただ。 相手の他の選手……。 多分、毛玉やバケバケ達と同じような扱いなんだろうけど……何だか、気味が悪いな) ガッツポーズをしながらちらりと視線を妬ましパルパルズベンチにやる反町。 その視線の先では、大きな目玉に羽を生やしたような奇妙な物体……。 羽目玉と呼ばれる者達が、うごうごとパルスィ達の周りに集まっていた。 毛玉やバケバケはまだ可愛いという印象をもてない事も無かったが……。 反町(……あれはとても、可愛いとは思えない) 小さくため息を吐く反町だったが、そろそろ試合開始という事で今日の作戦を決めなければならなくなった。 練習のせいもあってか、あまり体調が万全でないオータムスカイズ一同。 飛ばしすぎは禁物だろうが……。 A.「ガンガンいこうぜ!」(必ず必殺技を使います) B.「みんながんばれ!」(1/2の確率で必殺技を使います) C.「ガッツせつやく」(1/4の確率で必殺技を使います) D.「ガッツつかうな」(必殺技を使いません) 先に2票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[843]森崎名無しさん:2009/05/23(土) 21:44:09 ID:lgERqYLQ C
[844]森崎名無しさん:2009/05/23(土) 21:47:21 ID:dB9boFZg C
[845]森崎名無しさん:2009/05/23(土) 22:05:52 ID:??? うーむなんとかFW、MF、DF、GKぐらいで 分けられるといいんだが戦術特訓とかないものか
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0ch BBS 2007-01-24