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【三人の】森崎in異世界4【音波兵器】
[548]キャプ森ロワ:2009/06/07(日) 01:31:49 ID:??? A せっかくだからカミーユに聞いて貰うか…減るもんじゃないし… 森崎「…まぁ悩んでいると言えば悩んでいるな…」 森崎はそう前置きした上で、カミーユに語り始め、カミーユはそれをじっと聞く。 カミーユ「…新技…俺としては今のお前でもやれてるって思うけど…しかしこれで納得がいったよ 以前シュナイダーとの諍いの理由…」 森崎「…それは言いっこなしで頼む…」 カミーユの言葉に森崎はばつの悪そうな表情を見せると、カミーユもそれ以上突っ込む真似はせずに、 話題を変えてきた。 カミーユ「そう言えば以前から気になってたんだけど…森崎って試合中たまに雰囲気が変わる時があるよな? あれってどうしてるんだ?動きまで鋭くなってるけど?」 森崎「…ひょっとして超モリサキモードの事か…?」 今まで特に秘密にしていたという訳ではないが、逆に自分の手札をばらす必要も無いという事で 言わずにいたので、気付かれている事実に驚きを見せ、またも身構えるが、カミーユもこれに 苦笑を見せ、 カミーユ「…もしかしてバレて無いと思ったのか?俺以外にも結構気が付いてる奴はいけどな」 森崎「え゛ッ!マジ!?」 森崎が余りにも驚くので、カミーユは噴出してしまった。 カミーユ「オイオイ…俺はともかくも、リンダやらアルスみたいな奴から見ると魔力や気の流れって 言うのか?そう言ったものの変化が目に見えるらしいから、気が付いて当然さ…そういえば… ヤン提督も気が付いてたな…あの人は気がどうとかじゃないとは思うけどな…それにしても 超モリサキモードって…」 超モリサキモードというネーミングにまたも噴出すカミーユ。
[549]キャプ森ロワ:2009/06/07(日) 01:32:07 ID:??? 森崎(くそッ…こんな恥かくなら話さなきゃ良かったぜ) 森崎が憮然とした表情を見せると、流石にカミーユも悪いと思ったのか、 カミーユ「悪い悪い…そういうつもりじゃなかったんだけどな…ただその超…モリサキモードだっけ? それに似た様な雰囲気を纏う人が俺の仲間にいるんだ」 カミーユが言うにはそのモードは明鏡止水と言って、その状態になる事で自分の更なる潜在能力を 引き出す事が可能となるらしいのだ。 森崎「…成る程つまり俺もその明鏡止水とやらを会得すれば…」 カミーユの話に握りこぶしを作る森崎に水を差すようにカミーユが言う。 カミーユ「それは無理だろうな…その境地に達する事が出来たのもその人が武術を極めた人だからな… それに俺が見る限り超モリサキモードと明鏡止水じゃ雰囲気は似ていても、質が違う…」 森崎「何だよ!それじゃ意味ねぇじゃねぇか!」 ここまで聞いておいてこの結末かと思い、怒りを露にする森崎だったが、カミーユが冷静に諭す。 カミーユ「まぁ聞けよ…確かに質が違うけど方向性は同じだと思う…つまりはその超モリサキモードを 利用すれば必殺技も何か出来るんじゃないか?」 森崎「!?…成る程…それは考え付かなかったな…」 カミーユの言葉に天啓を得たとばかりに明るい表情になる森崎。その表情をみたカミーユは満足そうに 笑みを見せる。
[550]キャプ森ロワ:2009/06/07(日) 01:33:43 ID:??? 森崎「サンキュー…おかげで突破口が開けそうだ」 カミーユ「礼を言うならその必殺技とやらが出来てからにしてくれ」 森崎の謝辞にカミーユは澄ました笑みをしながら返答を返す。 森崎「それにしてもお前の仲間って前聞いたときも思ったけど変わった奴が多いよな? お前も…確かニュータイプって言うんだっけ?俺もそっちの世界に行けばそう言った力が手に 入ったりしてな」 森崎としては笑いながら冗談めかしていったつもりだったが、 カミーユ「…ニュータイプって言ったってそれほど普通の人間と変わらないさ…結局は… いつも手遅れで…」 それまで笑顔だったカミーユの表情は一変し、顔を伏せると、足早にシュプールに去って行ってしまった。 森崎「…もしかして…マズイ事言った?」 そう呟いた森崎の言葉だけが残った。 今日はここまでです。本日は大量判定に付き合ってくださってありがとうございます。 何とか明日は試合が始めれそうです。といっても来週からハイパー残業タイムですがね…orz
[551]キャプ森ロワ:2009/06/07(日) 09:43:50 ID:Ks7fnFoU 次の日、何時ものように旅の扉待つオールスターズのメンバー達。 森崎はカミーユの方へチラリと視線を向ける。 森崎(…カミーユはいつも通りみたいだな…まぁ夕食の時にはいつも通りだったみたいだし… あんま気にする事も無かったのか?) そんな事を考えている内に目の前に旅の扉が現れる。 アルス「今にして思うとゾーマがいるから、移動手段としてこれが使われるのも何ら不思議じゃないな…」 アルスが旅の扉を見ながら呟く。 森崎「それじゃさっさと行くか…いい加減慣れてきたしなこれにも」 森崎がそう言いながら飛び込むと続々と他のメンバーも飛び込んでいく。 旅の扉を抜けると、目に映る光景に森崎は強烈なデジャヴに襲われる。と言うのも… 森崎「…ここ…県営大宮サッカー場じゃねぇか!!」 今回準決勝の舞台となる試合会場は森崎が南葛中のキャプテンとして戦った全国中学生サッカー大会の メイン会場である県営大宮サッカー場だった。その事に驚きを隠せず、思わず声を荒げる森崎だったが、 シュナイダー「この会場は?」 森崎「あ、ああ…ここは日本で全国中学生サッカー大会が行われる会場さ…」 シュナイダーの問いに答えながら森崎はここでの試合の数々、そして三連覇を成し遂げた事を思い返す。 そのどれもが今の森崎にとっては酷く遠くに感じられ、本当にそんな事があったのかと思うほどに 現実味が無かった。
[552]キャプ森ロワ:2009/06/07(日) 09:44:06 ID:Ks7fnFoU そんなやり取りを聞いている時、カミーユの感性に懐かしい感覚が広がる。 カミーユ(…ん?この感覚は…?) 先着様で カミーユの感じたもの→!card と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。 ダイヤ→ ロンド・ベルのエース ハート→ 妖精?? スペード→ 何か言い争いをしている男達 クラブ→ お前にガンダム・ファイトを申し込む!! JOKER→ 「何でいつもカミーユばっかり!!」
[553]森崎名無しさん:2009/06/07(日) 09:58:50 ID:??? カミーユの感じたもの→ スペードA
[554]キャプ森ロワ:2009/06/07(日) 13:01:21 ID:Ks7fnFoU カミーユの感じたもの→ スペードA 何か言い争いをしている男達 カミーユ「あれは……ゲッターチームか?」 感覚を発している大元のところに顔を向けると、ゲッターチームと呼ばれた男達が何やら 言い争いをしていた。 ???「ゲッターチームのリーダーは俺だ!リーダーの命令には従うんだ!」 ???「今日はやけにリーダー風を吹かすじゃねえかよ…え、リョウさんよ!」 ヤン「カミーユ…あれが君の仲間かい?何やら言い争っているみたいだが…」 カミーユ「…そうみたいですね…」 仲間と再会出来た事は嬉しいが、いきなり諍いのシーンというのは流石にバツが悪く、何となく 居心地が悪くなる。 ???「俺の言うことがわからんのか、ハヤト!…ん?…あれは?」 そして言い争いをしていた片方の男が、オールスターズに気が付くと、もう片方の男を放って こちらに駆けて来た。 カミーユ「あ、リョウさ…」 その男に声を掛けようとするカミーユを素通りして、リョウと呼ばれた男は リョウ「きみ いいからだしてるね。ゲッターチームにはいらないか?」 ドーガに声を掛ける。 ドーガ「え?…あ、あの…」 森崎(…む…あの勧誘…意味こそ良く分からないが…物凄ぇ説得力を感じる…) 森崎はそんな事を考えるが、声を掛けられたドーガはというとカミーユの方を向いてオロオロしている。
[555]キャプ森ロワ:2009/06/07(日) 13:01:40 ID:Ks7fnFoU カミーユ「…リョウさん…いきなりウチのチームから引き抜こうとするの止めて貰えます?」 見るに見かねたカミーユがリョウに声を掛けると、ようやくカミーユの存在に気が付いたようで、 リョウ「…カミーユ君!?…これは驚いたな…まさかこんな所で再会するとは…いやつい彼が余りにも いいからだをしてるんで是非ゲッターチームにと思ってね…済まない」 一応謝罪はしてくるものの、ドーガの方にチラチラ視線を送っているので、未練はあるようだった。 ???「まさかお前さんが相手チームにいるとはな…」 カミーユ「ハヤトさん!」 そして先程リョウと言い争っていたもう片方のハヤトと呼ばれた男もカミーユに声を掛けてくる。 ハヤト「まぁこんなところによばれちゃいるが、元気そうでなによりだ…」 カミーユ「ええ…ハヤトさん達も元気そうで…やっぱり他の皆もこっちにきてるんですか?」 ハヤト「ああ…ブライトキャプテンやアムロ大尉なんかもこっちに来てる…ああでもファは来てないぜ?」 カミーユ「そうですか…」 ハヤトの告げる最後の名前の存在がこちらに来てないということはカミーユにとって残念さと安堵感で 半々と言った気持ちだった。
[556]キャプ森ロワ:2009/06/07(日) 13:01:56 ID:Ks7fnFoU カミーユ「そう言えば…ところで何で言い争ってたんですか?」 リョウ「聞いてくれカミーユ君!今日の試合俺がスタメン予定なんだが…ハヤトが俺が出ると言って 聞かないんだ…」 ハヤト「フッ…お前さんより俺の方が活躍できると言ってるんだ!」 カミーユの言葉が切っ掛けでまたも二人の争いが始まってしまった。 カミーユ(…迂闊だった…いつもこんな時に二人の抑え役のベンケイさんがいない…だからか…) 頭を抱えるカミーユだったが、この様子では長引くのは間違いないと判断し、 カミーユ「すみません…俺ウォーミングアップがあるんで…」 とその場から戦術的撤退を図った。 ティーダ「そう言えばさっきのファって名前の子…カミーユのイイヒトッスか?」 ウォーミングアップに向かう途中ティーダがニヤニヤした表情を見せながらカミーユに質問してくる。 真里「あ、それ私も気になってた」 リンダ「それでどうなの?カミーユ」 チキ「え〜カミーユお兄ちゃん…そうなの…?」 この話題に女性陣がすぐさま飛びつき、他の男性陣は聞かないまでも聞き耳を立てている。 カミーユ「ファはそんなんじゃないですよ…ただの幼馴染で…」 とカミーユも返すが、当然そんなものでは全く納得せず、根掘り葉掘り聞かれる羽目となってしまった。
[557]キャプ森ロワ:2009/06/07(日) 13:02:10 ID:Ks7fnFoU そしてこちらはロンド・ベルの控え室 BGM-インターミッション- ブライト「よしみんなきけ!今日の相手はオールスターズだ…リョウ達の話では相手チームには カミーユがいるらしい」 カミーユという言葉に皆ざわめきをたてる。 アムロ「ああ…それは先程聞いたな…しかしカミーユが相手チームとは…厄介だな」 ジュドー「カミーユさんかぁ…こっちのいつものパターンは読まれちゃうかもねー」 アムロの真剣そうな声色とは一転してジュドーの口調は暢気そのものだ。 チャム「ショウ〜カミーユだって!」 ショウ「言わなくてもちゃんと聞こえてるよ…」 妖精そのものにしか見えないが、妖精では無く、ミ・フェラリオという種族であるチャム・ファウの 声にショウは煩わしそうに対応する。知らない人から見たらショウが冷たい人間に見えかねないが、 この二人はいつもこんな感じである。 万丈「それでブライト艦長…メンバーはどうするんですか?」 ブライト「今日のスタメンは…」
[558]キャプ森ロワ:2009/06/07(日) 13:02:29 ID:Ks7fnFoU −−−@−−− @ドモン −A−B−C− A甲児 B鉄也 C万丈 −−−−−−− −G−−−D− Dジュドー Gシーブック −−−−−−− −I−−−E− Iアムロ E F−−−−−J Fコスモ Jショウ −−−H−−− Hリョウ −−−#−−− ブライト「の3-4-3で行く!皆スタンバっておけ!!」 ブライトからスタメンが発表されるとざわめきが起こる。 コスモ「へッ…やるってんなら徹底的にやるだけだ!!」 アムロ(…コスモを使うのか?) ジュドー(…いや〜こりゃ死人出るかもね…) シーブック(艦長は本気だ…!) 甲児「へへッ…腕が鳴るぜ」 鉄也「…甲児君余り気負うなよ?」 ドモン「フッ…どんな相手が来ようとも俺の敵ではない!必ず勝つ!!」
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0ch BBS 2007-01-24