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【三人の】森崎in異世界4【音波兵器】
[880]森崎名無しさん:2009/06/24(水) 01:57:22 ID:UiEeTZn+ B
[881]キャプ森ロワ:2009/06/26(金) 23:30:37 ID:4qMVBA8U >>877 _________________________ | / _ / | | \. レ‐┬'´,..| エリート兵 | {フヽ.__八 '、.| 「踏み込みが足りん!」 | ._}二、/´〃│ | /∧¨ //ソ│  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ B 「すまん…だが次は必ず…止めてやる!!」 森崎は静かに、だが確かな自信を持ってきっぱりと宣言する。 森崎(そうだ…まだ同点にされただけだ…シュートの筋は見えたんだ…次はきっちりと止めてやるさ…!) シュナイダー「モリサキばかりに負担を掛けるわけにもいかん!攻撃は最大の防御…攻めて 守備の負担を減らすぞ!」 ティーダ「そうッス!たかだかまだ同点!今度はこっちの番ッスよ!」 ピエール「その通りだ…まだ負けたわけじゃない!」 その森崎の言葉に攻撃陣も気合を入れなおし、 ドーガ「今のは上手くやられたが…次はこうはいかん!」 デスマスク「フン…まったく単純な連中だ…だがこの借りはきっちり返させてもらうぞ!」 守備陣はリベンジを誓う。
[882]キャプ森ロワ:2009/06/26(金) 23:31:38 ID:4qMVBA8U ヤン「カミーユ…先程の“アレ”は…」 カミーユ「…俺の世界で使用されているニュータイプ専用の遠隔兵器です。簡単に言うとアムロさん… I番の脳波で先程の“アレ”をコントロールしているんです。でも本来ならもっと大掛かりなシステムが 必要なはずなんですが…」 ヤン「成る程…そんな代物ならばそうそう撃たれる心配も無いだろうな…見たところ使用した本人にも 結構な負担を強いるみたいだからね…」 ヤンの言葉でカミーユもチラリとアムロの表情を伺い、 カミーユ「そうみたいですね…もし撃たれたとしても次は俺が対応して見せます」 力強く頷いてみせる。 真里「ああー…同点ゴール決められちゃった…」 リンダ「でもまだ同点ですよお姉様!勝負はこれからです!」 チキ「これから〜これから〜!!」 真里「そうよね……ん?透どうしたの?あさっての方向いちゃって」 透「え?いや…実はほらあそこ…」 真里の問いかけに、透は自陣ゴールの後ろの観客席。ちょうど森崎の後ろのスタンド辺りを指差す。 透の言葉に真里達も顔をそちらに向け目を細めながら 真里「…誰かいるわね…それも結構な大人数じゃない…」 透「そうなんだよ…僕達以外にもどうやらこの会場に呼ばれているみたいだ」 自分達以外にも誰かが居るという事実に驚きを隠せない二人。 リンダ「あれだけの人数…どこかのチームかしら?」 そしてリンダも首を傾げながら呟く。
[883]キャプ森ロワ:2009/06/26(金) 23:31:56 ID:4qMVBA8U 透「う〜ん…もしかしたら…案外この会場で準決勝をもう一試合やるのかもね…」 と透も首を捻りながら答えるが、当然正解など分かるはずも無く、そこでこの話題はとりあえず終わりとなった。 無論グラウンドにいるメンバーは試合に集中していて、第三者が居る事など気付きようも無く、透達にしても、 こちらに害を及ぼすものでないのなら、特に気に掛ける必要性もないし、チームメイトたちが戦っている今は 試合に集中しなければならなかったからだ。 そしてそのスタンドから観戦する第三者達も今のゴールには驚きを隠せないでいた。 ???「オイオイオイ…森崎が決められちまったぜ…」 ???「しかも殆ど反応できずに…か…正直信じられないな…」 ???「相手のチームも相当にやり手ということか…確かに今までのチームよりもさら面倒な感じだ… あそこまで行くともう何をやっているのか分からない感じだな…」 ???「フン…しかし森崎の野郎も案外だらしねぇな…あんなシュートも止められないとは」 ???「でも今のシュートも相当強力でしたよ?」 ???(その程度か森崎…俺なら…取れたな…) ???(これは決勝の相手はあのチームになるかもね…でも嫌だなぁ…あんなのサッカーじゃないよ… 出来るなら森崎のチームとがいいけど…あ〜でもピエールやシュナイダーがいるんじゃどっちも一緒かな?) 今のロンド・ベルのゴールに対して様々な意見や感情が飛び交う中、 一人だけ森崎の背中を無言でじっと見つめる者が居た。 ???(森崎…お前はその程度じゃないだろ…) その瞳は森崎を射抜くかのごとく鋭く、嫉妬、憎悪などの感情がない交ぜになって黒く淀んでいた。
[884]キャプ森ロワ:2009/06/26(金) 23:32:11 ID:4qMVBA8U 一方オールスターズのチームメイトからは少し離れた右サイドライン辺りでは… ジャンクマン「アニキ…どうして変身しないんですか…」 光太郎「…この力は……悪と戦う為のものだ…断じてサッカーで使っていい力じゃない…」 ジャンクマンの問い掛けに搾り出すように返事を返す光太郎。本来であればアニキと慕う光太郎にこんな事は 言いたくは無く、ジャンクマンとて光太郎が試合で変身したくない理由を知っているからだ。 だがあえて言うのは、今までのロンド・ベルの攻めは主にこちらから見て右サイドを中心としている。 それはつまり光太郎が穴だと分かっているからだ。だからこそ、アニキと慕うからこそ、彼が本気を 出さないのが悔しいのだ。光太郎はこんなもんじゃないと相手に分からせてやりたいのだ。 光太郎(…くッ…どうしたらいいんだ…俺は…やはり仲間の為には…しかしこの力は…) 一方の光太郎も激しく迷いを見せている。光太郎にとってたとえルール無用のサッカーでも スポーツという事には違いは無く、自分の改造人間としての力を使うことには抵抗があった。 だが、そのせいで自分の仲間が危機に陥っているという事実も確かにある。 ???「何故本気を出さない?」 そして葛藤し続ける光太郎に突如として声を掛ける人物がいた。 先着で 誰?→!card と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。 ダイヤ、ハート、スペード→ ギリアム クラブ→ 何か仰々しい仮面を被った人 JOKER→ カシャン…カシャン…カシャン
[885]キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/06/26(金) 23:32:41 ID:??? 誰?→ ダイヤQ
[886]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/06/26(金) 23:45:02 ID:??? ギリアム…それも私だ 最終地獄に落ち(ry
[887]森崎名無しさん:2009/06/27(土) 00:26:37 ID:??? JOKERは影月さんだったんだろうか
[888]キャプ森ロワ:2009/06/27(土) 01:35:37 ID:yZdH17uE >>886 イヤイヤwそっちの人じゃなくてw >>887 Yesです!ちなみにクラブはアポロン仮面さんです。 誰?→ ダイヤQ ギリアム 光太郎「何者だ!!」 その声の主に鋭く問いかける光太郎。その問いかけに声を掛けた男、ギリアムは一瞬だけ目を伏せ、 ギリアム「俺の名はギリアム・イェーガーだ…」 光太郎に名を名乗る。その口調にはどこか苦味が帯びているように感じられた。 光太郎「ギリアム…(何だ?…俺はこの名前を知っている…ような気がする…)」 ギリアムという名前には聞き覚えが全く無い光太郎だったが、何故かその響きに懐かしさと同時に 悲しみの感情が湧き上がり、ギリアムの顔を凝視するが、やはり見覚えの無い顔だった。 そんな光太郎の様子を無言で見つめながら、 ギリアム「君には隠している力があるように見える…なのにそれを出さないのは何故だ?」 光太郎にきっぱりと問いかける。 ジャンクマン「てめぇ…いきなり来て…」 そのギリアムの遠慮の無さにジャンクマンが詰め寄ろうとすると、光太郎が手で制し。 光太郎「…もしその通りだとして何故敵である俺にそれを告げる?」 ギリアムに質問を質問で返すと、ギリアムは静かに、だが、ぴしゃりと言ってのける。
[889]キャプ森ロワ:2009/06/27(土) 01:35:53 ID:yZdH17uE ギリアム「…正直腹立たしいからさ…君がやっている事は、この試合に関わっている全ての人達を 冒涜している!」 光太郎「俺が皆を冒涜している…?」 ギリアム「それはそうだろう…俺達ロンド・ベルは本気で試合をやっている。そしてそれは君達の チームとて同じ事だ…なのにそれを自らのエゴで本気を出さない者がいる…そしてその様で君は彼らに何と 申し開きをするつもりだ?」 そこまで言ってギリアムはオールスターズのベンチの方へ顔を向ける。そこには今日のスタメンではない 透や真里、リンダ、チキらが必死でチームを応援している姿が目に映る。その姿と、ギリアムの言葉を受けた 光太郎はまるでハンマーで頭を殴られたような衝撃を受けた。 光太郎(…そうだ…そうだった…この試合…俺は彼らを差し置いて試合に出ているんだ…そして 当たり前だが…皆も相手もこの試合に勝とうと必死になっている…なのに俺は…俺だけはこの力を 使いたくないという自分勝手な理由で変身することを躊躇っていた…皆に対しても、本気で向かってくる 相手に対しても俺のやっている事は最低な行為だった…) そして一瞬だけ顔を俯かせた後、すぐに気を取り直すと、 光太郎「ギリアム…礼を言わなければならないようだな…俺は取り返しの付かない事をするところだった…」 そこに浮かぶ表情はギリアムも良く知っている南光太郎という真っ直ぐで精悍な顔つきの表情だった。 それを見たギリアムは満足そうな表情を浮かべ、 ギリアム「フッ…礼ならば言う必要は無い…こちらとて本気のお前達に勝って決勝と行きたい所だからな… (それにこの程度の事でお前達にした事の償いには…ならんさ…)それでは健闘を祈る…光太郎」 と言い残し自らのベンチの方へ踵を返す。 光太郎「ああ!(ん?…あいつに俺は名を名乗ったか?)」 自分の名を呼ぶギリアムに一瞬だけ引っ掛かりを覚えるものの、 ジャンクマン「まったく敵ながら変な奴もいたもんだ…それよりもアニキそろそろ試合再開するみたいですぜ」 ジャンクマンの言葉に二人とも慌ててポジションに戻った。
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0ch BBS 2007-01-24