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【全国の】キャプテン霧雨21【厚い壁】
[681]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/06/04(木) 19:27:51 ID:??? 条件やいかに→ ダイヤ6 >>親友だし、何もいらないわ!(ニコッ 紫「……とまぁ、以前の私ならそう言っていたでしょうね」 雰囲気を外見相応のものに和らげ、紫は表情を緩める。 そのまま体を起こしてスキマから本を出し、両手できちんと持って差し出す。 魔理沙は寝転んだ状態のままにそんな紫を呆然と見つめるだけだった。 魔理沙「……え?」 紫「でも、今の私はあなたの親友。人と妖怪という差異はあれど、その関係は違いないわ。 そして、私は親友に物を貸す時に一々条件をつけるようなケチな妖怪じゃないわよ。 ……だから、この本を遠慮せずに借りなさい。もっとも、成果を出せるかはあなた次第よ」 呆然と寝転んでいた魔理沙も、すくりと起き上がり正座。 今の紫の態度を見て、寝たまま受け取るといった無礼はさすがの魔理沙にもできかねた。 魔理沙「悪いな。それじゃ、この本を正々堂々と借りていくことにするぜ!」 紫「ええ。…あ、そうそう。ちゃんと返しないよ。それだけは守ってもらうから」 魔理沙「さすがにさっきの言葉を聞いて借りパクできるほど鬼畜外道じゃないぜ」 差し出された本を受け取り、自分の荷物の近くに置きに立つ魔理沙。 その背を見、紫はうっすらと笑みを浮かべる。 紫「(…成果を出しなさい、魔理沙。幾多もの境界を越え――――その先へ行くためにね)」 ※魔理沙が紫から【霧雨特攻スライディング部隊】指南書を借り受けました 覚えられるかは別問題です
[682]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/06/04(木) 19:28:09 ID:??? 紫「…死と駄菓子の匂いがするわ」 魔理沙「唐突にどうした」 紫「悪いけれど、もう帰るわ。それじゃあね」 何事か呟いたと思いきや、すぐに紫はスキマにもぐり消える。 不思議と思う間もなく、部屋の扉が開かれる。 幽々子「ただいま〜……さ、寒いわね………」 バタン…… 元気よく声を出したものの、涼しさを限界突破し、寒さと化した部屋の空気にしぼむ幽々子。 もちろん、物理的にしぼんだわけではない。 魔理沙「いや、布団にこの気温がいいんだって。慣れるとこの部屋から出たくなくなるぜ?」 幽々子「本当かしら……あら?くんくん………」 鼻をひくつかせつつ、部屋の隅から隅へ歩き回る幽々子。 その表情は次第に険しくなっている。
[683]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/06/04(木) 19:28:24 ID:??? 幽々子「……胡散臭い匂いがするわね〜?」 魔理沙「(お前はどこぞの浮気性の恋人を持つナイスなボートの人かッ! っていうか、さっきの紫にしろ幽々子にしろ…… なんで匂いとかで相手を感知できるんだよ?実はこいつらってすごく仲いいんじゃないか…?)」 幽々子「まぁ、来るなって言ったところでアレは自然災害みたいなものだから、仕方ないけれどね。 ところで、お風呂での話を聞きたい?聞きたくないなら、別にいいわよ。面白い話はなかったしね」 魔理沙「(風呂か……どうでもよさ気な上に長くなりそうだな。どうしようか)」 A お風呂のことが気にならないわけないだろ! B ちっとも気にならないってかなるわけないだろ。さっさと夕食にするか *先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
[684]森崎名無しさん:2009/06/04(木) 20:27:11 ID:40Ybs2dk B
[685]森崎名無しさん:2009/06/04(木) 20:33:08 ID:i7kVHUZ2 B
[686]森崎名無しさん:2009/06/04(木) 20:49:57 ID:nIqTMkTE A
[687]森崎名無しさん:2009/06/04(木) 20:59:17 ID:N2kNDil2 A
[688]森崎名無しさん:2009/06/04(木) 21:00:28 ID:GArVtt2U B
[689]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/06/04(木) 21:27:21 ID:??? >>B ちっとも気にならないってかなるわけないだろ。さっさと夕食にするか 魔理沙「まぁ、正直な話どうでもいいよな」 幽々子「そうよね〜。実際、面白いことなんて何もなかったしね。みんな大人しかったわよ?」 魔理沙「(あの変態どもが大人しかったとは考えられないが…まぁいいや) それよか、さっさと食堂に行こうぜ。そろそろ、夕食の時間だ」 幽々子「夕食と聞いたら行くしかないわね」 少女移動中…… 幽香「いい湯だったわね」 妹紅「だね。…ま、チルノやお空が勝手にお湯の温度を変えるのはアレだったけど」 天子「どっちのお風呂も魅力的だったわね!」 妹紅「それはないな……」 食堂は、風呂から戻ってきた幻想の少女たちによって占拠されていた。 先に来ていたらしい美味や藤木は、微妙に居心地が悪そうだ。
[690]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/06/04(木) 21:27:44 ID:??? (1)美味「(風呂上り……いや、いや待て…あれやあれは化け物化け物…)」 (4)藤木「(なんつーか、女の園って感じだよなァ)」 料理は既に食卓に並んでおり、もう食べ始めているものいる。 この雑多な集団が、一時に揃うなど稀なことだ。明日は一日休みでもあることもある。 松山「東風谷さん。言われた通り聞いてきたグラウンドの話だけど、夜でも使えそうだって」 早苗「きゃ、本当ですかぁ☆」 松山「あ、ああうん……(だ、ダメだ…気になるって言うか気にしないほうが無理って言うか…!)」 女であっても元男の悲しさ、気にならずにはいられない松山は早苗から顔を背けつつ椅子に座る。 早苗と入れ替わるようにしてフランが隣に座る。もう反対の隣は三杉の席だ。まだ来てはいないが。 フラン「ねー、そういえば何で光はお風呂来なかったの?」 松山「ああっ、えっと…ほら、うん!」 フラン「うん!じゃ、よくわかんないよー」 松山「(よく考えれば…私ってもう男とも入れないし…女の子とも入れるわけないし……一人風呂で確定なのかな… それはそれで寂し…いや、いやいやいやいやいや、入れるわけないから)」 それぞれの食事は進む。遅く来たものは来たもので集まって一緒に食べたりしている。 何故か浅海・萃香・吉良がいなかったが、誰も気にはしていない。
[691]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/06/04(木) 21:28:02 ID:??? ちなみに、ここまで描写されなかった魔理沙はと言えば。 (13)岡山「…なんでこっちで食ってるんです?」 魔理沙「まぁ、そのあれだ……ああいう集団に入りにくいよな」 幽々子「男テーブルのほうが料理は多めに盛り付けてあるから」 (7)金木「(……幽々子さんはともかくとして)呼んだのはお前だろ」 魔理沙「そうなんだけどな……」 (1)美味「まぁ、俺らとしても他の女の子が来るよりは魔理沙のほうが気楽だけどさ」 (11)田中「確かに、それはありますよね」 魔理沙「………何だかんだで付き合いは長いからな、うん」 ※魔理沙のガッツが全回復しました 現魔理沙ガッツ 830/830
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0ch BBS 2007-01-24