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【閃光少年】幻想のポイズン5【騒霊少女】
[990]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/02(木) 22:30:36 ID:??? >冬の忘れ物は見つかるかな?→ スペード10 =何を間違ったか冬を通り越して春の妖精を発見! =========================================================================================== パルスィ「? あれは……」 空を飛びながら冬の妖怪がいそうな場所を丹念に調べていくパルスィ。 しかし、冬の妖怪は一向に見つからず半ば諦めようとしていた時。 自分と同じように空を飛んでいる、白色の服と黒色の服を着た二組の妖精を見つけた。 その二組をパルスィは見た事は無かったが、噂程度には聞いた事がある。 春を告げる妖精――リリーホワイトとリリーブラック。 春にならないと出てこないと聞いていたが、秋に出てきている辺りどうもおかしい。 さしずめ、冬の妖怪と同じように春以外の時はどこかに隠れているはずが思わず出てきてしまったというところだろうか。 パルスィ(……冬の妖怪も見つからないし、この際仕方ないか。 黒い方はタックルも得意らしいし) パルスィは腹を括ると、リリー達に対し声をかけながら近づいていく。 リリーホワイトは突然声をかけられた事にきょとんとしながらも、能天気そうな顔をして振り向き。 リリーブラックはどこか警戒をしたような表情を浮かべてパルスィを睨みつけている。 リリーW「何ですよ〜?」 パルスィ(何ですよ? 日本語おかしいわね……)「少し時間いいかしら? 話があるわ……」 リリーB「……何?」 対照的な二人を前に、パルスィは不慣れながらもパルパルズに入ってくれないかと説得をする。 パルスィ(ここよ、ここで説得するのよ!)
[991]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/02(木) 22:30:53 ID:??? 先着2名様で、 パルスィの勧誘→ !card (カードの数値)+(格LVダークホース+4)= リリーW&Bの対応→ !card (カードの数値)+(格LV弱小+2)+(春までは暇-2)= !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。 勧誘−対応が…… ≧0→勧誘成功! リリーW&ブラック、妬ましパルパルズに入団! ≦−1→勧誘失敗! リリーW&ブラック、風と共に去りぬ。
[992]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/02(木) 22:31:19 ID:??? パルスィの勧誘→ ハートA (カードの数値)+(格LVダークホース+4)=
[993]森崎名無しさん:2009/07/02(木) 22:32:17 ID:??? リリーW&Bの対応→ スペードK (カードの数値)+(格LV弱小+2)+(春までは暇-2)= 裏主人公チームですね
[994]森崎名無しさん:2009/07/02(木) 22:38:17 ID:??? すごく嫌がってますねわかります
[995]森崎名無しさん:2009/07/02(木) 22:43:17 ID:??? なんか可哀想になってきた
[996]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/02(木) 22:54:13 ID:??? パルスィの勧誘→ ハートA (カードの数値)+(格LVダークホース+4)=5 リリーW&Bの対応→ スペードK (カードの数値)+(格LV弱小+2)+(春までは暇-2)=13 ≦−1→勧誘失敗! リリーW&ブラック、風と共に去りぬ。 ======================================================================================= 自分に出来る精一杯の説得を、パルスィはしたつもりだった。 相手側に誠意を見せ、なんとか入ってもらおうとするが……。 リリーB(なんだかこの人……) リリーW(こ、怖いですよ〜) パルスィの全身から溢れ出る怨念、嫉妬の強さがリリー達からも見えていた。 基本的に幻想郷でも弱い部類に入る彼女達は、当然ながらその怨念のオーラに怯え。 パルスィの言葉などまるで耳に入らず……。 リリーW「さ、さよならですよ〜!」 パルスィ「あっ、ちょっと待ちなさ……!」 思わず逃げ出したリリーWとリリーBを引きとめようとするも、パルスィの言葉はやはり届かず。 後には呆然とするパルスィが残るのみ。 去っていった方角を一瞥し、パルスィは落ち込み気味に顔を俯かせてそのまま地面に降り立つ。 妬ましいという感情さえも浮かんでこない……やはり自分は忌み嫌われてしまう存在なのかと改めて自覚しそうになるが……。 その時、降り立ったパルスィの前方の地面が急速に盛り上がり……。 ボコッ! しっとマスク「ムハハー! シリアスなぞこの私が吹き飛ばしてやるわい!!」 パルスィ「!? しっとマスク!!」
[997]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/02(木) 22:54:24 ID:??? 地面から、しっとマスクが現れた! 土を被ったマスクを拭いつつ、しっとマスクはパルスィの肩を抱き空を指差す。 しっとマスク「パルスィ……否、我が同士しっとレディよ! 落ち込むより先に、我々はしっとをせねばなるまい! 所詮我々は嫌われ者! ならばあのようなのほほんとした春の妖精などとは不適合で当たり前であろう! 嫌われ者は嫌われ者らしく、憎まれるのだ!」 パルスィ「しっとマスク……!」 しっとマスク「見よ、あのしっとの星を……。 強く気持ちを持つな! 復讐だ!! 今こそ我らしっとに生きる嫌われ者の真の恐ろしさを見せつけてやるのだ!!」 パルスィ「ええ!」 地底に住む嫉妬を操る妖怪――水橋パルスィ。 嫌われ者である彼女のチームに、春などという四季においてもいいイメージが多い季節を象徴する妖精が仲間になってくれるはずがない。 彼女の周りに集まるのは、幻想郷でさえ居場所をなくした嫌われ者だけである。 パルスィ「いつか誰からも好かれる奴らをギャフンと言わせてやるわ、しっとマスク!」 しっとマスク「ムハハー! いいぞ、その調子だしっとレディ!」 こうして、パルスィとしっとマスクは更にその信頼関係を深いものにした。 チームメンバーは見つける事が出来なかったものの……パルスィは、それ以上のものを手に入れた。 ……のかもしれない。 水橋パルスィの章 一旦終わり
[998]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/02(木) 22:55:58 ID:??? パルスィは嫌われてナンボ……。パルスィの章は一旦これで終わりです。 次スレを建てて参りますので、このスレは皆さんで埋めていただけると助かります。
[999]森崎名無しさん:2009/07/02(木) 22:56:40 ID:??? いい話だなー・・・
[1000]森崎名無しさん:2009/07/02(木) 23:02:45 ID:??? わたしたちは登っていく この果てしないしっと坂を しっと坂 −未完−
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0ch BBS 2007-01-24