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【月は】キャプテン松山12【出てゐるか】
[665]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/10(金) 20:59:45 ID:??? シャンハイとぶらり観客席巡り → クラブ10 スペード・クラブ→ 紅魔館のメンバー達だ 向かった先で騒がしくしてるのは、スラリと背筋を伸ばしてメイド服の装いも似合う十六夜咲夜と…… その主人であるレミリア・スカーレット。さらにその友人のパチュリー・ノーレッジの三名だった。 つい彼女達の話に耳を傾けると、さっきまで松山達と試合をしてた紅美鈴について話し合っているようだ。 松山「内輪の話か? 邪魔するかもしれないし……)」 咲夜「お気遣い無用です。ごきげんようイーグルスのキャプテン」 気が付くと、12mは離れた先で、主人の後ろに控えるみたいにしてた咲夜の姿消えており…… 松山とシャンハイの背後から、麗人然とした声がかけられる。反射的に硬直する。 咲夜「……あら(この人形は)」 背を向けたまま、動けてない松山と肩の上の人形とを見比べる。奇妙な違和感が生じた。 上海人形の目から、意志らしきものを感じ取り……咲夜がブルーの瞳をすっと細める。 咲夜「(妖怪人形の類か……この場で解体するべきね……)」 決断を下した次の瞬間には、体に染み付いた動き、銀のナイフを横薙ぎに振るう直前で 紫紺の髪のパチュリー・ノーレッジが、浮遊しながら静かに近寄ってきた。 興味が芽生えたか、咲夜のようにシャンハイ排除にはかからないが、以前より視線が厳しく隙がない。
[666]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/10(金) 21:00:29 ID:??? パチュリー「可愛いお人形ね。……今日の貴方は人形遣いからの使者かしら?」 その問いでやっと松山も自分を取り戻して、色々と話すことを余儀なくされる。 特にシャンハイについて、まるで尋問のように厳しく追及され……彼女らが納得するまで続けられた。 やっと開放された時には、何時間も取り調べを受けたように指の先まで疲れで引き攣ってる有様だ。 松山「(無理に自白させられたみたいで疲れた……)」 試合を終えた直後に精神的に疲弊させられ、それを見た咲夜の計らいで、空いた椅子に座らせてもらう。 その間でも、主人の身の安全を何よりも優先する咲夜は、松山達の一挙手一投足まで余さず監視する。 同時にこっそりと、心の中では安堵してたりした。 咲夜「(あのガキンチョが不在でよかった……間の良さには感謝するべきかしらね)」 安堵の理由は、生粋の悪童・ポブルセンが不在だったこと。 これ以上、外来人関係でトラブル発生は願い下げと、咲夜は松山にも早々の退去を望んでいる。 でもそんな従者の懊悩なんて知らないよとばかりにレミリアが、松山にフレンドリーに話しかける。 レミリア「窮屈な思いをさせたかしらね」 松山「いや、まぁ、その……(否定はできないよな……)」 レミリア「私達に何か用? それとも通りすがっただけ?」
[667]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/10(金) 21:00:45 ID:??? どうしますか? A 決勝戦について話す B 紅美鈴について話す C パテギアについて話す D ポブルセンについて話す E 通りすがっただけなので挨拶して別れる F その他 レミリア達に対しての発言や行動を併記してください *『21:10』までの間、自由選択肢の案のみを受けつける時間を取ります。 *それ以前の投票は無効となります。 *先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
[668]森崎名無しさん:2009/07/10(金) 21:13:07 ID:C5uM/JJg C
[669]森崎名無しさん:2009/07/10(金) 21:16:03 ID:o26xExwk C
[670]森崎名無しさん:2009/07/10(金) 21:30:22 ID:zoSu8HPc E
[671]森崎名無しさん:2009/07/10(金) 21:35:43 ID:83LvcM76 E
[672]森崎名無しさん:2009/07/10(金) 21:38:44 ID:qMhCTze2 E
[673]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/10(金) 22:36:49 ID:??? E 通りすがっただけなので挨拶して別れる 松山「(え〜と……話すことは色々あった気するけど……でも)」 咲夜「……(ゴゴゴ)」 メイド長の目がこわい。幼子が見たら齢100になっても根付くトラウマになりそうなレベル。 とてもレミリアのようにフレンドリーに話ができる心境になれず、松山は挨拶だけするに留めた。 松山「いやっ俺、探してる人?いますから!」 レミリア「あら、そう? 残念だわ」 咲夜「……(パァァ)」 冬から春へ。雪解けしたみたいに劇的にメイド長のお顔が変化。 それを見て和むよりも、只管やるせなさを感じて、松山は挨拶をしてその場を離れる。その後ろで…… レミリアが、松山と会った際に口上を考えてたらしく、それをお披露目できないのにぶすっとしていた。 *レミリアの評価値と好感度が下がりました *咲夜の評価値と好感度が上がりました
[674]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/10(金) 22:37:21 ID:??? 松山があたふたと、咲夜の視線に追われるみたいに紅魔メンバーから離れた後。 彼女達は、一旦中断していた門番の紅美鈴についての話を再開した。 咲夜「お嬢様。中断していた美鈴についてのお話ですが……」 レミリア「なんだか喜色浮かべて楽しそうね咲夜……」 咲夜「そんなことは(あります)……お嬢様。美鈴をそろそろ呼び戻すことは……」 従者の態度がどこか鼻持ちならず感じて、口をとんがらせてたレミリアだが、ひとつ真面目に考慮する。 そもそも、客として招いた恩義のある人物を追い払ったり忘れたりしたのが、リストラの原因だが…… 正規の門番を欠いてる現状。それをいつまでも続けるのも、レミリアの本位ではなかった。 レミリア「分かったわよ。それなら咲夜の好きにしたらいい」 咲夜「私に一任させてもらえるのですか」 レミリア「そういうことよ。なんなら今すぐでも呼び戻せばいい。あ〜、色々言いたいことあったのに」
[675]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/10(金) 22:37:40 ID:??? すでに松山の後姿は、彼女の視力をもってしても小さくしか見えない。 ふん、と鼻を鳴らして、レミリアは咲夜に日傘の用意をさせて、立ち上がった。 他の妖精メイドが設置型のパラソルを撤去して……紅魔館メンバーも帰路につく。 パチュリー「レミィの許しがもらえてよかったわね」 咲夜「はい。(さっそく迎えに行こうかしら。ついでに胡蝶夢丸の買い置きも……)」 しかし自分がストレスを溜めて、永遠亭の、永琳の薬に助けられてるなどとは誰にも知られたくなかった。 とりあえずその原因たる殺し屋さんを想像上で一発殴って、口の堅い妖精メイドを選別する。 帰れば、また顔を合わせる。そろそろどこかの雨の使者のように胃がしくしくと痛みを訴えだしてた。 咲夜「(はぁ。このストレス、決勝で早いところ発散させたいわね……)」
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0ch BBS 2007-01-24