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【月は】キャプテン松山12【出てゐるか】
[715]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/12(日) 16:06:07 ID:??? >>712-714 萃香のより詳しい能力は大会後にわかると思います。 ひとつ言えるのは、どてッ腹をぶち抜かれてこのステータスになったわけじゃありません。 妖怪軍団、玉石混淆 → クラブ10 萃香が訊ねたところ、答えたのは細身、蓬髪、前髪で表情がわからないそんな妖怪だった。 何の妖怪かも性別すらよくわからず、切れ長の瞳を向けて、きっぱり告げた。 妖怪「すまんが応援専門でね。すまんね……」 松山「そ、そうな……のかぁ」 どことなく声帯の振動が幽鬼チックなので、ほんの少し声を上擦らせて松山はそう返した。 それじゃしょうがないと萃香が拍手してまとめると、そろそろ解散ムードに移行する。 くるんっと回転した萃香が松山の方に向いた。 萃香「たいしたもてなしもできなかったけどさ。わざわざ訪ねてくれてありがとうね」 手を伸ばし、ちょっと体を強張らせたシャンハイの頭を撫でながら、そう言う。 萃香の身長的に、松山の肩の上のシャンハイの頭を撫でるのには、つま先立ちになる必要があって…… そのアンバランスな光景に、松山は忍び笑いを浮かべかけ、慌て押さえ込んだ。 萃香「それじゃ、私らも帰るよ。……首ひねってどしたの?」 まさか笑いを堪えてたとも言えず、代わりにこう答える。
[716]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/12(日) 16:06:58 ID:??? 松山「ああ、その。さ。……萃香さんや、紫さんもか、半歩先で俺の答えを待ってるスタンスだなあって」 直感的にそう思っただけで、深い意味は込めなかったが、萃香は至極真面目に答えた。 萃香「そりゃそうさ。どんな人妖だって長く生きればそんな側面を持つよ」 1000年単位で生きてる妖怪などは特に、誰かに気持ちを動かされることも少なくなり 問題にぶつかっても、自分で答えを出すよりも、若輩者がどんな答えを出すかを見る側に回ると述べた。 例えば異変でも起きれば、当代の者に任せきりになるもんさと言って、そこで話に区切りをつけた。 萃香「光だって、もっと歳経たら、そうなるんじゃないかな?」 ふと、脳裏に、若い連中の答えに、ニヤついて採点をつける監督の姿がイメージとして浮かんだ。 それでもピンとこない様子の松山に、それが判る時がきたら、また同じ話をしようねと言って…… 萃香は松山とシャンハイを両手を振って送り出した。 *萃香が帰っていきました
[717]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/12(日) 16:07:17 ID:??? 萃香達のいるところから離れて、松山達はスタジアムの入り口に到着した。 外へ出て、空気を吸ってから……現在の時刻はそろそろ5時を回るところだった。 松山「もう日も落ちる。帰ったほうがいいか」 シャンハイ「シャ……はーい。夜は妖怪の時間です。賛成ですっ」 そこで、はたと、松山はどうやってシャンハイに運んでもらうかで悩むこととなる。 杜矢ならば背に乗るで済むのだが、何せ人形サイズのシャンハイだ。方法は熟考しないといけない。 松山「(う〜〜ん。……そういえば捕縛用のワイヤーがあるんだよ?)」
[718]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/12(日) 16:08:37 ID:??? どうしますか? A 普通に襟掴んで運んでもらおう B 普通に腕掴んで運んでもらおう C 抱っこで運んでもらおう D 「俺を縛れ!!!」 E タケコプターに憧れてたんだよね! F その他 希望の運ばれ方を併記してください *先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。 出かけてきます。続きは後ほど。 約束の木公山の出現に備えて着々黙々とトレーニング中です。
[719]森崎名無しさん:2009/07/12(日) 16:41:18 ID:YLyVvkMY B
[720]森崎名無しさん:2009/07/12(日) 18:00:27 ID:KBNaZBIw B
[721]森崎名無しさん:2009/07/12(日) 18:36:02 ID:ByoquGJs F 頭に籠を乗せて運ぶ要領で運んでもらう
[722]森崎名無しさん:2009/07/12(日) 18:38:58 ID:J22xiFuo B
[723]森崎名無しさん:2009/07/12(日) 18:39:01 ID:0HksgyC+ F ワイヤーと板か何かで即席のブランコを作って運んでもらう きたろうみたいな感じ? 板かなんか見つかればいいんだが
[724]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/12(日) 20:22:40 ID:??? B 普通に腕掴んで運んでもらおう 松山「(このワイヤーを使って何か作るのもいいけど)」 ひとまず今日は試し。普通に腕を掴んでもらって神社まで運ぶようお願いした。 松山のお願い(シャンハイには命令)を受けて、肩から離れたシャンハイが両手で、松山の左手首を掴む。 そしてそのまま音もなく宙に浮いた。松山の足も地面から離れる。 松山「……!(やっぱり見た目とパワーが全然違う……)」 不思議と痛みはない。 よく目を凝らすと、シャンハイが提げてる首飾りの淡い青い光が松山の体にも浸透していた。 安心して、なるべく下を見ないようにしてると、シャンハイから話しかけられた。 シャンハイ「山の頂上から煙が立ち昇っていますね。光様のお家はあそこですか?」 松山「頂上じゃないんだ。もうちょっとしたら湖と神社が見えるから、そこで降ろしてくれ」 妖怪の山の頂上から吐き出される不尽の煙(松山は知らない)を見つめながら、荒鷲主従は飛行を続ける。 やがて守矢神社の社殿が見えて、シャンハイにゆっくりと下降してもらい、こうして松山は無事に帰ってきた。 *シャンハイのガッツが減りました。(890/900)→(790/900) *松山のガッツ残量 (450/900)
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0ch BBS 2007-01-24