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【月は】キャプテン松山12【出てゐるか】
[803]森崎名無しさん:2009/07/14(火) 18:43:01 ID:??? さて、一部始終を見ていた早苗はどう思うのか… これでもなお松山への嫉妬を引きずるようなら 二神の支えとしても失格と言わざるを得ないだろうな 早く吹っ切れて自分がどうありたいか、どうあるべきかを持って欲しいもんだ
[804]森崎名無しさん:2009/07/14(火) 18:52:48 ID:??? もう松山が身を粉にして守矢の信仰に捧げたとしても、憎いのは変わらないところまで来てるだろ つまり感情の絶対値としては 松山 > 守矢 になってさえいるかもしれない 愛情と憎しみは執着という意味でコインの裏表だからな ここまで憎まれるのも男冥利に尽きるんじゃないか
[805]森崎名無しさん:2009/07/14(火) 19:23:50 ID:??? 愛の対義語は憎しみではなく無関心、だっけ? 早苗さんの中で松山はどうあっても 吹っ切ることのできない近しい存在として 根を張ってしまったのかもなあ
[806]森崎名無しさん:2009/07/14(火) 20:01:34 ID:??? せっかくの活躍や名勝負も早苗が居ると台無しだな もっと純粋にサッカーを楽しみたいぜ
[807]森崎名無しさん:2009/07/14(火) 20:16:00 ID:??? そこまで言われると、最初にメインヒロインとして考えてたであろう松山さん涙目だなww
[808]森崎名無しさん:2009/07/14(火) 20:32:53 ID:??? 早苗さんは置いといて青春してるのう こうやって馬鹿やれる男友達と離れるのは淋しいもんだ
[809]森崎名無しさん:2009/07/14(火) 21:56:56 ID:??? 最初の方の服買ったり杜矢が出たりの流れは どんなギャルゲーもかなわないぐらい幻想メモリアルだった この先早苗さんが完全に嫌われキャラになったとしても あのときめきをくれただけで早苗さんと中の人には ありがとうを言いたい
[810]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/14(火) 22:14:57 ID:??? 多くのレスありがとうございます。 事情があって今は返答はできませんが…… 勿論ボーナスはちゃんと用意しますね。 松山→ ダイヤK 【北国シュート】 62 +(カードの数値)= 75! カペロマン→ ハートK 【サイドワインダー】 61 +(カードの数値)= 74! =1→カペロマンの足に痺れが 北国シュートとサイドワインダー。 お互いの象徴であるべき必殺シュートの小細工なし真っ向激突。 両者とも全力をぶつけた直後は、軸足で体勢を支えることも叶わずに芝に倒れた。 松山「……!」 カペロマン「うぐっ!」 地を這う軌道と、横ばいに揺れ動く特殊な回転をかけたキックの激突で 練習場の芝に伏した二人の、中間距離にあるボールには強烈な回転がかかり、不規則に揺れ動いている。 ボールはまだ誰の物でもない。即ち先に立ち上がり、拾えた側の勝利! カペロマン「……(何ィ!? あ、足がっ!?)」 体を起こして立ち上がろうとしたカペロマン。 しかしまさかの不測と足の痺れに襲われて、前のめりに崩れる。
[811]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/14(火) 22:15:20 ID:??? そして、その目の前で……! 松山「よし! もらったぞカペロマン!」 素早く立ち上がった松山が、激突の影響を感じさせないしっかりとした足捌きで、ボールをキープする。 勝敗は――決した。 キック力に差はなかったが、衝撃を逃がす柔軟性の差が現れた。 皮肉なことに……柔軟性とは、いつか森崎に指摘された松山の欠点。 それが幻想郷にやってきたことで、これ程のギリギリの勝負を制する武器に昇華されていた。 カペロマン「……」 見上げる自分と、見下ろすキャプテン松山。 受け入れるとか以前に、勝敗の構図として余りにも完全すぎて、ぐうの音も出ないとはこのことか。 松山は、カペロマンが足が痺れて動けないのに気付いて、助け起こそうとする。 松山「大丈夫か、立てるか?」 カペロマン「ああ。……サンキュー」 *カペロマンの評価値と信頼度が物凄く上がりました
[812]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/14(火) 22:16:17 ID:??? 松山の手を取って立ち上がったカペロマンだが、やはり足元がおぼつかなくて、グラリとよろめいた。 近くにきていた早苗と諏訪子が、二人で両側からカペロマンを支える。 諏訪子から、松山とカペロマンの勝負に惜しみない喝采と賛辞が送られた。 諏訪子「最初はささやかな発端から生まれた名勝負か。眼福だったね早苗! 早苗……?」 返答はなく、その代わりにカペロマンを支える諏訪子にかかる重みが増した。 早苗は、雲間から差し込む小望月の光を受けながら、決意を固めた双眸を松山へと向けていた。 松山「東風谷……さん」 早苗「私は……やっぱり松山君が許せません」 松山「……うん」 こうやって互いの目を見ながら会話するのはいつ以来だろう? 早苗の第一声は予想通りに厳しく辛らつで。でも最初に言っておくべきことだった。 そしてここからが、早苗が自分に課すべき 早苗「でも。……でも。私は努力していきます」 早苗が、ゆっくりと手を差し出してきた。握手を求めてきた。 松山からはまだそれに応じることができない。黙って早苗の話を聞き続ける。
[813]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/14(火) 22:17:23 ID:??? 早苗「今の私には何も足りてない。松山君やフライハイト君みたいに試合で八坂様達の力にもなれない。 カペロマン君みたいに、実力ある相手に自分を示すこともできない。だから……努力します」 松山「(努力……)」 早苗「そしていつか、今は許せなくても。いつか笑顔でお話できるよう、努力します」 精一杯の発言が終わる。ぷつと会話が途切れた。 松山は返事の代わりに、黙って早苗のたおやかな手を取った。 友愛の握手ではない。敵対の握手でもない。きちんとお別れする為の……握手をした。 早苗「今までありがとうございました」 皮肉なものとなったが、心の込められた送別の言葉。 どちらともなく手が離される。早苗は語るべきことを全て終えましたよと、背中を向けた。 その背中姿が、思い出の中の誰かと重なって見える。……松山は自然と口から言葉を紡いだ。 松山「ごめんな、東風谷さん」 松山 (ごめんな、藤沢)
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0ch BBS 2007-01-24