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【毒人形は】幻想のポイズン6【毒を吐く】
[357]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/08(水) 02:19:33 ID:??? 反町の練習→ スペード9 =最大ガッツ+20 静葉の練習→ スペードQ =最大ガッツ+50 穣子の練習→ スペード7 =最大ガッツ+10 橙の練習→ スペード10 =最大ガッツ+20 にとりの練習→ ハート6 =最大ガッツ+10 椛の練習→ JOKER =最大ガッツ+150! リグルの練習→ ハートJ =最大ガッツ+50 チルノの練習→ ハート2 =疲れただけ… メディスンの練習→ ダイヤ9 =最大ガッツ+20 大妖精の練習→ スペード8 =最大ガッツ+20 妖精1の練習→ スペードQ =最大ガッツ+50 サンタナの練習→ クラブ5 =最大ガッツ+10 ヒューイの練習→ クラブA =疲れただけ… ==================================================================== ランニングを開始して既に数時間……最初はほぼ団子状態だったオータムスカイズの面々だったが。 時間が経過するにつれて先に行く集団と遅れを取る集団に自然と分かれていた。 そして、先に行く集団のトップを独走状態で走っていたのは……。 椛「わふ〜ん♪」 やはり走る事が大得意な犬……ではなく、白狼である椛であった。 トップで走っている彼女はまるで疲れた顔をしていなく。 むしろまだまだ速く走れる、もっと多く走れるといったような物足りなさそうな……。 それでいて、走る事が楽しすぎてやめられないといった表情をしている。
[358]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/08(水) 02:20:14 ID:??? 更にその後ろにはリグル、静葉、妖精1、橙、反町、メディスンという面々がついていた。 リグルはやはり鬼ごっこやかけっこなどの遊びで培った体力を武器に走っており。 妖精1はまだにとりのスパルタ特訓よりはマシな練習だと感じつつ。 反町は外でやっていた東邦学園のランニング練習に比べれば大した事は無いと思いながら走る。 そして、体力的にはやはり少々不安な静葉や橙、メディスンは……。 静葉(辛い……けど、耐えないと……。 体力が無くなって、動けませんでしたじゃ話にならない……) 橙(にゃあっ……! 持久走は得意じゃないけど……ただでさえ消費の激しいシュートを持ってるんだから……頑張らにゃいと) メディスン(……人間には、負けたくない……!) といった、それぞれの気合だけでトップ集団に食らいついていた。 そしてこのトップ集団からもう少し下がってみると、そこでは大妖精、穣子、サンタナ、にとりが懸命に走っていた。 穣子(くっそー、姉さん……意外に足速いわ! 次は、次は負けないようにしないと……!!) 大妖精(瞬発力だけじゃ駄目……体力をもっとつけないと……いけないのに……) サンタナ(ぐっあー! 妖精1ィィィ! あんたなんで落ちてこないのよー!!) にとり(やっぱ貫徹続きの上に早朝に練習した身じゃ走るの辛いね……帰ったら仮眠でもしようか) そうして、更にそこから下がると……こちらではまるでやる気を見せる走りをしていないチルノと。 もう完全にグロッキー状態となっているヒューイが並んで走っていた。 チルノ(あーあ、つまんないなぁ……ただ走るだけのどこがサッカーの練習なのよ) ヒューイ(うっ、うー……は、走るのは苦手だよぉ……い、息が……!)
[359]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/08(水) 02:20:24 ID:??? 藍(ふむ……見事なまでにバラけているな。 ……まあスタミナなどは本当に練習をしてつけるしかないものだ。 これで駄目だった者も、次に頑張ればいい……体力が無いとまともに試合すら出来ない可能性もあるからな。 地味に見えるかもしれないが、彼の練習方針は決して間違いではない) 少なくともこの練習で、椛やリグルは試合途中で倒れる程やわではない体を作る事が出来ただろう。 それは万全の状態で試合を行えるという事。 決してこの練習も、無駄だった訳ではない。 正午となったところで反町はランニングを止めるよう号令をかけると、殆どのものはそこでぴたりと走るのを止め。 その場に倒れこんだり、或いは座り込んだり、水を求めたり、暑さから逃れようとチルノの傍へ寄って行ったりとする。 ただ、椛だけはまだまだ走り足りないのか口を尖らせて不満気にしていたが……。 一応は納得をして、反町のもとへと歩み寄ってきてくれた。 椛「わふっ、反町さん、この練習もっとやりましょう! 走るの楽しいッス!」 反町「う……うん、そうだな。 また必要な時が来れば……な」 尻尾をぱたぱた振りながら無邪気な笑顔を見せる椛に圧倒されつつ、反町は今日の練習はこれで終了だと伝える。 椛を除く一同は完全に疲れたといったような表情を見せつつ帰り支度をし……。 その傍ら、藍は橙のもとへと近寄り、頭を撫でながら練習を褒める。 藍「よく頑張ったね橙、持久走は苦手だろうに……」 橙「あにゃ……。 だ、大丈夫ですよこれくらい! 私も立派な妖獣です!!」 藍「うん……。 とにかく、よくやった。 これからも頑張るんだよ」 橙「はい! 任せてください!」 藍「それじゃあ反町君、私はこれで失礼させて貰う。 これからも何かあれば呼んでくれ」 反町「あ、はい! ありがとうございました!」
[360]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/08(水) 02:20:41 ID:??? 橙の頭をひとしきり撫でた後、藍はその立派な九尾の尻尾を振りつつ去っていった。 柔らかそうだなぁと改めて思いつつ、反町も帰り支度を済ませると……静葉と穣子と共に、自宅へと一旦帰る。 自宅へ帰るとにとりは昼食はいらないからひとまず寝る、と一言だけ言って自室へと向かい。 その他の面々も昼食を取ると、早々に自室へと戻り眠り始めた。 どうやらランニング練習で殆どの者は体力を大きく消耗したらしい。 反町「そんなに辛かったかな……」 静葉「そうね……私達は力はあれど、サッカーに使う体力は決して持っていないから。 それだけにこうして普通に走るだけで疲れるんでしょうね……」 穣子「まあ、それも慣れでしょ慣れ。 この練習繰り返してれば、いずれ体力もついてくるわよ。 ……っと、はい、お待たせ〜」 反町「おう、サンキュ」 早々に眠りたいといった一同の昼食を優先していた為、一番最後に昼食を取る事となった反町達。 今日は少し趣向を変えて山菜うどんを食べつつ、このあとの予定を話し合う。 静葉「まあひとまず、稗田のお屋敷に行かないとね……。 大会の申し込みはあそこでないと出来ないもの」 反町「ですね。 ……しかし、普通の大会っていってもどういう人たちが出てくるのか」 穣子「どこと当たるかもまだわかんないしね……ズルズル……チュポンッ。 ふぅ、ご馳走様」 ※練習をした後昼食を取った為、反町のガッツが変化しました。 500/720→300/720→400/720
[361]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/08(水) 02:20:52 ID:??? 昼食を取った反町達は、少々休憩をした後そのまま人里を一路目指した。 無論、先ほど話し合ったように大会参加の申請をする為である。 酒商店ベジータの前を通って「くそったれぇぇぇ!」などという叫び声などを聞きつつ。 反町達は稗田家に入り込み、阿求との面会をしたいと手伝いの者達に伝えた。 そうして手伝いの者達に案内を受け、いつもの部屋に通されて待つ事数分。 阿求「お待たせしました」 反町「あっ、阿求さん」 静かな音を立てて襖が開き、この屋敷の当主――稗田阿求が現れた。 阿求はこれまた優雅な動作で座り込むと、反町達の用件を聞いてくる。 勿論反町達の用件は大会の申請……それを伝えると、阿求はそれではとこれで見るのは三度目になる申請用紙を反町に渡してきた。 反町としては既に書くのも慣れてきた頃……。 自身の名前とチーム名、そしてメンバーの名前を書いていき……残った場所。 「出場する大会」の欄を睨み……そこに、若葉杯(※小さな大会)ではなく、蒲公英杯(※普通の大会)と書き記し阿求に手渡した。 阿求「ありがとうございます。 ……蒲公英杯に、ご参加ですね」 反町「あの……何か問題が?」 阿求「いえ、何も問題はありません。 それでは、簡単ながら若葉杯と蒲公英杯の違いについてご説明させていただきます。 まず、蒲公英杯は12チームで構成された大会となっております。 基本的には皆さん4試合……シード枠を取れた方は3試合を行う事になります。 また、試合時間は若葉杯の30分から10分増加の40分……試合が行われる場所も。 この人里近くのコートではなく、魔法の森の近くに建造されたドームで行われる事となります」
[362]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/08(水) 02:21:05 ID:??? 反町「魔法の森の近く?」 そんなものがあったっけな……と反町は首を捻るが、そこで阿求は更に丁寧に説明をしてくれた。 阿求の話によると、そのドームとは香霖堂とは反対側の場所にあるらしい。 道理で知らないはずだ……と、反町は納得をした。 阿求「因みに、試合の組み合わせなどはこの紙に書かれた通りです。 A〜Fまでのブロックは、明日。 G〜Lまでのブロックは明後日に試合が行われます」 反町(なるほど……すると、大会が始まってから終わるのは大体五日か) 【優勝】 ┏――――――┓ ┏―――┓ ┏――┓ ┏――┓ │ │ ┏―┓ ┏┓ ┏┓ ┏┓ ┏┓ ┏┓ ┏┓ A B C D E F G H I J K L E−FとG−Hの組に入れば、三試合を行うだけなので幾分かは楽に出来る。 しかし、シード組に入るのはやはり上位のチームなのだろうから、その可能性も薄いだろう。 穣子「それで、私達はどの組に入るの? あと、対戦チームは?」 大まかな説明が終わったところで、穣子がで阿求にそう問いかける。 反町と静葉としてもそれは気になっていたところなので、無言で頷きながら目で阿求に問いかけた。 阿求「オータムスカイズさん達は……」
[363]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/08(水) 02:21:29 ID:??? 先着2名様で、 ブロックは?→!card 対戦チームは?→!card !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 マークと数字によって下記の表に従い分岐します。 ブロックは?/対戦チームは? JOKER→なんとシードのK−L組/緋想萃夢格闘一派 ダイヤ→二日目の午後I−J組/歴史と半獣人里の会 ハート→二日目の午前G−H組/春夏冬同盟 スペード→一日目の午後C−D組/地霊アンダーグラウンド クラブ→一日目の午前A−B組/西行寺快食の会 ※今日はここまで。お疲れ様でした。
[364]森崎名無しさん:2009/07/08(水) 02:24:20 ID:??? ブロックは?→ スペード6
[365]森崎名無しさん:2009/07/08(水) 02:29:17 ID:??? 対戦チームは?→ スペード5
[366]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 04:14:53 ID:??? >ブロックは?→ スペード6 =一日目の午後C−D組 >対戦チームは?→ スペード5 地霊アンダーグラウンド ========================================================================= 阿求「皆さんが入る組はC……明日の午後一番の試合ですね。 対戦チームは、地霊アンダーグラウンドとなっております」 反町「地霊アンダーグラウンド?」 聞き覚えの無い言葉に、反町は首を傾げる。 しかし、それもまた当然かと反町は納得をしていた。 反町が知っているチームなど、若葉杯で戦ったチームを除けば片手で足りる程。 この蒲公英杯に出ているチームに心当たりがあるのは、新聞で見た守矢フルーツズくらいのものだ。 阿求「当日は若葉杯と同じように、開会式のようなものはありません。 試合開始の前までに、用意されているロッカールームで待機をしておいて下さい」 反町「はい、わかりました」 流石に普通の大会ともなれば、試合会場も野ざらしのコートから一気にドームへと様変わりする。 当日は恐らく観客の数も若葉杯に比べると圧倒的に増えるのだろうなと少しばかり緊張をしながら。 反町は阿求に礼を言い、稗田の屋敷を後にした。 ※蒲公英杯に参加登録をしました。 明日の午後に試合が組まれました。 対戦相手は地霊アンダーグラウンドです。
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0ch BBS 2007-01-24