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【毒人形は】幻想のポイズン6【毒を吐く】
[407]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 20:35:21 ID:??? >治療結果→ クラブ9 =毒が完治! =========================================================== 治療が開始してから穣子が診療所の前で待つ事数十分……。 最初は聞こえていた反町の悲痛な叫びも、この数分でぷっつりと消えてしまった。 悲鳴を聞くのも穣子にとっては苦痛だったが、さりとて悲鳴が無くなったのも何かと心配である。 穣子(……まさか、死んじゃったとか……無いわよね?) 最悪の事態を想定してしまい、思わず顔を青白く染める穣子。 こうなりゃ怒られてしまうかもしれないが、診療所の中に入ってやると決めたその時……。 ガララッ 反町「お、穣子。 何やってんだ変なポーズして」 穣子「そっ、反町!?」 丁度タイミング良く引き戸が開き、その中からは呆気らかんとした表情の反町が出てきた。 勢い良く診療所の中に突入しようとしてた穣子の体勢を見て首を捻る反町に。 穣子はなんでもないと言いながら体勢を整え、咳払いを一つしてから身体に異常は無いか聞いてくる。 あれだけの悲鳴に、あの胡散臭い医者のやった事。 とても無事ではいられないかと穣子は思っていたのだが……。 反町「いや、それが全然おかしい所が無いんだよ。 しかもかなり身体の調子がよくなってて、毒も取れてるみたいだ」 確かに反町の言う通り、反町の顔色は先ほどまでと比べてかなりよくなっている。 それに、穣子の見たところでは反町が穣子に気遣って無理をしている様子も無い。 反町「どうやら、あの博士も腕はいいみたいだ……」 穣子「はぁ……全く、心配して損したわ」 ※反町の毒状態が回復しました。
[408]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 20:35:33 ID:??? その後、心配のし過ぎでやや疲れていた様子の穣子だったが。 それでも数分経てばいつものようなテンションに戻り、反町を引き連れて買い物へと向かう。 顔なじみらしい八百屋へと行き、お芋を大量に購入してそれを持たされたり。 米屋に行ってえらく量のある米袋を持たされたり。 とにかく色んな店を回っては反町はその両手に店に訪れた分だけの袋を下げていった。 穣子「は〜、買った買った。 やっぱ荷物もちがいると楽だわ」 反町「……そりゃ良かったな」 帰り道、穣子は比較的軽いものをニ、三袋その両手に持ちながらスキップをしつつそう呟き。 反町はその両手で米やお芋やその他諸々の食材を持ちゲンナリとした表情で穣子の後ろを歩く。 反町(……まぁ、喜んでくれてるみたいだしよかったか。 この米とかも結局は俺達が食うもんだし……たまには、荷物持ちくらいしないとな) 穣子「ほら反町、遅いわよ。 早く帰って晩飯作ってあげないと」 反町「あー……はいはい、わかったよ」 急かす穣子に苦笑をしつつ、反町は額に汗を流しながらも自身に出せる精一杯の速度で穣子の後を追い。 自宅へと帰りついた。 ※穣子の評価値が上がりました。
[409]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 20:35:47 ID:??? 自宅に帰ると既にチームメンバー全員が居間に揃っており、穣子達の帰りを迎えてくれた。 反町は大きく息を吐きながら荷物を下ろし、そんな反町にありがとね。と一言呟くと。 穣子は早速食材を持って台所へと入っていく。 反町は穣子を見送るとそのまま居間へと出向き、自分の席へとついた。 静葉「お疲れ様、一樹君」 反町「いえ、これくらいは別にどうって事無いですよ……。それより静葉さん、みんなにはもう?」 静葉「ええ、伝えたわ。 みんな、かなりやる気を出してくれてるみたい」 どうやら静葉はちゃんと家に帰った後、全員に明日の予定を伝えてくれたらしく……。 なるほど、確かに居間では明日に向けての意気込みを妖精達が燃えながら叫んでいたり。 リグルは何故か胸を張りながら私が出るからには大丈夫だと大言を吐いていたり。 チルノもまた同じく胸を張りながら明日は絶対にゴールさせないと宣言していたりする。 反町(みんな臆してないみたいだな……うん、いい雰囲気だ) 周囲を見ながらそう考えていた反町の元に……不意に、にとりが近づいてきた。 何か試合の話だろうか?と思うが……何やら様子が違う。 にとり「やぁおかえり反町」 反町「ああ……。 どうしたにとり、何かあったのか?」 にとり「いやいや、別に何かあったって訳じゃないんだけどね。 その……なんだ。 前にも言った通り、空気清浄機を動かすには魔法使いの力か魔力を持った道具が必要なんだよ」 反町「ああ、そういえば言ってたな」
[410]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 20:36:17 ID:??? にとり「それでまぁ、なんだ……私はどうにも清浄機を作る以上家にいなくちゃいけなくてね。 まだそれのアテが見つかってなくて……空気清浄機自体は明後日の朝にゃあ出来るはずなんだけど。 その……」 反町「なぁ、にとり。 その魔力を持った道具ってのは……これじゃ駄目か?」 にとり「ほへっ?」 何やら苦々しい口調で話していたにとりの前に、反町は懐から取り出したサモナイト石を差し出す。 にとりは最初は目をパチクリと瞬かせていたが……。 すぐにちょっと待っててと言うと、一旦自室へと戻り何やら怪しい器具を持ってきて再度反町の前に座り込む。 にとり「ちょ、ちょっとそれ貸してみて」 反町「あ、ああ……」 素直にサモナイト石をにとりに手渡すと、にとりはサモナイト石をすぐさま器具に取り付け。 何やらボタンらしきものを押し、石の様子を見守る。 そうしておおっ、と小さく呟くとまた別の石を見……それを5回全部やり通した後、ぽつりと呟いた。 にとり「こりゃ驚いた……こいつが3つもあれば、必要な分の空気清浄機は全部動くよ!」 反町「3つ? 3つだけでいいのか?」 にとり「ああ、この石を砕いて欠片を動力にすりゃ半永久的に空気清浄機は動き続ける。 そんだけの魔力を秘めてるよ、こいつは」 反町(パチュリーさんは微弱な魔力って言ってたけど……。 ……もしかして、パチュリーさん"にとっては"微弱って事なのか? ……っと、まあそれは置いておいて……そうか、3つ渡せば空気清浄機は動いてくれるのか。 さて、どうしようかな?)
[411]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/09(木) 20:36:22 ID:??? A.1つだけ渡す B.2つだけ渡す C.3つ渡す D.1つも渡さない E.4つ上げちゃう F.全部渡しちゃうぜ! 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[412]キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/07/09(木) 20:37:20 ID:GMUOT34k E
[413]森崎名無しさん:2009/07/09(木) 20:39:43 ID:amHkYQ/M C
[414]森崎名無しさん:2009/07/09(木) 20:49:07 ID:A91PBVEE F
[415]森崎名無しさん:2009/07/09(木) 20:49:50 ID:62j45unw E
[416]森崎名無しさん:2009/07/09(木) 20:51:39 ID:vFBK6LEQ F
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