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【漢達の】キャプテン霧雨24【挽歌】
[561]森崎名無しさん:2009/07/18(土) 19:02:42 ID:CziIql2k B
[562]キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/07/18(土) 19:10:00 ID:5oRD1i3U D
[563]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/07/18(土) 23:04:11 ID:??? >>D さぁ、今日もまた行こうか戦場(食堂)へ!! 魔理沙「戦いだぜ」 幽々子「…………!」 その一言で、幽々子には魔理沙の意図が完璧に通じた。 崩していた姿勢をただし、浮かべていた退屈そうな表情を戦士のそれへと変える。 幽々子「…やるのね?」 魔理沙「当然だろ。ふっ、今日も難なく突破してやろうじゃないか」 幽々子「それでこそ、私が…………いえ、それでこそ天才テニヌプレイヤーね。 それじゃ、心の準備はいい?……2度目、そう甘くはないんじゃないかしら」 恐らくは幽々子の言葉の通りだろう。相手もバカではない。 特にこの前は幽々子が大量に食べていたこともあって、ある意味では死活問題とも言える。 守りの堅さは恐らく、以前のそれを上回るに違いない。
[564]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/07/18(土) 23:04:52 ID:??? 魔理沙「……じゃ、行くか」 幽々子「ええ。今日はデザートがあるといいわねぇ」 だがしかし、2人に退くという選択肢はなかった。 己の限界までこっそりつまみ食いをするため………挑戦は終わらない。 先着3名様で 西行寺の威信を賭ける!→!card+亡霊(+1)+慣れ(+3) つまみ食いもパワーだぜ!→!card+度胸(+2) ちょっと敵もパワーアップ→!card と書き込んでください。幽々子 + 魔理沙 - 敵 が 5≦ バレずにもぎゅもぎゅ 0〜4= ちょっと食べて見つかりそうになって逃げる -1≧ お説教タイム! 敵のマークがダイヤ・ハートの時【縮地ディフェンス(+13)】が 敵のマークがスペードの時【何仲良さそうにしてるのよ!(+18)】が 敵のマークがクラブの時【天才の罠(+25)】が発動します 数字一致とかマーク一致が魔理沙と幽々子で発生すると感情度にボーナスがつき、更に合計値に+3されます
[565]キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/07/18(土) 23:05:12 ID:??? 西行寺の威信を賭ける!→ スペード10 +亡霊(+1)+慣れ(+3)
[566]森崎名無しさん:2009/07/18(土) 23:06:37 ID:??? つまみ食いもパワーだぜ!→ ハート8 +度胸(+2)
[567]森崎名無しさん:2009/07/18(土) 23:10:36 ID:??? ちょっと敵もパワーアップ→ ハート6
[568]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/07/19(日) 00:03:48 ID:??? 西行寺の威信を賭ける!→ スペード10 +亡霊(+1)+慣れ(+3)=14 つまみ食いもパワーだぜ!→ ハート8 +度胸(+2)=10 ちょっと敵もパワーアップ→ ハート6+【縮地ディフェンス(+13)】=19 >>バレずにもぎゅもぎゅ 幽々子「実は、この前に面白いことに気付いたのよねぇ」 魔理沙「面白いこと?」 部屋での作戦会議。こう、始めに幽々子が話を切り出した。 そっと魔理沙の耳に口元を近づけ、楽しげに幽々子は言う。 ――あのメイドには、突くことができる隙がある、と。 幽々子「もちろん、別の誰かが私たちの邪魔をするなら、その作戦もあまり意味はないけどね」 魔理沙「いや、試す価値はあるぜ。少なくとも、守り手が瀬田だったら確実に通れるってことだ」 悪役もかくや、とばかりの意地の悪い笑みを見せる魔理沙に、幽々子も同じ笑みで返す。 かくして、夜の大闘争劇の二幕は静かに始まった……
[569]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/07/19(日) 00:04:46 ID:??? (24)瀬田「(………くっ、私としたことがこの前はなんという油断を… しかし、今度は油断はないですよ…馬宮だろうが、この前の謎の敵だろうが…斬る!)」 廊下に一人佇む、一人のメイド少女。彼女は女性にあるまじき眼光の鋭さでもって、食堂の前から玄関を睨みつける。 以前とは違って既に刀を抜き放っており、危険性は前回の比ではない。 ぞわわ…… (24)瀬田「(……?何?この妙な感覚は…)」 背筋に走る悪寒。彼女の剣士としての勘が、警告を鳴らしているのか。 しかし、見える敵は、彼女の目前に存在していない。 (24)瀬田「(過敏になりすぎているのかしら…)」 首を数回だけ振って、またも鋭く目を光らせる瀬田。 部屋からどこかに向かっている浅海が視界に映ったが、彼は食堂に向かってはいない。 思わず強くしていた握りを緩め、調息。 ガササッ…!! そして、今度こそ本物の侵入者が現れる音に半ば歓喜し、瀬田は一気に地を駆け、距離を詰める。 刀を当たらぬ直前で振り下ろし、相手の上空から一撃で伸すべく、天井へ跳躍。天井を床を蹴ろうと足を伸ばし― ぞわわ… (24)瀬田「!!!!??」 ドガァッ!! ―瀬田の意識は、そこで途絶えた。
[570]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/07/19(日) 00:05:03 ID:??? 魔理沙「……ほえー、こうも上手く行くとはな。完全に伸びちゃってるぜ」 幽々子「まぁ、これだけの高さから落ちれば仕方はないと思うわね。 それじゃ、もうちょっと眠りを深くしようかしら〜」 柔らかにそっと幽々子は瀬田へと手を伸ばす。 何をしたのか魔理沙にはわからないが、死んではいないことを確認し、それで理解を諦める。 魔理沙「ま、瀬田の気持ちも分からなくはないな。急にこんなのを踏めばビックリもするぜ」 ちょいちょい、と魔理沙が天井にぶら下がった幽霊をつつく。 そう、瀬田はこれを踏んだショックで剣を振ること、ひいては受身すら取れずに落下したのだ。 幽々子「確かに、天井からの一撃は初めての侵入者には有効よね〜 けれど…踏む面を一々確認しないのは、ちょっと危ないんじゃないかしら」 幽々子が気付いた事実とは、瀬田が侵入者へ一撃を加える際の癖。 まず最初の一撃は囮に。次に、ショックで動けぬ相手に背後から天井の跳躍を用いた一撃を振り下ろすこと。 そして、地を蹴る際には当然その地面を確認する者などいない。もっとも、幽霊など確認しても視認のしようがないが。 魔理沙「その癖を利用し、天井に幽霊トラップか………いやいや、えげつねーなァ」 幽々子「うふふ、拗ねちゃうわよ?」 魔理沙「褒めてるんだぜ。さて……勝利したし、たくさん食べてやるぜ!!」 瀬田を静かに床に寝かせ、2人は意気揚々と食堂に向かう。 今日の夜闘は、誰が見ても疑いようのなく魔理沙たち、侵入者たちの勝利であった。 ※魔理沙のガッツが150回復しました
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0ch BBS 2007-01-24