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【下克上等】幻想のポイズン7【蒲公英杯】
[501]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/20(月) 20:24:30 ID:??? >D.住所を教えておく ================================================================ 反町「えっと……人里外れの一軒屋に住んでいるんですよ。 そこで、穣子や静葉さん……チームメイトと共同で生活してて」 慧音「ふむ……。 あの二柱か」 反町がそう告げると、慧音は顎に手を当てつつ何やら考え込みはじめた。 慧音(この反町という男……間違いなく人間なのだが、一体何故そのような場所で住んでいるのか。 ……まあ、人間の全てが人里に住んでいるという訳でも無いし。 そこまで深く考えずともよいか) 魔法の森に住む魔法使い、妖怪の山に住む風祝、紅魔館で働くメイド長を思い浮かべ。 慧音は一人、納得をしたように頷いた。 と、そこで丁度ロッカールームの扉が開き、中から静葉達が出てくる。 静葉達はロッカールームの前に反町以外の人物がいる事に気づくと一瞬うろたえるが。 その顔ぶれが決して害悪を成す人々ではない事に気づくとすぐに一礼をして挨拶をする。 ……尚、チルノやリグルやサンタナといった面々は頭など下げず。 そして、にとりは大勢いる人間に思わず顔を強張らせて椛の後ろに回りこみ顔を一気に赤面させていた。 静葉「あら……慧音さん。 こんにちわ」 慧音「ああ、お疲れ様だ。 すまないな、大勢で待ち構えるような真似をしてしまって」 静葉「いえいえ。 さ、一樹君。 もういいわよ」 反町「あ、はい。 それじゃあ急いで着替えてきますから」 静葉に急かされ、慌ててロッカールームの中に入り着替えと荷物を片付け始める反町。 外からベジータの「早くしろー!間に合わなくなっても知らんぞー!!」という声を三度くらい聞きながら。 ようやく反町は着替えを終えてロッカールームの外へと出た。
[502]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/20(月) 20:24:51 ID:??? 外へ出ると、入れ替わるようにして歴史と半獣人里の会の面々がロッカールームへと入り込む。 反町はスポーツバッグを肩から提げたまま廊下を進んで帰宅につこうとすると。 その廊下でにとりとサンタナが待ってくれている事に気づいた。 反町「あれ、まだ帰ってなかったのか?」 にとり「うん、まあ反町一人だけを置いて帰るってのもあんまりだろ? 穣子や静葉、疲れてる奴らだけ先に帰して私達はここで待ってたのさ」 反町「そうか、ありがとうな」 サンタナ「全然私疲れてないから、別にかまやしないわよ」 後半途中から出場したサンタナに、まだ他の選手に比べて余力はあったにとり。 待っていてくれた彼女達に感謝をしつつ、反町は早速三人で帰ろうとするが……。 にとり「ところで反町、このまま帰るのかい? 折角だから第三試合も見ていこうかと私は思うんだけどね。 明後日の西行寺快食の会に私達が勝てば、その次に戦うのはこの試合の勝者だ。 実際にこの目で見て、情報を得ておくのも悪くない。 まあ、人里の会の対戦相手はザコ妖怪チーム。 特に主力のいないチームだから、見ても面白みは無いだろうけどね」 反町「そうだな……」 A.このまま帰る B.第三試合を見ていく C.むしろ散歩に行く D.そんな事より練習だ! E.その他 自由投票枠 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[503]森崎名無しさん:2009/07/20(月) 20:26:32 ID:/BqunnxU E 今の酒屋さんが気になるから行ってみる
[504]森崎名無しさん:2009/07/20(月) 20:27:38 ID:HIZ0LT5I B
[505]森崎名無しさん:2009/07/20(月) 20:29:27 ID:aqFolF+M B
[506]森崎名無しさん:2009/07/20(月) 20:30:43 ID:??? 酒屋はただお休みしてるだけか… 第四の下級戦士が店番してるのか…
[507]森崎名無しさん:2009/07/20(月) 20:36:38 ID:YXjtBEiM B
[508]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/20(月) 20:51:55 ID:??? >B.第三試合を見ていく ================================================================ 反町「そうだな……確かに、情報を得ておいて損は無い。 試合を見に行こうか」 にとり「だね。 さて、それじゃあちょいと失礼して……」 反町がにとりの提案に賛同すると、にとりはにんまりと笑みを見せ。 リュックから何やら怪しげなコートを取り出し、羽織始めた。 一体何をするつもりだろうと反町とサンタナが顔を見合わせていると。 にとりは高らかに声を上げながら、コートの中にあったスイッチをポチリと押す。 そして……。 にとり「とくと見さらせ河童の技術! ジャ〜ン!!」 ブゥゥンッ……! 反町「こ、これは!?」 サンタナ「なにィ!!」 先着1名様で、 河童の技術は世界一!→!card !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 マークによって下記の表に従い分岐します。 JOKER→爆発した。 ダイヤ・ハート→にとりの姿が完全に消えた!! スペード→にとりの姿が消えた! ……ただし、顔だけ隠れていない。 クラブ→にとりの姿がまるで何ともなってなかった!
[509]森崎名無しさん:2009/07/20(月) 20:53:06 ID:??? 河童の技術は世界一!→ スペード3 爆発
[510]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/20(月) 21:18:03 ID:??? >河童の技術は世界一!→ スペード3 =にとりの姿が消えた! ……ただし、顔だけ隠れていない。 ========================================================================================== にとりがスイッチを押した瞬間、ぶぃぃぃん、という機械音が鳴り。 にとりの姿は徐々に周囲の景色と同化していく。 足、腹部、両手とまるでにとりの体がそこから消えていくように反町達には見えたが……。 にとり「どうだい! これが私の自信作、光学迷彩スーツさ!!」 反町「…………」 サンタナ「…………」 唯一、顔だけが思いっきり露出をしていた。 ニカリと歯を見せて笑うその笑顔が異様に眩しく、反町はどうしたものかと考える。 どうやらにとりはこの光学迷彩スーツで全身を完全に隠す予定だったようだが。 しかし、これではまるで宙を浮く生首だ。見ていてとてつもなく怪しい。 頭隠して尻隠さずならぬ、体隠して顔隠さずである。 しばしの間沈黙する三人だったが……。 サンタナ「……生首」 にとり「へ?」 サンタナ「あんた、鏡見たら? 全然隠れてないよ?」 にとり「な、なにィ!?」 歯に衣着せぬサンタナの言葉ににとりは大きく狼狽し、慌てて化粧室へと向かい自身の姿を確認する。 そして、「ぎにゃー!」という大きな声を上げると先ほどとは打って変わってしょんぼりといった様子で反町達の元に帰ってきた。
[511]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/20(月) 21:18:21 ID:??? にとり「……うぅ、どうして隠れないんだろう。 設計は完全だったはずなのに」 反町「……あまりこういう事言いたくないんだけどいいか?」 にとり「どうぞ……」 反町「……顔。 コートで隠してないからじゃないか?」 どういう原理でにとりの光学迷彩スーツというのが周囲と同化しているのかは知らないが。 光学迷彩スーツを纏った場所だけは完全に消え去っていた。 しかし、顔の部分だけは光学迷彩スーツを纏っていなかったのである。 この二つの事実を考えれば、どうして顔だけが周囲に溶け込まなかったのかは安易に予想がつく。 反町はそう考えて言ったのだが……。 にとり「こ、構造的に欠陥があったか……!」 反町「に、にとり?」 にとり「悪い反町、私は今から急いで帰ってこいつを直しちまうよ! どっちにしろ、こいつが駄目だと試合観戦は出来ないかんね! 大丈夫心配しなさんな、あんたの言っていた空気清浄機の方も明日までには作っちまうからね!! よぉし! 改修だ、改修だー!!」 反町「おい、ちょっと待……」 にとりはパッと顔を明るくすると、すぐさま反町達に背を向けて自宅方向へと走り去ってしまった。 後に残るのは、呆然とした反町とサンタナのみ。 反町(にとり……もしかして気づいていなかったのか? ……どこか抜けてるんだよなぁ、あいつも) サンタナ(河童ってやっぱ訳わかんない奴だわ)
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0ch BBS 2007-01-24