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【傭兵怖い】ファイアーモリブレム10【女も怖い】
[763]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/09/20(日) 10:35:02 ID:??? シーダ「マルス様〜!火竜を船から引き剥がしました!急いで前進を!」 マルス「ありがとうシーダ!よし、船のスピードを上げてくれ!一気にディール要塞へ向かう!」 全員「「「「「「「おう!!!」」」」」」」 こうしてマルス隊とアベル隊は火竜の潜む地帯を突破し、ディール要塞へ向かっていった。そして… 森崎「ん?おい、マルス王子たちの船が一気にこっちに向かってくるぞ」 オグマ「おいおい…まさか、あいつらだけで片付けちまったってのか?」 リフ「また無駄足を踏んじまったということか…まったく、貴重な時間を浪費しおってからに…ブツブツ」 ゴードン「なにか有意義なことをして味方の到着を待っていたほうが良かったかもしれませんね…」 カシム「船を反転させるのに時間がかかりそうだから僕たちの船が最後尾になっちゃいそうだね…」 森崎「(むぐぐぐ…こんなことで他の部隊に遅れを取ってしまうとは…畜生!)」 ※部隊の仲間の評価が少し下がりました。 移動に手間を取った森崎隊の船は置いていかれないようにアベル隊の船の後ろにくっついていくのが精一杯だった。。 一方その頃…森崎たちを待ち受けるディール要塞では… 〜ディール要塞〜 ミネルバ「カチュア、その話は本当なのだな?」
[764]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/09/20(日) 10:35:40 ID:??? カチュア「はい。マルス王子はじめ、アカネイア軍の方達は非常に好人物でした。 私の話を聞いてくださり、このディール要塞に向かってきております」 ディール要塞北東の離れ砦。そこにミネルバ率いるマケドニア白騎士団の一部が駐屯している。 ミネルバはアカネイア軍が救援に来てくれるというカチュアの話を聞き口元に僅かな笑みを浮かべた。 ミネルバ「ここまでは計画通りだ。あとはうまくマリアを救出できればいいのだがな…」 カチュア「せめて…パオラ姉さんとエストがこの場にいればすぐにでもジュ―コフ将軍に反旗を翻すことが出来るのにっ…!」 ジュ―コフ将軍。ディール要塞に派遣されたグルニアの重将軍の一人。 ミネルバの妹姫であるマリアを幽閉し、さらにミネルバの反抗心を抑えるために 彼女の腹心でもあるパオラとエストを別の地へ派遣を促した智将である。 ミネルバ「性根が腐りきっていてもグルニアの一将軍には変わりない。 気取られぬように行動するには今の部隊だけでは少々荷が重い。 カチュア、お前も近いうちにグラあたりに飛ばされるだろうな」 カチュア「…今しばらくの辛抱を。マルス王子たちが必ずマリア様を救出し、 必ずミネルバ様をこの鎖から解き放ってくれるはずです!」 ミネルバ「ふっ…お前がそこまで信用するとは、よほどの好人物なのだろうな」 カチュア「…! い、いえ、あくまで私はミネルバ様とマリア様の今後のことを考えてであって…」 ミネルバ「もうよい。おっと…噂をすればなんとやらか。ジュ―コフ将軍のご到着だ」 ザッ…ガチャガチャガチャ…ズン。 重厚な黒鎧を身に付けた部下を引き連れて、立派な髭と気品を漂わせたジュ―コフ将軍が現れる。 重騎士としての十分な体格と知略を併せ持つグルニア屈指のジェネラルである。
[765]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/09/20(日) 10:36:08 ID:??? ジュ―コフ「ミネルバ殿。勝手に持ち場を離れては困る。そなたは北西の砦に待機と命じたはずだったが… もし貴公が少しでもおかしなまねをすればマリア王女の命は保証できぬ。 そのこと…わかってるのだろうな?」 カチュア「(重将軍ジュ―コフ…!この男のせいでミネルバ様とマリア様は…!)」 ミネルバ「……いや、あなたに逆らうつもりは無い。ただ、少しの間でいい。マリアに会わせてはくれぬか。 あの子はまだほんの子供。きっと悲しい思いをしているだろう…。 将軍…頼む。マリアに会わせてほしい」 ジュ―コフ「それは、できぬな。マリア姫は大事な人質。妹姫が心配なら下手な考えはおこさずに 大人しく命令に従うことだ」 ミネルバ「(ちいっ…少しでも会う機会があれば、これからマルス王子たちが救援に着てくれることを 事前に伝えておくことが出来たものの…これではうまくコンタクトが図れぬやも知れぬ)」 ジュ―コフ「(ふんっ…『紅い竜騎士』と恐れられていても所詮人の子よ。 家族を人質に取られたくらいでこうも素直に言うことを聞くとは…ふふ、実に面白い)」 あくまでもミネルバの要求をのまないジュ―コフは、その後ミネルバに更なる要求を課す。 ミネルバの予想通り、カチュアの一個体をグラへ回すというものだった。 カチュア「ジュ―コフ将軍!お言葉ですが、グラには姉のパオラの部隊が既に向かっております。 これ以上我々白騎士団を分散するのは無意味かと!」 ミネルバ「よせカチュア。今は…素直に要求を受け入れろ」 カチュア「し、しかし…」 ミネルバ「……それよりジュ―コフ将軍。我ら白騎士団の優秀な偵察部隊によれば まもなくこの要塞に反乱軍が現れるはずだ」
[766]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/09/20(日) 10:36:30 ID:??? ジュ―コフ「なに!なぜこんなところに反乱軍が来るのだ!?」 その会話の直後、ジュ―コフの部下の兵士がものすごい形相で部屋に飛び込んできた。 兵士「ジュ―コフ将軍!ミネルバ将軍!大変です!ディール要塞の南東付近に マルス王子率いるアカネイア軍が!3部隊を前に押し出し怒涛の勢いで砦を攻めてきております!」 ジュ―コフ「くそ…ミネルバ殿、そういう大事なことはもっと早く言ってもらわねば困る!」 ミネルバ「おやおや。智将ジュ―コフ殿ならばこのような情報既に得ているものだと思っていたが…失礼なことをした」 ジュ―コフ「ぐぬぬぬ…と、とにかく竜騎士団に出撃を命じよ!それと本隊に援軍を要請するのだ! 要塞に入れてはならぬ!なんとしても奴らが要塞に入るまでに撃破するのだ!」 ジュ―コフは慌ててきびすを返し西の砦へと引き返していった。 その後姿を見て、ミネルバとカチュアはほくそえむ。 カチュア「マルス王子…来てくれたようですね」 ミネルバ「ああ。カチュア、お前はとりあえずジュ―コフの指示どおりグラへ向かえ。 私はアカネイア軍と合流をした後、お前たちを迎えに行く」 カチュア「了解しました。姉、パオラの部隊と共にご帰還を待っております」 ミネルバ「…ただし。あくまでマリア王女が無事に救出できたときの話だということを忘れるな。 私の大事な妹を救出できない愚か者の将が率いる軍に手を貸す義理など 誇り高いマケドニア白騎士団にはまったくないのだ。 もし…私やマリアに万が一のことがあった場合は…」 躊躇無くアカネイア軍を攻撃せよ。そう言おうとしたミネルバをカチュアが制止する。
[767]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/09/20(日) 10:36:57 ID:??? カチュア「ミネルバ様。その話はおやめください。マルス王子は必ずマリア様を救出してくれます」 ミネルバ「…そうだな。お前がそこまで心を寄せるマルス王子のことだ。要らぬ心配だったな」 カチュア「だ、だからその…ミネルバ様!私はただ!」 ミネルバ「だが、安心したぞ。パオラやエストと違いお前はどこかそういうことには奥手な印象があったからなぁ… 上官として少し安心しているところもあるのだよ、カチュア」 カチュア「…お心遣い、感謝の意で一杯です」 ミネルバ「それではな。私もとりあえず出撃する。ギリギリまで裏切ることを気取られないようにしなければならないからな」 カチュア「はっ。ご部運をお祈りしております。ミネルバ様…!」 アカネイア軍を待ち受けるため、ジュ―コフ率いるグルニア軍は慌てて戦闘配置につく。 要塞の外で待ち構える者、扉の前に陣取る者、宝を奪われまいと待ち伏せする者、様々だ。 その中に、きびきびと指示を出す二人の部隊長がいた。 グルニア兵の精鋭の中の精鋭、勇者の称号を承る兵士とスナイパーの称号を賜る弓兵である。 勇者「スナイパーよ。お前の部隊はそんなに前に出て大丈夫なのか?」 スナイパー「案ずるな。宝箱につられた愚かなアカネイア兵の脳天を 打ち抜くには絶好の位置なのだよ。それよち勇者よ。お前のほうはどうなのだ?」 勇者「問題ない。このアーマーキラーある限り、あいつらに勝ち目は無い。 不運だと思って諦めてもらうつもりだぜ」 スナイパー「フッ…カミュ将軍の受け売りか?お前も心底好きだなぁ」
[768]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/09/20(日) 10:37:32 ID:??? 勇者「あの人はグルニアの英雄だからな。あやかれるものならどんなところだってあやかるぜ」 スナイパー「だが、アカネイア軍は様々な部隊の混成軍だ。一筋縄では行かないぞ」 勇者「おうよ。なんでも話しによればあの『大陸一の剣闘士』や『紅の剣士』までいるらしいじゃねぇか。 あんな奴らとやりあえると聞いちゃ、もう黙ってられないぜ。腕が鳴りまくるなぁ!」 スナイパー「お互い、頑張ろうな。生き残って祝杯をあげようぜ」 勇者「おおともよ」 一方、前衛の兵たちを片付け、要塞近くまで攻めあがることに成功したマルスたちは… ジェイガン「アベルよ。そういえば新たな兵の補充は済んだのか?」 アベル「はい。俺が選んだのは…こいつです」 ================================== アベル隊の新メンバー→ !card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します K〜Q→バーツ J〜10→マリク 9〜8→ウェンデル 7〜6→ジュリアン 5〜4→レナ 3〜2→マジ A→バヌトゥ JOKER→カイン!?
[769]森崎名無しさん:2009/09/20(日) 10:59:03 ID:??? アベル隊の新メンバー→ ハート7
[770]森崎名無しさん:2009/09/21(月) 00:22:08 ID:??? 割とコアな人選だな、アベルよw
[771]森崎名無しさん:2009/09/21(月) 07:33:37 ID:??? 宝箱や扉があるみたいだし 割と的確な人選かも
[772]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/09/21(月) 13:02:42 ID:??? >>770-771 確かに扉を開ける人がいなければ。武器破壊のリスクを背負って 扉をこじ開けなければならないところでした。 しかし、前述のとおり宝箱の前には強敵が待機してます。気をつけて! =============================== アベル隊の新メンバー→ ハート7 >7〜6→ジュリアン ドーガ「ジュリアンか。確かにこの要塞内での戦いは彼のような工作員がいてくれたほうが 何かと役に立つかもしれん」 ジェイガン「うむ。アベルよ。いい洞察力だ」 ジュリアン「へへ…ようやく俺の必要性に気がついたようだな。お目が高いぜアベルさん!」 アベル「なぁに。だが、はっきり言えば戦闘に関しては期待はしていない。 危なくなったらドーガや俺の後ろに隠れるんだ。いいな」 ジュリアン「………へいへい。わっかりましたよ…」 ノリノリなところに釘を刺されて少し顔をしかめるジュリアン。 ジュリアン「(だけどよ…久々の出撃なんだ。ばっちり活躍してレナさんにアピールしておかないとな…)」 ※アベル隊にジュリアンが加わりました! 先にディール要塞に到着したマルス隊、そして騎馬兵を有するアベル隊は既に前進の準備を終えていた。 マルス「森崎隊はまだ少し準備がかかるようだね。アベル、先に進軍先を決めてしまおう」 アベル「はっ。粗方の敵は既に片付けておりますゆえ、次に攻め込む場所は…大きく分けて『3箇所』になりますね」
[773]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/09/21(月) 13:02:57 ID:??? マルス「ええと…まずはここ、『北の崖の砦』だね」 アベル「偵察部隊によればグルニア本隊からの増援部隊が控えているとか… 早いうちに制圧をしておかなければ後々厄介なことになるでしょうね」 マルス「次に、『中央の要塞』だね」 アベル「ここには相手方の宝箱がおいてあるとの情報です。しかし、それを守る屈強な兵士も控えているかと思われます」 マルス「マリア王女が幽閉されているとすればここの可能性が一番高そうだね…」 アベル「最後に…『北西の砦』ここには敵の総大将ジュ―コフ将軍が控えております」 西を迂回して進軍していくルートで、ここさえ攻め落としてしまえば我々の勝利となります」 マルス「ミネルバ将軍はここを守っているそうだね。マリア王女を救出するまでは 無闇に進軍したくないところだね」 アベル「はい。迅速に攻められるのは魅力ですが竜騎士部隊を振り切れるほどの機動力が無ければ…」 マルス「そうか…進軍するのなら『北の崖の砦』か『中央の要塞』だね」 アベル「私としては『中央の要塞』に2部隊。遊撃的な立場で『北の崖の砦』に残りの1部隊を置けばいいかと…」 マルス「そうだね…それじゃあ、こうしようか」
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0ch BBS 2007-01-24