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【傭兵怖い】ファイアーモリブレム10【女も怖い】
[890]森崎名無しさん:2009/09/27(日) 18:25:46 ID:??? シーザさんパネェww
[891]森崎名無しさん:2009/09/27(日) 18:40:51 ID:??? シーザさん無音レベルアップのくせに超強化w
[892]森崎名無しさん:2009/09/27(日) 21:08:58 ID:??? 激怒強いな。先制がついたら無双できそうだ。
[893]森崎名無しさん:2009/09/27(日) 21:25:24 ID:??? HP半分以下になったら必中か必殺確定とか鬼すぎるw
[894]森崎名無しさん:2009/09/27(日) 23:17:05 ID:??? これから騎兵で仲間になるのは何人いるの?
[895]森崎名無しさん:2009/09/28(月) 00:24:07 ID:??? ペガサス三姉妹とミネルバ、あと女性パラディンと虚弱パラディンがいたはず
[896]森崎名無しさん:2009/09/28(月) 01:00:21 ID:??? 武器レベルなんかの兼ね合いもあるし、サイトとかを見てみるのもいいかも
[897]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/09/28(月) 21:06:36 ID:??? >>890-891 シーザといいシーダといい、シーとつく人は随分幸運に恵まれてますねw >>892-893 もちろん必ず先制を取れるスキルも存在します。強力なスキルなので少し難しいかもしれません。 >>894-896 あと、森崎が騎兵にクラスチェンジできれば彼も加わりますね。 運がよければ『兵種変更』イベントが起きるかも? =================================== シーザ命中覚醒→ JOKER >JOKER→上記全て ※シーザの技成長率が△→○に上がりました! ※シーザがスキル『激怒』と『必的』を習得しました! ※シーザの技が11→12に上がりました ============================== シーザ「俺にはナバールのような華麗な剣技は無い…だが! ラディよ。俺のこの戦いを見て、何かを掴んでくれよ…!」 スッ… シーザは額に巻いた白いバンダナをゆっくりと外し、無造作に上空に放り上げる。 その刹那。同時にシーザは猛スピードで弓兵Aに駆けていく。 ラディ「シ、シーザさんがバンダナを外した!?」 ナバール「……?」
[898]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/09/28(月) 21:06:57 ID:??? 〜回想〜 シーザがワーレンの傭兵としてまだまだ駆け出しの頃である。 屈強な腕自慢の男たちが集まるワーレン傭兵団。その中で極めて浮いた存在だったシーザ。 線が細く中性的な顔立ちから、仲間内から色々と嫌がらせを受けていた。 さらに内向的な性格のためか反抗することも出来ず、いつも我慢を繰り返し、感情を押さえ込んでいたのだ。 シーザ「今は耐えるしかない…強くなれば…嫌がらせを受けることもなくなるだろう…」 だが、現実は残酷である。シーザは誰もが認めるほど必死の努力を重ねた。 それゆえに自分の才能と限界を知るのも早かったのだ。 シーザ「………俺には、相手の防御を打ち砕くような豪快な技も、相手を翻弄する連続攻撃も覚えられない…」 自分の才能の無さを呪う日々。このまま剣を捨ててしまおうかと考えたほどだ。 だが、自分には傭兵以外で生きていく才能が無いことも知っている。 そんな宙ぶらりんな傭兵生活を続けていたある日のこと。 ラディ「あんたがシーザさん?俺、あんたに憧れてこの傭兵団に入ることに決めたんだ。よろしくな!」 年上にまともな敬語も使えないような無神経な…だが、一目で分かるほどに無限の才能を秘めた赤毛の少年。ラディ。 昔の自分のように、傭兵としては線が細く、だが自分が今まで数年かけて習得してきたことを この少年は僅か数日で全て覚えきってしまった『天才』である。 シーザ「驚いたな…まるでスポンジに水が染み込んでいくかのような覚えの早さだ」 あっという間に成長していく少年を見るシーザ。だが、もう彼には昔のような負の感情は湧きあがらなかった。 逆に、いつも期待してしまうのだ。この少年なら…自分が見ることが出来なかった世界を目の当たりにしてくれるのでは。 シーザ「一つ聞いてもいいか?」 ラディ「なんだい、シーザさん」
[899]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/09/28(月) 21:07:21 ID:??? シーザ「お前は私に憧れてこの傭兵団に入ったと言っていたが…私の何処に憧れたのだ? 正直、私は他人に自慢できるほどの腕も、才能も無いのだ」 ラディ「ちょっとちょっと…自分でそんなことを言っちゃいますか?」 シーザ「…………仕方が無いだろう。今の私がお前に勝っているのは僅かな経験だけだ。 その経験も後数年もすれば何ら意味を持たなくなる。お前は、こんな私の何処に…」 ラディ「うーん…なんというかさ、シーザさんの剣はさ、ドキドキするんだよね」 シーザ「ド…ドキドキ?」 ラディ「ああ。軌道が読めないって言うか…奇想天外って言うか…何が起こるかわからないって言うか…」 ラディ本人もどう言葉にしていいか分からないようなもどかしい表情で言う。 シーザ「私としては基礎に習って真面目に剣を振っているつもりだったのだが…」 ラディ「それはシーザさんの常識内での話でしょ?俺から見たらシーザさんの戦い方ってすごい個性的ですよ? いきなり人が変わったかのような恐ろしい戦い方に変わったりするんですもん」 シーザ「そ…そうか?」 弓兵Aに向かいながら、シーザはそんな過去の話を思い出していた。 シーザ「私は…仮面をかぶっていただけかもしれないな。才能が無いと自分に殻を作り 何かをしようともせずなぁなぁの剣を振りつづける毎日… だが、そんな日々はもう終わりだ。私は………」
[900]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/09/28(月) 21:07:43 ID:??? カッ!!!! シーザ「しゃらくせえええっ!!こんのダボがぁ!おんどりゃああああああっ!!!!!」 本性をさらけ出そう。 殻を作ることで自制を保っていたあの日々。 だが、その殻が自分の才能を押さえつけていたものならば。 ドガズギュグシャボギドムグモモッ!!! 弓兵A「ぎぎゅばっ…ぐ…まっ…たす………おか………んんんぐっ!!」 シーザ「死ねシネしねシねしねSHINE死ねぇーーーーーっ!!!」 シーザの鬼気迫る形相と絶叫が一つの剣となって、確実に、残酷に、弓兵Aの命を奪い去った。 ラディ「(あれだ…あれが俺が憧れた真の姿のラディさんだ…何人もの男に囲まれていたのに 一瞬でそいつらを蹴散らしたときの…あのときのシーザさんだ!)」 ナバール「(己の秘めた感情を爆発させた凶器の剣…だが、その力に振り回されることは無く制御している…だと?)」 もはや肉片すら残らない弓兵Aを背に、シーザは先ほど放り投げたバンダナを掴む。 そして乱れた前髪を整え再び装着すると、ようやく血に濡れた鋼の剣を鞘に収めた。 シーザ「(あの時…嫌がらせを受けていた傭兵たちをまとめて沈めたこの姿を…ラディは憧れてくれたのだ。 ならば、もう隠すことは止めだ。ラディのためにも私は望んで修羅となろう…!)」 ナバール「(………あの男。確かに剣の才能は人並みかもしれん。だが相手を殲滅するための『戦いの才能』とするならば…)」 彼もまた、天才なのだろう。ナバールはそう一人ごちると新たな興味を抱くのだった。
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0ch BBS 2007-01-24