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【鏡の国の】キャプテン霧雨25【ミツル】
[111]森崎名無しさん:2009/07/27(月) 22:00:13 ID:Z5AQNk3M A
[112]森崎名無しさん:2009/07/27(月) 22:00:24 ID:rxYInJ+M B
[113]森崎名無しさん:2009/07/27(月) 22:04:49 ID:P9T7yMkI A
[114]森崎名無しさん:2009/07/27(月) 22:27:51 ID:rxYInJ+M すいません Aに変更します
[115]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/07/27(月) 22:36:48 ID:??? >>A もちろん寝ますよ! 魔理沙「私は寝るが、お前はどーする?」 幽々子「読み終わってから寝るわ〜」 既に着替えは終わっているし、歯磨きだってとうに済ませた。 魔理沙の寝る準備は万端である。 さすがに毎日のように食材を貪られては旅館も悲鳴を上げてしまうだろう。…今更だが。 魔理沙「そうか。じゃあ、寝るときに電気は頼むぜ」 布団を被り、目を閉じる魔理沙。多少明るかろうが、充分すぎるほどに眠い。 クーラーの快い涼しさを感じつつ、魔理沙は意識を手放した。 先着1名様で 夜襲→!card と書き込んでください。マークで分岐します ダイヤの3以下・JOKER→鈴仙「やった!私の出番よ!みんな応援してね!」 ハートの4以下→パチュリー スペードの2→アリス クラブ2→フラン クラブ以外のA→現人神 クラブA→???
[116]森崎名無しさん:2009/07/27(月) 22:37:45 ID:??? 夜襲→ クラブ5
[117]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/07/27(月) 22:51:26 ID:??? 夜襲→ クラブ5 >>何も起きず 魔理沙「ZZZ………」 幽々子「………今日も杞憂ねぇ」 すっかり眠りこけた魔理沙の横で、幽々子は気が抜けた様子で村雨を放り投げる。 彼女らの話では、毎日でも夜這いに現れそうなものを、まったくと言っていいほど何もない。 幽々子「世は全て事もなし……か。さて、私も寝ようかしら〜」 電気を消してから、自分の分の布団を被り、幽々子もそっと目を閉じる。 眠りに落ちるその前に、ちょっとだけ小腹が空いたと感じたが……朝食に期待して眠ることにした。 多分、一人ではそれほど面白くはないだろうから。 ※すっかり寝ました 現魔理沙ガッツ 730→850
[118]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/07/27(月) 22:52:23 ID:??? 〜幻想郷追放から36日目〜 みーん……みーん…みーんみーん…… 魔理沙「う、ううん……?」 やけにうるさい蝉の声に、茹るような暑さ。その不快さダブルパンチで魔理沙は思わず目を覚ました。 背には、堅い板の感触。目を開ければ、見慣れた日本家屋の天井。 霊夢「…あ、やっと起きた」 隣から聞こえてきたのは、どこか懐かしい相棒の声。 だが、魔理沙はここが確実に宿舎ではないことに気付き、焦って起き上がる。 魔理沙「れ、霊夢!?それよかここは……」 霊夢「幻想郷。博麗神社。縁側。OK?」 何をバカなことを、と言わんばかりの表情で、霊夢はお茶に意識を戻す。 隣で茶を啜ってまったりしている霊夢とは反対に、魔理沙は取り乱して立ち上がる。 魔理沙「ちょ……ちょっと待てよ、私はサッカー大会に出てたんじゃ…」 霊夢「何言ってんのよ。……アンタ、決勝で負けて、帰ってきたんじゃない」 魔理沙「は……?…………………」 何を言ってるんだ?と言おうと口を開きかけ……。 …少しばかり無言、のちに魔理沙も縁側に腰掛ける。
[119]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/07/27(月) 22:52:26 ID:??? 霊夢「決勝戦。アンタは森崎とかいうGKから1点も奪えずに、敗退。 それで紫も他の皆もアンタを見放して、幻想郷帰ってサッカー三昧……アンタの籍だけを外して、ね」 魔理沙「………ああ………そうだったな」 森崎に放ったシュートはことごとく止められ…他のプレイでも何も出来ず。 そしてまた、他のメンバーたちはサッカーの申し子、翼のプレイについていけず、0-4で敗退。 最後に森崎から受けた言葉と、紫から最後に聞いた言葉は、不思議と一致していた。 『……こんなもんかよ。失望したぜ、霧雨 魔理沙』 そして、幻想郷に負け犬として帰ってきた。修行の意味などなかった、と決め付けられて。 それでも魔理沙には、復帰する気力がかろうじてあった。しかし、紫は魔理沙の籍を外し、公式戦に出れないようになった。 結局はそれで熱意も失われ、魔理沙はサッカーから遠ざかっていったのだった。 そして、いつも通りの……サッカーだけなくなった、この世界を出る前の魔理沙の日常に戻ったのだ。 騒がしい妖怪連中などいない、魔理沙の日常が。 霊夢「終わったことでそんな辛気臭い顔しないでよ。茶が不味くなるわ」 魔理沙「悪い。………にしても、外の世界で過ごした時間って何だったんだろうな…」 霊夢「…さぁね。でもいいじゃない。アンタも私も、このほうが……のんびりまったりが性に合ってるわよ」 微かに笑って、霊夢はぷらぷらと、浮かせた足をばたつかせる。 ……そういえば、霊夢もサッカーをやめた、と言っていた。どうして、だろうか。
[120]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/07/27(月) 22:52:32 ID:??? 魔理沙「どうしてだ?」 霊夢「……ん?」 魔理沙「別に、私に付き合ってサッカーをやめる必要なんてお前にはなかったんじゃないか?」 かつてスーパープレイヤーとして幻想郷を席捲した、博麗 霊夢。彼女の籍は当然に残されている。 そして、向こうに魔理沙が行く前にはなんだかんだで霊夢はサッカーをしていたはずだ。 霊夢「……前にも言ったと思うけど。私、そもそもサッカーなんてしたいわけじゃなかったのよね。 単に余興。あくまで本分は妖怪退治なのよ」 魔理沙「……………………じゃ、何で今までそんな余興を?」 霊夢「これも前に言ったわよ。比翼連理。………恥ずかしいから、あんま言いたくないけど… ………東方コンビとして、アンタと楽しくプレイできたから。それが理由。 私のパスを受けて、魔理沙が点を決めて。バカみたいに嬉しそうに笑い合うのが、楽しみだったのよ」 魔理沙からぷいと顔を背けつつ、照れたように早口で霊夢が呟く。 一緒にプレイすること、それが楽しかったと。 魔理沙「霊夢……」 霊夢「………だから、私のパスを受けるやつがいなくなったら私のサッカーはそこで終わり。 妖怪連中の暇つぶしに付き合うほど私も酔狂じゃないわ」 外は相変わらずの、蝉の大合唱。うだるような暑さ。 どこからか、スタジアムの観客たちの歓声が聞こえてくる。
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0ch BBS 2007-01-24