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【鏡の国の】キャプテン霧雨25【ミツル】
[671]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/07(金) 15:33:23 ID:??? 早苗「……っ!?」 続けられる賛意の声に、思わず早苗が表情を引きつらせる。 このチームに初期にいたメンバーの反発が一番強いかと思いきや、彼らは存外に寛容だった。 (3)三原「みんな賛成か……でも、俺は…反対だ」 (12)馬宮「マジかよ?」 (3)三原「ああ。……霊夢さんが、そういうことを考えない人ってのはそうだって思うし…さ」 早苗「なるほど、三原くんだけは霊夢を歓迎しない……と。そちらはどうですか?」 もう一つのテーブル、女性陣の方へ声をかける早苗。 問題は、こっちのほうが深刻ではあった。幻想枠に霊夢が入ることによって直接の被害を受けるのは彼女たちだからだ。 静かに各々が考えをめぐらせる中、2人が早々と意見を返す。 パチュリー「ま、私は反対じゃないわ。魔理沙の決定だし、間違いなハズがないからね! 雑魚の僻みとは私は無縁だからね、アーッハッハッハッハ!!」 幽々子「私も、紅白がある【一線】を越えないのでしたら特に反対はないわねぇ…… 何より、憎悪を上辺の言葉で取り繕おうっていうのが嫌いなのよね〜」 雅に扇で口元を隠し、ちらりと余裕に満ちた視線を向ける幽々子。 早苗の深くまでを見透かしたような視線に、思わず彼女は目を背けてしまう。 早苗「ッ……洩矢様と八坂様はどうですか?」 諏訪子「…………そうだね。早苗がそこまで言うんだし。チームの和を乱してまで…って感じかな。 はっきり言って、霊夢がいなきゃ勝てないチームだとは思えないし」 軽く反意を見せる諏訪子。今までのチームの勝ちっぷりを見ての判断を加えて、冷静な言葉。
[672]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/07(金) 15:33:40 ID:??? 逆に、もう一人の神は激情的にテーブルを叩く。 神奈子「ああ、早苗の言う通り大反対だね!大会前にいきなり抜けてって、それはないよ。 大体、その反対する早苗の方が悪いみたいな態度からして問題だらけじゃないの」 神綺「魔理沙ちゃんとアリスちゃんが賛成のようだけど……お母さんは大反対!!! 私知ってるもん!アリスちゃんがあの子に毎夜ごっす」 アリス「黙れ黙れ黙りなさい!んなことどうでもいいから黙れ!!」 神綺「もがー!」 何か口走った神綺を羽交い絞めにし、アリスが素早く食堂からどこかへ連れ去っていく。 ……神綺もどうやら反対のようだ。早苗は内心で笑みを深める。 萃香「………私も反対かなぁ。急に出てきてってのはやっぱよくないんじゃないかな」 フラン「ぶーぶー、今もあんまり遊べないのに、もっと遊べなくなるのはやだー」 霊夢と個人的に親交のある萃香も、それとなく反対の意を表す。 最近あまり構ってもらってないフランは言わずもがな。ただ、隣の松山は何も言わず黙したまま。 早苗「…松山さんはどうですか?……反対ですか?」 松山「私は…いいと思う。藤木が言ってたけど、知らない人が入るわけじゃないんだし」 どこか無気力にそう答えると、早苗から目を背けるようにして食事を始める松山。 それに釣られてフランもいただきます、と夕食を食べ始める。
[673]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/07(金) 15:34:07 ID:??? 幽香「……下らないわね」 霊夢「幽香、アンタも反対なの?」 少しばかり意外そうに霊夢が呟いた幽香へ視線を向ける。 その幽香は霊夢ではなく、早苗へ顔を向け、苦々しげに吐き捨てる。 幽香「弱いなら弱いなりに、強さを僻んでないで少しでも這い上がる努力をすべきじゃない? …気持ちを考えろなんて、随分と気持ちの悪い言葉を使ってくれたわね」 神奈子「ちょっと…!!」 幽香「私たちが集められた理由を考えれば一目瞭然でしょう。全ては勝つため、よ。 勝たなければどれほどチームメイト連中が仲良かろうが意味はない。 勝てないメンバーで試合をする理由なんてあるのかしら。仲良しごっこがしたければ、幻想郷にでも帰ったらいかが?」 言いたいことだけ一方的に言い捨てて、幽香は食堂からゆっくりとした足取りで出ていく。 内心では、魔理沙は幽香の言葉に同感ではあった。さすがに言い過ぎではないか、と思うものの。 魔理沙の目的はこの大会に優勝すること。そのための戦力として霊夢の合流を許可したのだ。 魔理沙「(……とはいえ。守矢組は全員反発…か。幸い、こっちの世界の連中は物分りがよくて助かったが。 そうだ、まぁ反発しないと思うけど残りのは……)」 残りは永遠亭の残り組。そちらのほうへ魔理沙はそっと目を向ける。 一人輝夜が食堂のドアを見つめながら、頷いている。 輝夜「あの花妖怪、いいこと言うじゃない。そう、力になれないヤツがゴチャゴチャ言うなって話よね」
[674]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/07(金) 15:34:23 ID:??? 妹紅「……力がなきゃ、いけない?力があれば、何をしたっていいのか?それは違うんじゃないか。 お前も幽香もだけど…あの子の言ってた通り、退けられる方のことなんて、頭にすら留めてないじゃないか!」 輝夜「……ハァ。妹紅までそんなバカ言ってるわけ?んなこと考えて、試合ができるとでも思ってんの? 負ける側のことを一々考えるなんて気持ち悪いマネできるわけないでしょうが。 だーいたい、ぽっと出云々言うんなら、最初から助っ人が出てくる話じゃないでしょ」 妹紅「………もういい!悪いけど、食欲がないから外の風に当たってくる!」 ガタン! 荒く席を立つと、ドシドシと歩いて妹紅は外に行こうとして…永琳に遮られた。 妹紅「……なにさ」 永琳「まぁ、あなたたちは今日の試合を見ていないし、言う事もわかるけどね。 キャプテンがどう判断を下すか、それを聞いてから出て行っても遅くないんじゃない?」 ところであなたはどう、と話をうどんげに向ける永琳。 話を向けられてちょっと驚いた様子だが、自分の意見を返す。 鈴仙「あー…私はどっちかといえば反対…かなぁ(夜襲の時にチャンスがなくなるし…)」 永琳「へぇ、意外ねぇ……」 鈴仙「あ、あはははは…」
[675]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/07(金) 15:34:38 ID:??? 魔理沙「(……まぁ、あの麺類は適当にしとけば意見翻すだろうしどうでもいいか。 お?そういえば天子は…)おわっ!?」 いつの間にか、天子は魔理沙の右隣に移動。 驚いた魔理沙は思わず二、三歩後ずさる。 天子「わ、わわ私は大反た…」 魔理沙「わかった。踏んでやるからお前は賛成な」 ぐりぐり 天子「おふっ!?きたきたこれよこれを待ち望んでたのぉおおおおおッ!! ああんもう賛成になるからもっと踏んでーーーーーー!!」 魔理沙「(………しかしどうしたもんかな。霊夢もそこはかとなく居心地悪そうだし… キャプテンである私が意見を言わないってのも問題だろう。さて、どう言ったものか…)」 A 輝夜や幽香の言う通りだ。私たちは遊びに来てるんじゃない B 東風谷さんの言うことも一理ある。霊夢の再加入はちょっと考え直させてくれ C 賛成多数、だな。民主主義じゃあ霊夢加入で文句はないはずだぜ? D ごちゃごちゃうるさい!私が決定と言ったら決定なんだよ!! E んー、じゃあ霊夢は試合には出さないってことで……どうですか? F その他 ※ただし、今回は票数の関係上、警告は行いません。悪しからず。 現魔理沙ガッツ 550/850 *先に【4】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
[676]森崎名無しさん:2009/08/07(金) 15:43:02 ID:zNe5ABNk F 「霊夢のしてきた這い上がる努力を見せてもらおうか」
[677]森崎名無しさん:2009/08/07(金) 15:51:34 ID:tMiC89Ho F >>676
[678]森崎名無しさん:2009/08/07(金) 15:56:58 ID:??? 悩む選択だ…強権を発動するにも躊躇う場面 霊夢に勝ち取らせるしかないかね
[679]森崎名無しさん:2009/08/07(金) 16:03:38 ID:zWbKfm4c F お前らゴチャゴチャ言う前に一度屈した相手に借りの一つでも返してみせろ!(無茶振り的な意味で)
[680]森崎名無しさん:2009/08/07(金) 16:07:14 ID:X8CfyEcc F >>676 賛成派も実力があること前提の話になってるしな。一度はっきり能力を示させた方が良い
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0ch BBS 2007-01-24