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【サッカーが】キャプテン森崎33【選んだ男】
[881]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/24(火) 23:17:30 ID:Aru26aIo "../test/read.cgi/morosaki/1249004723/880" >>880 基本的にNPCバトルは手早く進める為にも判定無しです。 少しだけ判定してもそれだけで結果を左右するのは とんでもない出目が出た時予定が大幅に狂ってしまいますし、 かと言って沢山判定して実力を競い合わせるのは凄く長く時間を取られてしまいますので。
[882]創る名無しに見る名無し:2009/11/25(水) 00:28:16 ID:i/io03YM 来生にも新技用意されてると思ったのになぁ まぁ、まだ前半だからわからんか
[883]創る名無しに見る名無し:2009/11/25(水) 00:54:53 ID:tBeesNvu 来生は、今のままでは白ディアスだが 更にニュータイプ覚醒して いつか、ディアスの方が黒来生と呼ばれる日が来るんかね
[884]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/25(水) 00:56:07 ID:H28+0XRz ダイレクトシュートを連発しても一対一に持ち込んでも若島津の牙城が崩せない南葛。 沢田と日向が完全に封じられ、まともに攻められるのが反町だけの東邦。 両チーム共に決め手を欠いたまま時間が過ぎていったが…ここで今までシュートを撃たなかった男が動いた。 放送「早くも前半40分ですが、未だにスコアは0対0のまま動きません。 ここまでボールキープは南葛の圧勝ですが若島津くんが100点満点の守りを見せている為 膠着状態となっております。このまま前半は終わってしまうのでしょうか?」 岬「(仕掛けるなら今だ…山森)」 山森「(岬さんのサイン…!分かりました、マークを代わります)」 滝「くそっ…シュラウドストライクもアサルトファルコンもローリングオーバーヘッドも、来生の突撃すら 効かないんじゃどうやって点を取れば良いんだよ…パスを出す事しか出来ない自分が歯痒いぜ…」 岬「滝くん!僕にボールを!」 滝「岬?お、おお!」 バコオッ! 放送「滝くんまたもやセンタリング…ではなく中央の岬くんに戻しました! そしてそのまま岬くんがバイタルエリアに駆け込みます!」 若島津「乗り込んでくる気か!PA内から出るなよ!」 東邦メンバー『おう!』
[885]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/25(水) 00:56:34 ID:H28+0XRz 岬「(分かっていたさ。若島津相手にダイレクトシュートを撃っても分が悪いなんて)」 グワアアッ! 日向「なにィ!?」 中山「ゴールに背を向けて振りかぶった…?」 吉良「なんじゃとォ!」 美子「岬さま〜!」 岬「(だから僕はこのシュートを編み出したんだ。岬はミドルシュートが撃てないMF、 なんてレッテルを張られるのも嫌だしね)いっ…けェ!」 バシュウウウウウウウウウウウウッ!! 放送「ああ〜っと岬くんミスキックか?ボールは真横に行ってしまい…」 ギュ…ゥウウウ…ウウウウウウウウウウウウウウウウン! 沢田「え〜っ、そ、そんなァ!」 反町「なんだあの曲がり方は!」 井沢「(お、俺のバナナシュートなんて比べ物にならない…!)」 放送「い、いや!?まるでUの字を描くかの様にとんでもない曲がり方で ゴールを捉えに行っています!これはまさかの岬くんのミドルシュートだ〜〜〜!!」 松山「す、すげえええ!どうやったらあんなに曲がるんだ!?」 三杉「(だが…曲げすぎだ!)」
[886]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/25(水) 00:57:03 ID:H28+0XRz 岬「これが僕のブーメランシュートだ!」 ギュゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ… 若島津「………!!」 岬の新技、ブーメランシュート。 それは極端なまでにカーブをかけ、半円どころかヘアピンカーブの様な軌道で飛ぶシュートである。 常識では考えられない様なコースで襲い掛かるシュートに大抵のGKは惑わされてしまうだろう。 そして若島津も困惑から逃れられなかったが、彼の鍛え抜かれた動体視力はボールの行方を無意識に追い続けた。 〜回想シーン〜 それは数ヶ月前の東邦学園高等部のサッカーグラウンドでの出来事。 グォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!! ドガアッ! 若島津「ぐはっ!!」 グォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!! バギィッ! 若島津「ごほっ!!」 東邦学園のGKにしてヒューガーのテストタイプサイボーグでもある 若島津は通常の練習が終わった後も日向からシュートを浴び、何回も何回も吹き飛ばされ続けていた。 このサッカー部は日向の恐怖政治による独裁体制が築かれているので チームメイト達は遠巻きに見るだけで誰も助けようとはしない。誰も助けられない。
[887]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/25(水) 00:57:34 ID:H28+0XRz 東邦メンバー「またやってるよ…」「よく怪我しないなあ、若島津」「かわいそうに…」 反町「(いや…あれは多分、若島津も望んでやっているんだ)」 若島津「ハァハァ…」 日向「どうした若島津!せめて3回に1回位は俺のネオタイガーショットを防いでみせろ!」 若島津「くっ…うっ!」 拷問紛いのセービング練習に対し若島津は気丈にも立ち上がり続けようとする。 しかし気力が残っていても体力が残っていなければ体は反応してくれない。 ドタッ… 若島津は膝から崩れ落ち地に手をついたが、日向の目は冷たい怒りで燃えるだけだった。 日向「どうした若島津。力が欲しいんじゃなかったのか?」 若島津「欲しい…です…もっと力が…ですから…」 日向「?」 若島津「俺の体に…下さい。もっと機械を…!」 日向「!…この腑抜け野郎がァアアアアアアーーーッ!!!」 ドッガァアアアッ!! 若島津「ぐがっはぁっ!?」
[888]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/25(水) 00:57:58 ID:H28+0XRz そして若島津が更なるサイボーグ化手術を乞うと…日向は怒りを爆発させ、若島津の腹を思い切り蹴り上げた! 東邦メンバー「ヒイッ!」「い、今若島津の体浮いてたぞ!」「いくらなんでも死んじゃうよ…」 反町「(機会…?ドーピングでもしたかったのか?)」 若島津「ゲホッ…ゲホッ…な、何故…?」 日向「何故、だと?てめえ、俺や森崎やシュナイダーが生身だって事を忘れたのか?」 若島津「ウグッ…!?」 胃液を吐きながらのた打ち回る若島津に日向の容赦ない言葉が突き刺さる。 日向「力は与えてもらうモンじゃねえ、自分で得るモンだ!自分の物じゃない力に頼ったって勝てねえんだよ! それを理解するつもりが無いなら…一生森崎のサブキーパーをやってやがれ!」 若島津「………」 ムクリ。 若島津「…もう一発撃ってきて下さい。お願いします」 日向「フン。そうだ、それでいい…」 反町「(若島津や沢田が…いや、俺も他の皆も日向に従っているのはあの辺りが原因かもな…)」 日向「(あー危ねえ危ねえ。今のヒューガーの技術じゃこれ以上サイボーグ化は出来ないなんて言えないぜ…)」 〜回想シーン終了〜
[889]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/25(水) 00:58:25 ID:H28+0XRz ギュルルルルルル… 若島津「(とんでもない軌道だ…だが威力とスピードはネオタイガーショットと比べるまでもない!)」 バッ! 若島津「見切ったァ!正拳ディフェンスだァ!」 バッコォオオッ! 岬「な…なにィ!」 日向「でかしたぞ、若島津!」 放送「ふ、防いだァ〜!!若島津くん冷静にシュートコースに飛びつきパンチング! 岬くんの新技も通用しなかった!正に鉄壁!正に難攻不落!」 松山「あ〜っ、惜しい!くそおっ!」 三杉「曲げすぎだ!ゴールへの到達時間が長すぎる。コースを見切ってからでも 間に合う程反射神経の優れたキーパーには防がれてしまうシュートだ!」 日本最高のストライカーと毎日血の滲む様な訓練を繰り返していた若島津には 岬の新技も通用しなかった。全日本Jrユースでサブキーパー、それも三番手とされた 屈辱と世界の力を肌で感じた経験は彼を大幅にパワーアップさせていたのだ。 だがもう一人、彼と同じく屈辱と経験で成長の種を得ていた者も居る。 ダダダダダ! 新田「まだだァ!まだ俺が居るぞォ!」 放送「しかしこぼれ球は新田くんが押さえ…すぐさま振りかぶったァ!今度は隼シュートだ!」
[890]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/25(水) 00:59:19 ID:H28+0XRz 若島津「馬鹿め!お前の隼シュートなど通じる物か!(キャッチしてカウンターだ!今ならタケシがフリーの筈!)」 滝「くそ〜、岬の新技も通用しないなんて…」 井沢「新田焦るな!一旦戻すんだ!」 来生「俺だ、俺に回せ!」 新田「(どいつもこいつも俺の事を馬鹿にしやがって!だがそれも今日までだ!)」 山森「新田…?」 中山「あいつ、何を…」 新田「(新技があるのは岬さんだけじゃない!俺にも…このファルコンクロウがあるんだァ!)」 バッゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオン!! 岬「えっ?」 中山「おお!」 この時若島津は一つミスを犯した。今まで完璧な守備をしてきた事、自分の大きな力、 自分に脅威など感じさせた事など無い新田の実績、そして早く日向にボールを渡し先制点を奪いたい焦り。 ヒュゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン! 若島津「な…なにィ!?」 それらが積もり重なった隙となり、予想より遥かに速く鋭いシュートに追いつく事が出来なかった。 バスウウウッ! ポトッ。トントン、トン… ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!! 南葛 1−0 東邦
[891]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/25(水) 00:59:20 ID:H28+0XRz 若島津「馬鹿め!お前の隼シュートなど通じる物か!(キャッチしてカウンターだ!今ならタケシがフリーの筈!)」 滝「くそ〜、岬の新技も通用しないなんて…」 井沢「新田焦るな!一旦戻すんだ!」 来生「俺だ、俺に回せ!」 新田「(どいつもこいつも俺の事を馬鹿にしやがって!だがそれも今日までだ!)」 山森「新田…?」 中山「あいつ、何を…」 新田「(新技があるのは岬さんだけじゃない!俺にも…このファルコンクロウがあるんだァ!)」 バッゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオン!! 岬「えっ?」 中山「おお!」 この時若島津は一つミスを犯した。今まで完璧な守備をしてきた事、自分の大きな力、 自分に脅威など感じさせた事など無い新田の実績、そして早く日向にボールを渡し先制点を奪いたい焦り。 ヒュゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン! 若島津「な…なにィ!?」 それらが積もり重なった隙となり、予想より遥かに速く鋭いシュートに追いつく事が出来なかった。 バスウウウッ! ポトッ。トントン、トン… ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!! 南葛 1−0 東邦
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