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【サッカーが】キャプテン森崎33【選んだ男】
[897]創る名無しに見る名無し:2009/11/25(水) 01:09:11 ID:Ak/BWTpN 大事なシーンなので二回(ry まさかの新田ヒーロー化!? 後半、怒りの虎さんは反撃できるのか……
[898]創る名無しに見る名無し:2009/11/25(水) 01:46:56 ID:WDQ6OkJf 新田の悲劇がここから始まるww
[899]創る名無しに見る名無し:2009/11/25(水) 11:52:43 ID:LbtSdwz4 これは…キャプテン翼5の新田超覚醒の予感
[900]創る名無しに見る名無し:2009/11/25(水) 13:04:07 ID:tBeesNvu 予想スマソ 日向と若島津は 特訓離脱の予感 また、スーパーストライカー無しかも…
[901]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/25(水) 13:28:09 ID:H28+0XRz 陽子「新田くん…でしたっけ?私の印象では、JrユースのFW陣でもっともパッとしない人だったんですけど」 見上「いや…私は彼には眠った才能があると見込んでいた。とは言えこの程度ではまだまだ世界には通用しないが」 松山「いや〜、新田の奴があれだけ隼シュートを改良していたなんてな。 言っちゃ悪いが、とても若島津に通用するとは思っていなかったのに」 三杉「ともあれこれで南葛がリードだ。そして前半の残りは後僅か…日向はキックオフと同時に狙ってくるだろうな」 放送「南葛が前半終盤と言う素晴らしいタイミングで先制点を上げましたが、 当然東邦も黙っている筈がありません!特に気性の荒さと負けず嫌いで有名な日向くんは 今すぐにでも同点にしたい事でしょう。まもなくキックオフで試合再開です!」 日向「タケシ…すぐに突っ込むぞ」 沢田「はっはい」 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイ! 日向「南葛!俺を怒らせた結果を思い知れ!」 パンッ!ダダッ!パンッ!ダダッ!
[902]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/25(水) 13:28:29 ID:H28+0XRz 井沢「うおおっ!?」 山森「は、速い…」 放送「キックオフと共に日向くんと沢田くんの連続ワンツー開始ーっ!!あっと言う間に井沢くんと山森くんが抜かれたァ!」 中山「くっ、来たか!それなら…」 中里「いや中山殿、ここは拙者に」スッ 中山「中里!」 中里「(中の里が奥義が一…)」 岬「くっ…間に合えっ!」 シュンッ! 岬「ああっ!」 沢田「よ、よしっ!」 放送「岬くんまで抜かれたァ!これは南葛大ピンチだ!」 中里「(韋駄天の術!)」 シュタタタタタタタタタタタッ! バチィッ! 日向「なんだと!?」
[903]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/25(水) 13:28:46 ID:H28+0XRz 放送「あっとしかし中里くんがかろうじてカット!ボールをこぼしましたが…こぼれ球は反町くんがフォロー!」 日向「チッ、だが関係ねえ!反町、センタリングを上げろォ!」 反町「分かっています!」 中山「(サンキュー中里、時間は稼げた!)俺が当たりに行く、石崎と高杉は シュートコースをふさいでくれ!一条は落ち着いて身構えるんだ!」 石崎「おう!」 高杉「了解だ!」 一条「はい!」 バコオオンッ! 日向「どけザコどもが!邪魔すんなーっ!」 中山「邪魔してやるさ!吹っ飛ばせるなら吹っ飛ばしてみろ! バッ!バッ! 放送「反町くんセンタリングを上げたーっ!これに日向くんがダイビングヘッドで合わせに行く! あーっと中山くんも飛び込んだ!両雄が頭突き合戦で空中激突だーっ!」 バッグォオオオオオオオオオオオオオオッ!! 日向「ぐっ…」 中山「がっ…!」
[904]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/25(水) 13:29:16 ID:H28+0XRz バシィイイイイイイイイン! 放送「二人の勝負は互角!ボールは真上に跳ね上がりました。そしてこのボールに 反町くんが飛びつくが…その前に一条くんが抑えました!」 一条「よしっ!」 反町「くそっ!」 沢田「そんな…2回も日向さんのシュートが防がれるなんて…!」 遂に実を結んだ南葛の波状攻撃。貴重な反撃チャンスを悉く潰される東邦。 明暗がくっきりと分かれた構図のまま前半は数分後に終了した。 ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!! 放送「前半終了です!1−0で南葛がリード!新田くんの隼シュートによる値千金のゴールと 中山くんの好守によって今までの対戦結果を覆す試合展開となっております!」 新田「(だから…ファルコンクロウ…ファルコン苦労…隼苦労…そうか、そういう事だったのか…んな訳ねえだろ!)」 山森「(さっきからどうしたんだろう、新田の奴)」 放送「前半を無得点で、しかもリードされて折り返す。更に後半は向こうのキックオフからスタートで、 キープ率では圧倒的に負けている。日向くん率いる東邦学園がこれ程までに追い込まれたのは 初めてかも知れません。果たして後半彼らは巻き返す事が出来るのでしょうか、それともこのまま終わるのでしょうか?」
[905]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/25(水) 13:29:41 ID:H28+0XRz 観客「東邦の巻き返しは無い!」「南葛が圧倒的優勢だ!このまま行けー!」「ざまーみろ日向め!因果応報だ!」 放送がどこか嬉しげに解説し、観客があからさまに歓喜する中日向は彼らしくもなく呆然と 南葛陣内で立ち尽くしていた。周囲の野次よりも自分がノーゴールで終わった現実に衝撃を受けていたのだ。 日向「馬鹿な…何故、この俺がこんな無様な…!」 ザッ。 中山「お前が無様なんじゃない。俺達が強いんだよ。それを分かろうとしないからこんな結果になるんだ」 ベンチに引き上げようとしていた中山がそれを聞きとがめ、彼に近寄り指を突きつける。 日向「貴様…!」 中山「そうやって何時までも人を見下していろ。日本一の座を俺達に取り返されるまでな!」 日向「なにィ!」 中山「俺には約束がある…森崎と全日本ユースで再会すると言う約束が。ブラジルで成功しているアイツを 胸を張って迎えるにはもう一度日本一にならなければいけない。お前を倒して俺はアイツと肩を並べるんだ!」 日向「………」 中山「………」 日向「ククク…」 中山「!?」
[906]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/25(水) 13:30:10 ID:H28+0XRz 周囲にも聞こえる程高らかに誇らしく宣言した中山。日向の返答は… 日向「クハーーーッハッハッハッハッハァ!!こいつは聞いて呆れるぜ!」 爆笑だった。 中山「なんだと!」 日向「ハアーッハハハ!一番の笑いものは、こんな小物にほんの僅かでも脅威を感じた俺様だ!」 中山「何が言いたい…」 日向「確信したんだよ、お前では絶対俺に勝てないと言う事をな!」 中山「………!」 日向「すぐに分かるさ…クハッ、ハハハァ!」 日向は高笑いと共にベンチに引き上げた。彼の笑い声は観客席にまで届く程の音量であった為、 観客席に一角がシンと静まり返りフィールドも戦慄した中山その他が口を閉ざしていた。 岬「中山くん、そろそろベンチに戻ろう」 中山「ああ。だが日向の奴、何を…」 岬「分からない。だけど熱くなりすぎちゃダメだ。小次郎は相当頭が切れるからね」 中山「そうだな…」 南葛には希望と不安を、東邦には怒りと屈辱を齎した前半が終わった。僅かな休息の後に運命の後半が始まる…
[907]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/25(水) 13:30:35 ID:H28+0XRz いったんここまで。
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0ch BBS 2007-01-24