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【準々決勝】キャプテン霧雨26【天才解禁】
[602]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/21(金) 19:13:50 ID:??? ???「……………………おーぅ、いえす」 傘で頭を殴打された羽根つきは、事実を理解してロボットのようにコクコク頷く。 後ろでメイド少女が、呆れたように溜息を吐いている。 幽香「そうだ、???。あなたにはもう一つ用事があるのよ」 ???「何よ?花壇がまだあるなんて言ったら、さすがに温厚な私だって…」 幽香「そのカードを寄越せ」 ???「……これ?」 何を言われたのかまだよくわかっていなさそうな羽根つきは、恐る恐る自分の手に持つを示す。 今取り出したばかりの、彼女のスペルカード。 幽香「ええ。そろそろ私も豪快にシュートしても楽しそうじゃない?」 ???「ええーっ、そんなことしたいなら本気出しなさいよー……」 ???「幽香は、まだまだ本気で遊ばない気なのですか?」 幽香「というよりは、まだ本調子じゃないってのが近いかしら……ああ、老いるって嫌ね」 ふぅ、とわざとらしく大仰に溜息を吐く幽香。 それを見つつ、この2人は激しく胡散臭く思っていた。ほぼ100%大嘘だろう。 ???「(嘘つけよ………数日前のことを忘れたとは言わせないわよ…)」 ???「(ゲームバランスを考えてとかは絶対にないでしょうけど…何かワケでもあるのか…)」
[603]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/21(金) 19:14:06 ID:??? そんな2人などお構いなしに笑顔で右手を突き出してくる幽香。 羽根つき少女は怯えるように、体を抱えてスペルカードを守ろうとする。 幽香「さぁ、???。さっさとそれを寄越しなさい。私でも間違いなく使えるから」 ???「や、やだ!これ私の!私のシュート技だもん!」 幽香「うるさいわね、肥料にするわよ」 少女乱闘中…… ???「よ、汚されちゃったよう……」 ???「姉さん姉さん、羽根を少しばかりむしられただけです。 というか幽香、私のスペルカードはいいのですか?」 姉の頭を撫でつつメイド服の少女は、幽香にそう質問する。 幽香は少しだけ首を傾けてから、 幽香「あなたのはいらないわね。あの人間のを参考にした、守備的なものが多かったでしょう?」 ???「弾幕ごっこでは攻撃的ですけどね。サッカーではそうなるんじゃないでしょうか」 幽香「でしょ。私がしたいのはシュートなのよ」 ???「なるほど、それじゃあ姉さんしかないですね」 ???「ひどいよ………」 ――――――――――――――――
[604]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/21(金) 19:14:29 ID:??? と、そんなことがあの日の裏で行われていたりしたのだった。 そして幽香は、羽根の少女のスペルカードをまんまと自分用に書き換えてしまった。 幽香「(……………ちゃんと水遣りは出来てるかしら)」 魔理沙「花びらの舞!……日本晴れ!はっぱカッター!…あ、これなんてどうだ?つるのムチ!」 幽香「うるさいんだけど」 魔理沙「そ、そうか……既に技名決まってるなら悪いことしたな…」 怒られてしゅんとした魔理沙は時間ということもあり、そそくさとベンチに戻ることにしたのだった。 ※幽香が新技【???】を習得しました! また、浮き球補正が0→1になりました!
[605]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/21(金) 19:14:46 ID:??? 魔理沙がベンチに戻る前……いや、ベンチから出た直後のことである。 ベンチ内で、三杉が何やら難しい顔をしている。 ルーミア「わはー、どうかしたー?」 三杉「あ、ルーミアか……この手紙なんだけど」 (6)柴田「手紙?」 空「手紙?」 チルノ「てがみ?」 ルーミアに見せようと紙を差し出すと、次の瞬間にはバカ3人が紙へと群がっていく。 その光景に若干引きながらも、三杉はかろうじて手を離さずに耐える。 (6)柴田「ええと、観客席のA通路でお待ちしています…?」 空「大好きです付き合ってください?」 チルノ「こんなおてがみごめいわくだとおもいますが?」 (4)藤木「ひゃぁ、やっぱ三杉さんモテますねぇ。よっ色男!」 (1)美味「やっぱこういうのって来る人には来るんだな……」 (3)三原「(妬ましいっ…!)」 チルノたちの読み上げる声に、わいわいと騒ぎ始めるベンチ内。 女性陣がアレだから分かりにくくはあるが、彼らとて一応は色恋に興味のあるお年頃である。
[606]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/21(金) 19:15:01 ID:??? 三杉「い、いや………あの、えっと…」 松山「えっと……おめでとう?」 輝夜「チームの邪魔にならなければどうとでも」 永琳「手紙なんて若いわねぇ」 幽々子「あらら、羨ましいわ〜」 女性陣はあくまでアレだが。 (4)藤木「でも三杉さん、これ時間がハーフタイムですよ。行かなくていいんすか?」 三杉「うーん……」 ミスティア「せめて断りには行ったほうがいいと思うよ」 妹紅「うん、私も同意見かな。手紙出してくれたんだし、それぐらいはしないと」 三杉「そう……だね。時間がないわけでもないし、行ってみるよ」 ここに魔理沙がいても、同じことを言っていただろうか。 いや、ひょっとしたら行かないほうがいいと言ったかもしれない。 何にせよ、三杉がこの場で一番相談したかったのは魔理沙だったが、いないのは仕方がない。 メンバーたちの生暖かい視線に見守られ、とにかくも指定の場所へと三杉は向かうことにしたのだった。
[607]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/21(金) 19:15:22 ID:??? ―ほぼ同時刻 通路天井裏 中里「ククク……あのスケベハーレム大王に天罰を下すときが来たでゴザル!」 何やら物騒な手裏剣やら何やらを脇にばら撒いている彼は、中里 正人。 中の里の忍者少年である。ちなみに南葛中の一員でもある。 中里「くはははーっ、拙者が正義でゴザル!!」 さて、察しのいい方はとうに気付いていたと思われるが、三杉への手紙は彼が出したものである。 なお言っておくと、彼は別に三杉をアッーな目的で呼んだわけではない。それは断じてない。フルボッコにするためである。 目立つことを嫌う彼がどうしてこんな凶行を行おうかとしたかについては、省く。 ただ一つ言えるのは、それは【大誤解】であるということだ。 中里「(早く来い……ッ!!)」 先着1名様で 流れ行く者たち→!card と書き込んでください。マークで分岐します ダイヤ・ハート→金木「そこで何をしている」 キャーカネキサーン! スペード→射命丸「あ・や・や・ぁ〜?そこで何をしてらっしゃるのでしょうか?」 クラブ→三杉が来ちゃった! クラブA→ロベルトも来ちゃった! ※後半三杉は試合に出れません JOKER→中里が捕まっちゃった! ※中里が決勝に出れるかわかりません
[608]森崎名無しさん:2009/08/21(金) 19:18:40 ID:??? 流れ行く者たち→ クラブJ
[609]森崎名無しさん:2009/08/21(金) 19:26:25 ID:??? まさかの夢幻姉妹登場
[610]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/21(金) 19:40:16 ID:??? 流れ行く者たち→ クラブJ >>三杉が来ちゃった! 三杉「………あれ、まだ来てないな。僕が早く着きすぎたのか?」 そこに現れたのは、とりあえず話を聞きに来た三杉。 周囲に付き添いの影もなく、完全に彼一人。三杉単品お待たせいたしましたである。 中里「くけけ、やっこさん何の疑いもせずに来たでゴザル!! ……それにしても、全く罠だと思われてないとは…受け取り慣れているということでゴザルな! けしからん!天誅でゴザル!天誅!!」 手裏剣を構え、狙いを定める中里。 そこに塗られているのは…… 中里「ヒャッホー!!」 シュァッ!!!
[611]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/21(金) 19:40:30 ID:??? 先着4名様で 中里の怒り→手裏剣(手加減) 40+!card 三杉くんのパワー→回避力 23+!card+!card 塗られていたのは?→!card 助けて誰か→!card と書き込んでください。中里 - 三杉が 1≦ 手裏剣がHIT! 0≧ なにィ!?あれはただの三杉ではないでゴザル! 【塗られ】 JOKER→惚れ薬 ダイヤ・ハート→眠り薬 スペード→痺れ薬 クラブ→毒薬 【助けて!】 ・ダイヤ・ハート時のみ J〜K→頼れるスキマ妖怪、ゆかりんだ! 8〜10→通りがかりのエキスパート 5〜7→流れるBGMはラストリモート! A〜4→それでも誰も来ない JOKER→襲撃が中里の夢オチに
[612]森崎名無しさん:2009/08/21(金) 19:40:54 ID:??? 中里の怒り→手裏剣(手加減) 40+ ハート4
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0ch BBS 2007-01-24