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【強襲】幻想のポイズン9【サイヤ人】
[233]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/21(金) 22:33:44 ID:??? 穣子「おっそいわよ反町! ど〜こほっつき歩いてんの!!」 にとり「ほらほら、そろそろ試合開始だ。 早く行くよ」 反町「あ、ああ、すまん」 一方、迷いに迷っていた反町は結局今日も挨拶は無理だと判断し。 試合開始数分前になってからようやく控え室に戻ってきた。 穣子とにとりに急かされながら、反町達オータムスカイズ一同もフィールドへと向かう。 そして通路を潜り抜け、人工芝の茂ったフィールドに姿を現した瞬間。 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! 観客「出た!オータムスカイズだ!!」「今日も大番狂わせ期待してるぜ!」「穣子さまー!俺だー!お芋焼いてくれー!!」 一斉にドームに響き渡る、観客達の声援。 思わず妖精1と大妖精、それに人見知りの激しいにとりはたじろいでしまうが。 チルノやリグル、サンタナといった面々は逆にニヤリと笑いながら観客達に手を振って返す。 そして、観客達の中から一際コールが多い穣子はしばし呆然としつつも……。 すぐにガッツポーズを観客達に向け、雄雄しくその姿を見せつける。
[234]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/21(金) 22:33:51 ID:??? 反町「やっぱり昨日、それに地霊アンダーグラウンドの試合でお前のファンが増えたみたいだな」 穣子「……みたいね。 正直、驚いてるわ」 反町が声をかけると、穣子はポーズを取りながらも観客達には見えないよう少しだけ不安そうな表情を反町に浮かべ……。 しかし、あくまでも強気な姿勢は崩さない。思わず反町は大丈夫かと問うてみるものの……。 穣子「大丈夫……どころか、逆にこっちの方が体の調子はいいわ。 体の奥底から、力が沸いてくるのがわかる」 反町「? それって……」 穣子「信仰よ。 人の信頼、応援、羨望、畏怖、私に向けられる全ての思いが信仰となって私の力となる。 ……ふふ、まさかこの秋の終わりになってもこれだけ信仰の力がもらえるとは思わなかったわ。 この試合、前までの試合以上に張り切らなきゃね」 穣子(……でも、まだ足りないわ。 ……一人の神として、まだまだこの信仰じゃあ力は不足ね)
[235]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/21(金) 22:34:33 ID:??? 驚きと躊躇い、そして貪欲な欲望が混じった複雑な瞳を浮かべる穣子。 いつもは見ない穣子の片鱗を見て反町は少しだけ驚きつつ……その時、反対側からもまた大きな声援が聞こえてきた。 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! 観客「けーねせんせーだ! せんせーがんばれー!!」「せんせー!」「おっ、酒商店の奴らもいるぜ! 頑張れよー!!」 そちらへ振り向いてみると、反対側の通路から歴史と半獣人里の会のメンバーたちが入場をしてきている。 先頭を歩くベジータはどこかぶっきらぼうな態度で声援を無視している様子だったが。 その右手の指だけは小さなピースサインを作っており、不器用にも声援に答えている。 ナッパはその得意のクンッ!のポーズを観客席に向けて顰蹙を買っており。 ラディッツはただただぺこぺこ頭を下げるだけである。 そして、慧音は恐らくは寺子屋の教え子と思われる子供達に優しい笑顔を浮かべながら手を振り替えしており……。 一人、妹紅はその様子を遠くからしらっとした顔で見つめている。 反町(うーん……どうも纏まりが無いチームだなぁ、俺が言えた事じゃないけど。 さて、それはともかくとしてどうしよう。 さっきは出来なかった挨拶でもしようか?)
[236]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/21(金) 22:34:42 ID:??? A.慧音に挨拶をする B.妹紅に挨拶をする C.ベジータに挨拶をする D.ナッパに挨拶をする E.ラディッツに挨拶をする F.あえてその他の村人さんに挨拶する G.オータムスカイズメンバーと話す(誰と話すか後で選択) H.挨拶はしない I.その他 自由投票枠 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[237]森崎名無しさん:2009/08/21(金) 22:35:10 ID:d+QP+3/U B
[238]森崎名無しさん:2009/08/21(金) 22:35:31 ID:xPXZzD7+ C
[239]森崎名無しさん:2009/08/21(金) 22:38:15 ID:NO55EXP6 B フリーになるって言ってたしこの子勧誘してみたいなー
[240]森崎名無しさん:2009/08/21(金) 22:38:35 ID:qCcWYCqY A
[241]森崎名無しさん:2009/08/21(金) 22:45:35 ID:oQtT9mH6 A
[242]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2009/08/21(金) 22:46:12 ID:tOo4lUxc B
[243]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/21(金) 23:01:22 ID:??? >B.妹紅に挨拶をする ================================================================================== 歴史と半獣人里の会のメンバーを見ていて、不意に反町は妹紅が一人だけでいるのが気になった。 他の者達――慧音やベジータらは観客の声援に答えているし。 その他の名の無い村人達もそれぞれで談笑したり、或いは作戦の最終確認などをしている。 だが、妹紅だけは誰とも関わろうとせず一人ぼけっと突っ立っているのだ。 どことなく何かを諦めたような悲壮感と、どこか達観したような様子が妹紅の空気から見て取れる。 反町「妹紅さん、今日はよろしくお願いします」 妹紅「ああ、うん。 こっちこそよろしく」 思わず反町が話しかけてみると、しかし、妹紅も決して話しにくいという訳でもない。 一体どうして人が寄り付かないのだろうかと頭を捻っていると……。 妹紅「……しかし、あんたもわからない奴ね」 反町「え?」 妹紅「私はこのチームの助っ人だって言ったでしょ? 挨拶するなら慧音や……もしくは、他の奴らにすればいいのに……なんだって私のとこなんかに来たのよ?」 反町「…………」 A.「はあ、それじゃあ慧音さんのところに行ってきます」 スタコラサッサだぜ。 B.「何となく妹紅さんが暇そうだったんで」 素直に言っちゃう C.「慧音さんは忙しそうだったんで」 遠回しに言ってみる D.「なんとなくです」 適当にごまかしてみる E.「妹紅さんが寂しそうに見えて……」 素直に感じた事を言ってみる F.「急にボールがきたので」 適当な事を言ってみる G.その他自由投票枠 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
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0ch BBS 2007-01-24