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【強襲】幻想のポイズン9【サイヤ人】
[611]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/26(水) 21:29:19 ID:??? リグルとメディスンに関してですが、少しばかり解説を。 今回はたまたまこの二人の評価値が下がりましたが。 リグルの場合、もしも活躍をしていれば当然上がっています。 また、特に反町に対して反感を持っているという訳ではありません。 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1244415859/427 のようにチルノやメディスンといった面々と違い反町をキャプテンと認めてますし。 今回の選択でガクッと下がるまでは評価値も静葉とどっこいどっこいくらいでした。 メディスンに関しては、単純に人間が嫌いなのでこんな感じです。
[612]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/26(水) 21:48:59 ID:??? >B.カウンターの準備だけはして、守備をなるべく固めよう ================================================================================= 反町「相手の捨て身の攻撃が怖いな……守備を固めておこう。 ただ、やはりカウンターのチャンスに備えて橙とサンタナはいつでも前線に向かえるようにしていてくれ」 橙「はい!」 サンタナ「おっし、わかったわ!」 残り試合時間は凡そ30分超といったところ。 ここで更に追加点を取ることが出来れば、この試合は貰ったも同然である。 反町は全員にカウンターの準備をしつつしっかりと守ろうと伝えると。 一同は頷き、それぞれのポジションに散らばっていく。 一方で歴史と半獣人里の会もまた、ゴール前に集まり作戦を練っていた。 この時点で2点差ともなれば、歴史と半獣人里の会は圧倒的に不利。 残り時間、最悪無失点に抑えて2点を取らなければならないのだ。 悟空「す、すまねえ。 オラがあの神様に止められちまったから……」 ベジータ「ふん、貴様には最初から期待などしておらん!」 悟空「……わりいな、ベジータ」 ベジータ「勘違いするなよ! 貴様のせいで点が取れなかったなどと思われたくないからな!」 頭を豪快にかきながら謝罪する悟空に、睨みを効かせながら言うベジータ。 しかし、ベジータが一番悟空に期待を寄せていたというのは彼がゴール前でボールを待っていたという状況から見て明らかである。
[613]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/26(水) 21:49:24 ID:??? ラディッツ「と、ともかくここからどうするかだ。 ……やっぱり、カカロットが突破をするか?」 ベジータ「馬鹿を言え、2点差の状況でカカロット一人で突破が出来るものか。 1点返したところでこいつが息切れをするに決まっている」 悟空「……まさか界王拳が止められるなんて思ってなかったからなぁ」 瞬間的に身体能力を向上させ、全ての行動を一つ上のレベルで行えるようにする技――界王拳。 まるで夢のような必殺技ではあるが……。 この界王拳、使っている間術者にかかる負担は半端ではない。 既に一度突破しようとして使用をした現在の悟空の体力では、後2回ゴール前までボールを運ぶのは厳しいだろう。 慧音(ラディッツの突破も不安が残るし、妹紅も決してボール運びが得意ではない。 シューターはいる以上、ゴール前にボールさえ運べればどうにかなるのだが……) 先着1名様で、 逆転の秘策→!card !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 マークによって下記の表に従い分岐します。 JOKER→ナッパ「どうやらオレ様が攻めるしかないようだな」 ダイヤ・ハート→悟空「仕方ねぇ……オラ一人でなんとか1点返すぞ」 スペード・クラブ→慧音「……ベジータ、アレをやろう」
[614]キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/08/26(水) 21:49:38 ID:??? 逆転の秘策→ クラブ6
[615]森崎名無しさん:2009/08/26(水) 22:10:24 ID:??? ,. ''´ \ / , `ヽ. ',. / / i ,ハ 、/!_ ,' ! ! ねたましいわね… ! ,' 、__ハ_. / レ' _」__/ , ,' .八 _ノ ,i /ー'レ'、レ-=^_Y, // \ ,, -―‐┐ | ,7iー-、| { ̄ ,ハ /_フ ヽ i" ヽ に.| 八ヽ_ノ i `ー="⊂⊃ | ! i ト、 `,/,/<._⊂⊃ヘ/i ̄`ヘ/` / ハ ,| / | ー" ,丿 | ハ、 ヘ、 ,.イ ./、| / レ' <Y^Y"Y^〉 /| / `iァ=ー-rァ' _ノ|/r-'!、∠_ . } ||/レ' |/ヽ、」__,,!イト- ノ /X./:::::::::`7ヽ. / { /´:::::/X/>こ7-<_/X./::::::::::::/ト./|
[616]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/26(水) 22:41:30 ID:??? >>615 し、しっとレディ!しっとレディじゃないか!
[617]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/26(水) 22:41:39 ID:??? >逆転の秘策→ クラブ6 =慧音「……ベジータ、アレをやろう」 ================================================================================ 慧音がその言葉を呟いた瞬間、妹紅を除く歴史と半獣人里の会の面子はざわつく。 しばらく騒然としていた一同だが……。 その中で、いち早く正気を取り戻したベジータと悟空が慧音に問いかけた。 ベジータ「ふんっ……いいのか、それで?」 悟空「キャプテン、"アレ"嫌がってたんじゃねぇのか?」 慧音「……正直言おう。 私は今でも、"アレ"を人前に見せるものではないと思っている」 二人の問いかけに慧音は苦々しい顔をして返答するが……。 しかし、それでも毅然とした態度で更に言葉を続ける。 慧音「だが、私はこのチームのキャプテンだ。 ……私情は、この際抜こう。 今はただ、勝利に向けて出来うる最大限の努力をするまで」 言いながら、慧音は背後の観客席を振り返った。 ベジータ、悟空、そして妹紅といった面々もその視線を追うと……。 そこには、慧音の似顔絵と思しき応援旗を持ち。 2点差となった今も、頑張れと懸命に声を張り叫んで慧音らを応援する寺子屋の子供達がいた。 慧音「あの子らの応援を無駄にしない為にも、あの応援に応える為にも、私達は勝つ。勝たねばならない。 その為になら私は……獣にもなる」
[618]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/26(水) 22:41:52 ID:??? ジョン「さぁ、オータムスカイズ……ここにきてPKを制し2点差となりました! いやぁ、南沢さん。 これは完全にオータムスカイズペースですかね?」 南沢「そうですねぇ。 悟空選手の界王拳も破られ、歴史と半獣人里の会は攻め手を失ったと言ってもいいでしょう。 正直、この段階での2点差は大きい。 即座に1点返せなければ、かなり厳しいでしょうが……」 ジョン「なるほどぉ。 さて、その歴史と半獣人里の会ですが……おや?」 南沢「おっとぉ、これは……?」 ジョン「……満月、でしょうか?」 実況席の言う通り、ここ魔法の森ドームの上空には満月が出現をしていた。 しかし、これはどう考えてもおかしい。 何故ならこの魔法の森ドームは、文字通りドーム――つまり、屋根は空いていない。 空など見える筈もなく、当然ながら満月どころか太陽すらも見えないのだ。 反町「……どういう事だ?」 いきなり出現した月に反町初めオータムスカイズ、そして観客達もざわめきだす。 すわ誰かの魔法か、河童の奇怪な発明か、それとも妖精の悪戯か。 皆が皆適当な推論を述べる中で……不意に、フィールドの中央部に立つベジータが高らかに笑い声を上げた。 その笑い声を聞いた瞬間、一同の注意はそちらへ向くと……。 ベジータはその笑い声を止め、説明をするように口を開く。 ベジータ「くくく、どうやら驚いているようだな。 どうだ、この俺様のパワーボールは」 反町「パワーボール?」
[619]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/26(水) 22:42:06 ID:??? ベジータ「そうだ。 この上空に上がった不完全な満月、こいつは俺様が気を練り上げて作り出した偽の月だ」 反町「……なんだってそんな事を」 ベジータ「ふん、口で説明をしても理解は出来んだろう。 慧音を見てみろ!」 反町「え!?」 そこまで聞いて、ようやく反町はDFである慧音がベジータの横に立っている事に気づく。 一体どうして、と首を傾げるが……その内、なにやら慧音の様子がおかしい事に気づいた。 先ほどから慧音は頭をだらりと下げ、まるで糸の切れた人形のようにピクリとも動かない。 特徴的な五重塔型の帽子も今は取り外されており、明らかに尋常ではない雰囲気だ。 反町が思わず駆け寄ろうとした瞬間……。 ベジータ「弾けて混ざれぇっ!」 反町「うわっ!?」 ベジータが叫ぶと、空中に浮いていた満月は更に強烈な光を放ち始める。 目を瞑りそうになりながらも懸命に堪え、慧音に近づこうとすると……。 慧音「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 反町「!?」 突如、慧音がその顔を持ち上げて両腕を構え、高らかに咆哮をする。 思わず反町はその威圧感に押されて半歩下がり、慧音を見守っていると……。 にょきり 反町「な!?」
[620]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/26(水) 22:42:23 ID:??? 慧音の頭から、萃香のそれとはまた違う、猛牛を思わせるような鋭い角が二本生え始める。 更に青かったワンピースは緑がかったものへと色を変え。 同様に、青いメッシュが入っていた長い髪も緑色のそれへと変化していく。 綺麗に揃えられていた爪はまるで猛禽のように長く鋭く伸びていき。 歪んだ口からは肉を噛み千切る為の犬歯が見える。 そして……慧音の尻の部分からは、大きく、長い尻尾がばさりと音を立てて生え。 意思を持ってるかのようにゆらゆらと動き始めた。 時間にして、ほんの数秒。 しかし、それを見た反町からしてみればまるで永遠にも感じられる程の時間であった。 慧音「……ふぅぅぅ」 反町「…………」 小さく、闘気が篭った息を吐きながら周囲に目を向ける慧音。 その姿からは、以前に会った時のような柔和そうな雰囲気は感じ取られず。 ただ、本能に忠実な獣の姿があるばかり。 慧音「……驚いたか、無理も無い。 仕方の無い事だ」 反町「慧音、さん?」 慧音「見ての通り、私は人間ではない。 ……半人、半獣。 ワーハクタクと呼ばれる妖怪だ」 反町「妖怪、ですって?」 生返事に近い反町の返答に角を揺らして大きく頷きつつ、慧音は言う。 慧音「こうなった私は……決して優しくは無いぞ」
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0ch BBS 2007-01-24