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【さらば】キャプテン松山14【イーグルス】
[128]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/26(水) 23:00:34 ID:??? 手薄な左サイドエリアを、丁寧なボールタッチでドリブルするパチュリー。 その正面へカバーに入ったフライハイトだが、彼女から始まる攻撃を阻むのは至難の業だった。 何しろ、パチュリーにはパスを送る選手の殆どがフリー。コースも無数に広がっている。 その中から、ひとつ読んでカットするというのには、予知めいた勘か、完璧に近い読みが必要になる。 フライハイト「(どう出る……パスなら、どこへ。いや突破か……!?)」 元より、多彩な属性魔法を操る彼女、パチュリーの表情からは狙いなど読み取れない。 焦燥感に苛まれたフライハイトが、無理に狙いを絞って捨て鉢な行動に出ようとした時。 フライハイト「(! 今、確かに誘い出すようにドリブルスピードを緩めた……! 狙いはパスじゃない!)」 自分を焦らせ、誘って、左サイドを突破した後にクロスボールをあげる。 意図を一瞬で読み切ったフライハイトは、ドリブルと分かったからにはパチュリーの突破を許さなかった。 パチュリー「むきゅっ!?」 フライハイト「やったぞ! ボールは……っ!」 読み勝ちに安堵したフライハイトの表情が衝撃に彩られる。 人数の少ないイーグルスでは、ルーズボールに対応しきれず、真っ先に奪ったのはポブルセンだ。 松山はレミリアをマークしてる今、カペロマンと幽々子がプレスをかけるも…… 無駄とばかりに、あざ笑うように、ポブルセンは荒々しく直線的に突撃した。
[129]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/26(水) 23:01:43 ID:??? 先着3名様で ポブルセン→ !card ドリブル 54+(カードの数値)= カペロマン→ !card タックル 46 + (人数補正+1) +(カードの数値)= 幽々子→ !card タックル 50 + (人数補正+1) +(カードの数値)= MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→ ポブルセンが中盤をズタズタに引き裂く! =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に (ポブルセンが吹っ飛ばす)(ポブルセンが吹っ飛ばす)(ポブルセンが吹っ飛ばす) ≦−2→ カペロマンと幽々子が勝ちを拾う! *ポブルセンのマークがダイヤかハートの場合、【フレームドリブル】(*補正+6)が発動します。 【Explosion】 ポブルセンが一対一で敗北すると発動。 激昂して全ての行動に、相手を吹き飛ばす意志を込める。 1差で競り勝った相手でも吹っ飛ばして無理矢理勝利する。 互いのマークがクラブ、スペードの場合で、攻撃側守備側関係なく反則を受ける。 補足・補正については>>33-34を参照してください。
[130]森崎名無しさん:2009/08/26(水) 23:06:31 ID:78d7Xvzg ポブルセン→ スペード7 ドリブル 54+(カードの数値)= ポブ「バラバラに引き裂いてやろうか?」
[131]キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/08/26(水) 23:09:02 ID:??? カペロマン→ ハート10 タックル 46 + (人数補正+1) +(カードの数値)=
[132]森崎名無しさん:2009/08/26(水) 23:09:11 ID:??? 幽々子→ ハートK タックル 50 + (人数補正+1) +(カードの数値)=
[133]森崎名無しさん:2009/08/26(水) 23:10:06 ID:??? 悪運は強いな
[134]森崎名無しさん:2009/08/26(水) 23:11:14 ID:??? 幽々子→ ダイヤ10 タックル 50 + (人数補正+1) +(カードの数値)=
[135]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/27(木) 00:25:57 ID:??? キャーユユコサマー
[136]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/27(木) 00:29:39 ID:??? ポブルセンがドリブルを仕掛ける直前に…… 八雲紫、伊吹萃香……観戦にやって来た大妖怪の彼女達も、イーグルスの現状に驚き目を丸くしていた。 霊夢、魔理沙、にとり、鈴仙。 紅魔スカーレットムーンズ相手に、スタメン4人も欠いて後半開始するなど尋常でない事態だ。 萃香「何だいこいつは? 紫がなんかした?」 日傘を差して、宙に開いたスキマに座してる紫を見上げて、萃香がそう問う。 ストレートな問いに、紫はほのかな酔いに潤んだ瞳を瞑ってから答えた。 紫「判別つかないことをなんでもかんでも私の所為にしないでもらえる? 言うなればこれは……別のルールに依り付いた悪戯な神様の仕業ね」 萃香「は? 別のルール? 何だいそりゃ」 イーグルスが少数な理由を問うたのに、また胡散臭い発言で煙に巻くのかと萃香の声に怒気が篭る。 弁解するわけでもないが、紫は殊更静かな口調で続けた。 紫「ルールはルールですよ萃香。サッカーという競技自体を媒体に幻想郷に運び込まれた別世界の法則ですわ。 そして守矢の外来人3人は、その適用を……」 萃香「あ〜そうだそうだ。前々から紫に聞きたいことあったんだ」 言外に、今度はちゃんと答えないと怒るよと、萃香は据わった眼差しで新たな問いを口にする。 それは紫がついぞ出した守矢の外来人についての話だ。
[137]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/27(木) 00:31:25 ID:??? 紫「おおよそ察しはつきますが、何かしら?」 萃香「霊夢の真似事させて遊ぶ腹積もりにしてもさ。……どうして光を選んだの?」 紫「酷いわねぇそれじゃ私が松山君をもて遊んでるみたいよ?」 峻烈な問いにも、余裕たっぷりの胡散臭い態度な紫は、否定も肯定もせず笑うだけ。 悪酔いしてきたみたいな顔になってきた萃香が段々両目を釣り上げる。 紫「どうして選んだかって? 別に……とくに意味はないわ」 私の方には、と紫は加えて 紫「もともと私は、凡人の彼になど何ら興味もなかった。いうならばドイツの天才少年にあった。 まぁどちらにせよ、何をしてもやっても、私は私の思惑に沿って動く外来の子供に関心など持たないわ」 萃香「いい加減にしなよ紫。ずばり答えたらどうなんだい?」 ダンと酒瓶を叩きつけるようにして、萃香がかなり切れた表情をする。 藍達や、萃香のなじみの妖怪達も、一触即発の様相を呈してきたのに恐々としはじめた。 紫は風に流れた金糸の髪を、そっと撫でて答えた。 紫「ようするに思いつきの戯れね。魔法の森へ飛ばして野垂れ死にしてもそれはそれで面白いかという程度。 だけど彼はその中で、演算で予測し得た可能性の中で、最も有り得ない可能性を見せたのよ」 萃香「わかった。もういい」 紫「元がどうしようもなく凡庸でも、計算を覆すイレギュラーなら、本当にやっちゃうかもしれないわねぇ」 その言葉にぶすったれた顔して、萃香は相槌を打たずに黙り込んだ。 紫もただ沈黙して、奪った幽々子から、ボールを受け取った松山に視線を傾ける。 紫「(今後も楽しませてちょうだい松山光。願わくば誰もが果たせないことを成して……ね)」
[138]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/27(木) 00:32:07 ID:??? ポブルセン→ スペード7 ドリブル 54+(カードの数値)= 61 カペロマン→ ハート10 タックル 46 + (人数補正+1) +(カードの数値)= 58 幽々子→ ハートK タックル 50 + (人数補正+1) +(カードの数値)= 64 ≦−2→ カペロマンと幽々子が勝ちを拾う! 得意なサイドから離れてでも、カペロマンも中央で自発的に守備についた。 しかし因縁のある相手に熱くなるなというのは無理で、単独で気合を込めたタックルをするが…… ポブルセン「三下蛇が! 中央に出ないでサイドでこそこそしてやがれッ!」 肩から激しくぶつかるポブルセンに、カペロマンの体格と筋量では抗えず倒れこんでしまう。 それを蔑みきった目で見下ろしたポブルセンは、そのままゴールへドリブルしようとして…… 幽々子「火種は能く扱わないと〜足元に火がつくわよ」 耳元で声がした。 ぎょっとして一瞬硬直すると同時に、足元からボールの感触が真昼の亡霊のように消え去った。 僅かな気配を感じてそちらを向くと、さも当然のようにボールを転がす優雅な女性が口元を綻ばせていた。 幽々子「あらら貴方って足元見ないから、ごめんあそばせ〜」 ポブルセン「て、手前ッ! 待ちやがれ……」 幽々子はただポーンと、ポブルセンの頭越しにボールを蹴った。 ひょろひょろと力ないボールだったが、狙いだけは寸分乃狂いなく松山の足元に収まった。 松山「危なかった……! 押し込まれる前に取り戻せた! よしここで……」
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0ch BBS 2007-01-24