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【さらば】キャプテン松山14【イーグルス】
[342]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/05(土) 23:29:45 ID:??? 松山がその声に気付いたときには、すでにパスを上げていた。 そして気が付く。エメラルドの結晶壁は一枚ではなかったことに。 背後に、同じだけの高さの壁が出現していた。ボールはその壁を越えることはできずに、弾かれる。 パチュリーは、ちょうど自分の真正面に跳ね返ったボールを、さも当たり前のように冷静に確保した。 パチュリー「機を得たわ。リトル、あれを」 小悪魔(ロング)「畏まりましたパチュリー様! いきますよファストブレイクです!」 主に代行して、長い髪をたなびかせて小悪魔が宣言した。 ピンチを防ぎ、次こそ同点と活気づく紅魔館メンバー。勿論その中心に据えて頼みとするのは……! パチュリー「ボールをレミィに!」 咳き込むのを厭わない指示が、今度はパチュリー自身の口から飛ぶ。 その瞳は、僅かに痛ましげに沈痛な色を見せていた。ボールがレミリアに送られた。 松山が上がってることもあり、イーグルスの守備陣では唯一フライハイトだけが、落下地点に走りこめた。 レミリア「ハァ、ハァ……(もう後がない、今度こそ、今度こそ決める!)退け……そのボールは私のだ!」 フライハイト「そうは、させない!」
[343]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/05(土) 23:30:01 ID:??? 先着2名様で レミリア→ !card 【せりあい】 56 +(カードの数値)= フライハイト→ !card 【せりあい】 56 +(カードの数値)= MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→ レミリアがボールを奪って、最後のシュートに! =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に (ポブルセンがフォロー?)(こぼれ球・ランダム)(イーグルスのスローイン) ≦−2→ フライハイト「今度はこっちのファストブレイクだ!」 補足・補正については>>33-34を参照してください。 今日はここまで。
[344]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/05(土) 23:30:41 ID:??? っと、また訂正を
[345]森崎名無しさん:2009/09/05(土) 23:30:53 ID:??? レミリア→ ハート8 【せりあい】 56 +(カードの数値)=
[346]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/05(土) 23:31:45 ID:??? 先着2名様で レミリア→ !card 【せりあい】 56 + (ファストブレイク+2) +(カードの数値)= フライハイト→ !card 【せりあい】 56 +(カードの数値)= MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→ レミリアがボールを奪って、最後のシュートに! =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に (ポブルセンがフォロー?)(こぼれ球・ランダム)(イーグルスのスローイン) ≦−2→ フライハイト「今度はこっちのファストブレイクだ!」 補足・補正については>>33-34を参照してください。 今日はミスが多い……申し訳ありません。 今度こそ、ここまで。
[347]森崎名無しさん:2009/09/05(土) 23:33:46 ID:??? フライハイト→ ダイヤ8 【せりあい】 56 +(カードの数値)=
[348]森崎名無しさん:2009/09/05(土) 23:33:48 ID:??? レミリア→ ダイヤQ 【せりあい】 56 + (ファストブレイク+2) +(カードの数値)=
[349]森崎名無しさん:2009/09/05(土) 23:34:38 ID:??? フライハイト→ ダイヤ8 【せりあい】 56 +(カードの数値)=
[350]森崎名無しさん:2009/09/05(土) 23:34:42 ID:??? フライハイト→ スペード6 【せりあい】 56 +(カードの数値)=
[351]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/06(日) 16:23:08 ID:??? レミリア→ ダイヤQ 【せりあい】 56 + (ファストブレイク+2) +(カードの数値)= 70 フライハイト→ ダイヤ8 【せりあい】 56 +(カードの数値)= 64 ≧2→ レミリアがボールを奪って、最後のシュートに! フライハイト「(どんな能力があっても、ボールの奪い合いなら僕は……!)」 この年代においては、最高ランクの読みと反応、バネ、競り合い技術を有するフライハイト。 密集地であろうと、1vs1だろうと、彼より速くルーズボールに対応できる者はドイツの地でもいなかった。 誰か曰く「フライハイトの近くにはボールを上げるな!」それは外の常識となりつつある程に広まる。 しかしそれは外の常識。あくまで外来の常識として、ここで覆されることになる。 レミリア「あぁあぁ……ッッ!!」 疲労に動きを鈍らせたレミリアに先んじ飛んだのはフライハイト。 そうであるからには、フライハイトがボールに先に到達する。 遅れて飛び上がった小柄な影が、そんな運命は紅く塗り替えるとばかりに、フライハイトを吹き飛ばした。 フライハイト「バッ……ぐ、う!?」 レミリア「……渡さないと――そう言った筈、よ……!」 着地したレミリアは、疲労の余りに、もう何もかも忘れて芝に寝転びたい強い衝動を覚えた。 それを根底の意地と誇りで引っ込めさせると、力を振り絞ってドリブルで切り込む。 観客の大部分が、シンと静まり……声もなく見守る中で、レミリアのボールを蹴り進む音のみ響く。
[352]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/06(日) 16:23:53 ID:??? レミリアはミドルシュートレンジに入ると、一声も発さないまま、霊夢達の守るゴールを見た。 レティ「(あんな状態で……ま、まだ撃てるというの?)」 ある種の恐怖まで浮かぶレティの表情も、レミリアの目には既に映っていなかった。 イーグルスゴールすら輪郭がぼやけて、そちらを守ってる顔ぶれも視認できない有様だ。 レミリア「(こんな近くの景色が霞んで見えないなんて、どれ程久しいのかしら? だけど丁度良いわ。只真っ直ぐ蹴るしかできない今なら霊夢のことも他も考えなくて済む……!)」 ゴール前に壁が築かれたのだけは解ったが、それも無視して、レミリアはもう一度足を大きく振り上げた。 胸に去来するのは、ゴールを奪い同点に追いつくことそれのみ。 前の全てをただの障害と認識する。 レミリア「また壁が……でもまだ負けてない。壁を蹴散らすわ! 霊夢を蹴散らすわよ!! ろうそくの炎の様に……消える前に真っ赤に燃え上がってやる!」 霊夢「……しゃーないわね。いいわあんたの本気に応えてあげるわ!」 精鋭メイドF「(……お嬢様! このままだと……)」
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0ch BBS 2007-01-24