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【さらば】キャプテン松山14【イーグルス】
[360]森崎名無しさん:2009/09/06(日) 17:40:26 ID:??? 松山さんの書く文章は素人とは思えんな 難しい言葉も使うし
[361]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/06(日) 20:10:38 ID:??? >>360 や畏れ多いです。他のスレの描写や色んな小説とかの文を引用(拝借)したり埋めたりしてで……ごほごほ 精鋭メイドF→ ダイヤ8 レミリア→ ダイヤK 【???】 72 + (ファストブレイク+2) +(カードの数値)= 87 レティ→ ダイヤ9 【ブロック】 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 62 にとり→ ハート7 【ブロック】 47 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 56 霊夢の判断 → 5 霊夢→ ダイヤ5 【パンチング/博麗大結界】 64/70 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 77 ≧2→ レミリアが倒れこむ中、スカーレットムーンズ同点に!
[362]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/06(日) 20:13:08 ID:??? レミリアが、疲労に千切れる意識を無理に繋ぎ止め、シュート体勢に入った時。 レティ「止めるわよ!」 にとり「撃たれた直後抑えればきっと威力を減らせる筈!」 ペナルティエリア内のレティとにとりが、レミリアのミドルシュートのコースを塞ぐ。 同点にさせまいと意思が押し寄せ、レミリアの振り足がピクリと一瞬、揺れて静止した。 レミリア「(ふざけるな。お前らなんかに……だけどっその向こうには……)」 一度目は狙い損ねでポストに。だが二度目、三度目は、威力、コース共に自信を持ちながら防がれた。 このまま撃てば今度も……? 本能が深いところで警鐘を鳴らす、が今更止める訳にはいかない。 レミリア「(フランもいない。あの助っ人も役に立たない! ……私が決めるしかないんだ!)」 小さい肩に圧し掛かる重圧、主人としてのプライドが、「撃たねばならない」強制観念にすり替わる。 それに押されてレミリアが最後の力を込めた右足をボールに叩きつけ飛ばそうとした瞬間。 精鋭メイドF「駄目です!」 上がってきたメイドFが、右横から思いも寄らない行動を取った。 なんとレミリアにタックルを仕掛けてきたのだ。レミリアの、焦りに操作されてた思考が空白になる。
[363]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/06(日) 20:14:03 ID:??? レミリア「(!?) メイドが、何を……!」 その時になり、やっとレミリアは他者の存在を意識した。 目の前に霊夢がいることもあって囚われてたのを自覚する。 レミリア「(そうだったわね。今やってるのは1vs1で行われるスペルカード戦じゃないんだ。サッカーだ)」 単独でも強力な吸血鬼のレミリア・スカーレット、ただ一人ではないこと。 周囲に味方がいる事を思い出せた。 紅魔館のキャプテンとしての己を思い出せた。 そして、この試合で勝たなければいけない。そう一番の目的も――思い出せた。 レミリア「そこのメイド! その足を真上に向けなさい!」 精鋭メイドF「はっ……はいっ!」 芝、メイドの足裏を土台にして……! 亡霊の領域程も高く舞い上がったレミリアは、決してボールを離すまいと両の腿で挟みつけた。 そのまま、唖然と自分を見上げるにとりとレティの頭上を越すと…… 疲労困憊でもうシュートを撃つしかできないと思ってた身体が、ここに到ってとても軽く感じた。
[364]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/06(日) 20:14:39 ID:??? 松山「あれは、まさかそのまま……!?」 ボールを奪われ、必死に戻っていた松山が、吸血鬼嬢の一連の動きに衝撃を受ける。 壁を飛び越え、ゴールに背を向け着地したレミリアは、ボールを軽く自らの後方へ浮かして……! レミリア「これが、私の……!」 霊夢「っ!?」 レミリア「【プリティ降臨! オーバーヘッド・マスターオブレッドサン】よ!!」 霊夢「なぁー!?」 直前聴こえた必殺技名も衝撃的だったが、【マスターオブレッドサン】と同じ振り足のオーバーヘッドキック。 威力とスピード、どちらも規格外。霊夢がこれまで目にした【マスターオブレッドサン】の比じゃない。 結界の縛りを易々と振り払い、反応すらできない霊夢は脇腹に灼熱を感じて、真横に轢き飛ばされた。 *守矢イーグルス 2−2 紅魔スカーレットムーンズ
[365]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/06(日) 20:15:57 ID:??? 実況「……あ」 観客「……っ」 レミリアの放った【プリティ降臨! オーバーヘッド・マスターオブレッドサン】がネットを喰い破ると…… まさに吸血鬼気迫るレミリアのドリブルから静まり返ってた実況席と観客席が、大興奮の波に攫われた。 実況「き、き、きっ! 決まったァ〜〜〜〜〜!!! 後半26分、紅魔スカーレットムーンズが同点!! ここで遂にエースの右足が火を噴いた! レミリア選手大会通算11得点目です!! しかし何だ今のシュートは〜〜〜〜〜〜!!?」 観客A「ワアアアアアアアアアアアアァァァァッ!!」「お嬢様! お嬢様! レミリアお嬢様ー!!!」 観客B「あ〜ちくしょう!決められちまったじゃねえべかぁ!!」「さすがにぐうの音も出ねえぜ……」 観客C「(すげえ痺れた……すんません俺これから神社の信仰すんの止めて紅魔館応援します)」 紅魔館の応援席は勿論のこと。 守矢側も同点に追いつかれた悔しさはあれど、今のシュートを認めないわけにはいかず口々にレミリアを称える そのどちらにも組せぬ、観戦中の幻想郷の勢力関係者もまた(憮然とした顔のもいたが)賞賛を送った。 輝夜「ふん。吸血鬼風情が(やるじゃないの……)」 幽香「今のシュートには、クフェアなんてどうかしらね」 萃香「こりゃたまげたよ今のシュートは! ふふあの吸血鬼も楽しくさせてくれそうだ」 紫「(追いつかれた、か。友を想う気持ちの賜物かしら? だけどそれも乗り越えなくては話にならなくてよ)」
[366]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/06(日) 20:16:12 ID:??? しかし熱狂は不意に途切れる羽目になった。 最初に気付いたのは、近くにいた精鋭メイドFだ。彼女の見てる先で、レミリアがニィと満足げに微笑んで… 糸が切れた様に倒れ伏した。 精鋭メイドF「お、お嬢様! お嬢様っ!? メイド長、レミリアお嬢様が……!」 遠いスカーレットムーンズ陣営にいると思われたメイド長の咲夜に主の急を知らせようとすると メイド長はすぐ近くにいた。ぐったりと力無く横たわるレミリアを抱えて、タッチラインを越える。 紅魔ベンチから、数人のメイドが出てきた。やがて医務室から緊急要請を受けた永琳も駆り出されてきた。 付き添いたいのをぐっと我慢して、咲夜は背を向け、ここまでしたレミリアの望みを達成するべく動く。 咲夜「パチュリー様……」 パチュリー「解ってる。キープレイヤーのレミィは引っ込められないから、10人で守ろうと言うんでしょ?」 頷く咲夜だが、パチュリーはそれを否定した。 咲夜が何か言いたげにする前に、考えを パチュリー「それじゃあ負けなくても勝てないわ咲夜。だからフォーメーションはこういくわよ」
[367]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/06(日) 20:16:44 ID:??? ―――@――― ―――A――― ―C―――B― ――――――― ―E―D―F― ――――――― ――J―I―― ――――――― ―――G――― @アイン A精鋭メイドDF Bリリカ C妹紅 D咲夜 E小悪魔 F精鋭メイドMF Gポブルセン Hレミリア(*不在) I小悪魔(ロングヘア) Jパチュリー
[368]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/06(日) 20:17:45 ID:??? 咲夜「中盤に私を加えてトリプルボランチに? これでは白黒や天狗に……」 パチュリー「私がパスを、咲夜がドリブルを未然に防げば、魔理沙達までボールは届かなくなる。 どのみち貴女がいてもブロックやゴール前の競り合い、守備じゃ分が悪いからね。そして……」 パチュリーが、咲夜にかがむよう言ってから、そっと耳打ちをする。 一瞬、驚いた咲夜も恭順の姿勢を見せたことに安心して、パチュリーは一人黙って突っ立ってる助っ人を見る。 咲夜がまた驚き顔をして止めようとしたのを押し返して、ポブルセンの側へ向かい話しかけた。 ポブルセン「……オレに何か用があんのかよ」 パチュリー「あるわ。あちらの……松山に突っ掛かるのは、やるだけ無駄よ。貴方じゃ勝てない」 ポブルセン「何……だとォ!!? もういっぺん言ってみやがれ!!!」 掴み掛かってきたポブルセンだが、その鼻筋をナイフが掠めた。咲夜が側に控えていた。 それでも憤るポブルセンを静かに見つめながら、パチュリーは言い聞かせるように言葉を紡ぐ。 パチュリー「対決して分かった。認め難いでしょうけど、あの外来人は貴方より一段高いところにいる」 ポブルセン「あんな東洋のちんくしゃジャパニーズ風情が、ドイツで揉まれたこのオレより……!?」 パチュリー「そうは見えないでしょうね。だけど等価交換は世の理。それだけの代償を彼は払ってる筈よ。 とにかくレミィのいない今、貴方には攻撃に専念してもらいたいの」 半ば乞う形で言ってはみたが、ポブルセンは苦虫を噛み潰した顔したまま無言。 伝えることは伝えたと、パチュリーは軽く咳き込み、咲夜に付き添われながら……ポジションについた。
[369]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/06(日) 20:18:06 ID:??? 松山「くっ同点か……!」 スコアボードを見て、松山は奥歯を噛んだ。 パスカットを得意なパチュリーにワンツーで挑んだのはやはりまずかったのか。 レミリアのマークから離れたのは致命的なミスだったのかと、自責の念に囚われる。 松山「(悔やんでられない。あちらが10人の内に、どうやってでも決勝点を決めなくちゃ! それには……)」 どうしますか? A フォーメーションを変える B ポジションを変える C 何も変えずこのままで行く D 選手の交代を進言する E 雪崩作戦だ! F 君の意見を訊こうッ!(*選手名を併記してください) G その他 作戦を併記してください *【ワイルドイーグル】発動中です。松山のガッツ(660/900) *先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
[370]森崎名無しさん:2009/09/06(日) 20:44:52 ID:xRBe+5Ms B
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0ch BBS 2007-01-24