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【さらば】キャプテン松山14【イーグルス】
[809]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/22(火) 21:53:19 ID:??? 松山はそれから、輝夜にもう一度恭しくお礼を言って……待ち合わせてる人がいるので先を急ぐと伝えた。 輝夜「わかったわ。私もこの取引を成立させたことを永琳に伝えなくちゃいけないし」 だから私自ら医務室へ行くと言って、輝夜は優雅に踵を返した。 長い黒髪を靡かせて彼女が去ったその後には、洗練されたお香の匂いと、良い形で取引を成功させた充足感。 そして…… 松山「これ、放っぽって行っちゃった……清掃してる人達に悪いし、俺が預かっておくか」 しかし荷物と同時携行はさすがに難しいと頭を悩ませたが、そちらはシャンハイが持ちますと申し出てくれた。 松山「ん、じゃあよろしく頼むよシャンハイ。 (でも……よく見るとこのダンボール何か変だなぁ。引きずったりしてたのに全然汚れてない?)」 *守矢イーグルスと永遠亭ルナティックスが提携を結びました。 *輝夜が去っていきました。 *松山が【永遠のダンボール】を手に入れました! *医務室が"S級危険区域"になりました。
[810]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/22(火) 21:54:35 ID:??? それから程無くして、荷物を大事に抱える松山と、ダンボールを抱えるシャンハイは…… 少々、独特な雰囲気を醸し出してだが、紫と萃香の待つ席へ辿り着いた。 萃香「おっ! やっと来たね。……そっちの人形は何背負ってるん?」 毎度変わらぬ赤ら顔に、強い酒香を漂わせて、萃香が松山達を迎える。 また、白い傘で日差しを遮って佇む紫も、怜悧な眼差しを向けてきた。 紫「こんにちは松山君。今日の試合とくと拝見しましたわ。 優勝、おめでとうございます」 松山が驚く。紫はいつになく柔らかい笑顔を添えてで、優勝を祝う言葉を贈ってくれた。 そう出られると、紫は容貌と相まって可憐な令嬢にしか見えない。どぎまぎし、返答に困って…… 松山はかろうじて――会釈するに留める。 萃香「んんん〜? お顔がちょいと赤いね。酒の匂いもしないのに変だなぁ?」 もう遠慮が微塵も感じられないそんな気さくな態度で近寄られてから、萃香は松山におどけながら言う。 絶対に気付いてやってると解って、松山は紅潮を憮然とした表情の奥に隠して、咳払いを一つ入れた。 松山「ゴホンッ! ありがとうございますっ! それで……」
[811]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/22(火) 21:55:31 ID:??? どうしますか? A 「俺に何の用ですか?」 B 「紅魔館の外来人のことで二人に相談が……」 C 「萃香さんの頼みって?」 D 「こんな胡散臭いと酔っ払いと話していられるか! 俺は医務室へ行くぞ!」 E 「能力について聞きたいことが」 F その他 萃香と紫に対しての発言や行動を併記してください *後3回まで選択できます。 *先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
[812]森崎名無しさん:2009/09/22(火) 21:57:20 ID:sBWQ/GS+ C
[813]森崎名無しさん:2009/09/22(火) 21:58:11 ID:YYbke3Os C
[814]森崎名無しさん:2009/09/22(火) 22:00:26 ID:/8AGE7FU C
[815]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/22(火) 23:17:27 ID:??? C 「萃香さんの頼みって?」 松山「それで……(最初に訊ねたいことっていったら、あれだよな)」 紫の無茶振りアルバイトで助力をお願いした際に、萃香からは引き換えに旨い酒を望まれて…… ついでにもう一つ頼みを聞いとくれと言われたのだ。それもずっと前の事なように思える。 松山「(色々あったもんな……)」 萃香「……それで? 物思い耽ってるとこ悪いけど、話してるときにぼんやりは感心しないよ」 松山「っ、あ、萃香さんの頼みのことを聞きたいんだ!」 とりあえず叫んだが、誰がどう聞いても言葉足りないので松山は迅速に継ぎ足す。 以前の、紫の提示した物騒なアルバイト……(それを話すと紫が懐かしそうに目を細めたりした) その時に萃香から、この大会が終わった後に頼まれたことがあったよね? と切り出す。 萃香「ん〜〜? 頼み? 頼み頼み……あ、あ〜〜〜〜〜〜〜っ!! そうそうそれだそれだ! ここんところずっと胸のこの辺引っかかってたんだよね! 何か萃めきれてないみたいで仕方なかったのがすっきり解決したよ! ありがとさん!」 萃香は元気溌剌に身体一杯動かしてで、思い煩いが吹き飛んだことを喜んで見せる。 その足取りが千鳥足だから危なっかしく見えるが、ハラハラしてみるだけ損だと松山には判っている。 ふっと、お礼を言われたのに気付いて、返事をしようとするが…… 松山「ど、どういたしま……(ちょっと待て! 萃香さん物思いに耽るどころか忘れてるじゃん!?)」 *萃香の好感度が上がりました。
[816]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/22(火) 23:18:27 ID:??? 白い歯を見せて、からから明るく笑う鬼娘。 すっきりできたからなのか、松山が約束を覚えてたことが嬉しかったのか……萃香はとても上機嫌。 その波動に当てられてか、松山も頭を抱える心境をどんどん薄れさせて微苦笑を浮かべるだけにした。 松山「(ま、いいや。こんなこともう慣れっこだし)」 それはそれでどうかと心の片隅にポツンと浮かぶが、軽やかに片付けて、萃香と同じ笑顔で話を再開する。 と、その前に、一つの自問だけ浮かべた。 松山「(前より悩むこと少なくなったよな……これは良い変化なのかそれとも……ともかく)」 大会が終わったばかりで急かもしれないが、萃香の述べた「大会後にね」という条件は満たしている。 気懸かりになってたので、逸る気持ちに任せて早速、松山は鬼の頼みというのを訊いてみた。 萃香「いやあ忘れてたのにちょっとばかり悪い気するけど。ほんじゃまあ……」
[817]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/22(火) 23:19:04 ID:??? 先着で 萃香の頼み → !card と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。 ダイヤ・ハート→「顔馴染みと会いに地底に行こう!」 スペード・クラブ→「伝説の酒を求めて天界に行こう!」 クラブA→「お使いで地底に行ってくれない?」 JOKER→「光のチームのGKやらせてよ」
[818]森崎名無しさん:2009/09/22(火) 23:19:39 ID:??? 萃香の頼み → ハート2
[819]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/09/22(火) 23:59:51 ID:??? 萃香の頼み → ハート2 ダイヤ・ハート→「顔馴染みと会いに地底に行こう!」 松山「地底……?(何だか冒険心をくすぐる、じゃなくて……顔馴染みと会う?)」 萃香の発言。そこに篭められた意図がすぐ理解できずに…… 松山は返答に詰まるだけだが、意外なことに紫が割り込み口を挟んできた。 紫「待ちなさい萃香。軽々しく地底に……」 萃香「おっと待ったが入っちゃった」 紫が全て言い終える前に、萃香の方から笑いかけて承知してると頷きの姿勢を見せる。 しかし眼力は異様に強い。この場の主導権は紫ではなく自分にあるとさりげに主張してるようでもあった。 萃香「まぁ紫もおっかない顔しないでよ。今日明日に出発とは言ってないしさ。 だけど何事も旧態依然とはいかないものだし、後ちょっとしたら大手振って地底に行けるかもしれない」 紫「それは……」 ない、と言うのを紫は口に出す前に、奇妙な予感というのを感じ取って、咄嗟に飲み込んだ。 そこで僅かな沈黙に包まれるが、萃香があっけなく破って言葉を続ける。
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0ch BBS 2007-01-24