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【夏はまだ】TSUBASA DUNK11【終わらない】
[878]TSUBASA DUNK:2009/10/20(火) 11:15:04 ID:yvQTioQg 先着1名で 俺たちは仲間だろ?どこまでも一緒さ!→ !card と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。 なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。 行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。 カードのマークが…… ダイヤ・ハート→誰にも気付かれることなく抜け出すことに成功! スペード・クラブ→1年部員(舘嶋・馬場)がこっそりついてくる。 JOKER→横島が必要に応じて気配を消せるようになるスキル「名脇役Lv.1」を取得!!
[879]キャプテン岩見:2009/10/20(火) 11:22:00 ID:??? 俺たちは仲間だろ?どこまでも一緒さ!→ ハートQ JOKER出ろ!
[880]TSUBASA DUNK:2009/10/20(火) 15:19:49 ID:yvQTioQg >>879 教えてやろう。「JOKERはなかなか出ないからJOKERなのだよ!」……などと油断していると 後ろからプスリとやられます。気をつけましょう。 *** >俺たちは仲間だろ?どこまでも一緒さ!→ ハートQ >ダイヤ・ハート→誰にも気付かれることなく抜け出すことに成功! 横島は誰にも気付かれることなく集団から抜け出すことに成功した。彼が目指す先はもちろん、 中学時代の同級生たちが待っている観客席の一角だった。小走りでそこに向かった横島はすぐに 仲間たちを見つける。しかし、その視線の先にいるのは一際目立つ美貌を持った少女である。 横島「わざわざ応援にくるなんて……美神さん、やっぱり俺のことが……俺のことがぁ!!」 そして、試合にあまり出られなかったため有り余っていた体力を全開でジャンプする。それは ルパン3世が「ふ〜じこちゃ〜ん!」と跳びかかる時のダイブにそっくりだった。服を脱が なかったのはまあ幸いだったのかもしれない。 横島「ちち、しり、ふとももー!!」 美神「全く成長していないわね!!」 バコッ!! 美神に何やら伸縮性の棒で思いっきり横顔を殴られ、吹き飛ぶ横島。 横島「い、痛いけど……(懐かしい)」 半分は大きく膨れており判別しにくかったが、その顔はどこか嬉しそうに見えた。
[881]TSUBASA DUNK:2009/10/20(火) 15:20:41 ID:yvQTioQg 会話をするのに体育館の中は不適当と、横島たちは外に出る。移動中も美神やおキヌちゃん、 それに雪之丞・管九郎と昔話や高校に進学してからの話に花が咲く。屋外に出たところで横島は 気になっていたことを口にする。 横島「美神さん、ちょっと気になっていたんですけど……さっきから横にいるのは?」 横島は同級生の中に交じった見知らぬ顔について尋ねる。 美神「ああ……」 先着1名で 隣のトト○→ !card と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。 なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。 行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。 カードのマークが…… ダイヤ→ウチの高校の男子バスケ部のキャプテンのピートよ。(実は今年から共学になった) ハート→あなたのファンなんだって。(容姿は数値に比例) スペード→あなたのファンなんだって。(容姿は数値に比例) クラブ→あなたのファンなんだって。(容姿は赤木キャプテン) JOKER→あなたの力を引き出してくれる人よ。
[882]キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/10/20(火) 15:21:24 ID:??? 隣のトト○→ ハート5
[883]TSUBASA DUNK:2009/10/20(火) 15:55:29 ID:yvQTioQg >隣のトト○→ ハート5 >ハート→あなたのファンなんだって。(容姿は数値に比例) 美神の隣にいたのは全体的に地味な少女だった。目などのパーツは全て小さめで、その顔を 1度会っただけで覚えることは不可能だと思われる。 美神「あなたのファンなんだって」 横島「えっ!?(ちょっと、ドキドキ)」 少女「キャッ!」 美神「よかったわね。海南のレギュラーともなると横島くん『なんか』でもファンがつくのね」 横島「なんか言葉に刺がありません?」 美神「私なんかと話ししないでこの子と話したら?」 くるっと後ろを向くと美神はそれっきり黙りこくる。その表情が見えた雪之丞は思わず顔色を 変える。 雪之丞(ま、まるで般若だ……俺のママはあんな表情したことなかった) 雪之丞はマザコンだった。 勘九郎(んもう。ヤキモチ妬くくらいなら最初から紹介しなければいいのに。面倒くさい性格) その時、横島とその少女の間に割り込む者がいた。 おキヌ「やっぱり、ダメー!横島さんのファン第1号は私なんだから!!」 横島「おキヌちゃん……」
[884]TSUBASA DUNK:2009/10/20(火) 16:02:01 ID:yvQTioQg 駄々をこねるおキヌちゃんを見て、少女も口を開く。 少女「いいんです。私は第1号じゃなくても……だから最初のファンっていう称号は貴女に 譲ります」 その言葉にハッとするおキヌちゃん。 おキヌ(ちょっと大人気なかったかな?反省) 横島(顔は地味だけど、その分いい子じゃないか。美神さんとは正反対?) 横島も感心する。しかし、次に少女が発した言葉で場が凍りつく。 少女「私は最初のファンじゃなくていいんです。私は横島さんの中の1番大切な人に、彼女に なりたいんです!!」 横島「ま、まあそれくらいな……え、え、ええええ!!!???」 一同「「「えっ!?」」」 *** といったところでこのスレでのTSUBASA DUNK本編はここまで。 翔陽対湘北の試合前描写は次スレからです。 以下埋めネタ。まずは『キャプテン森崎外伝〜もうひとつのキャプテン翼〜』から。
[885]TSUBASA DUNK:2009/10/20(火) 16:04:09 ID:??? (>>315から) 実況「さあ、前半10分に差し掛かったところですがスコアはすでに1対1。このまま激しい 打ち合いになるのでしょうか?審判の笛で今、試合が再開します」 ピィイイイ!! 南葛の長野が岬にボールを渡す。岬は不敵にもそのまま歩きながらドリブルをする。 翼「!?」 岬(別に焦るような状況じゃない。それよりも熱海温泉高校の動きを観察しておきたい) 相手チームの選手ひとりひとりの動きを確認する。少し離れたところに新田がいたが、残りの 選手は全員でペナルティエリアの近くまで下がっている。岬がボールを持っているのを見て I番の選手が近づいてくる。 岬(さっき中山のチェックにいったのはJ番だった。なるほど、ボクと中山のどちらがボールを 運ぶかでディフェンスの動きが変わるのか。それだけ研究してきたってことだね?) そして、すぐ目の前までI番の選手が迫る。そのI番に天使のような笑顔で岬が語りかける。 岬「さあ、ボールを奪いにおいでよ。ボクは歩いているから簡単にボールを奪えるよ」 味方I(くっ……無理にはボールを奪いにいかない作戦だったけど、これはチャンスなのか? それとも罠?翼、どうすれば……) 翼(やられた!一瞬で完全に岬くんにペースを握られた)
[886]TSUBASA DUNK:2009/10/20(火) 16:05:30 ID:??? 実況「おっとォ!?岬くん、相手の選手が目の前にきているのに慌てる様子もなく歩きながら ボールを足元で操っています。どうしたのでしょう、熱海温泉高校のI番もそれを黙って 見ているだけです」 岬(ふ〜ん。やっぱり奪いにこないのか) 視線の端にはI番をとらえながらも、フィールドの前方に再び目をやる。熱海温泉高校の選手は ほとんどがペナルティエリアのあたりに集まっている。そのため、フリーになっている南葛の 選手も少なくない。それを気にしてか、熱海温泉高校の選手たちも視線を頻繁に動かしている。 しかし、岬にはその視線が向けられているのは全て一方のサイドに思えた。 岬(全員が同じ方向だけを見ている?へえ、なるほどね……) 最後に翼に視線を移す。遠い距離ではあったが、目が合うと岬はニコッと笑う。 翼(今、確かに……笑った!?こちらの作戦がもう看破されたのか?) 実況「どうなっているのでしょうか!?ボールを足元で転がしながら堂々と歩いて行く岬くん。 対するI番は見えない手に押されてでもいるかのように、距離を保ったまま下がっていく だけです!」 岬「このままゴール前まで下がっていくつもりかい?それじゃせっかくの撒き餌も意味がないんじゃ ないかな?」 人なつっこい笑顔でI番に声をかける岬。 I番(ど、どうすれば……)
[887]TSUBASA DUNK:2009/10/20(火) 16:06:36 ID:??? さらにダメ押しとばかりに言う。 岬「こうやって歩いていると、君の『足の速さ』も意味がないよね?それにボクは君を抜くまで 『左サイド』にパスは出さないよ」 I番(俺の『足の速さ』か。コイツ、まだほとんど俺の走っている姿を見ていないはずだよな? それに『左サイド』……翼、やはり俺たちの狙いは完全に読まれているようだぜ) I番は覚悟を決めると大きく深呼吸をしてから岬のボールを奪いにいった。 岬「な〜んちゃって☆」 ニコッと天使のような笑顔を見せると右足を振り抜き大きくボールを蹴る。 I番「なにィ!?」 そのボールは岬の右側から迫っていたI番のさらに右側を通り抜ける。そのままサイドラインを 割ってしまうかと思われたが、しっかりと回転のかかったそのボールはカーブしてライン際、 ギリギリのところに落ちた。そのボールに山森が追い付く。 観客?「キャー、山森くん頑張って〜」 山森「ナイスです、岬さん!(なんだろう、悪寒が……い、いや、これが武者震いってヤツか?)」 右サイドを駆け上がる山森。熱海温泉高校の選手たちはいつの間にか逆サイドに偏っており、 山森のチェックになかなか行けない。 実況「もう私にも何が何だか分かりませんが、熱海温泉高校の選手たちがフィールドの半分に 集中しており、右サイドを駆け上がる山森くんを止めにいけません!この試合、なんなの?」
[888]TSUBASA DUNK:2009/10/20(火) 16:07:53 ID:??? 岬(翼くん、化かし合いなら負けないよ) 翼(さすが岬くん。色々なところでサッカーしてきただけあって反応と判断が早いね。これは すぐに次の作戦に移らないといけないな。ちぇっ、前半いっぱいくらいは持つと思ったのに) 岬に中山が近づいていく。 中山「おい、なにがどうなってるんだ?俺にはさっぱり……」 岬「プレーが途切れたら教えるよ。ボクは山森のフォローに行くから、中山は念のため新田の マークをしていて」 中山「お、おう(珍しいな、岬が積極的に動くのは。それだけ翼と闘いたいってことか)」 その間にも山森は右サイドの奥に侵入していた。熱海温泉高校のディフェンス陣もようやく 山森に追いついたが、その分ゴール前の守備の密度は薄くなり、南葛のフォワードの選手に ペナルティエリアへ入られてしまう。 長野「山森!」 ポストプレーに強い長野がパスを要求する。 長野(中山や来生だけじゃない。俺だって翼に成長したところを見せてやりたいんだ) 山森「はい、お願いします!!」 ??「キャー、山森くん!そのまま決めて!!」 南葛の選手たちが翼に成長している姿を見せている中、彼女だけはあまり成長していないようだ。
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0ch BBS 2007-01-24