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【恋の季節】城山正の挑戦14【故意の季節】
[971]森崎名無しさん:2009/10/28(水) 02:35:32 ID:UGbDJksI A
[972]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/10/29(木) 01:58:42 ID:/pApNOco >>970 もう一ヶ月近くシロノトリガーやってますからね。ぼちぼち何がメインなのか分からなくなってきましたw A OK!ダンジョンどんとこい。……でも次スレのシロノトリガーフェイズでね。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 城山「うし。乗り込むかネズミの巣に」 美津乃「だからその扉が開かないからどうしようかってみんなで話してるんじゃん。聞いてた?」 猫ニャンぼ〜で城山のおでこの熱を計る美津乃。 城山「あ〜そうだった。どうしたもんかな。開かない扉を開けさせる方法ねぇ……」 話は振り出しに戻り、再び輪を作って会議が始まる。 されど会議は踊る、されど進まず。もともと頭脳労働の苦手な面子である。堂々巡りの結果、全員頭から煙を噴き出す。 ルドルフ「行き詰っているニャ。ここは発想の転換ニャ」 美津乃「てんかん?」 ルドルフ「開けられないニャら、開けさせればいいニャ。バステト様」 ふんぞり返りながら後ろに控えるバステトを振り返るルドルフ。 バステト「ハーメルンの笛というマジックアイテムがあります。それを吹くとたちまちネズミが呼び寄せられるというものです」 ズナッフ「それを使えばニッキーはともかく手下のネズミどもは出てくる、と」 ドン「その時に内側から扉が開くからその時に、か」 チナ「ではそのハーメルンの笛はどこに?」 バステト「とあるダンジョンに封印されています」 城山「そっちでもダンジョンかい」 美津乃「なんで封印なんかされてんの?世界が滅ぶようなものでなし、まったく誰よそんな面倒なことしたの」 がっくりとうな垂れるシロヤマンズ。
[973]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/10/29(木) 01:58:45 ID:/pApNOco バステト「……私です」 城山「は?」 バステトの言葉に耳を疑う面々。 全員の視線が集まる中バステトは再び。 バステト「ハーメルンの笛を封印したのは私です」 左右の人差し指を付き合わせつつ消え入りそうな声で告白する。 ルドルフ「仕方なかったんニャ!そんな便利なアイテムがあったら我々猫の沽券にかかわるニャ!」 バステトをかばうように両手を広げて立ちはだかるルドルフ。 ドン「ま、いいんだけどな。ダンジョンに潜るのは冒険者の習性みたいなもんだしな」 ズナッフ「それでどこにあるんじゃ?そのダンジョンは」 バステト「この神殿跡地の地下にあります。せっかくなのでみなさん今から行って来てください。 あ、消耗しているチナさんのMPは回復しておくので安心してください。それでは〜」 返事を聞く前にバステトは神通力を使って光の輪をシロヤマンズの周りに描き出す。 チナ「……転移の魔方陣!?」 状況を認識した時にはすでに魔方陣は発動し、ぽっかりと奈落へと続く穴が開き、自由落下が開始される。 バステト「ルドルフも一緒にいってらっしゃい」 足元にいたルドルフを猫掴みするぽいっと穴に放り込むバステト。 ルドルフ「にゃああああぁぁぁぁぁ………」 その叫びもやがて遠く小さくなっていき、聞こえなくなった。
[974]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/10/29(木) 01:58:47 ID:/pApNOco エニウェアと現実を行ったり来たりするときに似た浮遊感を味わう城山と美津乃。 内臓だけが持ち上がってしまうような、体中の血が頭に上るような感覚。 城山「うわーっ!」 いつまでも続くかのような自由落下に思わず大声を出してしまう。 城山「をわっ!?」 次の瞬間柔らかい感触が全身を包み込む。恐る恐る目を開けるとそこはクリスの教会のいつもの応接室だった。 城山「……帰ってきたのか。今日は長かったな……おわっ!肉球がっ!ごふぅ」 やれやれと身を起こそうとした矢先にどこかで見たような肉球マークが桜色の背景とともに視界を塞ぐ。 いわずと知れた美津乃のパンツの柄である。それが顔面目掛けて降って来たのだった。 その感触を楽しむよりも前に美津乃の肘が城山の鳩尾に全体重をかけて突き刺さり悶絶する城山。 そして程なくクリスも宙に現れ音もなく着地をする。 クリス「……くっ!あと少しで生命の宝珠に手が届いたものを……無念」 抜き身の段平を床に突き立てるとがっくりと膝をつくクリス。 どこで冒険をしてきたのかシスター服はところどころ破れ場所によっては赤黒く染まっている。 それがクリスのものなのか、それとも返り血なのかは定かではない。 クリス「……今週はここまでです。お気をつけてお帰りを」 悶絶したままの城山とその上に座りっぱなしの美津乃を見とめるとそれだけ言って応接室からクリスは出て行った。 美津乃「……んじゃ、私たちも帰ろっか」 城山「……だったら早く降りてくれ。し、死ぬ。ごふごふ」
[975]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/10/29(木) 01:58:53 ID:/pApNOco 先着1名様でこのスレに 美津乃の次元石の安否→!card クリスの次元石の安否→!card と(!とcardの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。 マークがクラブだと次元石はただの石ころになってしまいます。 ジョーカーが出たら2個に増えます。 今日はここまでかな。 ここから次スレのタイトルを募集しつつ、秋津姫(女神様)のお話を少しはさみます。 本編にも絡むお話になると思いますが、またもや長文になりそうっていうかなります。 すでに小説なのかゲームなのか境界があいまいになりつつありますが今後ともよろしくお願いします。 ちなみに秋津姫の話は次スレでやってもいいので、万が一スレが埋まってしまっても構いません。 みなさまふるってご参加ください。 また要望やご意見等も楽しみに待っておりまする。
[976]キャプテン岩見:2009/10/29(木) 02:05:07 ID:??? 美津乃の次元石の安否→ ダイヤ9 クリスの次元石の安否→ クラブK
[977]森崎名無しさん:2009/10/29(木) 11:18:58 ID:??? 【本編を】城山正の挑戦15【探せ】 【主役の座争奪戦】城山正の挑戦15【美津乃がリード】 【ネコは】城山正の挑戦15【お好きですか?】
[978]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/10/30(金) 00:09:50 ID:hcCUD2qY >>977 スレタイ案ありがとうございます。 美津乃の次元石の安否→ ダイヤ9 =無事だった。 クリスの次元石の安否→ クラブK =ただの石ころになってしまった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 城山と美津乃が教会から出て行ったのを窓から確認しクリスは着替えを始める。 クリス「……あおの妖魔団を壊滅させられなかったのは残念でしたが、次に行った時にはボスの首を叩き落すだけ……」 ぼろぼろになったシスター服を脱ぎ捨てる。 その白磁のような肌は戦闘による煤や返り血が乾きこびりついていたが怪我はしていないようだった。 首からは巾着袋に入れた次元石が下げられおり、なんとなくそれを手に取り袋から取り出してみる。 鈍く玉虫色に輝いていた次元石はその輝きを失いただ石ころに変貌していた。 クリス「……!!」 たったの1回、まだ1回しかエニウェアに行っていないのに別世界へのパスポートは失われてしまった。 輝いていないように見えるのは汚れて曇っているからだと、脱ぎ捨てたシスター服でこすってみる。 だが次元石は輝きを取り戻すどころかそのままボロボロと崩れ砂となってクリスの手から零れ落ちた。 クリス「……これではエニウェアに行けない……」 あと少しというところまで生命の宝珠をもった妖魔団を追い詰めていたのだが奪取にまではいたらなかった。 次回エニウェアに行ければ砦攻略戦を継続できたが、行けないとなれば妖魔団はクリスは撤退したものとみなし 体勢を立て直し、アジトの場所も変えてしまうだろう。 クリス「……こんなことならシロヤマンズも引き連れて行っておけばよかった……」 足手まといになると踏み置いてきたのが裏目に出た。彼らを連れて行っておけば妖魔団を壊滅させることはできずとも 足取りを掴むことくらいならできたかもしれない。 クリスは着替えも途中のままベッドに倒れこむと枕を涙で濡らした。それは泣き疲れて眠りに落ちるまで続いたのだった。 クリスが次回エニウェアに行けなくなりました。シロヤマンズには影響はありません。
[979]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/10/30(金) 00:09:52 ID:hcCUD2qY 女神様外伝〜秋津姫衰弱する〜 現世と常世の狭間で秋津姫は弱っていた。 神代の時代から水神・水戸神(みなとのかみ)としてこの国を守護し、人の世になってからも 南葛市で人の世を眺め、時には手を貸してきていた。 だが、今年になってからどうにも調子がおかしい。 異常気象が続き、春から始まった日照りが秋津姫の神通力の源である湧水の量を減らし、 この所続いていた市内の再開発によって地下水脈が乱れ秋津姫の社まで水が届いていないようだ。 秋津姫「むぅ。まずいのう。このままではわらわの神としての存在自体が干上がってしまう」 社に蓄えられている水源だけでは湧水につながる地下水脈と繋がるのは難しい。 秋津姫「社までどうにか水を持ってくるのじゃ。そうでなければ雨を降らせるのじゃ。 そうすればわらわ自ら水脈を繋げ直すことが出来る。頼むぞよ城山よ……」 だんだんと声が小さくなっていき、やがて聞こえなくなる。 それと反比例するように城山の意識は覚醒して行き、目覚める。 壁にかかっている時計を見れば針は三時半を指している。 まだ初夏にもかかわらず今日も寝苦しい夜だった。 城山「……夢……じゃないよな。最近姿を見せないとは思ってたけど弱ってたのか女神様。 困ってるみたいだし助けてやるか……。 ってオイ!どこに行けばいいんだよ!オレ女神様の住所知らねえぞ!?」 眠ってみればまた会えるかなと、寝床に潜り込んでみたが、次に目が覚めたときは朝食だとオカンが起こしに来ていた。 城山「弱ってたから、そうちょくちょくは夢枕に立てないのかね」 もぐもぐと朝食を咀嚼しながら秋津姫の救出作戦を思案する城山。
[980]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/10/30(金) 00:09:54 ID:hcCUD2qY 城山「さてと、1人で探すのは大変だし寂しいからな助手を呼んで手伝わせよう」 めずらしくオカンに尻を叩かれる前に家を出た城山が暑さに辟易しながらも作戦を練る。 城山「誰にしようかなぁ」 脳裏に浮かんだ助手候補達の顔を思い浮かべる。 誰を呼ぶにしても一長一短ここが頭の使いどころと腕を組んで頭をひねる。 そして導かれた答えは―― A ここは町っ子美津乃を呼ぼう(知力は並ですが、土地勘・機動力・経済力はあります) B 情報屋・白瀬を頼ろう。(土地勘・機動力・経済力はありませんが知力とおっぱいはあります) C SCの子供たちを使おう (土地勘はありますが機動力・経済力・知力はありません。ただし人海戦術で判定回数は馬鹿みたいに多いです) 目的としては秋津姫の社を発見して水を供えてあげるか、なにかしらの手段で雨を降らすことができれば成功となります。 先に2票入った選択肢で続行。age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[981]森崎名無しさん:2009/10/30(金) 00:10:30 ID:IvB9Mt06 B
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