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【メディの心は】幻想のポイズン10【カテナチオ】
[521]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/04(金) 21:43:18 ID:??? ジョン「なんっ……という事でしょうか! 前半、ロスタイム! この土壇場で、ようやく試合の均衡が破れました! 緋想萃夢格闘一派、待望の先取点です!」 南沢「ゴール前での競り合いで天子選手がいい動きを見せましたねぇ。 マークについていた穣子選手の弱点、競り合いに弱いという点をついたいい攻撃です。 これでオータムスカイズは一層苦しくなりましたよ……」 観客「きた!先取点きた!」「早い!もう来たのか!」「これで緋想萃夢格闘一派勝つる!!」 天子「ふふん、それほどでもないわ」 観客の歓声に謙虚に答えつつ、天子は悠々と胸を張って自陣へと戻っていく。 一方、オータムスカイズのゴール前ではDF、そしてGKの大妖精らが皆揃って意気消沈をしていた。 この試合、1点が重要となると誰もが予想をしてきた。 そんな中で奪われてしまった、前半終了間際の先取点。 大妖精は今にも涙を流しそうにして身体を震わせ、椛とにとりは歯噛みをし、穣子は地面にその拳を何度も叩きつけている。 前線からようやく戻ってきた反町らに気づくとにとりはようやく顔を上げたが……。 やはり、目元を帽子を深く被って隠し震えるような声で反町に話しかける。 にとり「悪いね……もう少し私がしっかりやれてれば、競り合いも勝ててたかもしれないのに」 穣子「それを言うなら私でしょ!? ……マークについてるのに、なんも出来なかった」 椛「全力で飛んでも全然歯が立たなかったッス……」 大妖精「ごめんなさい……私が、ちゃんと止めていられれば……」
[522]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/04(金) 21:43:42 ID:??? DF陣、そして大妖精は口々に自分の失態を呟き反町らに謝罪をする。 それだけ、この1点という差が絶望的だと悟っていたのだ。 半ば、にとりや大妖精は諦めているような感さえある。 前半終了間際という嫌な時間帯に点を取られた事も、それに拍車をかけているようだった。 反町(…………) A.「まだ試合は終わってないぞ、弱音を吐くな!」 DF陣らを叱咤する B.「お前達はよくやった、何も悪くない」 DF陣らの健闘を讃える C.「大丈夫だ、俺が点を取ってみせる!」 この点差くらいすぐ返すと言ってみる D.「大丈夫だ、俺達が点を取ってみせる!」 リグルの肩を叩きながら言ってみる E.「大丈夫だ、リグルが点を取ってくれる!」 お前の出番だ、リグル! F.「元々無理だったんだよ……」 諦める G.その他 自由投票枠 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[523]森崎名無しさん:2009/09/04(金) 21:44:08 ID:bxO6KCXI D
[524]森崎名無しさん:2009/09/04(金) 21:46:11 ID:Y0U8wnkc A
[525]森崎名無しさん:2009/09/04(金) 21:48:14 ID:ICf8bZvg C
[526]森崎名無しさん:2009/09/04(金) 21:49:37 ID:/85GhkRA A
[527]森崎名無しさん:2009/09/04(金) 21:59:45 ID:eVXOf+kA A
[528]キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/09/04(金) 22:03:26 ID:W4HjlUfE A
[529]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/04(金) 22:34:13 ID:??? >A.「まだ試合は終わってないぞ、弱音を吐くな!」 DF陣らを叱咤する =============================================================================== 反町がそう言うと、穣子はわかってるわよ!と怒鳴りながら最後に大きく地面を叩くと。 赤く腫れた手を摩りながら立ち上がり、キッと反町を睨みつける。 にとりも小さくため息を吐くと頬を叩いて気合を入れなおし、頷き。 椛も大きく頷き、反町に同意をする。 しかし、その中で唯一 ――基本的に悲観主義であり自分に対して自信が持てない大妖精は。 体を震わせ、顔面を青くして小さく首を振っていた。 大妖精(無理、無理です……これ以上はとても……。 私じゃ、きっと、ハットトリックを取られてしまう……。 どうしてそんな、まだ勝てるみたいな事を言うんですか……) 普通のシュートでさえ、あの威力だった天子。 次にもしあの気炎万丈の剣を使ってこられたら、絶対に止められないと大妖精はネガティブな考えを持つ。 試合はまだ終わっていないと、全員にまだまだ勝てると言う反町は。 ただ大妖精の目からは嘯くようにしか見えず、もう一度小さく頭を振るのだった。 ※大妖精の評価値が下がりました。
[530]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/04(金) 22:34:36 ID:??? まだまだこれからだと行ってはみたものの、既に時間はロスタイム。 その後特に試合が動く訳でもなく、すぐに審判の前半終了を告げる笛が鳴り響く。 観客席からはオータムスカイズの再三の攻撃が実らない事に対しての疑念。 そして、得点を挙げた天子に対する賞賛の言葉が上がり。 それを聞きながら天子、そしてその後ろを衣玖が追いかけベンチへと戻っていく。 一方で反町はスコアボードに刻まれた0と1の数字を睨みつけながら拳を握り……。 萃香「ぅやあ〜、反町」 反町「! 萃香さん!?」 不意に、いつの間にか近寄ってきていた萃香に話しかけられ一瞬戸惑う。 萃香はやはりとも言うべきか瓢箪を呷っては時折ヒックとしゃっくりをしており。 その雰囲気からは先ほどゴール前で受けた悪寒のようなものが全く感じられない。 この小さな体で一体どうしてあれだけのセービングが出来るのだろうと反町が疑問に思っていると……。 萃香「それにしても、お前もあの虫っ子も案外やるもんだねぇ。 正直、予想以上だよ」 そうは言われても、現状萃香からはまだ一点も取れていないのだ。 その言葉で簡単に喜べる訳もない。 萃香「でもまぁ、ここらがお前さん達の年貢の納め時って奴かねぇ〜。 1点取っちまえば、もう私達が勝ったも同然だぁ〜。 ま、ご苦労さんだぁね」 反町「…………」
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0ch BBS 2007-01-24