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【メディの心は】幻想のポイズン10【カテナチオ】
[591]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/05(土) 20:52:19 ID:??? 一方、こちらは観客席。 この試合を観戦する地霊アンダーグラウンド、歴史と半獣人里の会、そして八雲藍と星熊勇儀。 彼女達はそれぞれ、前半を振り返りながら後半の試合展開についてを予想していく。 お燐「何だか今日、橙ったら全然活躍してませんねぇ。 メイドなんかに2回も止められちゃって」 さとり「決勝戦だから緊張をしているのかもしれないわね……」 こいし「緊張するくらいならこんな大会に出なけりゃいいのに」 さとり「そう言わないの」 地霊アンダーグラウンドでの話題は、お燐と相応に馴染みが深い橙について。 前半戦、紅魔館のメイドに2度突破を阻まれた橙。 本来の実力ならば例えタックルの得意なメイドでもいとも簡単に抜き去ってしまうというのに、今日ばかりは不調である。 もう少し頑張れていれば攻撃機会もあと何度か生まれていたと予想出来るだけ、かなり勿体無い。 ベジータ「くそったれぇ! あんな生意気なクソ天人に点を許すだとォ!? 俺様のギャリック砲を止めた癖に、何をやってやがるんだあいつらは!」 カカロット「落ち着けよベジータぁ、ありゃ仕方ないって。 どフリーだったんだぞ?」 慧音「うむ。前半戦、むしろオータムスカイズはよく守った方だ。 特にダブルボランチの妖精とメディスンが奮闘して、攻撃機会を減らしている。 あれは本当に最後の最後、一瞬の隙を突かれての得点という感じだった……仕方ないだろう」 妹紅「ただ、やっぱりよく見ると穴もあるんだよなぁ、オータムスカイズ。 特にあの豊穣の神様――穣子だっけ? 確かにこの大会、守備でのMVPと言ってもいいと思うけど。 彼女じゃあの天人にはミスマッチだよ」 ナッパ「競り合いがよえぇからな、あんなヒョロいの相手だったら高い球ぽんと放るだけで楽々ボールが渡るぜ」 妹紅「そうなんだよね。 ……せめてもう少し競り合いが強ければ、マークしてる分有利に働きそうでもあるんだけどなぁ」 ラディッツ「零れ球になった時でも、競り合いが多少出来れば拾えますしね」 歴史と半獣人里の会では、やはりチームの特色が守備に重きを入れている為か守備陣について。 前半戦、よく頑張った守備陣ではあるものの……やはりこの決勝にきて露呈した穴がある。 非常に惜しいという表情で妹紅がそれを指摘し、周囲の者達もそれに賛同をするのであった。
[592]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/05(土) 20:52:30 ID:??? 藍(……1点を奪われたか。 ほぼ勝利の可能性は閉ざされたな) 八雲藍は瞼を閉じたまま脳内で一体どれほどの勝率がオータムスカイズに残っているのかを計算する。 まず、オータムスカイズが勝つ為にはとにかく最低でも2点を取らなければならない。 そして、2点で勝利をする為にはあの天子を完全に封じ込めなければならない。 藍(萃香様から2点を奪い、あのまだ余裕のありそうな天人を後半無失点に抑え込む。 ……絶望的だな) サッカーの試合を数学で片付けてしまうのは無粋だと感じ、中途なところで止めてしまうが。 途中まで求めた数式によると精々勝率が5%もあれば御の字、といったところ。 実際のところはもっと低い。 それほどまでに、彼我の実力差は大きすぎる。 藍(せめて彼が何らかの打開が出来る必殺技でも持っていればよかったのだろうがな。 ……そこが所詮は人間の限界というところか) 勇儀「……しかし、このまま終わるのも面白くない」 杯に入った酒を呑みつつ、星熊勇儀は一人ごちる。 1点が決まった現状、やはり彼女も藍と同じく緋想萃夢格闘一派の勝利はほぼ確定的であると思っている。 だが、だからこそ、勇儀は反町らオータムスカイズに期待をしていた。 勇儀(ここで終わっても、そりゃ萃香を本気にさせた人間。 大したもんさ。 だけど私達はそれ以上を期待している。 ……何とかやってみせて欲しいもんだね) 新たな瓶から杯に酒を注ぎ、勇儀は薄く瞼を開け細い目でオータムスカイズベンチにいる反町を見る。 この試合、前半だけを見るならば反町の動きは決して悪いものではない。 得点を取れなくても、あの萃香を本気にさせただけで十分人間離れをしていると言っても過言ではないのだ。 しかし、星熊勇儀はそれ以上のものを反町に求め――ただ静かに酒を呑む。
[593]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/05(土) 20:52:43 ID:??? そして、他の一般人達観客はというと、やはり大勢の者達が未だにどよめいていた。 既にオータムスカイズの格は強豪――即ち、緋想萃夢格闘一派よりも上になっているのである。 そのオータムスカイズが1点を先取され、しかも何本もシュートを打ってるのに得点に繋がらない。 "格上"として認識をされているオータムスカイズが押されていると、誰しも思っているのだ。 そんな観客達の中で唯一狼狽した様子の無い人物がいる。 果たしてその人物とは……。 先着1名様で、 貴様、見ているな!?→!card !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 数字によって下記の表に従い分岐します。 JOKER→???「パパ、あれが猿達を倒した奴だよ」 宇宙の帝王とその父!? ダイヤ→本編では久しぶりの登場な八雲紫さんだ! ハート→常識に囚われない早苗さんと暇を持て余した神々だ! スペード→ブレザーとピンクのワンピースのウサ耳少女だ! クラブ→どう見てもパルスィです本当にありがとうございました
[594]森崎名無しさん:2009/09/05(土) 20:55:01 ID:??? 貴様、見ているな!?→ クラブ4
[595]森崎名無しさん:2009/09/05(土) 20:55:03 ID:??? 貴様、見ているな!?→ ダイヤ4 帝王こい!
[596]森崎名無しさん:2009/09/05(土) 21:04:24 ID:??? またしっとチームにおいしいところを持っていかれる悪寒…っ!
[597]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/05(土) 21:34:16 ID:??? >貴様、見ているな!?→ クラブ4 =どう見てもパルスィです本当にありがとうございました ===================================================================================== 緑色の瞳を細め、ハンカチを噛み締めて苛立たしげにフィールドに視線を送る少女。 それはかつて、若葉杯でオータムスカイズに辛酸を舐めさせられた妬ましパルパルズのキャプテン。 水橋パルスィその人であった。 彼女は現在、あの時に受けた屈辱を必ずや返してやろうと躍起になり。 嫉妬心を源にして打倒オータムスカイズの為に特訓を続けたり、或いはチームメイトを探したりしている最中。 幸いにしてメンバーも徐々にではあるが集まり、オータムスカイズ打倒も夢ではなくなってきた。 そんな中、ここに来てオータムスカイズがこの大舞台で負けようとしている。 パルスィ「私達が倒すまでに負けてどうするのよ!」 キーッ!とハンカチをガシガシ噛みながら地団太を踏むパルスィ。 その隣ではしっとマスクがただじっと静観をするように腕を組んでフィールドを見つめ。 アリス、ヤマメがパルスィを宥めようと必死に声をかけキスメはおろおろとし、妖夢は疲れきった顔で遠くを見ている。 アリス「いいじゃないパルスィ、別にオータムスカイズが負けたって……。 こういう風になるのを望んでたんでしょう?」 ヤマメ「そうだよパルスィ。 何を怒ってんだい」 パルスィ「私は! "私達"が! オータムスカイズを倒すのが良かったの! 他のチームが倒しちゃったら、意味ないじゃない!」 ヤマメ「……それじゃあ緋想萃夢格闘一派を妬めばいいんじゃないの?」 パルスィ「それとこれとは話が違うわよ! ああ、妬ましい! 私をこんなにまで苛々させるなんてオータムスカイズは本当に妬ましい!」 どうやら橋姫のプライドやらなにやらがあるらしく、パルスィはオータムスカイズが負けるのを望んでいる訳ではないようだ。 妖夢(……ここでオータムスカイズが負けたら、私も解放してもらえるのかなぁ?) 隣で起きている喧騒を無視し、妖夢はただただ遠い目をして虚空を見つめた。
[598]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/05(土) 21:34:39 ID:??? そんなこんなで、ようやくハーフタイムも終了する。 係員の声を受けて反町らオータムスカイズ、そして緋想萃夢格闘一派も皆フィールドに戻り。 観客達の声を受ける中、天子と天狗Jがセンターサークルに入り審判の笛を待つ。 反町(後半戦は緋想萃夢格闘一派からの攻撃なんだよな……ここはしっかり守らないと) −J−H− Jリグル 640/700 H反町 580/720 −−−−− I−−−F I静葉 560/610 F橙 510/580 −G−E− Gメディスン 420/620 Eヒューイ 390/510 B−D−C Bチルノ430/810 D穣子 320/580 C椛 730/750 −−Aー− Aにとり 560/630 −−@−− @大妖精 570/570 ※ハーフタイムを過ごして全員のガッツが100回復しました。 ジョン「さて南沢さん、いよいよ後半戦の開始となりますがどのようにご覧になりますか?」 南沢「そうですねぇ、やはりここは緋想萃夢格闘一派も改めて追加点を取りに来ると思いますよ。 萃香選手が守っているとはいえ、1点差ですしね。 それに穣子選手のマークから天子選手が一時的に離れる事になりますから、その点でもここが攻め時です」 ジョン「つまりオータムスカイズとしてはここは何としてでも突破を止めなければならない場面ですね。 さあ、いよいよ後半戦の開始です!」
[599]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/05(土) 21:34:57 ID:??? 審判の笛が鳴り響き、後半戦の開始が告げられる。 天狗Jから送られたボールを天子はやんわりとトラップし……。 ニイ、と口の端を持ち上げて嫌らしい笑みを浮かべると一気にオータムスカイズ陣地へと目線を向け。 そのまま、緋想の剣を抜いてドリブルで中央を突破し始める。 慌てて反町とリグルがボールを奪おうと詰め寄るが、天子は余裕の表情だ。 天子「マークが無きゃ、さっさと1点取れてるのよ! さぁ、行くわよ矮小な地上の民ども!」 反町(くそっ、やっぱりそのまま突破しに来たか……でも、ここを止めれば!) リグル「わいしょー!? お祭りの掛け声なら余所でやりなよっ!」 反町(……リグル、それは多分わっしょい!だ) 先着3名様で、 天子→ !card不譲土壌の剣 57 +(カードの数値)= 反町→ !cardタックル 41 +(カードの数値)+(人数差補正+1)= リグル→ !cardタックル 40 +(カードの数値)+(人数差補正+1)= !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→ドリブル成功! 天子、FW二人を吹き飛ばしながら中央をあっさり突破 =1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(天狗Jがフォロー、衣玖がフォロー、橙がフォロー) ≦−2→緋想萃夢格闘一派、ドリブルを阻止。 ※天子の不譲土壌の剣には吹っ飛び係数2がついています。
[600]森崎名無しさん:2009/09/05(土) 21:36:31 ID:??? 天子→ クラブ5 不譲土壌の剣 57 +(カードの数値)=
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0ch BBS 2007-01-24