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【メディの心は】幻想のポイズン10【カテナチオ】
[701]キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/09/06(日) 22:27:12 ID:kyLhhlcc A
[702]森崎名無しさん:2009/09/06(日) 22:28:01 ID:RN0+yhGU A
[703]森崎名無しさん:2009/09/06(日) 22:28:07 ID:M2c79oiQ A
[704]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/06(日) 23:16:06 ID:??? >A.わかりました、このフォーメーションでいきましょう ================================================================================ 反町「今の状態だとこれがベストだと思います、これでいきましょう」 静葉「そう、わかったわ」 作戦、そしてメンバーとフォーメーションの変更をした後。 一同はそれを確認し合うと新しく割り当てられた自分達のポジションへと散っていく。 一方、2点差とオータムスカイズを突き放し。 残り時間を30分とした緋想萃夢格闘一派側は、既に勝利をしたようなムードへと様変わりをしていた。 やはりあの伊吹萃香がゴールを守ってくれているという安心感は大きい。 仮に、もし万が一にでも1ゴールを許したとしても、それでも1点差。 まず間違いなく安全圏である。 天子「あー……それじゃ、後は私はベンチで見てるわ」 衣玖「はい、お疲れ様でした」 天子「ん、んじゃま後は適当によろしくね」 2得点を上げ、得点王ランキングで単独トップとなった天子。 疲労も既に限界近くまで来ているらしく、手をひらひらと衣玖に振りながら自陣ベンチへと下がっていく。 その背中を見ながら衣玖はさてどうしたものかとフィールドを見渡し……。 すぐさまフィールダーたちを集めると、これからの対策について協議をする。 衣玖「オータムスカイズもまた何としてでも1点を奪いに来るでしょう。 恐らく諦めるとは思えません。 ですので、ここからは守備に人数を割きます。 まずは総領娘様、そして天狗さんをベンチのメイドさん2名と交代。 フォーメーションも4−5−1にし、中盤でボールを奪えるようにします」
[705]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/06(日) 23:16:23 ID:??? お燐「にゃーん……これは決まっちゃったかにゃーん」 こいし「だろうねぇ。こっから3点奪える訳ないもん」 観客席では、やはりこの試合を見つめる者達がそれぞれ話し合っていた。 しかし、どこもオータムスカイズに対して敗色濃厚だと感じている。 それほどまでに、伊吹萃香から点を奪い取るのは難しいのだ。 慧音「前半、あれだけ攻撃をして点を取れなかったのが敗因……。 とはいえ、殆どのチームならばあの鬼から点を奪うのは難しいだろうがな」 妹紅「だねぇ。私やベジータでもちょっと厳しいよ。 はっきり言って、そもそもこの大会にあの鬼が参加してる時点で反則みたいなもんだ」 悟空「オラならどうにか出来そうだけどな。ワクワクしてきたぞ」 幻想郷最強クラスのGKである伊吹萃香。 そもそも、このような普通クラスの大会に出ている事事態が反則に近い。 だが、それでも緋想萃夢格闘一派の"チーム"としての格はあくまで中堅。 この大会に参加する事に、別段問題がある訳でもない。 藍(やはり大方の予想通り、こうなってしまったか……。 まあ、駆け足でここまで来たのだ。 ……これもまた、勉強だろう) 中堅クラスの選手が反町、にとりしかいない状況でこの蒲公英杯に参加したオータムスカイズ。 特化型の能力を生かして並み居る強敵たちを打ち倒したが……。 それでも、その特化させたシュートが通用しない相手にぶち当たってしまった。 藍(ただ特化させるだけが全てじゃない。 ……或いはドリブルも鍛えていれば、1vs1も仕掛ける事が出来た。 だが、シュートしかない以上相手もシュートを読む。 だから1vs1も出来ない。 ……そして、特化型は一人が崩れると途端に脆くなる) その道のスペシャリストが通用しなければ、後の者達は当然勝負にもならない。 天子の突破を止める事が出来なかった穣子が、いい例である。
[706]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/06(日) 23:16:54 ID:??? 藍(まあ……それでも、そういうのが悪いという訳じゃない。 ただ、ハイリスクでハイリターンというだけだ……。 しかし……この先、もしも多人数の名有り選手がいるチームと当たった時。 その特化型の欠点は露呈する) もしも西行寺快食の会戦で、もう一人、二人の選手が参加していたら……。 リグルと反町にマークがつけられ、ゴール前を完璧に固めてドリブルに対抗されていたら。 オータムスカイズは秋姉妹のオータムスカイハリケーンくらいしか頼るものがなかっただろう。 多人数との名有り選手との戦いともなれば、オータムスカイズお得意の橙の速攻などもサイドを固めて安易に防がれる。 そうなった時、ボールを運べる選手が静葉たった一人だけでは心細い。 勇儀(とはいえ、そういうの……私は嫌いじゃないけどね。 ただ、どれもこれも今の私や萃香と戦うには実力不足すぎるってだけだ) 赤い杯を傾け、酒を飲みながら天を仰ぐ勇儀。 勇儀(試合はもう決した。 後はどれだけ、あの人間が意地を見せてくれるか……それだけだ。 なぁ萃香?) 緋想萃夢格闘一派ゴールへと目を向けると――そこには未だにふらつきながらも。 まだまだ酒を飲みつつ……反町へと目を向ける萃香の姿。 萃香(これで諦めてちゃ話にならないよ。 さあ、どんどん打ってきてくれ)
[707]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/06(日) 23:17:08 ID:??? ジョン「さぁ、後半12分。 ここで緋想萃夢格闘一派は待望の追加点! これで天子選手は得点王ランキング単独トップ! その天子選手は今はベンチに下がっております」 南沢「後半開始早々に積極的に攻めていましたからね。これも当然でしょう。 しかし、これでほぼ緋想萃夢格闘一派は勝利を手中に収めたと考えていいですね」 ジョン「さて、その緋想萃夢格闘一派はメンバーチェンジとフォーメーションチェンジをしてきていますが……?」 南沢「4−5−1、ボランチの数を多くして両サイドの静葉選手達の突破を阻もうというつもりだったんでしょうかね。 ですが、オータムスカイズも体力に不安のあった穣子選手、チルノ選手をメンバーチェンジし。 妖精選手をいれ、フォーメーションをガラッと変えてきています」 ジョン「攻撃的なフォーメーション、そして守備的なフォーメーション。両極端ですね」 南沢「果たして緋想萃夢格闘一派が死守をするか、オータムスカイズが1点を取り返す事が出来るか。 非常に楽しみです」 反町(天狗を抜いてメイドさん達を入れたのか……両サイド、かなり突破はし難くなってるみたいだな) −−@−− @萃香 −−A−− Aメイド C−D−B Cメイド Dメイド Bメイド F−E−G Fメイド Eバケバケ Gメイド −H−I− H天狗 I衣玖 −−−−− −−J−− J天狗 ※緋想萃夢格闘一派がメンバーチェンジ、フォーメーションチェンジをしました。
[708]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/06(日) 23:17:17 ID:??? センターサークルにリグルと並んで立ち、前を見る反町。 残り時間は30分……それまでに、なんとしても一矢報いなければならない。 審判の笛が鳴り響き、リグルの蹴り出したボールを受け取った後……。 反町はさてどうやって攻めて行こうかと周囲を見回した。 反町(両サイドはメイドさん、中央には衣玖さんがいる……。 正直、どっちも厄介そうだぞ? ここはどうする?) A.ええい、ここで俺がドリブル突破だ! B.リグルとのワンツーで一気に突破しよう! C.中央、衣玖さんはいるがメイドさんがいないここを静葉さんに突破してもらおう! D.右サイドの妖精1だ!妖精達のトリオプレイで突破を狙うぞ! E.やはり速攻なら橙だ、左サイドの橙に任せよう! F.やぶれかぶれだ!ここから超々ロングシュートを打ってやる! G.その他 自由投票枠 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[709]キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/09/06(日) 23:19:07 ID:kyLhhlcc D
[710]森崎名無しさん:2009/09/06(日) 23:19:30 ID:QAAV3IFY E
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0ch BBS 2007-01-24