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【メディの心は】幻想のポイズン10【カテナチオ】
[864]森崎名無しさん:2009/09/08(火) 20:35:24 ID:??? スマン見逃してた。
[865]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/08(火) 20:59:29 ID:??? >反町→ スペード9 ???? 66 +(カードの数値)=75 >リグル→ ハート10 ???? 59 +(カードの数値)=69 >萃香→ ダイヤ7 一歩壊廃 68 +(カードの数値)+(SNGK・酩酊+2)=77 >※反町とリグルのマークが一致していないのでタイミングが合わず零れ球。試合終了 ==================================================================================== スカッ! リグル「だから無理だってぇぇぇぇ!!」 反町のボレーシュートの威力は当然ながら凄まじく、リグルとて容易に反応は出来ない。 リグルが飛び上がった時には既に反町のシュートはリグルの足元へと来ており。 反応する事が出来ないまま、リグルはそのボールを膝に当てて倒れこみボールは零れ球となる。 慌てて飛び出した萃香がそのボールを高く飛び上がってパンチングし、クリアーをするが……。 ざわ・・・ ざわ・・・ 観客「な、なんだ今の? あいつ何がやりたかったんだ?」「……もしかして仲間割れか?」 「だとすると随分陰湿な……」「いや、本当にわからん。何がしたかったのが本当にわからん」 リグル「う、ぐぅぅぅ! 反町ィィ!」 反町「うっ……」 倒れこんだリグルは恨みがましい顔で反町を睨みつけながら、体を起こすとすぐさま反町の胸倉を掴み唾を吐きながら文句を言う。 それも当然といえば当然。そもそも練習もせずぶっつけ本番でこんな事をされて成功する可能性の方が低い。 反町の指示で一方的に片棒を担がされたリグルにも当然ながら観客達の非難、疑問の声がかけられており。 恥をかかされたリグルは反町に思わず手を出そうとしたが、それでも寸前でそれを止め……。 肩を怒らせながら自陣へと下がっていくのだった。
[866]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/08(火) 20:59:44 ID:??? 一方、当然ながらその光景を見ていたオータムスカイズフィールダー陣も反町に対して懐疑の目を向ける。 共に練習をしてきた間柄、反町とリグルが必殺シュートの開発をしてないという事は知っている。 だからこそ、これがどちらかが独断で考えた一か八かの策だと気づいていたが……。 静葉「どっち……なのかしら……」 橙「雰囲気としてはリグルが怒ってますから、反町さんっぽいですけど……」 妖精1「……あの虫、自分が提案した時でも怒ってきそうだし」 サンタナ「……何やってんだろ?」 ヒューイ「わかんない〜」 にとり「……これじゃいい物笑いの種だよ」 椛「わふっ……最後がこれじゃ全然しまらないッス」 メディスン(……馬鹿だ、馬鹿がいる) 穣子「なぁにやってんのよ……はぁ」 チルノ「ムキーッ! やるんなら成功させなさいよー!!」
[867]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/08(火) 20:59:55 ID:??? そして、観客席の者達もまたこの反町とリグルの奇行を見て首を捻る者――。 大きく手を叩いて大笑する者、深く深く溜息を吐く者と様々な反応を見せる。 さとり「……練習さえしていれば、抜けたかもしれないけれどね」 こいし「でも、多分打ててもあの鬼なら止めたんじゃないかなー……ま、面白いもの見れたしよかったね!」 悟空「ひゃあ〜、おっもしれぇな! あいつらあんな事するとはオラおでれぇたぞ!」 ベジータ「ふんっ、クズがどれだけ無茶をしようと所詮はクズ。大人しく普通に打てばいいものを」 慧音「練習不足……だろうかな。 流石にぶっつけ本番ではないだろうが……」 妹紅「前者なら惜しかった……後者なら、まあ、無茶苦茶だよね」 藍「……最後の最後でこれは無いだろう、これは」 勇儀「ハッハッハ! いいね、面白い連中だ! 決まらなかったのは仕方ないけど、次回に期待といこうか!」 しっとマスク「ムハハハハハ!! 天罰、天罰じゃ!」 パルスィ「パルパルパルパル!! あんな無茶苦茶なシュートが決まる訳ないじゃない! ざまあないわね!!」 当然ながら、そのシュートを間近で見た萃香や衣玖。 ベンチに下がった天子達もそれぞれ反町達を見つめながら唖然とした表情で首を捻る。 衣玖「……読めませんね」 天子「駄目、腹痛い……こんな最後の最後で笑わせてくれるとは思わなかったわ! やるわね……地上の民も!」 萃香「…………ふむ」 ※リグルの評価値がガガガガクッと下がりました。
[868]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/08(火) 21:00:05 ID:??? その後、零れ球は緋想萃夢格闘一派の選手がフォロー。 残り時間はロスタイムしか残っておらず、既に疲労していたオータムスカイズの面々は。 先ほどのシュートで完全に気勢を殺がれてしまい、動きが散漫となり。 結局、何をする事も出来ずにそのまま試合は終了するのだった。 試合終了! オータムスカイズ0−2緋想萃夢格闘一派 ジョン「試合終了〜! 審判の長い笛が鳴り、第86回蒲公英杯の決勝戦が終了しました! 勝利したチームは、やはりSNGK――伊吹萃香選手を有した緋想萃夢格闘一派! 再三の攻撃を弾き返し、正に勝利の立役者と言っても過言では無いでしょう! また、キャプテンである比那名居天子選手の豪快な突破とシュートで2得点。 永江衣玖選手の見事なアシストも、やはり勝利の大きな要因です!」 南沢「そうですね。 本当その通りです」 ジョン「対するオータムスカイズはやはり萃香選手の守るゴールを割る事が出来なかったのが痛かった!」 南沢「スルーや一対一などを積極的に使っていたようですがね、やはりそれでもとめてしまうのがSNGKですよ。 ですが決してオータムスカイズの攻撃も悪くなかったです。 最後のシュートはよくわかりませんが……」 ジョン「ありがとうございます。 本日の解説は南沢豪さん、実況は私、ジョン・カタビラがお送りしました。 それでは皆さん、また会う日まで!」
[869]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/08(火) 21:00:33 ID:??? 観客「なんだよ、やっぱ結局は緋想萃夢格闘一派か」「思ったよりオータムスカイズってのも大した事ないな」 「いや、初出場で準優勝だ。それでも凄い方だろ」「やっぱFWが駄目なんじゃねーか?」「ぶふっ、言うな、思い出す」 観客席から飛んでくる罵声、擁護の声、笑い声を聞きながら反町は立ち尽くし……。 萃香「や、お疲れさん」 反町「……萃香さん」 背後から、大きく伸びをしながらにやにやと笑いながら萃香が声をかけてくる。 反町は暗い顔をしながらもそちらへと振り返るが……。 萃香は反町の顔を覗き込むように近づけながら、酒臭い息を吐きかけつつニイと笑みを浮かべて言う。 萃香「さて……ハーフタイムに入る時に言ったよね? お前さん。 この私から1点をもぎ取るってさ」 反町「え、あ、はい」 ハーフタイムに入る前、反町は萃香に対して1点を取ると宣言をしてみせた。 しかし、終わってみれば萃香は無失点。反町はその宣言を果たせず……。 言ってみれば、嘘をついたように取れなくも無い。 果たして萃香が反町に対して思う事は……。
[870]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/08(火) 21:00:41 ID:??? 先着1名様で、 お持ち帰り?→!card !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 数字によって下記の表に従い分岐します。 JOKER→ヒューイ「嘘……だったんじゃないですか……」 ヒャア!鋸を持ったヒューイが背後に立っていた! ダイヤ→まあ楽しませてもらったから問題無い!むしろよくやったね! ハート→出来ない事は言わない方がいいよ、次は攫っちゃうから スペード→嘘だったんだね……ふーん……へー…… クラブ→さて、勝負にはお前も負けた事だし嘘もついた。攫わせてもらうよ クラブA→勇儀「さあ、闇の罰ゲームだ!」 マインドクラッシュ!
[871]森崎名無しさん:2009/09/08(火) 21:01:39 ID:??? お持ち帰り?→ ハートJ
[872]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/09/08(火) 21:16:28 ID:??? >お持ち帰り?→ ハートJ =出来ない事は言わない方がいいよ、次は攫っちゃうから ===================================================================================== 萃香「……ま、ありゃ約束っていうよりも目標って感じだったしね。 そりゃ別にいいんだけど、あまり出来ない事を言わない方がいいよ? 大言壮語は身の破滅を招く……自分の力に見合わない事を言って、出来なかったらかっこ悪いしね」 反町「……はぁ」 萃香「んじゃ、お疲れさん。 次に会う時を楽しみにしてるから……ま、がんばってね。 それと、次にあんま大言吐いて出来ないと私攫っちゃうからね〜」 さりげなく怖い事を言いながら萃香はまたふらふらとその場を立ち去り、衣玖は会釈をしてベンチへと戻っていく。 反町も何やら物凄い身の危険を改めて感じつつベンチへと戻ったのだが……。 どこか、ベンチの雰囲気が冷たい……というより、重苦しかった。 汗をかきながら反町は周囲を見回すと……穣子がタオルを反町に投げつけながら、その口を開いた。 穣子「……どっち?」 反町「…………」 短い言葉だったが、それが何を言いたいかはわかる。 後半、試合終了間際に打った反町の博打――あれを、反町とリグルどちらが提案したのかと聞いてきているのだろう。 よく見てみれば、穣子以外の者達も反町に目を向けて注目しており……。 リグルは未だに怒った表情のまま、反町を睨みつけている。 どうやらその様子から見てリグルはまだ喋っていない様子だったが…… A.「俺が提案した。あそこは賭けに出るしかなかった」 正直に言う B.「だからやめようって言ったろ、リグル」 さもリグルが提案したように言う C.「そんな事より帰ろうぜ!」 話を変える D.その他 自由投票枠 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[873]森崎名無しさん:2009/09/08(火) 21:18:54 ID:xrT3bc96 A
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0ch BBS 2007-01-24