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キャプテン森崎外伝スレ5
[614]森崎名無しさん:2010/02/11(木) 00:50:08 ID:??? 乙でしたー
[615]小田ジュニア:2010/02/11(木) 01:04:58 ID:??? お疲れでした。 ほぼ完全にオリジナルというのは非常に魅力的ですね。 その手があったか!うぎぎ…と嫉妬しつつこれからのご発展を祈りつつ楽しみにしています
[616]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/11(木) 01:30:01 ID:??? オリキャラが主人公チームのストーリーですか。 オリキャラは既存のキャラとの共存が難しいですが、いざ成功すれば 素晴らしく新鮮な輝きを出せますから期待大です。 それにしても雪村のドリブル31… 中学入学時点でそこまでなんて、翼以上の逸材!?
[617]森崎名無しさん:2010/02/11(木) 11:04:34 ID:??? 幻想絡んでも全然ありだと思いますが。メインがオリキャラだと楽しそうですね♪
[618]タイトル未定:2010/02/12(金) 00:56:23 ID:??? すいません。諸事情で文章がまとまらなかったため11日分の投下はありません 12日の夜までには投下可能な状態にしたいと思います それとなのですが、もしかしたら他にも新外伝を投下予定の方もいるかもしれませんので、外伝スレを空けるためにも、 次回の投下を区切りにスレ立てに行ってみたいと思います お手数をおかけします >>613 森崎・翼らと同世代のオリキャラ主人公という設定は、テクモ版IVという下敷きのみならず、南野さんという先達あっての思いつきです 本当に足を向けて眠れません >>614 読者の方からの乙の一言は本当にありがたいです。次回への励みになりますね 今日のところは、その励みが反映されなくて申し訳ないです >>615 アイディアだけは魅力的だった、という事態にならないよう努力していきたいです 思いつくことと書くことの違いを、今実地で体験しているところです >>616 過分なお言葉、ありがとうございます キャプ森のキャラは1さんと2さん、スレ住人の皆さんが育ててきた子どもの様なものと思いますので、 本格的な登場の際には気合いと愛情を込めて書かせて頂きたいと思います >>617 東方が絡むのもアリとのお言葉は嬉しいです。謎の人も、出番がキャラメイクで終わりにならなくて済みそうですね >>2さんにも指摘された雪村の能力値について 元々主人公の同級生で最優の数値だったことと、入学先に強豪校を選択してチームメイトが強化された結果、このようになりました 味方NPCは成長がゆっくりめとなる予定なので、実際に南葛とぶつかる頃には翼>雪村となるよう調整を行っています もっとも3年間付き合うチームメイトですので、手間をかければ雪村を翼以上に鍛えるのも無理ではありません が、色々と大きな代償もあります(相対的に主人公の強化に割けるターンが減る、南葛強化イベント発生など)
[619]森崎名無しさん:2010/02/12(金) 01:16:37 ID:??? 乙です。続き待ってます。
[620]タイトル未定:2010/02/12(金) 21:24:25 ID:??? 遅くなりました。本日分の投下です ----------------------------------------------------------------------------- 〜数日後〜 練習中に乱入を起こすという珍騒動から数日。ようやく各クラブの入部受け付けが始まった。 大前「色々と不安もあるが、とにかく今日からが俺のサッカー部生活の始まりだぜ。 ウチのチームはレベルが高いからな。練習を怠けているとすぐに置いて行かれるかもしれない。 ……頑張らなくっちゃな」 そう言う大前の右手は、我知らず拳を作り、強く握りしめられていた。 と、そこへ、 同級生「ん? 大前もサッカー部に入るのか?」 大前「お前は……確か落田だったっけ」 声を掛けてきたのは、同じクラスに籍を置く男子生徒だった。 落田「奇遇だなあ。実はね、俺もサッカー部に入ろうと思ってんのよ。こう見えても少年サッカーじゃ結構名が売れてるからさ。 もしかしたら、俺って入部即レギュラーかも? えへへへ……」 大前「そ、そうか。まあ頑張れよ。俺も俺なりに頑張るからさ」
[621]タイトル未定:2010/02/12(金) 21:26:15 ID:??? 大前は慎重に言葉を選んで、落田に当たり障りのないエールを送った。 見学期間中、あの後も毎日サッカー部の練習を見に行っていたが、落田に会った記憶はない。 おそらく、チームのレベルの高さを知らないで言っているのだろうが、 大前(まあ、落田がどれだけ上手いかも知らないわけだからな。もしかしたら、言うだけの事はあるかもしれん) 落田「はっはっはっ、もちろん俺はレギュラーとして頑張らせてもらうぜ! 大前も自分なりに頑張れば、3年に上がる頃にはスタメンに上がれるかもな」 大前「ああ、そうだな」 自信満々な落田へ適当に相槌を打ちながら、集合場所であるグラウンドへ急いだ。 〜グラウンド〜 大前「先輩方はまだ揃ってないみたいだな」 落田「それでも新入りは先にスタンバっておくのが体育会系のノリだよね。それにしても――」 集まった入部希望者の数はまばらで、サッカーの強豪校で鳴らした鳴紋中学にしては些か少ない。
[622]タイトル未定:2010/02/12(金) 21:28:01 ID:??? 落田「うーん、俺の想像ではもっと人数が集まってるもんだと思ったんだけどなー」 大前(多分、見学を見て自信を無くしたんだろうな。俺も小豆沢さんに声を掛けられなかったら、ここに来なかったかもしれない) などと、考えていると、 雪村「やあ、大前君。今日から正式にチームメイトだね! 一緒に頑張ろうよ」 と能天気な声が聞こえた。振り向くと想像通りの顔が想像通りの表情で立っている。 同じ一年の雪村だった。例の乱入騒動以来、何かと顔を合わせる仲である。 大前「よお、雪村」 片手を軽く上げて挨拶に応じる。 雪村は良くも悪くもマイペースな男でトラブルメーカーでもあるのだが、不思議と憎めない気質だった。 大前(そう言えばコイツも、間接的にだが俺を踏みとどまらせてくれた恩人なのかな) そう思えば、この天衣無縫ぶりも、少しは認めてやらなくもない気持ちになる。 落田「ゆ、雪村! お前もこの学校に入ってたのか!?」 唐突に落田が素っ頓狂な声を上げた。 大前「? 何だ雪村。コイツと知り合いか?」 雪村「ううん、全然」 落田「なにィ!? 忘れたとは言わせないぞ。小学生の頃、県大会で互角の戦いを繰り広げたこの俺を!」
[623]タイトル未定:2010/02/12(金) 21:29:46 ID:??? その言葉に一瞬、考え込む素振りをする雪村。 やがてポンと手を叩き、 雪村「ああ、もしかして去年の三回戦で戦った比良山君? 大分顔が変わったねー、気が付かなかったよ」 落田「違あぁぁぁうっ!!」 比良山「……比良山なら、この俺だ」 ボソリと呟くような声とともに、中肉中背の少年が現れる。 何とも記憶しがたい凡庸な顔立ちだが、眼光は鋭く身のこなしにも淀みが無い。 雪村「あ、本物だ。久しぶりだね比良山君」 落田「別に俺は偽物じゃねーよ!」 大前(比良山、か。出来るな、コイツ。……少なくとも今の俺より一段は上って感じの風格がある) 思わず、息を呑んでしまう。 そんな大前に気付いているのかいないのか、比良山は顎をしゃくって落田を指す。 比良山「コイツは浪野FCのMFだった落田だ。一応はこの辺りじゃ十指に入る男だぞ」 落田「そーだそーだ!」 比良山「まあ、十本目の指というのが専らの評判だが」 ガクッ。 落田が大袈裟に肩を落とした。
[624]タイトル未定:2010/02/12(金) 21:31:26 ID:??? 雪村「やっぱり思い出せないなあ」 比良山「落田は器用貧乏だからな。どこでもそこそこ活躍するが、結局そこそこどまりなんだ。それで記憶に残らないのだろう」 落田「……ちょっと持ち上げて、そこからドン底に落とすって酷くね?」 落田がどんよりと陰鬱なオーラを背負う。 比良山「落田が雪村と互角なのは、ポジション適性の幅広さくらいのものだろう。個人技の方は雲泥の差だな」 落田「ちくしょう、お前こそ顔面偏差値そこそこどまりのモブ顔の癖に。『中の中』の生きた見本に、言われたかないやい」 比良山「…………顔は関係ないだろう。大体、人に言えた面構えか」 大前(マイペースの雪村にリアクション芸人の落田。平均的な顔なのが逆に特徴の比良山か。 この県で俺と同世代の選手って、こんなアクの強い連中ばっかなのか?) そんなことを考える大前。だが、全国にはより奇抜なプレイヤーが群れをなしているとは、現段階で彼の知る由ではなかった。 雪村「あ、大前君にも紹介しておくね。この人が元・寂庄小FWの比良山君。 万年一回戦敗退のチームを、ほとんど一人で三回戦まで引っ張り上げた豪腕だよ。サッカーで豪腕ってのも変だけど」 比良山「あんたが雪村と殴り込みをやった大前か。聞いていたと思うが、比良山だ」 大前「ああ、よろしく(こいつも俺と同じFWか……。一個上には早瀬先輩もいるし、ポジション争いは苦労しそうだ)」
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0ch BBS 2007-01-24