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キャプテン森崎外伝スレ5
[642]現在タイトル未設定:2010/04/13(火) 17:19:20 ID:g/YAiexw 永琳「…なるほど。つまり、読者の投票によって主人公を操作していき、 他のキャラクター達と交流を深めながらサッカー選手として成長するのが目的の 読者参加型ゲーム…ということですね」 輝夜「そういうこと。前にあの古道具屋から買ってきたゲームブックとやらと似たようなものみたいね」 永琳「話を聞く限りではサッカーが題材のようですね。 幻想郷ではやってる遊びの影響を受けて、スレを読んでいたわけですか」 輝夜「まぁね。試合のシナリオによる緊張感! 読者の投票に左右される試合展開! 幻想郷ではお目にかかることは、難しいシーンばかりよ」 永琳「では、あの白黒の魔法使いたちのチームに混ぜていただけばいいじゃないですか。 最近、幻想郷ではサッカーが流行ってるようですし」 永琳「いくつも試合を見ていれば、姫様の気に入る展開も起こるかもしれませんよ」 輝夜「普通の試合がみたいのよ! 魔法やらナイフやらが飛び出すサッカーは飽きたわ」 永琳「(わがまま姫め…)では、ご自分で試合に出場してみてはいかがですか? まだ、輝夜が出場した試合は見たことがありませんが」 輝夜「えー、だって汗かくし。試合は見たいけど、自分では疲れるからやりたいないし〜」 永琳「そ、そうですか…(このニートめ…)」 永琳はビキビキと青筋を立てつつも、笑顔で返答した。 輝夜「あ、そうだ!」 永琳「何です? 頭の上にピコーンって電球が飛び出したような顔をして」 そろそろ聞くのがダルくなってきたのか、永琳の返答も適当になっている。 輝夜「見たければ、連れてくればいいのよ! 幻想郷の敷地でドハデに試合でもやってもらえれば満足だわぁ」 永琳「何を言い出すのかと思えば…大体、架空の人物をどうやって連れてくるつもりです?」 輝夜「そこらへんは、あのスキマ妖怪に頼めばいいでしょ。どうせヒマしてそうだし」 永琳「…すこしは自分で行動してみてはいかがでしょうか」 輝夜「あら、連れてきてくれた後なら行動するつもりよ。おんぶに抱っこされるつもりはないわ」 永琳「………」
[643]現在タイトル未設定:2010/04/13(火) 17:20:31 ID:g/YAiexw ?「何やら面白そうな話をしているわね」 永琳「この声は…」 輝夜「ほらきた。やっぱりヒマなのよ」 少女?「誰がヒマですって?」 声が聞こえるほうに向くと、空間に裂け目ができ、二人の間に金色の髪をした少女?が顔を出す。 輝夜「あんたにきまってるでしょ。八雲紫」 紫と呼ばれた少女?「いきなりご挨拶ね…まぁいいけど」 彼女の名は八雲紫。幻想の楽園における、結界の大妖怪である。 ありとあらゆる世界を唯一、行き来できる存在。 輝夜「…で、聞いてたんならわかるでしょ? 森崎を幻想郷につれてきて頂戴。 あと、面白い試合をみせてくれるチームを頼むわ〜」 永琳「しかし姫様、『森崎』は架空の人物なんじゃ…」 輝夜「八雲紫とあろうものが、この程度のことできないわけないじゃない」 紫「言ってくれるわねぇ…でも、その話を聞いてて面白いことも思いついたし、 あなたの言うことを聞くってわけじゃあないけど…その願い、かなえてあげるわ」 輝夜「話が早くて助かるわね」 紫「せいぜい楽しみにしておきなさい。幻想郷全体を盛り上がるようなとんでもない行事にしてあげる」 言うだけ言うと、紫はさっさと空間の裂け目の中に姿を隠し、裂け目を消えてしまった。 永琳「期待できるのでしょうか…」 輝夜「随分と自信満々だったしねぇ。まぁ、いいんじゃないの? 私は森崎板でもみながら、のーんびり待つとするわ」 永琳「やれやれ……」
[644]現在タイトル未設定:2010/04/13(火) 17:23:31 ID:g/YAiexw 〜ブラジルへ向かう飛行機の中〜 森崎「うートイレトイレ」 今トイレを求めて全力疾走している俺はブラジルにサッカーを学びに行く予定のごく一般的なサッカー男子。 強いて違うところをあげるとすれば、最強のゴールキーバーを自負してるとこかナ。 名前は森崎雄三。 森崎「なーんてバカなこと言ってるうちに、トイレについちまったな… さっさとすませて席に戻るか」 ジャーッ 森崎「ふースッキリっと」 少女?「あら、もう出てきたの? 早いわね」 森崎「うおぉわぁ!? だ、誰だあんた! 扉の前に立ってたらあぶないだろ!」 少女?「ねぇ森崎。あなた、もっと強い選手と戦ってみたいと思わない?」 森崎「は? 強い選手?(なんで俺の名前知ってるんだ?)」 少女?「そうよ。さらにたくさん練習ができて、理想の仲間たちとチームが組める世界があったら… あなたは行きたいと思うかしら?」 唐突に意味のわからない話をしだす金色の髪の少女に、森崎は危ない人なのかなと思いはじめていた。 ―――補足 書き忘れていましたが、この世界はjrユース編が終わってブラジルに 飛行機にのって向かう途中の森崎です。
[645]現在タイトル未設定:2010/04/13(火) 17:25:21 ID:g/YAiexw 森崎「いきなり何言ってるんだ…俺が誰で、何のスポーツをやってる選手か知ったような口ぶりだな」 少女?「ええ、知ってるわ。名前は森崎有三。南葛中サッカー部の正GKでキャプテン。 全国大会でチームを優勝に導き、その功績が買われ全日本Jrユースもキャプテンを務め、大会もみごと優勝。 現在は外国のサッカーチームにスカウトを受け、ブラジルに向かう途中の飛行機に乗っている…」 森崎「な!?」 少女?「こんなところかしら」 森崎(な、なぜここまで詳しく俺の情報を? まさか俺の実力を妬んだヤツがヒットマンを差し向けたのか!?) 少女?「それで? さっき話した別世界についての返事をもらってないけど」 森崎「い、いや、ちょっと待て。いきなり別世界とか、わけわかんないこと言われても…」 少女?「私の言ってることが信じられないの? だったら見せてあげましょうか。証拠を」 森崎「ダメだこいつ話が通じてない…はやくなんとかしないと」 本格的に電波じみたことを言い始める彼女を、若干心配し始める森崎。 少女?「本当に信じていないようね。無理もないか。じゃあ、証拠に……ハイ」 森崎「え?」 少女が手を掲げると、グパァッと森崎の足元に裂け目ができる。
[646]現在タイトル未設定:2010/04/13(火) 17:26:53 ID:g/YAiexw 森崎「ちょっ! マジか!? お、落ちるーーっ!!?」 少女?「どう? これで信じてもらえたかしら。私が人ならざる力を持ってるってことに」 森崎「うぎゃあああぁぁ!! か、風に流されて落ちる、落ちる!!」 少女?「早く私のことを信じるといわないと、本当に叩き落とすわよ」 森崎「し、信じる! 信じます! だから、早く引き上げてくれぇぇぇ!!」 少女?「よろしい」 少女は不思議な力で森崎の身体を浮かし、足元に開いていた裂け目を閉じる。 森崎「ぜーはーぜーはー…し、死ぬかと思った」 少女?「だらしないわねぇ」 森崎「何千メートルもの上空から、突き落とされそうになったらだれでも死ぬかと思うわ!!」 肩で息をしながら呼吸を整えて、森崎は落ち着きながら話を続ける。 森崎「ふぅ、それで…あんたが超能力じみたことができるのはわかった。 この世界のほかに別世界が存在するっていうなら、とりあえず信じよう そこで、いったいあんたは俺に何をさせたいんだ?」 少女?「『あんた』じゃないわ。私は八雲紫。敬意をこめて紫様と呼びなさい」 森崎(誰が呼ぶかこの年増女) 紫「何か言ったかしら?」 森崎「いえいえ、何も」
[647]現在タイトル未設定:2010/04/13(火) 17:28:38 ID:g/YAiexw 紫「…まぁいいわ。あなたの質問に答えると、ズバリ…その世界、『幻想郷』でサッカーをやってほしいのよ」 森崎「はぁ…サッカーねぇ。その幻想郷とやらの住人はそんなにサッカーが好きなのか?」 紫「ええ、とても流行っているわ。でも最近はマンネリ気味でねぇ。 外の世界のサッカーを見たいって声も多いのよ。そこで私があなたをスカウトしに来たってわけ」 森崎「ふーん。でも、俺忙しいしなぁ。何の得にもならない場所なんかいきたくないぜ」 紫「だったら、幻想郷から帰ってきたら、元の時間のこの場所に帰してあげる。それに得になることならあるわ」 森崎(元の時間に帰してくれるのか…それならいいかもな。練習時間が増えるのは決して悪いことじゃないし) 打算的な考えを巡らし、得になることとやらをきいてみることにする。 森崎「得になることってなんだ?」 紫「さっきも言ったでしょ。理想的なチームで戦えるって。 いいチームで、強い敵たちとたくさん試合をすればその経験は決して無駄にならないハズよ」 森崎「ああ、さっき言ってた強い選手と戦うってのと、理想のチームを組めるっていう話につながるわけだ。 具体的にはどういうことなんだ?」 紫「ふふふ。それじゃあまずこのリストをみてもらえるかしら」 紫は待ってましたと言わんばかりに、手に持っていた紙を森崎に渡す。 森崎「えーと、何々…」
[648]現在タイトル未設定:2010/04/13(火) 17:31:10 ID:g/YAiexw 〜選手リスト〜 早田中里中山山森シュナイダーピエールナポレオン ディアス日向来生ガルバンシェスターマーガス 浦辺岸田葵岩見立花政夫和夫……etc 森崎(なんだこりゃ。Jrユースの選手が全員書いてあるのかと思いきや、 ケガしてた中山や大友中の浦辺や岸田…あの仲原中の葵の名前も書いてあるぞ? っていうか、読みにくっ! 名前の間にスペースくらい入れろよ!) 途中で読む気が失せてしまったので、とりあえず紫のほうに向く森崎。 森崎「あー…なんかいっぱい名前が書いてあるな。しかもどいつもこいつもよく覚えてる名前だが?」 紫「それは今まであなたが戦って、印象に残った選手たちの名前よ。私がさっき作ったわ」 森崎「なるほどね。それでこれがなんなんだ?」
[649]現在タイトル未設定:2010/04/13(火) 17:32:59 ID:g/YAiexw 紫「まずはそのリストの中から、好きな選手を『10人』選んで。 あなたはその選手たちを率いるキャプテンとなって、幻想郷の試合に挑んでもらうわ」 森崎「へぇ、なんかゲームみたいだな。しかも俺がキャプテンってところがいいな」 紫「ただし、チームに入ってもらえるかどうかはあなたの人望にかかっているけどね」 森崎「ふっ、俺の人望があればどんなヤツだって喜んではいりたくなるさ」 紫「あ、そうそう。一応聞いておくけど、森崎。あなたはどこのポジションをやるつもりなの?」 A→当然、GKに決まっている! B→この頃、フィールダーもやってみたいと思ってるんだ。 (ageで書き込みお願いします。sageは無効です) 先に2票入った選択肢で進行します。
[650]森崎名無しさん:2010/04/13(火) 17:36:24 ID:fQ3Qk992 A
[651]森崎名無しさん:2010/04/13(火) 17:36:38 ID:C5wzWkHo A
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0ch BBS 2007-01-24