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キャプテン森崎外伝スレ5
[777]現在タイトル未設定 ◆t5di6NOvvk :2010/04/14(水) 20:11:55 ID:k2CIZYnM 〜人間の里の外れ〜 ポワンッドサササッ!っと、選抜メンバーが地面にたたきつけられながら現れる。 紫「ご到着〜」 森崎「う〜…いてて、もうすこし優しく送ってくれよ」 中山「おい、森崎。見てみろよ!」 中里「この光景は…」 森崎「あ、なんだ?」 森崎は顔を上げると、目に映った光景は江戸時代を彷彿とさせる、昔ながらの光景を映っていた。 森崎「こ、ここが…」 紫「そう、幻想郷よ。あなたたちには少し昔の風景に見えるかしら」 三杉「空気がきれいだ…」 山森「現代日本とは大違いですね」 カルツ「俺たちの国ともまた違う活気がいっていいのぅ。気に言ったぜ」 マーガス「昔の日本ねぇ…シェスターも来たら喜びそうだな」 シュナイダー「……」 紫「幻想郷の空気に浸るものいいけど、まずは宿舎に案内するわ。ついてきなさい」 森崎「あ、待ってくれよ!」 前に先行していく紫に、森崎に続いてメンバー全員がついていく。
[778]現在タイトル未設定 ◆t5di6NOvvk :2010/04/14(水) 20:14:08 ID:k2CIZYnM 森崎はゾロゾロと紫の後ろについていくと、里の人間たちが物珍しそうに見ている。 早田「なんだなんだ? 随分とジロジロ見られているが…」 マーガス「俺達が目立っているからじゃないか?」 三杉「そうだろうね。こんな大人数でウロウロしてればいやでも目に入るさ」 中山「俺たちの服装とかも、ここの人たちとはだいぶ違うし、余計にそうなんだろうな」 中里(中の里を思い出す…懐かしい光景でござる) 骨川(うわぁ〜これはすごい! 昔パパに連れて行ってもらった江戸村なんかより遥かに本物に近いよ!) 陽子(これだけ大きな土地があれば、選手育成もしやすそうね) 紫「ついたわ。ここよ」 里の中でもひと際大きな建物の前でとまる。 森崎「ここが俺たちの宿舎になる場所か…?」 紫「そうよ」 早田「でっけーなぁ!」 井沢「ま、大人数で暮らすんだ。これくらいはないとな」 三杉(そこまで大きいのだろうか? 庶民の生活にはまだまだ慣れないな…) 山森「中もかなりひろそうですね。これを僕たち13人だけで使ってもいいんですか?」 紫「どうぞご自由に。と、出資者が言っていたわ」 カルツ「お? この宿舎は紫さんが用意したものじゃないのか」 紫「ええ。あなたたちを連れてきて、試合を見せろと言っている人がいてね。 私が連れてきて、試合も組む代わりにあなたたち選手全員の生活の面倒を見てくれることになってるわ」 中山「選手全員か…ずいぶんと太っ腹な人だな」 ??「ふふ、お褒めにあずかり光栄ね」 シュナイダー「…誰だ?」
[779]現在タイトル未設定 ◆t5di6NOvvk :2010/04/14(水) 20:19:42 ID:k2CIZYnM 紫「あぁ、輝夜。あなたの願いどおり、森崎率いるチーム『ラブマリー』を連れてきたわよ」 ??「礼を言うわ。これで退屈しないで済みそうよ」 紫「森崎、紹介しておくわ。彼女たちがさっき話した『出資者』よ」 紫の紹介をうけて、輝夜と呼ばれた少女とその隣にいる青と赤の服を着た女性が前に出る。 輝夜「はじめまして、ね。私は蓬莱山 輝夜。これからラブマリーの監督を努めることになるわ」 永琳「チームの医療を務めさせていただく八意 永琳です。よろしくお願いします」 森崎「監督? うちのチームに監督なんて入る予定だったのか」 永琳「あーそれは…なんといったらよいか。この子がどうしてもやりたいと申してまして」 紫「ぶっちゃけて言えば出資して選手の面倒をみるのだから、監督をやらせてくれ。ということよ」 輝夜「何よ二人して。私だって監督の勉強したんだから! キャプ森を見て!」 永琳(キャプ森じゃ監督の勉強にはならんでしょう。常識的に考えて…) 森崎(キャプ森ってなんだ?) 永琳「ということで、監督といっても輝夜の存在はマネージャーの一人としてでも考えてください」 森崎「は、はぁ…(大丈夫か? このチーム)」 輝夜「ふん、まぁいいわ! 立ち話もなんだし、中に入りましょう。みんなも疲れているでしょ」 マーガス「そいつは助かるな…飛行機の中でずーっと立ちっぱなしだったから疲れたぜ」 岸田「俺もだ。早く休みたいぜ(今日はほんとに疲れたしな…)」 紫「それじゃ、私の仕事はここまでね」 中里「紫殿?」 紫「あなた達を幻想郷に招待するのはこれで完遂したわ。試合に向けて頑張りなさい」 シュナイダー「そうか…世話になった」 山森「ここまでありがとうございました」 陽子「またお話しできたらぜひ、幻想郷のことをもっと教えてください〜」 森崎「期待に添える試合を、見せてやるから楽しみにしてな」 紫「フフフ、期待して待ってるわ。じゃあねぇ〜」 手を振りながら空間に裂け目を作り、その中に入って行ってしまった。
[780]現在タイトル未設定 ◆t5di6NOvvk :2010/04/14(水) 20:25:39 ID:k2CIZYnM 輝夜たちの先導で、森崎たちは宿舎の中に向かう。 〜ラブマリーの宿舎〜 三杉「綺麗な木造の建物ですね(外から見たより広いな)」 井沢「へぇ〜。外からでも十分でかいと思ったが、中に入ってみると広さを実感するなぁ!」 カルツ「部屋もたくさんあるな。一人一部屋が十分ありそうぜよ」 マーガス「…腹減った」 早田「俺も」 輝夜「宿舎の感想もうれしいけど、とりあえずリビングにあつまって頂戴。これからのことを話すわ」 骨川「あ、わかりました。みなさん行きましょう」 一同は宿舎の中でも、最も大きい部屋と思われるリビングに到着した。 山森「うわぁ〜…すごいですよ、キャプテン! ちゃんとメンバーが全員席に着ける大きさのテーブルとイスがあります!」 森崎「リビングっていうよりこの広さじゃもはや会議室だな…」 輝夜「そう思ってもらってもかまわないわよ? 試合前にはここに集まって話し合うのだし。 じゃあみんな、各々好きな席に着席して頂戴」 ゾロゾロとメンバーが次々と席に座っていく。 輝夜「みんあ席に着いたようね…じゃあまずはこれを配るわ! 『幻想パス』〜〜」 カードを手に持ち、パッパラパーと音が鳴りそうな言い方をする。
[781]現在タイトル未設定 ◆t5di6NOvvk :2010/04/14(水) 20:30:31 ID:k2CIZYnM 中山「そのカードは?」 岸田「買い物とかに使えるカードみたいだな」 輝夜「これさえ持っていれば、たいがいの場所に出入りできるし、幻想郷での飲み食い等はすべてタダになるわ」 早田「おぉ、マジか!? いやぁ、なんか悪いなぁ」 井沢「これも森崎のチームに入った恩恵かな?」 永琳(そのパスを持っているのはあなたたちだけじゃないんだけどね…) 輝夜「ただし、危険な場所に入って妖怪に襲われても私は責任持てないわよ」 山森「よ、妖怪!?」 シュナイダー「気になる単語が出てきたな…その妖怪とやらはなんだ?」 マーガス(シェスターならなんとなく知ってそうだけどなぁ) 永琳「この幻想郷には人間のほかに、多数の妖怪と呼ばれる種族がいるの。 その中には知性も低く、人間に害をなすものも多いわ」 早田(俺たちの世界の猛獣とか害虫みたいなもんかな?) 中山「それなら、どこが危険か聞いておいたほうがよさそうだな」 輝夜「わかったわ」 森崎「ああ、待った! 骨川、メモっておいてくれ」 骨川「わかりました」 輝夜「用意はいい? えーっと…」 ★人間が入るには危険な場所★ 場所 危険度(A〜Cまで) 魔法の森 C 紅魔館 C 冥界 B 迷いの竹林 B 妖怪の山 A 地底 A
[782]現在タイトル未設定 ◆t5di6NOvvk :2010/04/14(水) 20:34:15 ID:k2CIZYnM 輝夜「こんなところかしら。危険度B〜Cくらいまでは幻想パスを持ってれば、大丈夫だとは思うけど、 強力な妖怪がいるって事は覚えておいてちょうだい」 輝夜「特に妖怪の山と地底には、幻想郷の住民といっしょでなければ近づくのはやめておきなさい 幻想パスと一緒に、幻想郷の地図も配っておくから、常に持ち歩くように」 選抜チーム「「「わかりました」」」 輝夜「さぁ、違う土地に来て、あなた達も疲れたでしょう。 今日はもう夕食をとって、さっさと寝てしまいなさい! 明日にはすぐ試合が待っている上に、練習時間はアップするための数時間程度しかないわ」 森崎「ええ! ほんとにいきなり試合があるのか?(陽子さんの読み的中しまくりだな!) 輝夜「当然よ。幻想郷の連中は私も含めみんな退屈してるの。 つねに新しい刺激がほしいのよ」 山森「だ、だけど、僕たちはまだ今日組んだばかりの急造チームです! いきなりまともな練習もなしで…」 輝夜「その点は大丈夫。公平を期するために、相手チームも全く同じ条件よ」 森崎「相手も同じ条件…だと?」 輝夜「そうよ。きっとあなた達にとっても、楽しい試合になると思うわ。 それじゃあ、夕食ができたら呼びに行くから、各自好きな部屋で休んでなさい。 部屋は20ほどあるから、全員一人ずつ泊まれるはずよ」 中里「相手も急造チームでござるか…」 カルツ「いったいどんなやつが出てくるか、楽しみだな」 シュナイダー「モリサキ、どういうことだと思う?」 森崎「ヘヘッ、お前には何となくわかってるんじゃないか?」 シュナイダー「…フッ」 輝夜の言った意味が理解できたのか、シュナイダーと森崎は二人で笑いあう。 ★選抜メンバーが全員、幻想パスと幻想郷の地図を手に入れました。 行動の時、好きな場所へ行かれるようになります。
[783]現在タイトル未設定 ◆t5di6NOvvk :2010/04/14(水) 20:37:36 ID:k2CIZYnM 森崎「さーて、夕食までは自由時間か…」 井沢「おーい森崎!」 森崎「ん?」 井沢「夕食までどうせヒマだろ? 将棋やろうぜ、将棋!」 森崎「はぁ? そんなモンどっからもってきたんだ?」 井沢「永琳さんに聞いたら、遊戯室にたくさんあるから好きに使ってくれっていわれてな。 探してみたら、かなり懐かしいゲームもいっぱいあったぜ」 森崎「なるほどな。でも二人じゃ盛り上がりに欠けそうだが」 井沢「それだったら心配すんな。中里と早田、あとドイツのカルツとマーガスも一緒だ」 森崎「俺を入れて6人か…どうするかな」 ★現在の森崎のガッツ→810/810 ★選択★ ●A→井沢の誘いに乗って、親睦会に行く。 ●B→遠慮しておく。(別の新しい選択肢を選ぶことになります) ↑からアルファベットで選択してください。 先に3票入った選択肢で話が進行します。
[784]森崎名無しさん:2010/04/14(水) 20:46:47 ID:NMJ8sskw A
[785]森崎名無しさん:2010/04/14(水) 20:47:42 ID:HsFURbpg A
[786]森崎名無しさん:2010/04/14(水) 20:49:18 ID:r3lrrgSQ A
[787]現在タイトル未設定 ◆t5di6NOvvk :2010/04/14(水) 20:50:26 ID:k2CIZYnM ●A→井沢の誘いに乗って、親睦会に行く。 井沢「そうこなくちゃな。いこうぜ!」 森崎「ああ」 森崎は井沢に連れられて遊戯室へ向かった。 早田「よう、森崎! お前も来たのか」 マーガス「…お、キャプテンのご到着か」 森崎「何やら懐かしいゲームとかがあるって聞いたもんでな」 カルツ「ふむ…この金将というのは斜め後ろにはさがれないんだな?」 中里「そうでござる。敵兵が懐に飛び込んできたときは用心するでござるよ」 井沢「なんだ? カルツと中里はまだ将棋やってたのか?」 マーガス「どうやらカルツのやつが、ハマってしまったようでな」 早田「とりあえず、俺とマーガスはお前が戻ってくるまで観戦中してた」 森崎「ふ〜ん、で? 懐かしいゲームってなんだ?(どうせオセロかなんかだろうけど)」 井沢「ああ、これだよこれ! 『パーティジョイ』!」 森崎「古! ていうか俺たちの歳でそのゲーム知ってるやつ何人いるんだよ…」 早田「かなりいっぱいあるぜ。ざっとみたところ30個くらいあるぞ」 マーガス「これは…サッカーのゲームか? さっき早田と見つけたんだが」 井沢「おお、エキサイトサッカーもあったのか。せっかくのサッカーチームなんだしやろうぜ!」 森崎「お前もかなりのサッカーバカだなぁ…」 ★森崎達は親睦を深めた! この六人は試合での連携に成功しやすくなります。 ★カルツと中里と森崎と井沢への感情が変化しました。 ●中里→(戦略ゲー仲間)←カルツ ●森崎→(サッカーバカ)←井沢
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0ch BBS 2007-01-24