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【目指せ】キャプテン松山15【SSP】
[723]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/19(月) 00:39:53 ID:??? 松山「それで、脱退する人達……いや俺は除いてさ。これからどうするかとか聞いてないか?」 霊夢や、魔理沙についてなら、松山の方が知っている。雛とは今朝それについて話したばかりだ。 その為、フライハイトに訊くのは幽々子のことに比重が置かれた。フライハイトの言によれば…… フライハイト「彼女なら今朝方に社務所から引き上げたよ。 もとより最初から、紅魔カップ限定という条件下の助っ人だったしね。元の鞘に納まったというだけさ」 雛にしても、幽々子にしても……話を訊けば実にあっけないものだと松山には思えた。 名残を感じるには、チームとして纏まってなかったのかと、少しばかりキャプテンとしての自分を疑問視してしまう。 しかし続くフライハイトの話だと、去り際には結構熱心にフライハイトを勧誘してたとか。 守矢一行との間で、一騒動になりかけたらしいが、いつか包丁を振るいに行くことで悶着もまとまったらしい。 松山「あ〜(名残り惜しさはあるわけだ。だけどこれは前言撤回していいものか迷うなぁ……)」 最初から最後まで、誰にもその真意ははっきり識らせなかった亡霊のお姫様だが。 なんのことはなく、本人に聞けば美味しいご飯が食べられるからと、そんな答えが返ってくるのではと松山は思った。 *幽々子が去っていきました。 *西行寺チームが再編されました。
[724]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/19(月) 00:40:10 ID:??? どうしますか? A 別れの挨拶をする B 守矢のキャプテンについて話す C 迷宮探索に誘ってみる D 料理のレシピを譲ってもらう E ここで勝負を持ちかける(*4票で決定となります) F 二次会に参加したのは誰かを尋ねる G その他 フライハイトに対しての発言や行動を併記してください *後1回まで選択できます。 *先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。 今日はここまで。
[725]森崎名無しさん:2009/10/19(月) 00:41:13 ID:F64x9H0s B
[726]森崎名無しさん:2009/10/19(月) 00:41:48 ID:8tgosrXU A
[727]森崎名無しさん:2009/10/19(月) 01:45:32 ID:RNwz3NFg A
[728]森崎名無しさん:2009/10/19(月) 02:18:01 ID:dQXKaxWE A
[729]森崎名無しさん:2009/10/19(月) 02:44:05 ID:??? 土がゆはそんなに騒ぐほど悪いものでもないかもしれないかもしれない記事 http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_r25so3__20091018_9/story/r25report_details_id_110000007666/
[730]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/19(月) 17:42:58 ID:??? >>729 これはびっくり……! 世界って広いなぁ……有難うございます!
[731]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/19(月) 17:43:50 ID:??? A 別れの挨拶をする 幽々子がフライハイトを勧誘したこと。 それについて、これから一人でメンバー集めをやらなければならない自分に当て嵌めると、察しがついた気がした。 松山「(料理が目当てには違いないんだろうけど……幽々子さんも奥のところの本音があるんだろうな)」 東ドイツで天才と目されるサッカー少年。 天候に大きく左右されるといえども、その高い実力と深い洞察力は確かなもの。 精神的に弱い傾向があっても、それは将来の成長で補えないものでもない。それにもう一つ推論の根拠がある。 松山「(メイド長の十六夜さん、藍さん、永琳さん……。 幻想郷の勢力の主人には、自身の実力と対等に近い実力を備えた副官がいる)」 中には副官(側近?)のほうがどう見たって実力が上とか、そんな特異なケースもあるが…… 主だった勢力には信任のおける副官がいるのは明らかだった。そしてその中で冥界が僅かに出遅れてるのは否めない。 理由は他にもあるのだろうが、松山はその大きな一因を、副官の不在ではと考えた。 松山「(妖夢さんはひたむきで努力するタイプだけど……副官としてみると藍さんに軍配が上がるよな)」 フライハイト「……」 サッカーにおいても、妖夢はドリブル突破で敵陣に切り込みゴールを奪う……気性とよく似たプレースタイルだ。 一方で、幽々子はふわふわとどこでもできで、これといったポジションに縛られない。 チームの底上げにはなる実力者だが、もう一人中盤の選手がいれば安定するように思えた。 フライハイト「ゴホンッ! ……マツヤマ?」 松山「何だよ今いい案配で考えが……あ」
[732]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/19(月) 17:45:03 ID:??? 気が付くと、フライハイトが半眼で松山を見ていた。 しかしながら、物事に夢中になってる時や、迫力を醸し出そうとする時に限り、どうも幼く見えて迫力に欠けている。 それを指摘してしまいそうになるのを堪えて、松山は詫び文句を入れた。 松山「ごめん、話の途中だったな。……で、何の話だったっけ」 フライハイト「僕からは何も。マツヤマの方から話があったんじゃないのか?」 そういわれるとその通りだった。 すぐにそれを認めて、松山はそもそもの目的を思い出して、自分に仕切りなおしを命じて真顔に戻す。 松山「そうだったな。じゃあ……」 苦楽を共にした朋友へ。 面と向かっての別れの挨拶は、やはり緊張するものだった。 さっきはあっさりと思ったが、雛にしても心の準備は必要だったのではないかと、悪い気持ちになってしまう。 松山「ありがとうフライハイト」 フライハイト「……?」
[733]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/19(月) 17:46:39 ID:??? 唐突の、謝意を込められた言葉にフライハイトは不思議なものを聞いた顔をする。 脈絡なく思えたのだろうと松山は思ったが、あえて構わずに続けた。 松山「俺が紅魔カップでチームを優勝に導けたのも…… きっとフライハイト無しじゃ果たせなかったと思う。だからさ……」 それ以上、言葉が上手く出せずに、松山は右手を差し出すことで続きにした。 驚き顔を浮かべてたフライハイトだが、すぐ笑顔を零して、松山の右手を取り固く握手を交わす。 フライハイト「……そうか。うん。僕も色々と学べることはあったから。おあいこにしてもいいけどね」 松山「はは……そうしてくれると助かる」 そうやって笑いあいながら、挨拶を締めくくると、松山は照れくささも手伝い、すぐに部屋を出ようとする。 そこへフライハイトが、少し真剣みを帯びた口調に戻して、独り言とも取れる発言をした。 フライハイト「しかしこれでまた難しい課題がハッキリと浮き上がったな。 松山が抜けた後のキャプテンの選出……率直に言って頭を悩ませる問題だよ」 松山「? なんで? フライハイトがいるじゃないか」 さすがに聞き逃せず、ドアを開けようとしてた松山も振り返ってそう返す。 正直意外といえた。イーグルスは確かにメンバーの離脱も多々あって、戦力ダウンは否めない。 しかし永遠亭との提携や、コルネットのスポンサーとしての援助もあり、順風満帆と称して差し支えない筈だ。
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0ch BBS 2007-01-24