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【目指せ】キャプテン松山15【SSP】
[949]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/26(月) 21:18:31 ID:??? 【そして松山は】【夜道で転んだ】 → ハートJ ハート・スペード→ 疲労回復の薬が!? ……無事だった! スポーツバッグのファスナーがいつから開いてたかは判らないが、松山は散乱したアイテムの状態を素早く確かめた。 真っ先に見つかったのは、月の光に照り返された銀の女神像。すぐ横に覚醒の書とガントレットも見つかる。 問題は、割れやすい薬瓶だが……これも草に受け止められて無事なことを確認し、肩の力が抜けた。 松山「今回ばっかりは、伸びきった草っ葉に感謝だな……」 葉で手を切らないよう注意しつつ。 薬を拾い上げながら、アイテムをバッグに戻して……今度こそ隙間などできないよう閉じた。 松山「(ううシャンハイに気をつけてくれって言った自分がこれか。もう失態は晒せないぞ!)」 より集中して細心の注意を払うことにした松山は、黙々と歩くがさっきのように足を取られたりせず。 しばらく進んで……無事に家まで帰り着けた。 松山「家が見えたぞ! もう後は寝るだけ……だけど布団がまだ無いんだっけ。 ……あれ? 庭に誰かいる?」 松山達が近づくにつれて、庭に注がれてる月光の中でシルエットが浮かび上がる。 人里のある方角から戻る時に、あの家で、まず目に入るのは広い庭だ。 さっきのアクシデントで夜目が利くようになった松山は、まだ距離が開いてるが庭に誰かの姿を認めた。 こんな時間に……? 不審に思い、さらに目を凝らして誰なのかを知ろうとする。 松山「(誰だろうかこんな時間に……?)」
[950]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/26(月) 21:18:52 ID:??? 先着で 夜の来客さん達 → !card と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。 ダイヤ・ハート→ 庭に居たのは紫と萃香だった。(*10以上で……) スペード→ 萃香がそこにいた。松山に用が……? クラブ→ やだなあ泥棒に決まってるじゃないですか! JOKER→ とんでもない神様に決まってるじゃないですか!
[951]キャプテン井沢 ◆Uh398zNy5g :2009/10/26(月) 21:19:22 ID:??? 夜の来客さん達 → ダイヤ2
[952]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/26(月) 22:15:05 ID:??? 夜の来客さん達 → ダイヤ2 ダイヤ・ハート→ 庭に居たのは紫と萃香だった。 庭にいるのはどうやら二人組……もし泥棒だったら大変と、松山は先ずはシャンハイに目配せをして…… 荒事になった場合に備えて、ガントレットを装着しておく。 こちらが先に気付いたという保証はないが、忍び足でゆっくり近づくと……いつの間にか、片方の姿が消えている? 松山「あ、あれ、おかしいなさっきまでは……」 紫「二人組だったわよね」 松山「そうなんです。変だな……紫さんも気をつけ……」 ガバッ!と、独楽の回転速度に迫る勢いで、松山は背後の声の主に振り返った。 そこには、いかにも楽しいものを見つけたと言いたげなにこにこ顔で、はぁい、なんてのたまう御婦人様が佇んでた。 酸欠した魚みたいに、言葉が出せず口を動かす松山に、今度は庭の方から掛け声と共に誰かが走ってくる。 萃香「おお〜い紫急にどうした……あっ、帰ってきたんだね!」
[953]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/26(月) 22:16:24 ID:??? 紫に続いて夜の一幕に登場したのは萃香だった。 いつもなら、遠くからでも彼女と判る程、濃い酒気を帯びてる萃香だが、今日に限っては何故か薄い。 萃香「おかえりさん。広い家でよかったねえ。この庭だって月見酒には最適じゃないか!」 紫「それはいいことだけれど、内装が殺風景すぎるわ。松山君もインテリアに気を配ってほしいわね」 萃香「紫だって家じゃ寝てばっかりじゃん。飾りつけじゃ紫より式の方が強いんじゃない?」 繰り広げられる軽口の叩きあいを耳にして、松山も現状に認識が追いついた。 自分に用があるのかもしれないが、妖怪と違って、人間はもう休息をとる時間だ。 まして……今夜ばかりは新居で安穏に休みたい。松山は二人に、速やかに引き取り願うことに決めた。 松山「俺に何か用なんですか? もしそうならすみませんが、今日は遅いから明日にしてもらえません?」 萃香「え……いやちょっと待……話を」 紫「あら……それじゃ帰るわ。お休み〜」 拍子抜けする位に、言う通りに帰ろうとする紫。それを萃香が大慌てで止めた。 ぱかっと空間に広げた隙間に身を躍らせようとした紫の左腕をわっしと捕まえて、がなりたてる。 萃香「ちょい待ちなって紫! ちゃんと最後まで手伝うって自分の発言もう忘れたかい!?」 紫「だってぇ。萃香におねだりした肝心の松山君が私に帰れって言うんだもの〜」 紫は、蠱惑的な甘える声を出して……「ねぇ?」 と松山に確認を取ってくる。 ここで何か言えば、また術中に嵌って色々被らされる気がして、松山が答えず黙秘していると…… 痺れを切らした萃香が、どたどたと松山に詰め寄って、性急に用件と……行動の選択を要求してきた。 萃香「だーもうっ! 光! これから私は紫と一緒に、吸血鬼に先んじて紅魔館の外来人を捕まえに行くんだよ!! 場所も掴んでる。光はどうする? 私達と一緒に来るか、任せて残るか今すぐ決めとくれ!!」 松山「……ちょ、今なんて、え、ええー!!?」
[954]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/26(月) 22:16:47 ID:??? どうしますか? A 一緒に行く B 一緒に行かない C その他 *先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
[955]森崎名無しさん:2009/10/26(月) 22:17:39 ID:b/yw2ICg C 何で捕まえに行くのか聞いてみる
[956]森崎名無しさん:2009/10/26(月) 22:20:00 ID:i7mTKQ0w B
[957]森崎名無しさん:2009/10/26(月) 22:20:24 ID:vedyN/Z+ B
[958]キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/10/26(月) 22:21:06 ID:YPxPmRnA B
[959]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/26(月) 23:06:53 ID:??? B 一緒に行かない 余程時間に余裕がないのか、一方的にぶつかった萃香の発言は、松山に判断の余地を与えなかった。 考える時間もない……つまり、ここで出した松山の答えは反射的かつ本音だった。 松山「い、行かない……俺は行かないよ」 急に押しかけられて、紅魔館の外来人……ポブルセンを捕まえにいくなんて言われても、そう答えるしかない。 松山を目の仇にしてる男だし、自分が言っても話をこじらせるだけという気持ちと…… それに増して、わざわざ会いに行く気持ちになれないというのがあった。 答えを聞いて、紫が話の食い違いを見た風に、萃香に質問する。 紫「……萃香、話が違うんじゃなくて?」 萃香「ん、そう? ま〜いいじゃん。それなら私らの好きに任せてもらえるってこったし」 萃香本人は、そっちの方がてっとり早いと気にしない様子で、紫の展開させてた隙間に飛び込む。 一方で紫は、一度スキマを閉ざしてから、松山に話しかけた。 紫「それじゃ、いいのね? 彼の処遇。私達の好きにしても」 松山が黙って頷くと、紫は何故かちょっと不満げな顔をした。そこで一羽の鳥が降りてきた。 その鳥は見てると、紫と意思の疎通ができるらしくて、紫は暫く報告を聞くようにして頷き返している。
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0ch BBS 2007-01-24