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【女難】ファイアーモリブレム11【僧難】
[271]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/03(火) 16:08:01 ID:??? 姫を助けにきたのは?→ ダイヤ5 >ダイヤ→マルス ガチャ… 兵士A「え?」 マルス「やあ」 一瞬の沈黙の後。マルスは素早く当て身で兵士Aを昏倒させると後ろ手に縛り動けなくさせる。 マルス「これでよしっと。ドンピシャだったな。後でドーガに感謝しておかないと」 マリア「え…?だ、だれ?もしかして…」 見張りの兵士たちの会話を小耳に挟んだときのことを思い出す。 このディール要塞に攻め込んできたアカネイア軍の総大将マルス王子のことを。 姉ミネルバと密かに通じ、囚われの身である自分を救出しにきてくれているのだと。 マリア「あっ、あなたがマルス様ね!(へぇー…ステキな人なんだ)」 マルス「君がマリア王女だね。マケドニアの使者カチュアから全て聞かせてもらっている。…助けにきたよ」 爽やかな王子スマイル。星が瞬くような笑顔の前に思わずうっとりと顔を緩ませるマリア姫。 マリア「(わぁー…はにかんだ顔もステキ…)た、助けてくれてありがとう わたしが助かったことを姉に伝えてください。きっと喜んでくれるから」
[272]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/03(火) 16:09:58 ID:??? マルス「ああ。これでミネルバ王女も苦しむことは無い。もう僕たちが戦う必要なんてなくなったんだ」 マリア「はい!あ、それと…これからはわたしもマルス様の力になります!おそばにおいてくださいね!いいでしょ!」 元気一杯にマルスの腰にだきっ!と腕を回すマリア。慣れない行動を前に流石のマルスも困惑する。 マルス「え?あ、う、うん…(とりあえずミネルバ王女に会わせないと。全てはそれからだ。それと…)」 シーダや他のみんなががこの場にいなくて少しホッとしたな。 そんなことを考えながらマルスはマリア王女を引き連れて、仲間の下に合流する。 ※無事にマリアを救出しました! ※マリアが仲間になりました! ※マリア→(ステキな人)→マルスになりました! ※これにより、ミネルバが仲間に加わってくれるようになりました!
[273]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/03(火) 16:11:26 ID:??? 〜森崎隊〜 ディール要塞でマリア王女がマルスの手によって救出された頃。 森崎たちは北の砦の近くの小丘で待機していた。 疲労していたゴードンやカシム、リフの体力もすっかり全快し、これからどうしようかと相談しようとしたそのときである。 ザザザッ!ズンズンズン… カシム「!? も、森崎君!誰かの足音が!」 森崎「ああ。俺にも聞こえたぜ。それにこれは…」 ゴードン「明らかに重騎士の鎧の音ですね。オグマさんのものでは無い…」 リフ「そ、それに随分大人数のようじゃな…い、一体何事じゃ!?」 森崎「敵が攻めてきたに決まっているだろう!指示を出す。みんなよく聞きやがれ!」 ================================== ☆どうしますか? A全員戦闘配置につけ!(全員で迎え撃ちます。先制できる確率は半々です) Bまずは俺が様子を見てくる!(単身で攻め込みます。確実に先制できます) Cここは一旦退いて砦で奴らを待ちうけよう!(一時撤退して北の砦へと後退します) D全員息を殺せ。奴らが通り過ぎるまで身を隠せ(物陰に隠れジューコフたちをやり過ごします) Eこういうときは死んだふりだ!(死んだふりをしてジューコフたちをやり過ごします) 2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
[274]森崎名無しさん:2009/11/03(火) 16:14:54 ID:H7miTZ1Q D
[275]森崎名無しさん:2009/11/03(火) 16:52:41 ID:VNqcfrj+ D
[276]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/03(火) 17:50:46 ID:??? >D全員息を殺せ。奴らが通り過ぎるまで身を隠せ(物陰に隠れジューコフたちをやり過ごします) 森崎「(俺の実力ならあいつらに遅れを取ることは無いだろうが…問題はカシムたちだ。 オグマがいない今、俺一人でこいつら全員を守りきれるかどうか微妙だ。ここは…)」 森崎はこのまま無策で戦うことは不利と判断し、仲間たちに身を隠すよう指示を出す。 カシム「たしかに、直接攻撃ができるのが森崎君だけじゃ辛いよね。僕は賛成だよ」 ゴードン「そういえばオグマさんはどうしたんだろうか。もう敵の砦を落としている頃かなぁ」 リフ「まぁ、あの男ならそんな簡単にやられたりはしないじゃろう。なんせワーレンの闘技大会で 森崎をあっさりと打ち崩すほどの実力の持ち主じゃからのう。ほっほっほ」 森崎「(無視無視…っと)幸いここは草が生い茂っているから身を隠すには丁度いい。見つからないようにな」 全員「「「(小声で)おう!!!」」」 ザッザッザッザ…ズンズンズン… 森崎たちは生い茂る叢の中や岩陰に身を隠し、ジューコフたちが通り過ぎるのを静かに待つ。 勇者「ジューコフ様、もうまもなく北の砦に到着です」 ジューコフ「うむ。敵の奇襲もあるかもしれん。警戒を怠るなよ」 傭兵A「へへ…腕が鳴りやがるぜ。早く反乱軍どもをばっさばっさと切り倒してやりてぇなぁ」 傭兵B「俺もジューコフ将軍みたいに敵武将を討ち取ってやるんだ!」 ジューコフ「ふふ。あの十字傷の傭兵はなかなかの実力だった。危うく首を跳ね飛ばされるところだったよ」
[277]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/03(火) 17:53:51 ID:??? 勇者「なんと…!俺も同じ傭兵として手合わせしてみたかったなぁ。そのオグマとか言う男」 ジューコフ「やめておけ。あの男は『大陸一の剣闘士』と呼ばれるほどの使い手だった。 私でなければあの男を討ち取ることなどできなかったであろうよ。はっはっは…」 森崎「(!? な…なにィ!?)」 ジューコフたちの会話を聞き、森崎は自分の耳を疑った。すぐ側で身を隠していたカシムも驚きで目を見開き森崎の方をを向く。 カシム「(も、森崎君…ま、まさかオグマさんは…あ、あいつらに…)」 震えながら、今にも泣き出しそうな声で森崎に言い寄るカシム。それに対して森崎は… =============================== ☆どうしますか? A「あ、あいつら…許せん!オグマの仇!」(怒りに任せて奇襲をかける) B「落ち着けカシム。あいつらの言うことなんてでたらめさ」(カシムをなだめる) C「そ、そんな馬鹿な…あのオグマが…まさか、そんな…」(呆然と嘆き悲しむ) D「ふん…オグマごときを倒しただけで調子に乗ってんじゃねぇ」(ジューコフたちを挑発する) E「…………」(無言で静かにするようにカシムを諌める) 2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
[278]森崎名無しさん:2009/11/03(火) 17:59:13 ID:H7miTZ1Q C
[279]森崎名無しさん:2009/11/03(火) 18:05:30 ID:6VdAmB7g E
[280]森崎名無しさん:2009/11/03(火) 18:39:41 ID:VNqcfrj+ C
[281]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/04(水) 10:22:44 ID:??? >C「そ、そんな馬鹿な…あのオグマが…まさか、そんな…」(呆然と嘆き悲しむ) 森崎は胸が張り裂けそうだった。声を大にして泣き叫んだくなってしまいそうだった。 オグマとはもう短い付き合いの間柄では無い。戦闘でもサッカーでもプライベートでも 気心の知れる仲間として一緒に戦ってきた『相棒』と言っても良い存在だった。 オグマのために、高価な贈り物をしたこともある。 オグマのために、勝負を諦めなかったこともある。 オグマのために、トラウマを克服しようとした。 オグマのために…自分は単独行動を許した。だがその結果は最悪なものとなって森崎の下へ帰ってきた。 森崎「嘘だ…し、信じられるか…オグマが…あのオグマがあんな奴らに…やられるわけ………っ!!」 まただ。ハーディンのときもロジャーのときも。俺は無力だ。誰も守ることはできないのか。 涙がこぼれそうになるのを我慢するのが精一杯だった。大声で泣けば少しは気も晴れるだろうか。 だが、今それをしてしまっては今度はカシムたちも危険な目にあわせてしまうことになる。 森崎はただ、呆然と嘆き悲しむことしかできなかった。 それを側で見ていたカシムもまた、そんな森崎にどう言葉をかけていいものかと悩むことしかできなかった。 カシム「(森崎君…辛いよね。悲しいよね。でも、こんな状況じゃ泣くことすら許してもらえない…)」 森崎のために自分には何ができるだろうか?命の恩人が、一番大事な親友が目の前で心の悲鳴をあげているのだ。 もしも自分が森崎のように強ければ、今すぐ敵軍の前に踊りでであっという間になぎ倒し 森崎が安心して泣いても良い場所を作ることくらいはできるのに。 カシム「僕が…もっと、もっと強ければ…オグマさんのようにもっと強ければ…もっと森崎君の助けになる力があれば!!」 カッ! そのとき。カシムは自分の中で、何かが目覚めたような気がした。
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0ch BBS 2007-01-24