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【カジキを】キャプテンアモロ17【釣るモノたち】
[905]森崎名無しさん:2009/11/25(水) 21:33:24 ID:??? 代打は誰?→ クラブ4
[906]森崎名無しさん:2009/11/25(水) 23:41:14 ID:??? 乙ですー
[907]キャプアモの中の人 ◆pH6x5rv1ig :2009/11/26(木) 19:38:35 ID:54TMmu2M > 代打は誰?→ クラブ4 > クラブ→ 牛 アモロ「デーモン出番だ! 準備はできているな!」 デーモン「いやそれが、腰痛でのう」 アモロ「ならばBMだ! 準備はできてますよね?」 デーモン「すみません、内転筋を痛めておりまして」 アモロ「ぬぬ…… よし、ゴキボール! 準備は」 娘々「さっきお腹が痛いってトイレに行きましたよー」 アモロ「…………」 BMG「はい! 準備万端です!」 アモロ「別に呼んでないぞ」 BMG「じゃあ審判さんに交代告げて、そのまま打って来ますねー」 アモロ「こら、人の話を聞け!」 声を荒げるアモロを無視し、BMGは勝手に審判に代打を告げる。 そして右打席に入ったBMGは、バットの先でレフトスタンドを指し示した。 BMG「さあ来なさい! あなたの投げたボールが行き着く先はあそこです!」 実況「な、なんとこれはホームラン予告だァ! 大胆なパフォーマンスに観客席は大いに盛り上がっています!」
[908]キャプアモの中の人 ◆pH6x5rv1ig :2009/11/26(木) 19:40:03 ID:54TMmu2M カズマサ「(……これはまた酷いバカが出てきたな。 でも滅多打ち喰らったあとの那巳川だと…… あ、やっぱり)」 普通ならば失笑を買いそうなパフォーマンスであったが、 前の回に場外ホームランを皮切りに6失点を喫した那巳川に笑う余裕などあるはずもなかった。 カズマサ「那巳川、そんな顔すんなって言ってるだろ!」 那巳川「あ、ああ…… わかってはいるんだが……」 カズマサ「大丈夫、前の回のようなことはもうないはずだ。実力が拮抗した相手なら、 大量得点した次の回には得てしてあっさりと攻撃が終わるもんなんだ。 不思議だがそれが野球ってもんなんだ」 那巳川「んなこと言われてもなあ」 カズマサ「いいか、この回も外角スライダーだけを投げ続けるんだ。 確率的に言ってあの球が最も打たれにくいのは間違いないんだ。 それともう一つ。俺が指を1本立てたら1秒、3本立てたら3秒というように、 1球ごとに間を変えて投げてくれ」 那巳川「ああ、千船中戦でやったアレか」 以前、やはり同じように滅多打ちにあった試合で、 那巳川とカズマサは1球ごとに投球感覚を変えるというかわし手を使ったことがあった。 その時はそれが上手く行き、その後を見事に無失点で切り抜けたのだ。 カズマサ「そういうこと。5本指を立てた後に一旦握りなおして、 そんで2本指を立てたら7秒にするってのも同じだ。ちゃんと憶えてるよな?」 那巳川「ああ。2回握りなおしたら10秒、3回握りなおしたら15秒だろ?」
[909]キャプアモの中の人 ◆pH6x5rv1ig :2009/11/26(木) 19:41:28 ID:54TMmu2M カズマサ「よしよし。そんじゃ頼むぜ」 那巳川の胸をトンと叩くと、カズマサは戻っていく。 その背中を見ていた那巳川は、不思議と気持ちが落ち着いていくのを感じていた。 那巳川「(なんでだろうな。カズマサの言葉を聞いていると あの打線もなんとか抑えられる気がしてくる)」 これがカリスマというものだろうか。 そう考えながら、那巳川はサインを覗き込んだ。 カズマサ「(はい、これよ)」 那巳川「(11秒? いきなり長いな)」 那巳川はセットポジションに入ると、秒数を数え始める。 そしてじらされたBMGがイライラし始めた瞬間…… 数え終えた那巳川は、小さなモーションから素早くボールを投じた。 BMG「あっ!」 スパン 審判「ットライーク!」 実況「外角スライダーが決まってワンストライク! 読みが外れたかBMGくん、呆然とした表情で見送りました」 BMG「うう、ずるいです…… ちょっと気を抜いたときに投げるなんて……」
[910]キャプアモの中の人 ◆pH6x5rv1ig :2009/11/26(木) 19:42:04 ID:54TMmu2M カズマサ「(よし、次はこう)」 那巳川「(0秒? へいへい、従いますよ)」 ザッ ビシュッ! BMG「え、もう投げた? わわッ!」 ガキィ! 審判「打球は一塁側のアルプススタンドへ! BMGくん、あっという間に追い込まれました!」 カズマサ「(なんとかタイミングを外せてるみたいだな。最後は……)」 那巳川「(じゅ、19秒? ランナーいないからってやりたい放題だな)」 再び長い間を要求され、那巳川はセットポジションのまま動かない。 息がつまりそうな緊張感がバッターボックスとマウンドの間で発生する中、 アモロもまたピリピリとした様子で戦局を見つめていた。 アモロ「出ろよ牛…… 出たら俺が返してやる! 出なかったら生き埋めだ!」
[911]キャプアモの中の人 ◆pH6x5rv1ig :2009/11/26(木) 19:43:04 ID:54TMmu2M 先着で 牛の集中力→ !card 那巳川のコントロール→ !card と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値差で分岐します。 牛−那巳川が 6≧→ 奇蹟の予告ホームラン達成! 那巳川をノックアウト! 5〜1→ 牛が出塁。ミミズが送ってアモロが打席に。 ≦0→ 牛、ファーストフライ、ミミズも倒れ、アモロが打席に…… *牛の出目が4・9・Qの場合、「集中力の欠如(-3)」が発動します
[912]森崎名無しさん:2009/11/26(木) 19:45:44 ID:??? 牛の集中力→ ハート9
[913]森崎名無しさん:2009/11/26(木) 19:46:09 ID:??? 牛の集中力→ ハート9
[914]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/11/26(木) 19:47:57 ID:??? 那巳川のコントロール→ クラブ3 元キャッチャーだったんだよね
[915]森崎名無しさん:2009/11/26(木) 19:48:04 ID:??? 那巳川のコントロール→ スペード10 これはもう搾乳ですね
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0ch BBS 2007-01-24