※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【カジキを】キャプテンアモロ17【釣るモノたち】
[908]キャプアモの中の人 ◆pH6x5rv1ig :2009/11/26(木) 19:40:03 ID:54TMmu2M カズマサ「(……これはまた酷いバカが出てきたな。 でも滅多打ち喰らったあとの那巳川だと…… あ、やっぱり)」 普通ならば失笑を買いそうなパフォーマンスであったが、 前の回に場外ホームランを皮切りに6失点を喫した那巳川に笑う余裕などあるはずもなかった。 カズマサ「那巳川、そんな顔すんなって言ってるだろ!」 那巳川「あ、ああ…… わかってはいるんだが……」 カズマサ「大丈夫、前の回のようなことはもうないはずだ。実力が拮抗した相手なら、 大量得点した次の回には得てしてあっさりと攻撃が終わるもんなんだ。 不思議だがそれが野球ってもんなんだ」 那巳川「んなこと言われてもなあ」 カズマサ「いいか、この回も外角スライダーだけを投げ続けるんだ。 確率的に言ってあの球が最も打たれにくいのは間違いないんだ。 それともう一つ。俺が指を1本立てたら1秒、3本立てたら3秒というように、 1球ごとに間を変えて投げてくれ」 那巳川「ああ、千船中戦でやったアレか」 以前、やはり同じように滅多打ちにあった試合で、 那巳川とカズマサは1球ごとに投球感覚を変えるというかわし手を使ったことがあった。 その時はそれが上手く行き、その後を見事に無失点で切り抜けたのだ。 カズマサ「そういうこと。5本指を立てた後に一旦握りなおして、 そんで2本指を立てたら7秒にするってのも同じだ。ちゃんと憶えてるよな?」 那巳川「ああ。2回握りなおしたら10秒、3回握りなおしたら15秒だろ?」
[909]キャプアモの中の人 ◆pH6x5rv1ig :2009/11/26(木) 19:41:28 ID:54TMmu2M カズマサ「よしよし。そんじゃ頼むぜ」 那巳川の胸をトンと叩くと、カズマサは戻っていく。 その背中を見ていた那巳川は、不思議と気持ちが落ち着いていくのを感じていた。 那巳川「(なんでだろうな。カズマサの言葉を聞いていると あの打線もなんとか抑えられる気がしてくる)」 これがカリスマというものだろうか。 そう考えながら、那巳川はサインを覗き込んだ。 カズマサ「(はい、これよ)」 那巳川「(11秒? いきなり長いな)」 那巳川はセットポジションに入ると、秒数を数え始める。 そしてじらされたBMGがイライラし始めた瞬間…… 数え終えた那巳川は、小さなモーションから素早くボールを投じた。 BMG「あっ!」 スパン 審判「ットライーク!」 実況「外角スライダーが決まってワンストライク! 読みが外れたかBMGくん、呆然とした表情で見送りました」 BMG「うう、ずるいです…… ちょっと気を抜いたときに投げるなんて……」
[910]キャプアモの中の人 ◆pH6x5rv1ig :2009/11/26(木) 19:42:04 ID:54TMmu2M カズマサ「(よし、次はこう)」 那巳川「(0秒? へいへい、従いますよ)」 ザッ ビシュッ! BMG「え、もう投げた? わわッ!」 ガキィ! 審判「打球は一塁側のアルプススタンドへ! BMGくん、あっという間に追い込まれました!」 カズマサ「(なんとかタイミングを外せてるみたいだな。最後は……)」 那巳川「(じゅ、19秒? ランナーいないからってやりたい放題だな)」 再び長い間を要求され、那巳川はセットポジションのまま動かない。 息がつまりそうな緊張感がバッターボックスとマウンドの間で発生する中、 アモロもまたピリピリとした様子で戦局を見つめていた。 アモロ「出ろよ牛…… 出たら俺が返してやる! 出なかったら生き埋めだ!」
[911]キャプアモの中の人 ◆pH6x5rv1ig :2009/11/26(木) 19:43:04 ID:54TMmu2M 先着で 牛の集中力→ !card 那巳川のコントロール→ !card と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値差で分岐します。 牛−那巳川が 6≧→ 奇蹟の予告ホームラン達成! 那巳川をノックアウト! 5〜1→ 牛が出塁。ミミズが送ってアモロが打席に。 ≦0→ 牛、ファーストフライ、ミミズも倒れ、アモロが打席に…… *牛の出目が4・9・Qの場合、「集中力の欠如(-3)」が発動します
[912]森崎名無しさん:2009/11/26(木) 19:45:44 ID:??? 牛の集中力→ ハート9
[913]森崎名無しさん:2009/11/26(木) 19:46:09 ID:??? 牛の集中力→ ハート9
[914]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/11/26(木) 19:47:57 ID:??? 那巳川のコントロール→ クラブ3 元キャッチャーだったんだよね
[915]森崎名無しさん:2009/11/26(木) 19:48:04 ID:??? 那巳川のコントロール→ スペード10 これはもう搾乳ですね
[916]キャプアモの中の人 ◆pH6x5rv1ig :2009/11/26(木) 21:03:48 ID:54TMmu2M >>914 はい。キャッチャー上がりの強肩を買われて投手に転向しました。 >>915 だが残念、現実はクラブの3である では再開します > 牛の集中力→ ハート9+(集中力の欠如-3) = 6 > 那巳川のコントロール→ クラブ3 > 5〜1→ 牛が出塁。ミミズが送ってアモロが打席に。 那巳川「(11、12、13、14)」 BMG「ま……だ……ですか!」 イライラ 集中力に大変難のあるBMGは、那巳川の長い投球間隔に耐え切れずにソワソワし始める。 そしてタイムを取ろうと審判の方に手を上げかけた瞬間、 なんともタイミングの悪いことに那巳川が足を上げた。 BMG「あ、ちょ、ちょっと待ってください!」 那巳川「知るか!」 ビシュッ! BMG「こ……の……!」 ボコッ!
[917]キャプアモの中の人 ◆pH6x5rv1ig :2009/11/26(木) 21:04:45 ID:54TMmu2M 実況「あーっと、予告とは正反対の方向に打球はとんだ! ファースト正面、どん詰まり〜〜!」 BMG「あくくく…… 裏をかいて上手く流し打ちしたのに正面ですか!」 アモロ「ふざけたこと言ってないでさっさと走れ、ダメ牛が!」 本町「(なんかあっちは荒れてるなあ)」 変なチームもあるものだと内心で思いつつ、本町はボールを捕りに行く。 しかしイージーすぎて気を抜いたのか、単に下手だったのか…… 本町はこの打球をファンブルしてしまう。 本町「あ!」 実況「おっと、本町くんファンブル! ボールがファールグラウンドに転がったのを見てBMGくんは一塁を蹴ったァ!」 BMG「えへへ、カット打法だったから不規則回転してたんです!」 破顔一笑、BMGは二塁ベースに滑り込んでガッツポーズを決める。 それを生暖かい目で見つつ、アモロはダンジョン・ワームに送りバントのサインを出す。 アモロ「(バチッと決めろよ、ダンジョンワーム)」 ミミズ「ゴミョ」 俄かに盛り上がるアモロスターズベンチ。 一方の狛駒中守備陣は、当然ながら浮き足立っていた。 本町「(ひーん、やっちゃったあ……)」 那巳川「(本町…… 今のは正直しっかりアウトにしてほしかったぞ……)」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24