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【綺麗な花には】幻想のポイズン16【毒がある】
[858]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/10/29(木) 17:59:57 ID:??? >L.三杉を呼ぶ(満足度高) ================================================================================ 佐野で駄目なら当然新田は論外。 来生は性格面で色々と問題があるし、中里はドリブルが得意とはいえDFである。 残った面子は松山、翼、森崎、そして日向といった面々だけだと考えるが……。 そこで反町は不意に、全日本Jrユースのコーチを兼任して合宿に参加をしていた実力者を思い出す。 反町(……そうだ、三杉がいたな) 心臓病というハンディキャップを背負っているものの、サッカーのずば抜けたセンスを持つ男。 性格面でも、少なくとも翼や日向、森崎よりは格段にいい。 そういう面で言えば松山も候補とは思えたが、どちらかというと熱血タイプな松山と理知的な三杉。 パチュリーの性格に合いそうなのはやはり後者だと判断し、反町はパチュリーに説明をする。 反町「外の世界に、心臓病を患っているものの卓抜したサッカーセンスを持ってる奴がいます。 試合をフルタイム戦う事は出来ないでしょうけど……佐野よりは格段に実力が上です。 そいつを呼びましょう」 パチュリー「フルタイム出場は無理……か。 ……まあ、いいわ。 多少のバッドステータスは想定内……実力があるなら、文句は無いわ。 その彼を呼びましょう」 反町の言葉に納得をしたのか、パチュリーはもうこれ以上動くのは嫌だとばかりに椅子に座ったまま。 これで通算三度目となる魔法陣を作り出し、詠唱を始める。 なんだかもう見慣れ過ぎて新鮮味が薄れてきたなと溢れる光に目を瞑りながら反町が思っていたその瞬間。 これもまた見るのに飽き飽きするほどに見た煙が周囲を包み込み。 その中からは反町が希望をした全日本を代表する天才選手――三杉淳が現れたのだった。
[859]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/10/29(木) 18:00:12 ID:??? 三杉「……ここは?」 反町「よ、よう三杉!」 三杉「……反町? ……一体これはどういう事なんだ? 僕は確か全日本の宿舎にいた筈だ。 君もだろう?」 反町「えっと……いいか、落ち着いて聞いてくれ」 表面上は落ち着いているようだが、内心は困惑しているであろう三杉。 そんな三杉に反町は一字一句、下手な事は言わないように丁寧に説明をしていく。 やはり三杉は魔法や妖怪という言葉を聞いて反町に懐疑的な目線を送ったが……。 丁度その時、紅魔館の上空をルーミアが飛行していたのを見て、呆然としながら納得してくれた。 三杉「幻想郷……という世界の事はわかったよ。 ……聞いている話だと反町はこの世界に来てかなり時間が経っているみたいだけど。 一体どれ程の時間を過ごしたんだい?」 反町「一ヶ月と……ちょっと、ってくらいかな。 その間に、チームを作って色々活動をしてる」 三杉「ふむ……すると、僕を呼び出したのはそのチームに入って欲しいからかな?」 パチュリー「いいえ、それを希望したのはこっちよ……因みに、呼び出したのも私ね」 そこまで反町と三杉の話を聞いていたパチュリーが割り込みを入れ、三杉は成る程と一つ頷く。 三杉「つまり、君たちのチームに手を貸すのが僕が呼ばれた条件……という訳だね。 話はわかったけど……おいそれと了承する訳にはいかないな。 反町がここに一ヶ月以上残っている以上、恐らくはここにはそれだけ残るメリット、或いは強制的に帰れない理由があるんだろう。 だけど、だからといって知らない場所に住み込んで助っ人を引き受ける理由もこちらにはない」 反町(まあ、当然だよなぁ……) 佐野はともかくとして、三杉はコーチとしても選手としても全日本Jrユースに必要な存在だ。 もしかしたらここに残れば時間が止まっているのかもしれないと薄々ながら聡明な三杉はわかっているものの……。 かといって、得体の知れない世界に反町と同じように何ヶ月も滞在する訳にはいかない。 断るでもなく、しかし助っ人を引き受けるでもなく少し考えさせてくれという三杉。 そんな三杉にパチュリーはその三杉の揺れる心を更に揺さぶる一言を告げる。
[860]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/10/29(木) 18:00:24 ID:??? 先着1名様で、 スーパーサブの品格→!card !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 マークによって下記の表に従い分岐します。 JOKER→「……拒否権があると思って?」 ゲェー、咲夜さんがいつの間にかナイフを持って三杉の首に突きつけてる! ダイヤ・ハート→「この世界に残れば、あなたの心臓病も治るかもしれないわよ?」 スペード・クラブ→「スーパーサブとしての戦い方、教えてあげるわ」
[861]森崎名無しさん:2009/10/29(木) 18:01:28 ID:??? スーパーサブの品格→ ハート4 ダイヤかハート!
[862]森崎名無しさん:2009/10/29(木) 18:01:57 ID:??? よし!三杉治るかも!
[863]森崎名無しさん:2009/10/29(木) 18:08:01 ID:??? 拒否されそうだから脅すって咲夜… JOKERっていうよりクラブAにしか見えないんだけど
[864]森崎名無しさん:2009/10/29(木) 18:15:09 ID:??? >>863 きっとそれでこっち側についてくれるんだよ きっと。
[865]森崎名無しさん:2009/10/29(木) 18:16:34 ID:??? >>854 佐野を育ててもらって 成長した彼の活躍がみたかったからだが 投票に間に合わなかったんだよ……orz
[866]森崎名無しさん:2009/10/29(木) 18:17:03 ID:??? でもJOKERだとこっちにつくかもしれんけど、病気は治らんしな… これで良かったと自分は思うよ
[867]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/10/29(木) 18:28:19 ID:??? >スーパーサブの品格→ ハート4 =「この世界に残れば、あなたの心臓病も治るかもしれないわよ?」 =========================================================================================== 三杉「なっ……!? 馬鹿な……そんなに簡単に治るのなら、誰も苦労はしない!」 パチュリーの言葉に、珍しく激昂をする三杉。 しかし、それを華麗に受け流しながらパチュリーは更に続ける。 パチュリー「私もそれなりに医学の知識は持つ者……。 まだ明確には言えないけど、体を調べさせてくれれば治せるかもしれないわ。 加えて、この幻想郷にはあらゆる薬を作り出すという薬師がいる。 ……私達に手を貸してくれれば、その心臓病を治してあげる事も出来るかもしれないわ」 三杉「…………」 反町「直接は面識無いけど、噂には聞いてるよ。 多分、確かだと思う」 目で本当かと問いかけてくる三杉に対し、頷いて肯定をする反町。 あらゆる薬を作り出す薬師――永遠亭の天才・八意永琳。 対面をした事こそ無いものの、サッカーの実力、そして医者としての実力の噂は反町も耳にしている。 その反町の反応を見て三杉はじっと目を閉じて何かを考えている様子だったが……。 やがて決心をしたのか、一つ頷いてからその口を開いた。 三杉「……わかったよ。 確かに、その条件は僕にとっては格好の餌だ。 ただ、僕としてもあまり悠長に待ってる暇は無い……。 向こうでも、時間をかけて治療は出来るんだ」 パチュリー「完治できるかどうかはわからないけど、でしょう? ……まあ、任せなさい。 ……2週間。 2週間くれれば、心臓病を治す手立てを調べてあげる。 いざとなればその薬師にも、コンタクトを取ってあげるわ」 三杉「思っていたよりも早いね」 パチュリー「勿論、あなたがそれ相応の働きをしてくれる事を前提としているけどね。 ……早速実力を見たいのだけど、いいかしら?」
[868]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/10/29(木) 18:28:41 ID:??? パチュリーの問いかけに頷くと、三杉は咲夜と連れ立って練習場のフィールドに立つ。 佐野とは比較にもならない芸術的なドリブルは……しかし、咲夜に止められるものの。 それでもかなりの実力があるのは明らか。 続いてボールを奪った咲夜からボールを零し、そのまま拾うとボールを高く上げてボレーシュート。 華麗に、流れるような動きで放たれたボールは綺麗にゴールへと突き刺さる。 パチュリー「……かなりの逸材ね。 攻撃能力、それに守備力も問題は無い。 恐らくフィジカルは弱いでしょうけど……それも時間の問題ね」 反町「満足してもらえましたか?」 パチュリー「ちょっと厄介ごとを抱えたけど、文句は無いわ」 しばらくは心臓病を治す手立てを探すのに徹夜ね、と苦笑しつつ。 パチュリーは今度は咲夜に高い浮き球を貰った三杉のハイパーオーバーヘッドを見てしっかりと頷いた。 反町には及ばないシュート力だが、それでも十二分な威力を持っている。 シュートを打って地面に華麗に着地した後、そのまま少し苦しそうな顔をしつつゴールを見つめる三杉。 三杉(……この苦しみが解放されるなら、多少の危険な賭けには乗るさ。 ……それに、この僕のタックルを止めたこのメイドさんはかなりの実力者のようだ。 ここで治療・自己鍛錬をしていけばきっと元の世界に戻った時、大いに役に立つ) 咲夜「大丈夫?」 三杉「あ、ああ……ありがとう」 苦しげにする三杉に手を貸し、立ち上がらせる咲夜。 ほんの数分全力で走り、プレイをしただけで息が上がる三杉の体。 反町(……治るといいな。 強力なライバルになるかもしれないけど……。 ……って、物凄い事考えてるな、俺)
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0ch BBS 2007-01-24